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いわき2011
いわき2011
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①ニモ2+1:ホワイト×グリーン
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『KF@東北の湘南』
の続編!

2017年“100漕ぎ”
のその先は・・・

東北の湘南と呼ばれる福島県いわき市でのカヤックフィッシングの記録!
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2023年08月28日

桜一釣果


台風が過ぎて、前回はリハビリと位置付けてリバーでカヤックシーバスして・・・

そろそろ外海を満喫しちゃいたい。
間が空いたし、台風の影響で荒れたのも経て状況は一変してるかも。



その出れなかった間には海だけじゃなく自分の都合も変わっていて、まずはフィールドモニターの無料サンプルが届いたこと。
それから、愛しのグリッサンドが新品となって戻って来たこと。

ガイドの修理に出していたのですが、メーカーさんのミスで破損させてしまったとかで、新品に交換して頂けたのです・・・!
愛着が詰まった旧ロッドも名残惜しいですが、今や手に入れるのが難しいグリッサンド66の新品を、偶然にも手にすることができました。

グリッサンドでキャスティングの釣りがしたい。
今シーズンはホエールさんやハルチューブさん,ヒロさんの刺激を受けトップウォーター誘い出しの青物にも気持ちが向いてることもあり(専属タックルを用意するほどではなくて真似事程度だけど)青物は誘い出しもしくはナブラ撃ちで釣れば良い。

だからグリッサンド&フェザーライトに加える3タックル目は、ジギングロッドではなくとも良くなる。
そこをメタラバ用にワンダーショットとすれば、桜一のモニター活動ができる。

そう考えて久々の海に向かいました。


★2023paddling-③④★

☆8/21(月)
☆沿岸水温:23.8℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)



どむオ君が来るはずだったけど、前日になり来ない連絡が。
久々だし誰かと浮きたかった。
アグーさんとか、いたりしないかな?と考えながら現地入りしたけど、誰もいない。



いざ出艇・・・!

この日は新月の大潮を過ぎた中潮
出艇から約1時間半後に満潮で、そこから昼過ぎに干潮で結構下げる。

潮止まりの1時間前に根魚時合が来る説からすれば、出艇の約30分後・・・
つまり漕ぎ進んで腰を据えた頃には根魚時合となっているか、もしくは潮が動いてるうちに朝マズメのマダイ時合で1匹でも釣ってからの根魚時合となるか・・・

いつものルーティンとしてTGベイト60gを落とす・・・既に潮が止まり始めてたのか、意外なほど底取りできる。
これなら、メタラバにセットするジグは40gで良さそう。
(30gでも良かったのかも)

ワンダーショットにPE1号&フロロ20lbリーダーで、メタラバのフロント遊動式
トレーラーは宮一釣漁具Igurei桜一の、大鯛ストレート
頂いた無料サンプルではなく既に自前で使ってたもので、カラーは豊富なラインナップの中でも特に好きな鱗オレンジブラックを結んでいた。


(画像引用元:宮一釣漁具)





桜一には3タイプあって、知った当初まず気に入って使い出したのがシュリンプ

(画像引用元:宮一釣漁具)




次に名前の通り良型のマダイが釣れちゃう大鯛ストレート

(画像引用元:宮一釣漁具)




最後にソイとか根魚にも効くカーリー

(画像引用元:宮一釣漁具)








まずは、大鯛ストレートは巻き抵抗が小さいこと、朝マズメで好活性なマダイを意識したことから、速めのリトリーブとした。

しばしノーバイト・・・そろそろ根魚時合を期待して意識を切り替えよう。
これまではメタラバのトレーラーを途中でチェンジすることは少なかったけど、今回からは頂いた無料サンプルを次々と試したいし、ローテしてみよう。

根魚にも効きそうなカーリーにした。
このカーリーは、大鯛ストレートと対極的に巻き抵抗が大きそう。
他のモニターの方も投稿してたけど、スローなリトリーブでもヒラヒラしてくれると思う。
いつだかメタラバで根魚時合を味わって、テンポが落ちた頃にデッドスローに切り替えたらマゾイが2連発したことがあった。
そんなわけで根魚は、時としてスローなリトリーブに反応することがある。
そこに桜一のカーリーをスローに巻いたら・・・釣れちゃいそう。

それに、潮が澄んでいて水中が見える日で、フォールもヒラヒラと魅惑的・・・今まで自分の中でのお気に入り度合いで言えば3タイプの中で3番手だったけど、このカーリーもしや・・・良い。
特に根魚はフォールから見ていて着底前後のバイトも多い。
それにタイラバじゃなくメタラバだから、元々ジグの形状も選んでフォール姿勢を工夫する点にも意義がある。
そしてそれが、シャローでの釣りが多い地元海域でのKF(カヤックフィッシング)には、とても有効だったりする。
例えばディープの釣りなら着底から30巻きとかして再フォールのところ、30巻きもしたら海面に飛び出しちゃうようなシャローだから10巻きとかで再フォール・・・つまりフォール頻度が多いのと、そうすると根魚が隠れる海底から常に射程圏内のレンジにリグを置くことになり、10巻き後の再フォールに転じた瞬間から根魚のバイトチャンス・・・と、とにかくフォールでの魅せ方がとても大事なのが、シャローでのメタラバだと思う。

そこに、魅惑的なフォールの桜一カーリーは、かなり相性良さそう。

と、思った通り答えは早かった。
フォールから見ていたのか、着底から巻き上げた途端に食い込む!






カラーは鱗レッド





ひとまずモニターとして最初の結果が出せた心地良さを感じながら、このマゾイはリリースした。

続いて、そのまま流しながら続けてたら、どうもフォールバイトが連発する。
フッキングしても乗らない。
シーバスジギングみたい。

ここでフェザーライトに持ち変えてTGベイトを落としてみた。
着底したらシャクってみよう。
ジャーク後のフォールが効くかも。
そう考えて1ジャーク目のフォールで、早速ヒット!!
思い通りの展開は楽しい。







これはカサゴだった。
ホント増えたなカサゴ・・・こちらもリリース!

続いてメタラバポイントを流したけど芳しくなく・・・リアス式ポイントに移動してみた。

移動直後に、海面を飛び出して横っ飛びする群れが!
シルエットからしてメジマグロか、カツオ・・・?
サイズは30~40cmくらいに見える。
この時期はソウダガツオが入って来たりもするし、久々に食べたいと思いキャスト!
しかし素通りされる。
(この時に、横っ飛びする動きに違和感を覚える・・・フィッシュイーターに追われるイワシの動きに似ていたから。でも、まさか、このサイズがベイトになり得るフィッシュイーターとは・・・)

横っ飛びの群れも通り過ぎてしまったし、ひとまずメタラバに戻る。
しばしノーバイト・・・潮止まりだし、また潮が動き出すまでは根魚を1匹でも2匹でも拾えたら御の字か・・・

だけど桜一は丁寧にローテしてみる。
シュリンプの蛍光ピンクを経てから、大鯛ストレートの鱗パープルゼブラにて・・・ドン!









マダイ~!!

さすが桜一!!







さすが大鯛ストレート!!






で、残念ながら、その後は潮が動き出してからも釣れなかったのだけど・・・
メタラバポイント方面に戻ってから、迫力シーンを見てしまった。

先ほどのようなメジマグロ?カツオ?と思われる30~40cmの魚の横っ飛びが再び・・・やはり何かから逃げるような動きだ。
まさかな・・・と思って眺めていたら、逃げ惑う群れの後方で・・・ドっパーン!!

出た~!!
久々に見た激しい水柱!!

そして襲い掛かっていたのは明らかにメーターオーバーの、、、ヒラマサ??
でも背中が丸々としていて黒光りしてる!!
まさかの!マグロ?!?!

・・・可能性としては否定できない。

頻繁ではないにしても、ここは、極稀にマグロが回遊して来ることもある海域だろう。
千載一隅のチャンスに巡り合えたかもしれない。

次またチェイスを見付けたら、仕留めてやる!

そう考えてたら、またまた横っ飛び!そして背中を出してチェイスする巨大魚!!
迷わずグリッサンドでキャスト!
結んであったのはモンスターショット!(どむオ君にオススメされて買ってみた。)

目の前でバシャバシャと襲われ続けるベイト(30~40cm大)の輪の中を通すと・・・バタッとロッドが押さえつけられる!
余りにも唐突な感触に素直な反応が出来なかったのだけど、釣り慣れたイナワラのバイトとは違う。
バイトと同時に走り出さない。
大物は落ち着いてる。
そして、目の前の海面下1mくらいでギラっと反転する魚体・・・メーターオーバーの巨大魚!!
本当にマグロなのか?!
もしくはヒラマサか?!
恐らくその何れかではあるし、どちらにしても過酷なファイトが幕を開ける・・・

その前に!
この、大物特有の走り出す前のコンマ数秒の間に考えた。
右に走ってくれたら水深20mあってPE2号の僕のタックルでも獲れる算段が生まれる。
だけど左に走られたら水深5mの根があって極端に難しくなる。
走らせちゃいけない。
そして、ドラグ締めてなかった・・・
(水深20mくらいあるオープンエリアと、水深5mの根の上ではドラグの締め方を変えるのだけど、オープンエリア仕様の締め方しかしてなかった・・・)
ここで、咄嗟にフッキングを見舞ったら、この巨大魚も釣られちゃうことに気付いて走り出すだろう。
そしたら終わりだ。
このサイズだと、片手でロッドを立てることすら難しくなる。
つまりドラグを締める動作ができない。
ドラグを締めることすらできないままに一気にファーストランだけで終わる。
つまりドラグを適切に締めないままにキャストした時点でミスだったのだ。

でも1つミスしても、それなりにリカバリーを考えなきゃ。
走り出す前にドラグを締めちゃえ!
そう考えてハンドルを持つ左手を離して、ドラグを締めて、その左手をグリップに移して、いざ強烈なフッキングを見舞ってやろうとした刹那・・・その巨大魚は海面下でワイドに首を振った・・・そして僕のルアーは口から取れてしまい飛ばされた・・・

こうして、その巨大魚の走りすら体感できずに勝負は終わってしまった。

いやいやPE2号で無理だろと思われるだろうけど。
実際に釣り仲間たちに度々言われて、議論にもなるのだけど。

でもカヤックだと、PE2号もPE10号も変わらないと思ってる。
真下に走られるなら別だけど、横に走られるシャローの釣りでは、カヤックを横転させずに耐えらえる強度なんて高が知れてる。
真っ直ぐ前に走られるなら安定もするけど、ヒット直後は真横かもしれない。
それを考えたら、キャスト前に締め込んでおける強度にも限りがある。
そして、仮にPE5号とか使ったとして、水深5mとかのシャローを横に走るメーターヒラマサとのファイト中に、横転しない限りの強度までドラグを締め込んだとして、それはPE2号の強度を上回っているのだろうか?
僕には、そうは思えない。

これが水深10,15,20m・・・と深くなるにつれて途端に話は変わって来るのだけど。
水深20mなら、特にヒラマサは根に向かって走るから真横ではないので、横転のリスクも減りドラグも強気に締め込める。
そうなるとPE3,4,5号に匹敵する強度までドラグを締め込めるので、太いPEを使う意味も出ては来る。
だけど、その水深20mて・・・最早ゴリ巻きの水深ではなくて、ドラグ出して走らせても大丈夫なわけで、そしたらPE2号で獲れちゃう。
だからこそ、他の海域ではあるけどマグロをもPE1.5号とか2号で獲るカヤックアングラーがいるわけで・・・

とは言っても、ハルチューブさんたちみたいにヒラマサだけを考えてのタックル選択なら、逆にPEを細くする意味もないわけで、太いラインを使うのは自然な選択でしょう。
それが僕のように、欲張りに色々な釣りを考えてしまうと、間を取ってPE2号くらいに落ち着くのです。
実際に唯一のメーターヒラマサを釣った時はPE1.5号&20lbリーダーでした。

これは地形を理解して、理想的な地点でヒットさせられたから。
今回のように咄嗟にキャストして、バイトを得てから地形のことを思い出すようでは、仮にフッキングが成功してようが、そして例えPE5号を使ってようが、この魚は獲れなかったのではないでしょうか。

そんな反省と、久々に味わった胸の高鳴りと、何とも言えない後味が残る釣行でした。






★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物121匹ゴミ121個


★打率★
2023総数:121匹/34回=3.59




★肴★

刺身



アラ炊き



冷凍庫に大量ストック中のコタマガイの酒蒸しに、シシトウとマダイの身も加えたら、美味しかった!




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Posted by いわき2011 at 13:03Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜