2022年07月08日
肴の話

マゴチのネギポン・・・!
これを食べなきゃ夏じゃない!
本当は小ネギを散らすのですが、母に聞いたところ畑の万能ネギがまだ早いと。
魚と野菜の旬は絶妙に合致するものと思っていたのですが。
と言うのも、例えば・・・
地元でアジが釣れる季節に我が家では大葉・ミョウガが採れるため、アジのタタキが作れます。
※お気に入りレシピはアジ(もしくは青物)に大葉・生姜・長ネギ・ニンニク・ミョウガを混ぜ込む!
このように相性の良い食材同士が同じ時期に食旬を迎える・・・世の中は上手く出来ているものだと感じる点です。
兎にも角にもマゴチのネギポンは長ネギでも旨かった。
どうして僕の周りの仲間たちは、マゴチを敬遠するのだろう?
捌くのが面倒だから?
特にKFチームのスライダーズ内では、特にチョビー氏とかマゴチ釣ってるイメージが全くない。
前回どむオ氏はコチング付き合ってくれたけど、基本的にスライダーズ内でマゴチ好きは自分しかいないと思っている。
釣味も食味も大好き。
余談ですが捌くのが面倒との意味では、、、
父の釣り仲間が居酒屋をしていて、以前は時たま釣った魚を届けていたのですが、やはり『マゴチだけは面倒だから持って来るなよな!』と何度か言われたのを覚えています。
料理人でも捌きたくない魚なのですね。
この方の面倒臭がりエピソードを追加で紹介すると、、、僕が店員さんに揚げ出し豆腐を注文したら、マスター自ら厨房を出て来て、、、
(この方は父の友人の中では唯一、僕を下の名で呼び捨てにしてくれる。)
マ『サトシか?揚げ出し豆腐なんて注文したのは。食べるの?』
U『俺です!揚げ出し豆腐ないんですか?』
マ『いや面倒なんだよな~本当に食べるのか?』
U『いや食べたいから注文したんですよ!』
マ『どうしても?食べるの?』
U『そこまで露骨に嫌がられると、次回から頼みづらいので、、、今回は最後と思って、、、むしろキャンセルできない!』
とゴリ押しして、ようやく作ってくれたこともあった。
妹は、丼ものセットを注文したら
『セットに付く味噌汁これから作るの面倒だから、丼だけ単品でいいか?』
と言われたことがあるらしい(笑)
家族ぐるみのお付き合いの方ですから、別に構わないのですけど。
それくらいの方ですから、やはりマゴチは面倒に感じて当然かもしれません(笑)
話は戻り、写真の“マゴチのネギポン”を食べた日・・・ムシガレイは姿造りにしてみた。

今は亡きバァちゃんと2人きりの昼ご飯を思い出した。
交替勤務で平日の休みが多かったり、夜勤前の日中に家にいたりと、昼ご飯を祖父母と3人で食べることは元々多かった。
でもカヤック始めて、カヤック後のラーメンの魅力を知ってからは昼ご飯は済ませてから帰宅する方が多くなった。
それがジィちゃんが亡くなり、バァちゃんが昼ご飯を1人で食べるようになってから、何だか気の毒で、、、ホンの一時期だけど、昼ご飯をなるべく帰宅後に食べるようにしていた。
早朝の釣りから帰宅すると、バァちゃんがクーラーボックスを覗くのが恒例で(ジィちゃんがいた頃はジィちゃんの役目だった。)
余談だけど今使っているクーラーボックスに初めて魚を入れて持ち帰った日は、新しいから開け方を知らないバァちゃんが力尽くで開けようとして、新品を壊される危機感を感じた僕が必死で制止したんだった。
そうして魚を捌いてから昼ご飯を迎えるわけだけど、まとまったオカズになる魚は夕飯用にするとして、言い方が悪いけど“ハンパ”と言うか、家族分にしては分量が物足りない魚については、昼ご飯のうちにバァちゃんと2人で平らげてしまうのが習慣だった。
座布団を釣って、身は夕飯用に残して、アラだけ昼ご飯のオカズにすべくバァちゃんに煮てもらったこともあった。
そうした中で、またまた言葉は悪いけど『ハンパモン』とされることが多いのが、ムシガレイでした。
30cmくらいのムシガレイが1匹しか釣れなくてガッカリして帰った日に、、、『夕飯のオカズには足りないから、昼に食べちまうか。』と言い合って、半分にブツ切りした塩焼きを2人で食べたムシガレイ・・・確か刺身でも食べたことがあった気がする。
その思い入れの深いムシガレイを、、、姿造りにしたのに、、、今回は家族皆が食べなかった。
どうやらマゴチのネギポンだけで量が多かったらしい。
自分だけで食べても余してしまった、、、その残ったムシガレイの刺身を、母は『明日のオカズ!』と言って喜んで仕舞っていた。
このところ特に母がだけど、魚の唐揚げを気に入ってくれている。
我が家では刺身が余ったら唐揚げにすることが恒例になっている。
白身魚なら塩味の唐揚げで、青物なら竜田揚げにする。
それがまた、刺身が余ったものを使うと、ちょうど一口サイズになっているから食べやすい。
ふと思い出したけど、地元いわきの名産と言えばメヒカリと呼ばれる魚がいる。
沖にいる魚だから釣り人には馴染みがないのだけど、ハゼより小さいくらいのサイズで、極大きい場合は刺身にもなるけど、ほぼほぼ唐揚げで食される。
このメヒカリが、地元の名産であるにも関わらず、自分はそれほど好きでもないし食べる機会も少ないのだ。
釣り人としては、大きな魚を一口サイズに切り分けた切り身の方が、小骨もなく美味しく食べられるから。
(それでも実際メヒカリは美味しいので県外の方は、いわきに来た際には是非食べてみて下さい!)
それで、、、刺身は余ったら唐揚げにすれば良いから、最近は遠慮なく刺身を切ることが出来る。
皆さんも刺身が余った際には、唐揚げにしてみて下さい。
そう言えば常磐ものと言えば、、、?
最近のC-49氏のブログで、いわきで釣って持ち帰ったマゾイのことが書かれていましたが、関東の方が“マゾイ”を認知して下さったことが嬉しかったのです。
いわきで釣れるソイ類はクロソイ,ムラソイ,ベッコウゾイ,マゾイくらいが主だと思うのですが、中でもクロソイとマゾイは特に見分けが難しいのです。
両種を比べた時に、オカッパリで釣れる頻度はクロソイが圧倒的です。
(と、言うか知っている限りではオカッパリでのマゾイは聞いたことが無い。)
僕もオフショアの釣りを始めてからマゾイを知ったのでした。
カヤックを始めてからも数年は沖の釣りはしていなくて、水深20mとかまで漕ぐようになってから、マゾイは釣れるようになった。
それが、このところ水深10mとかでもマゾイ釣れたり、、、マゾイの生息範囲が拡大している??
マゾイも厳密にはキツネメバルとタヌキメバルを合わせた総称らしいです。
キツネメバル⇔タヌキメバルの見分けは何となく色合いで僕は判断してます。
マゾイ⇔クロソイの見分け方は、、、最もわかりやすいのは、マゾイは各ヒレの先端が白く縁どられていることかと思います。
(でも自分は最近になって、パッと見で体色とかでも見分けられるようにはなりました。)
他に特徴を挙げるとすれば、、、クロソイの方がデカくなる気がします。
50~60cmとかはクロソイが多いと思います。
対して、マゾイは40cmを超えたら、かなり貴重なサイズな気がします。
そして釣れ方は、クロソイは突如して隣同士での同時ヒットとかでデカいのが複数釣れたりします。
ベイトがいると、ベイトを追って数匹の群れで回遊しているイメージ?
マゾイはメバルに混じって群れていることが多いのか、厳寒期のメバルジギングでもマゾイが混じります。
食味は、、、マゾイの方がメバルに近いイメージです。
きめ細かいと言うか、柔らかいと言うか。
味も甘味がありマゾイの方が上品な印象があります。
でも、個人的にはクロソイが好きです。
そのクロソイが、このところ久しくお目にかかれていない気がする・・・
巷の噂にすらなっていないけど、危惧しているのは僕だけなのだろうか?
ネット上でクロソイと紹介されている写真も、見るとマゾイだったりすることが多々ある。
久しぶりに美味しいクロソイの刺身も食べたいのだけど。
ちなみに他2種・・・ベッコウゾイとムラソイについては。
ベッコウゾイは僕は全く釣ったことがなくて語れません。
宮城とかでは聞くから、北方面に多いのかな?
いわき市内でも釣れることはあるようですが、僅かだと思います。
ムラソイは、浅い磯場に多くて、僕はジグとかハードルアーでは釣った記憶がない。
ワームやテンヤの方が釣れるイメージです。
オカッパリなら穴釣りでドンコに混じって釣れるソイと言えば、八割方ムラソイで残りクロソイな感じ。
サイズ感は、、、流石に50~60cmとかは見た記憶がないから、マゾイくらいな気がするけど、、、大きいのもいるのかな?
食味としては筋肉質で歯ごたえ良かった気がするけど、カヤックでも沖のジギングが多い最近となっては、久しく食べれてないから忘れてしまった。
話は変わって、、、釣りの波長の話を。
前回の?記事で、どむオ氏と自分は釣果が対極的になることが多いと話題にしましたが、他の仲間はどうか?
KFとしては、チョビー氏とは同じベクトルな気がします。
もちろん釣果に差が出ることはありますが、お互い情報交換での言葉が伝わりやすかったり、とにかく一緒に浮けば良い展開にしやすい気はします。
他に対極的な仲間と言えば、、、おこめ・・・
彼とは特に船釣りの時とか、どちらかが釣れると、片方は釣れない日になったりする。
すずきんぐはそうでもないけど、それでも同じ趣向の釣りをするわけでもないので、釣果には違いが出る。
だから、それで、おこめ&すずきんぐと3人で船に乗ると、、、なかなか、3人ともが絶不調な日は無い。
誰かしら釣れて、それで獲物を分け合うから、食材確保の観点では、とても優秀な組み合わせだと思う。
何を言いたいのだろう・・・酔っ払って来たので、最後に、新たに発注したジグについて書いたら終わりにします。
探していたのは
①コチングで水深がある場合に、40gのブレード系ルアーが欲しい。
②メタラバで潮が利いている場合に、60gのジグが欲しい。
(ここまで書いて寝落ちしていましたので、続きを。)
①コチング
コチングは普段は30gのスピンテールを使うのですが、水深15mくらいにマゴチが溜まっていることも多くて、、、
出艇前からコチングやるつもりで細いPEのスピニングタックルを持ち込んでいれば30gでも対応出来るのですが、ナブラ撃ちも視野に入れたグリッサンドはPE2号を使用しているので、潮とか風の具合次第では30gだと着底に時間がかかる場合も出て来ます。
それで、前回の釣りで飛び過ぎダニエルブレードの30gの使い心地が気に入ったので、40gも調達してみようと思います。
それでも物足りない場合は50,60g・・・そこまで重くなるとグリッサンドでもフルスイングし辛く結局のところ30,40gと飛距離にも大差が出ないから、使ったとしても頻度は限られそう。
手持ちのスキッドジグとかにブレード付けて使うくらいで対処しちゃおうと思っています。
②メタラバ
メタラバ覚えてから数える程度の回数しか試せていないのですが、今のところコスパのみならず釣果としてもダイソージグが素晴らしい。
だから30,40gはダイソージグを中心として、動きを変えたい場合には手持ちのジグで間に合いそう。
それより重いジグが必要な場合・・・30,40gまでダイソージグなのに、50,60gからは高級なジグを用意していたのでは、40g⇔50gの境目でジグチェンジに二の足を踏みそう。
それなら出来るだけ安いジグから選んでみよう。
と、言うわけでお気に入りのジグの中で安いと言えばサムライジグとスキッドジグが。
これらの60gを用意しよう。
で、普段ライトなジギングでは80gまでで揃えているのですが、メタラバは今のところ60gまでにしようかと。
メタラバ自体が、ラバー部で抵抗が大きいため、60gで底取り出来ないならメタラバは諦めて、抵抗の掛からないシンプルなジギングにすればいいのでは?
と、自分の中では考えているので、、、そうなりました。
ちなみにサムライジグはマダイチューンのブルピンゼブラを発注済み。
個人的な好みとしてブルピンは好きじゃなく今までそれほど使ってこなかったのですが・・・
黄色マジックチューンを多用するようになり、ブルピンを黄色上塗りで“グリーンゴールド&オレンジベリー”のようにして使うのにハマっています。
この塗り方は既にMMジグⅡ60gとかで使用済み。
ジグはイワシカラーもそれほど好きではないため、イワシカラー&ブルピンは、引き続き黄色マジックチューンを多用することでしょう。
※マジック落ちないようウレタンどぶ付け必須で、、、ウレタンの瓶の中に黄色が移ってしまうのが難点ですが。
おしまい。
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