2023年02月26日
タチウオジギング!
タチウオジギングに行って来ました。
事の発端は平潟港とも丸のポイントカードが貯まっていて、次回は無料で乗船できるから。
更に、友人おこめがタチウオジギング行きたがっていたのもあり、こちらの都合になるけど、とも丸の一択で良ければ・・・と誘ったのでした。
結局おこめ,すずきんぐ,どむオ君,TT君と5名で予約した。
若船長にLINEで
『タチウオ優先・・・直近でタチウオが芳しくなかったら、ホウボウでもメバルでも、とにかくジギングで予約お願いします。』
と伝えておいた。
そして前日・・・
このタイミングまでに、すずきんぐ&TT君は都合でキャンセルが決まっていて、おこめ&どむオ君と3名になっていたけど、魅力的な釣果情報とは反対に、どうも予報が怪しい。
いても立ってもいられず、偶々近くで用事があったため、平潟港に寄ってみた。
海を眺めて待っているうちに各船が帰港して来るだろうと。
そしたら既に船は戻っていて、お客さんたち撤収済みなのか、駐車場もガラガラ・・・
とも丸の若船長がいたから挨拶してみた。
『明日予約してるUです・・・』
と言い終わるか終わらないかのうちに
『あれ~?どうしたの~?どこかの船に乗ってたの~?』
と、久々なのに顔を覚えてくれていたのでしょうか。
『今日はタチウオ爆釣早上がり。明日はどうだろう・・・今のところ98%中止になりそう。』
まじか・・・
爆釣早上がりと聞いてアドレナリンが湧いてきたけど、その気持ちを踏みにじるかのような強風予報・・・
中止判断に気持ちが向いている理由をいくつか説明してくれて、納得してしまった。
おこめと予約すると、本当にことごとく海が荒れる・・・
前回も前日に中止の連絡を受け、当日の朝に別な船に連絡して午後船には乗れたけど、それも強風撤退となってしまった。
どうにか出たいけど・・・
だけど確かに予報は悪くて、半ば中止も覚悟して、道具を車に積むことなく夜を迎えた。
19時の予報更新をチェックして最終判断なのだろう。
19時過ぎに若船長からLINEが。
『中止です。』
おこめに中止を伝えようとLINEを開いたら、そのタイミングで『ジグ買って来た!』との文字が・・・
みんな限られた休日の都合を調整して、楽しみにしていた釣行だ。
どうにかならないものか。
どむオ君に聞いてみても、もし他に出る船があるのならば、そちらに変更してでも行きたいとのことで、先日のジギング大会でお世話になった第三隆栄丸に電話してみた。
そしたら!タチウオ狙いで出船予定&空席有り!
大き目の船だから出れるのでしょうか。
兎にも角にも楽しみ~!
★動力船★
☆2/25(土)
☆沿岸水温:2/24(金)12.3℃→以降発表なし
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.第三隆栄丸(平潟港)
☆ウェアリング:レイン(インナー:ラッシュガード&ロンT&フリースベスト)&ネックウォーマー
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
Slow Dancer Ⅱ SLC-60L-Ⅱ(Golden Mean)
おこめを拾って早朝の平潟港へ!
到着して挨拶すると、僕たち3名は右舷みよしを指定されました。
乗船時には紙コップでホットコーヒーを配って下さって、この船は心遣いが嬉しい。
乗船してタックルの準備に取り掛かる。
今回のタックルは
・ソルティーステージSJにPE2.5号&30lbリーダー&60lbバイトリーダーで、先発はメタボスイマー130g
・スローダンサーにPE1.5号&20lbリーダー&60lbバイトリーダーで、足の速い群れを狙い撃ちすべくアンチョビメタルタイプⅠ250g
・フェザーライトにPE2.0号&20lbリーダー&60lbバイトリーダーで、メタボスイマー100g
・ワンダーショットはPE1.0号&20lbリーダーでガイド通しておいて、太刀魚を諦める展開ならメタラバを結ぶ。
5:30出船・・・!
沖に出ると、やはり強風だ。
でも波は穏やかで船も安定している。
そんな中で群れを探してグルグル・・・いくらかジグを落としてみても、見切り早く移動を繰り返す。
釣りしてる時間ほぼほぼ無く群れ探しで時間だけが過ぎる・・・
すると船長から
『南で群れ見つけたって言うから、1時間くらい走りますね。』
日立沖か・・・!
この時で既に7:45くらいだったかな?
皆で船内に引き込み寛ぎタイム
それぞれが上着を脱いだり、毛布が敷いてある床に横になって落ち着き出した頃・・・
船長からの元気なアナウンス
『ナブラ立ってるから、ちょっとやってみて!!』
一斉に、いわゆる蜂の巣を突いたように飛び出そうと各々が立ち上がったら・・・
『ごめんなさいイルカだった!』
と・・・船内では笑いが起きたり、イルカの群れのドルフィンに歓声が上がったり、イルカでもいいから釣ってやろうかと冗談を言う人がいたり・・・
2時間グルグル走り回って心が折れかかっているところ、皆それぞれ気持ちを繋ごうとしている。
僕は、おにぎりを持ち込んで平らげてしまった。
日立沖に着いたら入れ食いで食事の時間も勿体ない展開かもしれない。
食事もトイレも済ませて・・・船内に戻ると皆ほぼ寝ていたから真似して寝ようとしたけど、そわそわして眠れない。
GPSで日立が近付いていることを確認して、早めに釣り座に出てしまった。
徐々に、遠くに船団が見えて来る。
過去にも(とも丸に乗った時だと思うけど)日立沖遠征は経験があって、水深のイメージは付いていた。
想定されるパターンを考えてジグをチェンジしたり、リーダーを結び直したり。
いよいよ船団に合流すると、他の船では竿を曲げている真っ最中の方々も。
待ちに待った太刀魚のバイトが得られる・・・!
期待してジグ投下!
すると早速・・・お祭りしてしまった~!
自分は右舷みよし1番目だけど、みよし先端に中乗りの方がいたのだ。
僕が巻き上げて、絡まっているラインを解く・・・いくらか複雑な絡み。
そうこうしているうちに右隣おこめ&どむオ君は太刀魚を抜き上げている。
出遅れた・・・焦りつつも釣りを再開!
そこから1匹目は、すぐに釣れたのか間が空いたのか覚えてないけど、序盤は2匹差くらいでおこめを追い掛ける展開に。
とは言っても入れ食いではない。
ポツポツ・・・
皆バラバラなジグ形状,カラー,アクションだけど、釣れるペースに大差はない。
ヒットパターンは掴めない。
こうなるとジグのローテ術とかよりも、貴重なバイトを如何に拾うかとかのテクニックで、差が付く日かもしれない。
唯一気になった点は、船長は度々
『底から2~3mまで反応出てるからね、そんなに上げないで、底ばっかやってみてね!』
と言っていたけど、PEのラインマーカーを見る限り着底まで10m以上あるうちからフォールバイトはあるし、しゃくり上げて来ても底から10m近く離れてからのヒットが多いのだ。
それでヒットする度に、おこめとヒットレンジを教え合って、しっかり上まで上げることを続けた。
ほぼほぼソルティーステージSJを使い続けて、リールはLJー4だからハンドル1回転107cm
これをワンピッチで10~15ジャーク上げたら再フォールで底取り・・・を目安にした。
ジグのローテに関しては、タチウオに抜群だと評判のメタボスイマーを使い続け、やはりカラーローテでの違いは掴めなかったけど、ウェイトで違いが出た。
100&130gばかり揃えた中で、ひとつしか持ち合わせがなかった160g
タチウオカラーのゴールドゼブラレッドにチェンジしてから、僅かではあるけどペースが良くなった。
どうもワンピッチの感触が良かった。
タックルバランスの問題だと思う。
そのお陰でジグのアクションが130gの時よりも良くなっていたのかも。
そうは言っても今回は、足の速い群れのようで苦戦した。
釣り手も苦戦したけど、何より船長さん操船ご苦労様・・・な日だった。
例えば着底から10ジャークして、再フォールに転じたら『はい上げて~!』で船の位置を微調整・・・とかの連続だった。
そんな感じで12:00終了
1時間の帰路・・・
結果は
U・・・11匹(竿頭らしい!)
おこめ・・・8匹(他にアイナメの水面ポッチャンがあった・・・)
どむオ・・・4匹
サイズ的には良かった。
スーパードラゴンと呼べるほどの特大は混じらなかったけど、指3本とかの小型も混じらなかった。
指5,6本揃いか・・・
しかし、捌くときに指を当ててみたら、4,5本サイズ・・・不思議に思ったけど、そういえば自分の手がデカいのだった(笑)
ジグのロストは2個だった。
メタボスイマーと、アンチョビメタルタイプⅠ
ほとんどの時間でメタボスイマーを使い続けた中でメタボスイマーは1個であるのに対して、アンチョビメタルタイプⅠは僅かな使用でロストした。
やはりメタボスイマーはミスバイトによるタチウオカッターに遭い憎いのは本当だと思う。
ちなみにメタボスイマーのロストは、50cm以上はあったバイトリーダーよりも上のショックリーダーで切られていて、どうも・・・ショックリーダーとバイトリーダーとの電車結びの結びこぶに噛みついている気がした。
アンチョビメタルのロストは、PEとショックリーダーとのFGノットを噛まれた気がする。
そのことが気になってからはバイトリーダーのジグ付近のみではなく結束部の前後もチェックするようにしていたら、やはり傷が入っていることが多かった。
どうしても結びこぶは目立ってしまうのだろう。
ちなみに、結びこぶを噛まれてのロストであれば、ジグの違いは関係ないような?メタボスイマーだけ評価する意味はないような?気もしますが、あれだけ使い続けて他にロストしていないのだから、やはり何か違いはあると思う。
反応が良いのも再確認できたし、次回からタチウオジギングは、、、今回は僅かに持って行った他のジグも省いて、完全にメタボスイマーのみを持ち込むかもしれない。
結局・・・とも丸ポイントカードは使わず仕舞い・・・平日でもいいから、タチウオ釣れてるうちに行って来ようかな。
ちなみに前日の爆釣早上がり時は、竿頭は80匹だったらしい。
日ごとのムラが激しいタチウオジギング・・・是非とも爆釣を味わわないと、満足できない・・・
帰港すると、船宿さんでお土産を用意してくれていた。
ヒラメ&カレイが3枚くらい?入った袋を1袋ずつ。
有難い。
帰路途中では、おこめとラーメンを食べた。

冷えた体にラーメンは美味しい!
カヤック後のラーメンは恒例だけど、実は船の時は直帰が多い。
カヤックと違い時間が押してしまうから。
帰港・解散も遅いし、カヤックより獲物が多いと捌くのが夕飯までに間に合わない。
だから急がなきゃ・・・と焦ってしまいラーメン屋に寄る気になれないのだ。
だけど今回は、太刀魚だから。
捌くのが楽で時間も掛からないのを知っているから。
僕の場合は仕舞うべきタッパーを決めたら、まな板の先に置いて、そのタッパーのサイズに合わせて太刀魚をブツ切りにする。
腹側は裂いて腸を取るけど、三枚卸し等はせずタッパーに仕舞う。
この時に上半身(尻穴より前)と下半身(尻穴より後)の区別が付くようにしておくと、いざ調理する時に役立つ。
例えば刺身にするなら、タッパーから取り出して三枚卸しにするわけだけど、上半身だと卸してから更にハラスも取らないといけないから、工程が多くなる。
下半身だと細くて刺身に幅がなく不格好になる・・・ようなサイズの場合には上半身を刺身にすることもあるけど、良型の太刀魚なら上半身は焼き物用にしちゃう。
今回も腸にはアニサキスがいたから、ハラスを取っても上半身の方がリスクもあるし。
そうしてビール片手に調理しながら夕飯に・・・
★肴★
当日は
・炙り
・蒲焼き


そして今夜は南蛮漬けと骨せんべいの予定
太刀魚は捌くの楽だし、次回もっと持ち帰りたい!
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