2022年11月10日
絶品フィッシュバーガーのために
確か10/22(土)の夜中だったと思うのですが、家族が寝静まって真っ暗なところに帰宅して、風呂に入ろうと台所を通ると、、、!!
真っ暗な台所で妹が何やら作業をしていて驚いたのでした。
どうやらコストコでハンバーガーのバンズを大量購入して来たらしく冷凍にするためにラップに包んでいるところでした。
フィッシュバーガーが食べたくてバンズを買って来たのだと、、、それで白身魚を釣って来るように、とのこと。
知る人ぞ知る・・・釣って来た白身魚で作るフィッシュバーガーは、ファーストフードのそれに慣れた口で味わうと、かなり驚くくらい旨いのだ。
ハワイではマヒマヒバーガーが有名だから、ペンペンが釣れた時に試してみたことがあるけど、これも確かに旨い。
ところが常磐ものの白身魚となると、また格別な・・・♡
スズキ,ヒラメ,アイナメ・・・タラなんかも旨い。
が、10月末はご存じの通り白身魚には恵まれなかった。
そしたら昨日だか、妹から衝撃の言葉を聞かされた。
『いつ釣って来るの?お母さん待ちきれなくてバンズだけ食べてたからね。』
え・・・フィッシュ無しフィッシュバーガー??せめてキャベツくらい入れたのだろうか?
で、たまたま昨日のこと、隣の漁師さんからお裾分けを頂きました。
塩焼きサイズのハナダイと、煮魚には大きいか?てサイズのソゲを、それぞれ5匹ずつ。
母から処理をお願いされたので、どちらもウロコとハラワタを取っておいた。
ハナダイは塩焼きに、ソゲは丸々1匹もしくは半分に切るくらいで、煮魚で良さそう。
それで昨日の夕飯にはハナダイの塩焼きを頂いて、その食後・・・
母『このヒラメは、フライにはならないの?ハンバーガーいつ食べるの?』
僕『フライ用に切れなくはないけど、小さいから捌くの手間かな・・・』
母『明日フライ用の魚は釣って来るの?』
僕『わかった、、、明日フライ用の魚が釣れたら、それをフライ用に切っておくし、釣れなかったら、冷蔵庫のヒラメをフライ用に切っておきます。』
フラットダービーが直近の目標だし、とにかくヒラメを狙おう。
フライ用に切るなら大きいヒラメの方が楽だから。
出艇地は“EP.N”か“南の国”に行きたいけど・・・
風予報を見ると“北の海岸”に行くべきかも。
でも、北の海岸なら座布団が期待出来る上にアイナメいっぱい釣れそうだから、フィッシュバーガーが食べれる・・・
だけどポイントが局所的だから、長時間KFするには飽きるかな?
秋だからジギングの青物も楽しいだろうなぁ・・・
起きた時の予報で決断しよう。
★2022paddling-②⑤★
☆11/10(木)
☆沿岸水温:19.8℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
6時頃に出艇しました。
序盤はオフショア方向の風が強そう。
パドリングで沖に行くのではなく手前から釣りを開始して、風で流されて有望ポイントに流れ着けば良い。
オーシャンフラッシュTG60gブレードチューンを巻いていたら、水深は10mだったか15mだったか・・・地形変化が乏しいエリアで

ソゲ・・・これ冷蔵庫に5匹ほど眠っているサイズだ。リリース!
それにしても、ベイトが濃かったらサビキで釣って泳がせ釣りしたかったけど、時たま映る程度でまとまった反応が無い。
そのまま双子山ポイントに流され、通り過ぎ・・・
60gくらいで巻きの釣りを続けていたけど、風も吹いてるから底取りが難しくなってきた。
ここはシャクる釣りにしよう。
ロッドをフェザーライトからジギングロッドに持ち変えて、ナマラジグ150gを結ぶべく下を向いている間に・・・ピコピコピコ!
驚いて魚探を見ると、これ年一くらいでしか見られないんじゃないかってくらい真っ赤になってる!!
急ぎナマラジグを落とすと、、、ズキューン!!
・・・いくらか走るけど、トルク感は乏しい。イナダ級の感触かな?
簡単に浮いて来て、見えた魚体は、、、長い!
シイラ?でも、この体長でシイラだったら、もっとパワフルなはずじゃ?
いくらかドラグ出してから、もう一度浮いて来ると・・・SAWARA!!
初めて釣った~!
これまで同行者に頂いたことはあるから刺身の美味しさは知ってたけど、自分で釣ったのは初めて!
もしかするとサゴシは釣ったことあったかもしれないけど、記憶の限りでは初めてのはず・・・
ランディングでミスを犯しまして、、、ジグのフックがネットの外周付近に絡まった!
つまりサワラの頭をネット最深部に入れることが出来ない!
他の魚種なら体が折れ曲がって尻尾側が最深部に入ってくれるけど、ネットの枠ではサワラの半分に満たない?!
つまり折れて入ることもない!
どうにかこうにかランディングして、フィッシュグリップで掴んだら、ジグフックのアシストラインが切れて口内にフックが1本残った。
血抜きをしようとしてたら、、、サワラが暴れる!そしてフィッシュグリップが外れる!サワラ逃亡~!!
・・・もう刺身食べれる気になってたのに・・・
気を取り直して、サワラがいるならばと、最近流行りのブレードジギングをすべくグリッサンドにブレードショーテル60gを付けて、リールから煙が出るくらいの速度で巻くことを試したけど、続かない。
真っ赤ではなくなったけど、魚探に反応は映り続けている。
でもジグをローテしても何も食わない。
スライドアクターを、ヤケクソで珍しく2ピッチで上げてみた。
そしたら、、、来た~!!

その後は沖に浮いているフラッグが気になり・・・
お隣の南の国から出艇したカヤックだろうか?
平日だからピースさんかな?
あわよくば挨拶出来たら良いと思い、いくらか南寄りにポイントを転々とする。
さほど地形変化もないエリアで、メタラバにバイトが。
残念ながらバラシてしまった。
マダイかな?
そのうち南の国沖のお気に入りポイント(便宜上たったいま命名:メタラバポイント)に到着すると、やはりアタル!

これをリリースしてる時に、遠くから向かってくるカヤックに気付いた。
ピースさんではなさそうだ。
足漕ぎ?メビウスさん足漕ぎだっけ?
とか考えながら有望ポイントだから間髪入れず落とす。
そしてヒットする。
我ながら絶妙なフッキングしまして、恐らく向かって来てる方から見えていただろう。
カッコいいフッキングを見せられた。
と、調子に乗ったらバラしました。
たぶんマダイでした。
で、目の前まで来て『お久しぶりです!』とご挨拶して下さったのは、、、あの対馬遠征KFでヒラマサ150cm39.7kgの伝説を作った・・・ヒロさん!
今やサウスウインドのスタッフであらせられますが、帰省中とのことでした。
どうやら相変わらずトップウォーターヒラマサに挑んでいるようで、、、沖でバイト出たけど乗らなかったそうで、、、
他の釣りに気持ちが揺らいじゃうから、キャスティングヒラマサのタックル1本しか積んでいない、、、と!
そのまま岸よりの浅い根回りに漕ぎ去って行きました。
そのヒロさんの後姿が小さくなった頃に・・・バコバコバコ!!ボイル~!!
このメタラバポイントから東北東くらいの方角で、ヒラマサと思われるボイルが出ることが多い。
8月の取材の日もそうだった。
何の変哲もない地形なんだけど・・・
漕ぎ寄るとボイルは落ち着いてしまったけど、魚探には反応が映る。
スライドアクターを2ピッチで、、、!
先ほどと同じくらいの青物!
そして、このあたりで艇が流れる向きが変わった。
北に流されている。
このままだと双子山ポイントに流れ着く。
風に流されて南に来て、また風で北に戻れる。
省エネだ。
でも双子山ポイントで追加は叶わず。
徐々に出艇地方向に流されながら。
水深18mくらいだったか、地形変化も激しくないエリアで、、、

昨日も食べたサイズに比べたら一回り大きいけど、、、リリース!
そのまま徐々に出艇地方向に近付き、、、お次は

食べごろマダイ~!
青物2匹に加えて、3匹目のキープ
ここらで風が強まって来たため戻ることに。
出艇地の直前まで戻って、水深4~8mの浅い根の上で、、、アイナメいるかも?
と思いメタラバを巻いていたら、、、ド~ン!!
浅くて根があるから、、、ドラグ出されたら、、、成すすべなく根ズレでブレイクでした。
大鯛でしょうか。
これにて、おしまい。
帰宅してから『テトラの上から手を振ったけど気付いた?』と弟からLINEが。
駐車場所も違うから気付かなかった。
声掛けてくれたらイナダお裾分けしたのに。
ちなみに冷蔵庫のソゲをフライ用に切ったら、フィッシュバーガーには小さいとの理由で唐揚げにされた。
白身魚を釣って来る役目は、まだ終わらないらしい。
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

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