2021年03月30日
2021年・・・初漕ぎ!!
こんばんは!
3日も前のことですが・・・数か月ぶりに浮いて来ました~!!
その前に・・・!
今回の週末の計画は、日曜日にすずきんぐ&おこめと3人で、小名浜港の沖防に行く予定でした。
渡船代は¥2,500が安く感じるに十分なくらいな釣果が期待できる釣り場です。
僕が多忙だった期間に、ずっと心配してくれていた2人ですが、なかなか釣りに付き合うことができず申し訳ないと思っていました。
これからは月1程度のペースで3人での釣行を計画したいと、個人的には考えていて、夏場は僕のサブ艇(ニモ2+1)を持ち出してカヤックに誘うことが出来ますが、ドライスーツ等を持っていない2人ですから、夏場を除いてはカヤック以外の釣りになります。
それであれば船で良いと言うわけで、確か1月にはおこめと2人でホウボウジギングに、2月には3人でタチウオジギングに行きました。
父とライトジギング船で大漁のメバルを釣ったのも2月でした。
さて3月は・・・と計画していたところ、3月の地元のジギング船だと・・・平潟港とも丸だとヤリイカ、富岡港の長栄丸だと父と乗った時のようにメバルばかりの時期・・・そこで沖防はどうだろう?となりました。
沖防には、僕は中高生の頃には父に連れられて何度か行ったことがあり、穴釣りでのドンコや、投げ釣りでのアイナメでイイ想いをした記憶があります。
あの頃から15年以上が立ち・・・今の沖防は何が釣れるのだろう?
時期によりますが青物やシーバス、ヒラメや、昨年はタチウオが好釣だったり、過去には日本記録が出たこともあるカレイや、地域柄で漁業権が設定されていないために釣り放題の伊勢海老・・・等々の情報は知っていますが、カヤックでは出来ない釣りがしたい僕としては、穴釣りはどうなのだろう・・・?
その穴釣り情報が、ほぼほぼ無かったのです。
それならば偵察してみようというわけで、3/6(土)に単独で行ってみました。
まずは、渡船の利用方法も情報が乏しかったため、誰かの参考になればと考え載せておきます。
乗り場は“いわき・ら・ら・ミュウ”の前を通り過ぎた埠頭です。
渡船は出港して沖防の(番号や名前が付いている)各ポイントに乗客を降ろして、再び戻ってくるまでに30分強くらい?
1番船は4:00だったかと思いますが、その1番船に乗るためには夜中のうちに帳簿に記入して順番を取る必要があるようです。
1番船は諦め、2番船に乗るつもりで港に来てみたのが4時過ぎでした。
準備して、2番船からは帳簿システムではなく乗り場に並ぶようですが、予想に反して誰も並んでいないため、並ぶ位置がわからない!
車内に釣り道具が見え、明らかに沖防の釣り客と思われる若手2人組に尋ねると、快く教えてくれました。
このことから、時期毎で左右されるとも思いますが、4時過ぎに来れば2番船には乗れる!ようです。
4:30を過ぎたころだったか、1番船の乗客を降ろした渡船が戻って来ました。
まず道具は持たずに料金だけ持って、並んでいた順に船に乗ります。
操縦室にいる船長に料金を渡し、名前・電話番号・降りたいポイントを告げるシステムのようです。
僕『初めてでわからないので、お任せします!穴釣りはどこがいいですか?』
船長『そうだねぇ・・・それじゃ13番で降りて!帰りは?』
僕『何時がありますか?』
船長『今日は早いので11時で、最終が14時だね。』
僕『それじゃ11時でお願いします。』
ここまで済ませたら、船を降りて自分の道具を手にして待ちます。
すると船長のアナウンスで、呼ばれた順から乗り込みます。
降りるのが遅くなる奥のポイントの客から、先に呼ばれて船の奥に乗り込むためのようでした。
“13番”は出港してすぐ目の前のポイントのため、呼ばれたのは最後でした。
5分くらいで13番に降り、伊勢海老狙いの方が目の前に陣取ったので、僕はそこから右側に進んで準備を始めました。
序盤が好釣、中盤に沈黙の時間があり、波が強くオモリが落ち着かないと感じて周りを見渡すと、船を降りた地点から左側に進めば、更に沖側に堤防があるために波の当たり方が穏やかなことに気づき、左に移動・・・そして終盤のラッシュ・・・との展開でした。
結果は・・・ドンコ39匹!!
更に3/20(土)は・・・
“3番”に降りて歩いて“4番”まで往復して、良型メバル2匹とドンコ31匹でした!
ドンコの肝醤油が旨い・・・♡
と、2度のリサーチを経て、3人で約束している本番は“13番”に行こうと決めて迎えた週末・・・
約束の日曜は雨風ともに心配な予報!!
貴重な土日に釣りに行けないのは避けたいと思い、土曜も釣りに行こうと思い立ちました。
予報を確認すると・・・浮ける・・・!!
★2021paddling-①★
☆3/27(土)
☆沿岸水温:10.5~11.5℃ ※実測値
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
グレート鱒レンジャー改CT50ダークナイト
エントリーポイントはEP.NかN海岸もしくはEP.SMかと考えましたが、早朝のみのEP.Nが最も風が穏やかな予報でした。
この時期のEP.Nは何が釣れるだろう・・・数か月ぶりとあってイメージが湧きづらい。
海水温は・・・福島県HPの発表で、至近だと11℃前後が多い。
が、数年前と比べると海水温の傾向に変化がある。
この福島県HPで発表している海水温の値が、以前よりもムラがあるのだ。
1日毎の上下が激しい。
このことから考えられること・・・
①測定点が変更された。
②測定器が変更された。
③測定点の海流が変化した。
と言ったところだろうか・・・例えば③に関しては、測定点の潮通しが悪くなったとすれば、限られた海水の体積ならば気温等の影響を受けての水温変化が極端になる。
だから、測定結果のムラが大きくなることになる。
いずれにしても、このHP発表値を、以前と全く同じ感覚で考えることは出来ない。
だけれども、間違いなく参考にはなる。
いくらか上下に幅を持たせた感覚で捉えよう。
で、11℃前後・・・以前からの感覚で言えば、青物以外は十分に可能性がある海水温だ。
数年前の同時期では7℃台のこともあったくらいだ。
毎年この時期には気になる・・・磯場のシーバス・・・!
東京湾とかではバチ抜けで産卵後の体力回復に充てる時期のようですが、こちらの海域では海水温が低い早春に、浅い磯場で稚魚ベイトを捕食していると、勝手に考えています。
まずは遅くなりましたが新年初漕ぎのため、お清めを!

5時過ぎに出艇・・・8時頃に東風のピークを迎えるようだから、それまでに浅い根の上をチェックしつつ沖に出てしまい、ディープで縦の釣りをしながら東風に流されて帰ろう。
そう考えていましたが、漕ぎ出すと既に風が強い・・・?!
これはどういう事態だ・・・?
風の変化を気にしつつ、事前の想定よりも遅いペースで徐々に沖に移動する。
結果を言うと、風のピークが予報よりも前倒しになったようだった。
沖のディープでジグやタイラバを試しますが、激しい魚探反応の中から釣れてくるのは、ヒラメの餌に良さそうなサイズのサバ・・・

心が折れて浅い磯場に戻りシーバス探しを再開すると、南の国方面に鳥山が!
急行したけど散ってしまった。
シーバスも見つけられず・・・更に心は砕け、出艇地方向に戻るが、そこで風が弱まる。
これは・・・再びディープに向かってみよう!
久々のパドリングで、訛った体にムチ打ちたい気持ちとなり、沖に漕ぎ出しました。
ディープ(水深25mほど)でジグ・タイラバを試しましたが、相変わらず時たまのサバのみの状況で、タイラバのスカートのみ、波動ベイトに交換してみました。
そしたらすぐに!!
着底と同時のヒットはマゾイ34cm!!

※今回は写真の編集をミスって顔が切れています。
オールレンジに魚探反応が続く状況で、フォール途中のサバのバイトを無視してフッキングせずにボトムに到達させると、続けざまに・・・
アイナメ30cmくらい。
最後はフグ

満足して帰る~!

そして夕方にはすずきんぐが自宅に来てくれて、マゾイ&アイナメを肴に酒~!
翌日の渡船は、天気予報を確認して19時に判断するとのことで、19時過ぎに電話で問い合わせると・・・中止!
酒のペースが上がった僕らは、冷蔵庫に残していたマゾイ&アイナメの昆布〆も平らげる。
しかし釣りがしたい・・・早朝だけなら風も穏やかな予報だから、オカッパリの穴釣り行こうか?
連絡を取るとおこめも乗り気だった。
そうして翌朝・・・
僕の運転で平潟港に着くと、なにやらすずきんぐは酒が残っているのか体調不良で、車内で寝ていることに。
この日は何が悪かったのか・・・おこめがドンコ2匹?カニ2匹?くらいを釣ったのみで終わってしまった。
こうして気持ちは既に、次回の3人釣行に・・・
★ルアー★
サバ=メタルジャックTG
マゾイ・アイナメ・フグ=タイラバ(波動ベイト)
★獲物1匹ゴミ1個運動★

2021総数:獲物10匹ゴミ10個
★ベイト★
アイナメ=イカ&小魚
★肴★
刺身・昆布〆・アラ炊き
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2021年03月22日
変わったこと・・・変わらないこと
こんばんは!
釣行記ではないのですが・・・!
時間に余裕がある静かな夜に、お酒を飲みながら執筆活動・・・以前ハイペースで記事を投稿していた頃は、この“文字に起こす”ことで自分の頭の中を整理することが多かったことを思い出しました。
ブログ活動と言うのは、誰かに何かを伝えたいとか、記録に残す意味もありますが、自分の考えや気持ちを整理する意味でも、精神衛生面においても、とても有効なことだと思います。
と、言うわけで・・・今日は何を書きましょうか。
タイトルの通りまずは“変わったこと”を書いてみようと思います。
前身ブログの頃から比べて、ごく最近で変わったこと・・・今更ながらFGノットを覚えました!
・・・
今更?!?!
と、思われるでしょうね・・・
まずFGノットを覚える前の、元々のノットに対する考え方から書きますが、PEラインにリーダーを結束するラインシステムを使い始めたのが、カヤックデビューした2013年の夏でした。
当時はカヤックに有効なタックルのイメージも曖昧なまま、9ftのシーバスロッドから始めました。
(※カヤックデビューした動機はナブラ撃ちだった。)
初期のラインはPE0.8号に、20lbリーダーだったと記憶しています。
初めての1匹(イナワラ60cm2.3kg)も、そのタックルでした。
そして、そのラインシステムの結束に用いていたのが、電車結びだったのです。
最もオーソドックスと思われるFGノットを、なぜ覚えようとしなかったのか。
それは、出艇前に結束したシステムを、ラインブレイク等で結び直す必要が生じた場合に、波に揺られる艇の上で結び直す時のことを考えてのことです。
出艇前に結束したシステムと、艇の上で結び直したシステムを比べて、差が生まれることを、本当に避けたかったのです。
出艇前にリールのドラグ値を設定する方も多いかと思いますが、そこに対して自分は感覚が違うのです。
タックル・ライン強度や対象魚のパワーを考慮して、机上の計算で“ドラグ値〇〇キロ”みたいのは・・・なかなか計算通りにはいかないと自分は思っていて、だからこそ大物がヒットした場合には、ファイト中の感触でドラグを締めたり緩めたりするのが常です。
そのように感触や感覚でドラグ設定を判断するからこそ、自分のラインシステムの限界も、感覚の中で覚えている必要があると考えています。
だから、自分のラインシステムの強度が、その時々でムラが出ることは、致命的なことに繋がると思っています。
それで・・・例えば出艇前に丁寧にFGノットで結束したならば、ラインブレイクして艇の上で結び直す場合には、また同じ強度で結束する必要があると考えています。
浅い根の上でヒラマサがヒットすることも多い地元海域・・・ヒットしてから様々なことを考えながらファイトすることになります。
『そっちの方向は根があるから、走りを強引に止めなきゃ!』
『そっちの方向はディープだから、ドラグを緩めて走らせてもいいから、丁寧にいこう・・・』
それらの判断をする上で、ラインシステムの強度に都度ムラがあっては、想定通りに対処できないのです。
それで、艇の上で結び直す場合に・・・太平洋の外洋に面する地元海域のウネリの中で、素早く丁寧にFGノットって組めるの?
と・・・以前は考えたのです。
カヤックデビュー当時は、震災後で漁をしていなかったこともあり、本当に当たり前の頻度でナブラ撃ちの機会に恵まれていました。
目の前でナブラが発生している貴重な時間に、ラインの結束で時間を費やすことがとても勿体ないと感じるシチュエーションが多かったのです。
では、艇の上で結び直す場合は、短時間で結束できる“電車結び”を使おう!と、そう考えたのです。
それで、結び直す場合が電車結びならば、出艇前に結ぶ時から全く同じ電車結びにしておくことが、毎回限りなく同じ強度で結束したい自分の考えに沿った方法だったのです。
電車結びの欠点は、結束部まで巻き込んでからのキャストだと、結び目がガイドに引っ掛かることでした。
逆に言えば、結束部まで巻き込む必要のないリーダーが短いシステムであれば、キャストにも問題はなく、そして心配された強度にしてみても、これまで釣って来たクラスの対象魚には全く問題なかったのです。
もちろん結び目が綺麗に結べるような、そこそこ器用な手先が役に立ったとは思います。
欠点はキャストへの影響・・・
それだけだったのですが、ここ最近で少し考え方も変わりました。
なかなか釣りに行けなかった期間は、いざ復活する時に向けた“充電期間”のように考えていて、この期間にレベルアップできることもあるだろうと考えていました。
自分のKFに照らし合わせた場合のFGノットの欠点は“揺れる艇の上で迅速に丁寧に結ぶのが難しいこと”でしたが、逆手に取れば“揺れる艇の上でも迅速に丁寧に結ぶことができる”までになれば、即採用できる!
そう考えて試しに練習してみたのですが・・・これ簡単じゃね?
自分は手先が器用なのだと、この時から自信を持てるようになりました。
と、言うわけでこれからは、FGノットを多用するかと思います。
また更に別な考え方もあって、FGノットに匹敵する強度を、自分の丁寧な結び方の電車結びであれば、出せているかもしれない、とも思えて来たのです。
7年以上も電車結びを多用して来たわけですので・・・
だから、今後は出艇前にFGノットで結束したとして、ラインブレイクを経て艇の上で結び直す場合に、咄嗟に電車結びを選択したとしても、ブレイク前のFGノットと比べて、強度が落ちないかとも思い、それであれば、元々気にしていた“毎回限りなく同じ強度”が達成できるのではないかとも考えています。
結束方法だけでこれだけ長文を書けてしまった・・・中身も無い内容なのに・・・
さて釣行報告についてですが、ここ最近は休日に合わせて出艇不可な海況が続いており、今月は2度ほど小名浜沖堤に行きました。
中高生の頃は父に連れられて何度か行っていましたが、その頃以来だから15年振りくらいでしょうか。
¥2,500の渡船で、体感ですが最も近いポイントであれば出港から5分くらいです。
日付は伏せますが、既に2度ほど行きました。
結果は
1回目が第1堤防13番でドンコ39匹・・・!
2回目が第2堤防3番(歩いて4番まで探り・・・)ドンコ31匹&良型メバル2匹・・・!
(写真・・・サイズが大きくて、そのままだとアップできない・・・ブログ活動から離れていた間に、スマホの画質も向上したのですね・・・)
穴釣り面白い・・・!
実は地元の穴釣りと言えば、ここ数年は伊勢海老が大人気です。
漁業権が設定されていない地域のため密漁にも当たらず釣ることが可能なのです。
ドンコも伊勢海老も同じ穴で釣るのですが、エサが微妙に違うことと、仕掛けが違うことで、特に1回目の日には近くで伊勢海老狙いの方は伊勢海老2,3匹でドンコ混じらず、自分はドンコ狙いで39匹を釣り伊勢海老は混じらず・・・お互い少々は混じっても良さそうなものですが。
アイナメやソイが混じらなかったことが悔しくて、父から講義を受け2回目に挑みましたが、良型メバルが混じったのは嬉しいけど結局アイナメ・ソイは混じらず・・・慣れ親しんだ某港の穴釣りのようにはいかない・・・!
某港は、場所は伏せますが、水深は沖堤の15m級には遥かに及ばない5m程度です。
でも、同じ穴からドンコを5匹とか連発できれば、ドンコの嘔吐物がコマセ効果となり良型のソイ等が混じるパターンが多いのですが・・・仕掛けの組み方も含めて、浅い某港と、この小名浜沖堤では、釣り方を根本的に変える必要があるのだなと感じました。
後日・・・本番として、おこめ&すずきんぐと沖堤に行く予定があります。
そこで爆釣劇を演じたい・・・!
では、おやすみなさい。
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2021年03月14日
水を得た魚のように
皆さまご無沙汰しております!
福島のUです!
(前身のブログはこちら)
記事を投稿しなくなり2年弱となりますが・・・
この度また“書いてみよう”と思い立ちました。
まずは記事を投稿していない2年弱の期間・・・有難いことに、心配して連絡を下さる方もいました。
何も触れずに話を進めてしまうと、いらぬ憶測を招くかとも思うのですが、そこはプライバシーを含みますので、記事を投稿できなかった理由については伏せさせて頂きます。
病気をしていたとかではないのでご心配なく・・・!
全く釣りに行けていなかったかと言うと、そういうわけでもなく・・・
2017年に年間100漕ぎを達成し、燃え尽き症候群のような心境で2018年を迎え、その頃から公私ともに多忙を極めるようになりました。
とは言え特に2018年に関しては意外にKFにも行けていて、年間30回くらい浮けていたような・・・?
それでも記事の投稿が止まってしまったのは、本当に時間の無い中で最大限に海に通っていた証拠であり、海から帰宅してからはPCに向かう時間は残されていなかったのが現実であります。
そして2019年、、、2020年、、、と頻度は減少の一途を辿り・・・
その間は本当にモドカシイ期間でした。
最もな事件としては、愛する出艇地EP.Oが閉鎖されたこと・・・
昨年のことですが、コロナ禍で外出自粛ムードの中で、この出艇地に関してはカヤッカーに限らずオカッパリアングラーも普段通り賑わっていたようです。
それを受けて周辺住民からは『コロナ禍なのに釣り人は自粛しないのか・・・』との声も上がっていたようですが、決定打として、ある日・・・トイレの窓ガラスが割られる事件が発生したようなのです。
犯人が誰なのかはわかりません。
カヤッカーなのか、オカッパリアングラーなのか、たまたまキャンプに訪れた方なのか、地元ヤンキーなのか・・・全くわからないですが、これを機会に港自体の立ち入りが禁止とされてしまいました。
僕の中でも思い出も経験も色々と積み重ねてきた、愛する出艇地EP.Oが潰されたわけです。
2017年のように全力で海と向き合えていた頃と違い『いつかまた以前のように海に通える日が来るように・・・』と辛抱していた期間の出来事だったため、余計に憤りを感じました。
今では数十人はいるであろう地元いわき市のKFアングラー達・・・でも震災直後の頃に、あの出艇地を利用し始めた時に、漁師さん達に挨拶をして、良好な関係を築こうと努力したのは・・・僕も含めF氏やwatameba氏なのに・・・
僕が頻繁に出艇しなくなった2018年以降にも、この出艇地に対して気を遣って利用していた方もいるでしょうし、何も僕の努力が全てではないのですが、間違いなく言えることは、窓ガラスを割った犯人が目の前に現れれば、僕は記事に書けないような過激な対応を取るでしょう。
そのくらい怒りを覚えています。
わかりますか・・・?
例えば野球を愛した甲子園球児の方にとっては、、、何か輩の悪行のせいで甲子園球場が閉鎖になるようなものです。
冷静でいろと言うほうが酷です。
・・・勢いに任せて書いてしまいましたが、愚痴はここまでとします。
今日は墓参りに行きました。
10年前の3.11で亡くなった同級生“ぼっち”の墓に、缶ビールをお供えして来ました。
2017年に100漕ぎを達成したわけですが、100漕ぎなる目標を思いついた動機として、この“ぼっち”の存在もありました。
いざ100漕ぎを達成してみて、ぼっちのために何かが出来たわけでもなく、もちろん本人が生き返るわけでもなく、本当に自己満足に過ぎなかった。
だけど、今日また彼の墓前で考えて・・・彼のために何が出来るかとか、そうではなくて、もう自分のために考えればいいのかな、と。
20代も前半で、同じ学校から同じ会社に入社した仲の良い友達を、それも病気とは違い突然に亡くすということは、なかなか普通の経験ではない。
そこで感じた悲しさ、寂しさ、悔しさ、そんな絶望の中でも確かに感じた温かさ、熱い想い・・・それらの気持ちを忘れないこと、少なくとも毎年この季節には思い出すこと、そして、ぼっちに対して恥ずかしくない大人になること・・・そんなことを考えて、この先も生きていけば、何も怖くはない。
もう1か月以上も前から、このブログを書く構想はあったのだけど、今日の墓参りで、ひとつ何か、背中を押された気がしたから、投稿することにしました。
墓参りから帰宅して、夕飯を食べてから、何気なく懐かしい唄が聴きたくなり、YouTubeで、入社~震災の期間に当たる年代のヒットソングメドレーを聴いていた。
BONNIE PINKのA Perfect Sky・・・!
これは・・・!
学生時代・・・卒業研究に追われていた頃に、パートナーだった“すずきんぐ”と卒研をサボってバス釣りしていた頃に、良く流れていた曲だ・・・
確か土日も『卒研がある!』を口実に祖父から軽トラを借り、学校に行き、卒研はほどほどに『釣り行こうぜ!』と・・・
その頃を一瞬のうちに思い出すことが出来る。
今でも“すずきんぐ”とは、会えばお互いの近況も話すより先に釣り談義・・・そもそも最近は、お互いの近況を話す必要もないほど、密に連絡が取れているのだけど。
それから浜崎あゆみのevolution・・・!
これは・・・釣りを覚えた中1の秋くらいだったか、最寄りの上州屋で流れていた。
だから、この曲を聴くと今でも、当時のワクワク感を思い出すことが出来る。
当時は、上州屋に行けば、必ず全ての商品棚を見て回った。
何に使うかわからない道具ばかりで、どう使うのか考えるだけでも心は踊り、とにかく・・・玉ウキを見ただけでワクワクしていた。
その頃の心情を思い出すだけでも、この曲を聴く価値を大いに感じる。
そして、少し前の、色々な気持ちがくすぶっていた時期・・・とても刺激を受けていたのは・・・
元プロ野球選手の新庄氏と清原氏・・・!
まず大前提として、お二人に関しては、僕は現役時代から大好きでした。
結果とか、数字とかももちろん素晴らしいですが、そもそもテレビの視聴者とか野球ファンを興奮させてくれて、感動させてくれて、笑顔にしてくれる・・・そういった点で言ったら、このお二人は最高でした。
ファンとしてあえて呼び捨てさせて頂きますが・・・
新庄がトライアウトを受けて、清原がもう一度ホームランを打つことにチャレンジしている・・・
お二人とも、50歳前後になっても、これだけ熱い気持ちで向き合えていること、それだけでも、とても刺激されます。
そんな中で、通勤途中の車中で流れてきたJUJUのWhat You Wantの『このまま終われないじゃない・・・』との歌詞!
この部分で奮い立ちました。
このままでは終われない・・・!
自分には次なる目標が必要だ・・・!
そういうわけで・・・例えば2017年のkayak55フラットダービーに続く2度目のダービー獲得!
これを達成するためには、今年はバス・・・?
僕の苦手としている対象魚・・・でも、算段はあるのです。
ダービーのために詳細は伏せますが、このところ『ジャンルの枠を超えた発想』を大切に考えています。
例えば、既に流行っているメソッドとしては、ソルトでのジギングを応用した『レイクジギング』?!
これは地元福島県の猪苗代湖でも流行っていて、大イワナやサクラマスが釣れるようです。
その他にも、バス釣りを応用してクランクやスピナーベイトで海水魚は釣れないか・・・これは既に試しているアングラーが多数いるようですが。
そういった、とにかく視野を広く持った釣りをしたい、というのが、ここからの再スタートにおける課題です。
その一環として、バスダービーも狙いますよ・・・!
2018年だったか、出艇頻度が落ち始めた僕に対してC-49氏が言ってくれた『連覇を狙う権利は、優勝者しか持ってないんですからね!』みたいな言葉・・・とても大事に響いています。
最後に・・・ブログタイトルに関してですが、前身ブログが『KF@東北の湘南』でした。
そこにサブ的に何か言葉を追加したタイトルにしようと、ずっと悩んでいたのですが・・・この『~コロナ禍ですが~』との言葉にしても、このブログが何百件と投稿できて埋まる頃までにも、世間から忘れられていないだろう爪痕を既に遺している言葉として、選びました。
前身ブログを書いてみて、データ容量がいっぱいになるまでには何年もかけて何百件と投稿する必要があることを知りました。
だからこそ、今この時だけしか通用しない言葉は使う気にはなれなかったのですが、コロナは・・・それだけ大きな爪痕を遺しています。
コロナに勝って、以前のように元気にカヤックを漕ぐことこそ、前身ブログの頃のモチベーションに近いのかな、と考えて、このタイトルとしました。
以上・・・とても長文になりましたが・・・とにかく!
ここから容赦なく浮きますよ~!
改めまして、今後ともよろしくお願い致します。
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Posted by いわき2011 at
23:24
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