2024年01月17日
今こそベストシーズン!
みちのくの冬・・・
海に漕ぎ出すとは物好きなことで・・・
本当は、誰しも青物のナブラ撃ちが期待できる季節の中で永遠に浮いていたい。
けれども時計もカレンダーも勝手に進んでしまう。
そして冬になると『カヤックは春まで我慢!』と考える方も多いのか、地元の海にも他のカヤッカーの姿が乏しくなる。
ところが僕のように周年ずっと浮いてたい物好きは
『どうにかアイナメでも釣れれば・・・』
と、自ら進んで修行のような海に出たりする。
この場合は『浮きたい。』が先行しており、その中で釣れそうな魚を考えたらアイナメくらいしか・・・となるもの。
これが春・夏・秋なら『〇〇が釣りたい!』が先行して、その目的のために浮くことになる。
そう、色々な魚種が候補となる中からアイナメを選んでいたのではなくて、元々は選択肢が無い状態でアイナメを釣っていたのが、冬のKFだったような気もする。
それがどうも、、、変わってしまった。
2023年は酷暑の影響なのか魚種が主にマダイ&ワラサに偏った釣果が続いた印象で、そこから12月に入りアイナメが釣れて、ワームで釣る感覚が懐かしくもあり心地良くもあり・・・むしろアイナメずっと釣っていたいと感じる今日この頃なのであります。
つまり、巷では『オフシーズン』と呼ばれかねない今の季節・・・僕的には『今がベストシーズン‼』的なモチベーション?闘志?が燃え上がってしまったのです。
とにかくシャローの岩礁帯を撃ちたい。
ロックフィッシュなるジャンルは一時期の流行が過ぎ去った感があるから、竿抜けポイントだって簡単に見つけられる。
地元釣具屋でもワームコーナー見るとシャッド系とか、いかにもジグヘッドでヒラメを釣る感じのワームばかり品揃えしてる。
ベイトタックル,フロロ,ヘビーテキサスでアイナメ・ソイを釣るようなホッグ系なんかが、数年前と比べて激減してることに最近ようやく気付いた。
そう言えば根魚を見てない開拓途上の、あのポイント・・・ハマればアイナメ天国かもしれない・・・!
★paddling'24-②★
☆1/17(水)
☆沿岸水温:13.0℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.T-point
☆ウェアリング:ドライスーツ(インナー:ラッシュガード,55ドライロンT)&ネックウォーマー(途中で脱いだ)
☆釣り竿
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・復刻ロッド改(Garcia)
前回の感触が良かったからEP.北の海岸も気になってたけど、予報から選択肢は限られた。
開拓途上のT-point
波高は高めの予報だけど、そこにオフショア方向の風が当たるとベタになる。
現着したら、思った通り。
このポイントは青物&真鯛は釣ってるけど、記憶の限り根魚(アイナメ,ソイ,メバル等々)は釣ったことがない。
居ないわけはない。
冬になり海水温が下がって、もしかしたら根魚フィーバーも有り得るかも?と淡い期待を持って漕ぎ出した。
バサロ&ワームを主体に、一つテンヤも用意した。
岸沿いを北に漕ぎ進み崖下シャローから釣り始める。
沖に流される風向きだから、このまま続けよう。
確かテンヤからスタートしたような・・・
序盤のシャローではテンヤもワームもショートバイトがあり、どうにかテンヤで掛けたのは・・・

ベラだった。
ショートバイトはベラなのだろうか。
中盤は、北風だけど北に流される・・・つまり北向きの潮が強烈な時間帯が続いて、水深24mまで探ったけど全く何も。
シャローの方が良さげなイメージを持ったので、漕ぎ戻る。
これまでもマダイで良い想いをしてるポイントにテンヤを落としたら、即ヒラメが。

ソゲ・・・リリース
続いて沖の根に。
水深5~10mくらいでテンヤ・・・ベラ2匹
今日のベラは良型揃い。
いや、良型じゃないと口に掛からないだけだろう。
どうしよう。
ダメダメな日だ。
アイナメはいないのだろうか。
と、鳥が一羽・・・怪しげな動きをしている。
それほど遠くも無いから、行ってみよう。
漕ぎ着く頃には二羽になっていて、水面にピチャピチャ跳ねる小魚が見えた。
フィッシュイーターは付いてないのだろうか?
ジグを試したけど気配がない。
諦めて移動しようとロッドを置いた時・・・水深20mのボトムに反応が映った。
再びロッドを手にして即座にTGベイトを落としたけど、反応は一瞬で抜けてしまった。
これは期待感が無いと思い中層までフォール中だったTGベイトを高速回収・・・で、ドン!
走る走る!カツオ・・・??

メジマグロだった!
残念ながらクロマグロ採捕禁止につきリリース・・・
この頃から岸方向に流される向きに変わったため、身を任せることに。
12時には風が強まる予報だから、ボチボチ終わりを意識せねば。
と考える間もなく風が吹いて来た。
もう残り時間は僅かだ。
最後に何か・・・TGベイト・・・着底で・・・ドン!

マゾイ~!!
別に大きくはない・・・29.5cm
でも、アイナメではないにしても根魚を釣ることができた。
ここT-pointにも根魚は生息している。
タイミングさえハマれば、もっと満喫できるのかもしれない。
水温10℃くらいで、また来てみたい。
撤退パドリング
・・・と言うほど過酷なものではなくて風向きは出艇地に向いてたし、楽に帰らせて頂けました。
が、海岸が近付いたら波に勢いがある。
これはタイミングを選んで着岸しないと沈するかも。
そう考えて、波を読んで、今だ!てタイミングで漕ぎ出したら、カウテールのカラビナを外すのを忘れてた。
PFDと艇を繋ぐリーシュの役割で、ぶっちゃけ使ってないカヤッカーの方が大半だと思う。
僕は念のため使ってる。
沖で沈した時に一瞬でも艇に手が届かない距離に開いてしまうと、そのまま艇だけ風に乗って流されて・・・漂流の幕開けとなる。
それで、僕の場合はリトルオーシャンのPFDで、カウテールのリリーサーが付いてる。
これは、万が一カウテールが絡んだりして咄嗟に外したい場合に、PFD側のリリーサーをワンタッチで外すことができるもの。
そこにカウテールのリングを通しておいて、カウテール先端の大型カラビナを艇のグリップにカチャッとする。
ただ、波打ち際で沈した場合とか、このカウテールに引っ張られて艇から離脱できずに危ないので、出艇時と着岸時はカラビナを外すようにしてる。
それが今回は、カラビナを外す前に波打ち際に侵入してしまったのだ。
もう背後から次の波が来てるから、立ち止まらずに着岸するしかない。
かと言ってカウテール外さなきゃ着岸の瞬間に立ち上がることができない。
急いでカラビナを外したけど、そのカラビナがストリンガーに絡んでしまった。
何と偶然が重なるのか。
で、咄嗟にリリーサーの存在を思い出したので、慌てることもなくリリーサーを開いて・・・
そうして無事に着岸したのですが。
はい。
カウテール紛失・・・
リリーサー側もカラビナ側も外してたわけで、ストリンガーとの絡みが解けたら落水するのは当然だったけど、そこまでは考えが至らなかった。
カウテール・・・リバーシーバスでのトイレ休憩時に岸に係留するにも便利だったし、買い直さなきゃ・・・
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

2024総数:獲物11匹ゴミ13個
★打率★
2024総数:5.50
★ベイト★
マゾイの胃の中:カニ
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