締まり良き
どむオ君とは前日の同行で年内最後のはずだったけど、どうやら釣果が物足りなかったようで・・・用事前の朝のみ出艇するとのこと!
今日こそは根魚マンションで癒されよう!
クロソイ釣りたいな・・・
★2023paddling-⑥③★
☆12/30(土)
☆沿岸水温:12/28(木)14.3℃⇒以降発表無し
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.北の海岸
☆ウェアリング:ドライスーツ(インナー:ラッシュガード,裏起毛トレーナー,スウェットパンツ)
☆釣り竿
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・WONDER SHOT10-150(PRO MARINE)
まだ暗い海に着くと、いつもの駐車スペースに既に1台の車が。
オカッパリルアーマンが支度中だった。
この駐車スペースは2台までだから、どむオ君は離れた駐車場に向かった。
で、艤装準備してたら前回ヒラメを釣ってた方が現れて・・・
『Uさんの息子さんだったんですね?!』
どうやら父の知り合いだったようだ。
今日は早く着き過ぎたもので、明るくなるまで30分近く浜で待ち惚け。
オカッパリでもヒラメや青物が好釣なポイントだから、何もしないで待つのも勿体ないと思いバサロをキャスト(どむオ君はプラグをキャスト)してたけど何も。
辺りが明るくなると、浜には三脚を置いてカメラを構える人が数人・・・ここは初日の出の撮影でも人気のスポットだから、元旦に向けて予行演習でしょうか。
いよいよ出艇・・・漕ぎ出してすぐに、どむオ君はトローリングでワラサを。
幸先が良い。
僕はランディングを見届けずに目当ての根魚マンションまで、お先に。
ダイソージグ30gから始めた気がするけど、ラインが斜めを向くからTGベイト60g(ピンクグロー)にチェンジしたら、アイナメが!・・・ランディング直前に逃げられてしまった~!
その後も良さげな重みの魚をバラシ・・・
どむオ君が追い付いて、テンヤを始めた。
そして幸先良くアイナメを。
今日は、、、どむオ君の日か??
しかし僕もダイソージグ40gで、、、
アイナメ!これはリリースサイズ
その後は間が空いてからTGベイトで、、、
アイナメ36cm(メス)
それから、沈黙の時間・・・
岸寄りで時たま鳥が降りるのが気になる。
あの真下にはボイルがあるのだろうか?
どむオ君もワラサ釣ってることだし、青物が回ってる?
水柱が確認できたら迷わず急行するのだけど・・・
・・・バシャ!
いた~!
急行~!
しかし、すぐに静かになってしまう。
漕ぐ手を止めて、魚探を見たら根が映ってる。
ナブラ跡地なら根魚も活発になってるかも。
そう考えてTGベイトを落としたら・・・ドン!
ヒラメ~!57.5cm
そして更に、沖に鳥が舞う。
どむオ君と並んで急行!
だけど残念ながら捕まえられなかった。
とても移動の忙しい鳥山だった。
そして、どむオ君は用事のため沖上がりの時刻を迎えてしまった。
良いお年を・・・!
自分の方は根魚マンションに戻って、そろそろ潮止まり(11時半)の1時間前に当たる根魚時合の頃・・・
ドン!
アイナメ37cm(オス)
プロポーションも色合いも素晴らしいカッコいいオス・・・!
そして時合は読み通り。
そうでしょうそうでしょう、ここからでしょう、、、?
、、、?
時合ではなかったようで続かなかった(泣)
どうしよう。
このタイミングの時合を期待して粘ってたけど、時合が来ないなら終わろうか。
浮き納め&釣り納めとして締まりが悪い。
先ほどのアイナメを釣ったタイミングで終わってたら、とても締まりが良かったのだけど。
何か追加して終わりたい気もする・・・と踏ん切り付かずにいたら、再び沖で鳥が群がる!!
正直なところドライスーツの中に裏起毛トレーナーを着たのが失敗で、どむオ君との鳥山急行の時に汗が噴き出ていた。
服がビショビショとまではなってなかったから汗が冷えることもなかったのだけど、そこそこスタミナを使ってたようで、再び沖に漕ぐ元気はあるのか自分?
問いかける。
ショア方向の風だから戻りは心配ない。
それに、1年の締めくくりとして根性見せろ自分!
元旦に集まる従兄弟,弟家族のために刺盛を用意するんじゃなかったのか?!
最後にワラサを釣って彩り豊かにしたいんじゃなかったのか?!
これは神様が授けてくれたチャンスだ。
そう、年末の浮き納めで鳥山を追うことになるとは思ってなかった・・・と、どむオ君とも話してたじゃないか。
やりたくても、やりたい時に都合よく遭遇できないのが鳥山だ。
目の前に与えられたチャンスに、何を尻込みしてるのか!
急行~!
しかし、漕げども漕げども捕まえきれない。
次々と鳥が移動してしまったり、遠くで大きな鳥山が見えても漕ぎ寄る前に散ってしまう。
戻りを気にして岸からの距離・方向も考えながら追い続けた。
何度かボイルの水柱が目視できる程度の距離まで迫れたこともあったけど、キャスト圏内には到達できなかった。
悔しいけど、締まりが悪いと言っても、漕ぎ続ければ、やり切った達成感だけは得ることができる。
そう考えて、自分の心が納得するまで追い掛け続けた。
途中で休憩がてら立ち止まってジグを落としたりもした。
ブレードショーテル60gを落とした時に、ゲストが。
着底で軽くバックラッシュしてしまったから、ライン放出して直した。
そして回収のために巻き始めたら、何やら思い。
ジグに覆いかぶさっていたのは、、、
タコ!
キープして食べてみようかと思ったけど、ソフトクーラーに仕舞うにしてもタコ足の吸盤が強烈で手こずる。
そうこうしてるうちに再び鳥が騒ぎ出したから、急ぎリリースして急行!
しかし、これも捕まえきれず・・・やり切った。
浜へ帰ろう。
・・・
出艇地の目の前まで来て海岸線を一望する。
今年も満喫できた。
海に艇に魚たちに、感謝だ。
最後に悪あがきで、TGベイト(ピンクグロー)を落としてみよう。
水深は8,7,6m・・・アップダウンがある。
根の際に落としたら、ググっ
根掛かり、、、何と嫌な最後なのか。
2023年の最後は根掛かりロストで終わりなのか。
と、ラインテンションを緩めたら・・・ゴゴゴゴっ!
魚だ~!
再び根に潜られないようゴリ巻き!
そして・・・!
ゴジラ降臨!!
クロソイ46.5cm
感無量
最高の締まり方だ。
感動すら感じながら浜へ漕いだ。
着岸・・・まだストリンガーに繋がれて絶命してないクロソイを拾い上げて、バス持ちして波打ち際で砂を濯ぎ落とす。
沖を眺めて感謝の気持ち。
片付けをしてたら脇に車が停まり・・・
『U君どうだった!?』
誰だ・・・話してみたら、この方も父の知り合い(釣り仲間?犬の散歩仲間?)のようで、僕の車や艇も覚えてくれてたみたい。
恐らく僕自身も何度か会話したことがあるのだろう。
『父ちゃん最近は釣りしてないのか?ガク(犬)は元気?』
足を悪くしたガクと、休日はガクを構いながらコタツで酒を呑む父・・・新年はガクも父も、活動的に海に出て欲しいものだ。
海にはガクや父を覚えてくれている仲間が大勢いるようだから。
それにしても、清々しい〆だった。
★ルアー★
★獲物1匹ゴミ1個運動★
(※カヤックハゼの場合:小物10匹ゴミ1個運動)
2023総数:獲物234匹ゴミ234個&小物130匹ゴミ13個
★打率★
2023総数:3.92
※カヤックハゼの場合:1/10匹としてカウント
★肴★
帰宅したら・・・
隣の漁師さんから魚が届いてた!
小魚(ハナダイ,ムシガレイ,カナガシラ)は僕が担当するとして、アンコウ(5キロくらい)は父しかできない。
むしろ漁師さんも、ご近所に魚を配るにあたってアンコウの吊るし切りが出来る人・・・としてウチの父に託してくれたのだろう。
自分の魚も捌かなきゃだし忙しいのだけど、吊るし切り見入ってしまった。
亡くなった祖父(※釣りしない,捌けない,息子に肴を用意してもらって呑む専門)の思い出話を聞きながら。
冬になると父に金を渡し『アンコウ食いてえな。』と(捌く大変さも知らずに)言ってみたり、父が買って帰ると
『アンコウの刺身も食いてえな。』と言い出したり・・・と言ったことがあったらしい。
僕の子供の頃の記憶だとアンコウと言えば、その祖父の母である曾祖母(僕が二十歳になるまで生きてた!)が大好きで、曾祖母がスポンサーとなりアンコウを食べる機会が多かったように覚えてるけど、祖父のリクエストもあったとは知らなかった。
父のアンコウ解体ショーが終わってから、台所は母&妹が餅つきしてて使えなそうだから、引き続き屋外の流し台を僕が引き継いだ。
自分の魚は後回しとして、まず小魚を処理する。
日没との戦い・・・!
ちなみに鳥山を追い掛け回した熱量で体は火照っており、寒い夕方にも関わらず半袖のまま捌き続けてしまった。
カナガシラとハナダイの大き目1匹ずつを刺身にして、夕飯とした。
夕飯後に自分の魚を解体して、寝る前にブログを書き始めたけど・・・途中で眠気に襲われ書き切れなかった。
朝起きて仕上げて・・・更に今日中に総括記事を書きたいのだが、果たして間に合うだろうか。
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