2025年05月06日
GWくらい誰かと漕ぎたいのだが
田植えも終わり出艇チャンスを得た。
今年は新車の納車を待ったため未だ3回しか出艇できてない。
いずれも2匹ずつで会心の釣りを味わえてない。
と、それ以上に気になるのはソロ出艇が続いていること。
誰にも邪魔されずに自由気ままなKFは大好きだけど、たまには誰かと並んで出艇するのも楽しい。
地元いわき市でのKF人口絶頂期は、自分でも最も通って100漕ぎ達成した2017年頃~コロナ前くらいかと思います。
あの頃は休日ならソロ出艇は考えられなかった。
夜明け前の海に着けば誰かしらカヤック降ろしてた。
だから寂しくなんてなかった。
【平日のソロ(もしくは時には2,3名)】⇔【休日の大勢での出艇】の違い?それぞれ楽しむことができた。
常に海況・釣況は報告し合えたから、自分が連勤でも海のことが把握できた。
その仲間たち・・・どこへ消えたのか!!
あの頃カヤックを漕いでいた人たち・・・キッカケは現場でカヤックを目にしたり、仲間の影響とかで始めた人が多いのだと思いますが、様々事情があるにせよ大よそ“その情熱は短命だった”のではないでしょうか。
コロナや家庭の事情,体力や時間・・・それらの問題に直面しても、カヤック購入当時の情熱を持ち続けられていたら、いつか海に戻って来ると思うのです。
もしくは他の趣味に夢中になっている方も多いのかと思います。
それは人それぞれ自由ですし何も言えないのですが。
ただ、これだけ言わせて頂こう・・・
僕の場合は変わらずカヤックが優勝であり、キャンプを覚えた今でもカヤックが優先です。
だからカヤックを“いくつか持っている趣味の中の1つ”程度に思っている人と比べたら、カヤックフィッシングに対する情熱では負けるワケがないのです。
そう考えたら・・・中身の気持ちだけで終わらずパドリングスキルや釣果とか、周りの目に映る面でもカッコ良くありたいものだな・・・なんてことを考えながら、暗い駐車場で艤装をした時間でした。
と、艤装が終わる頃になりカヤックを車載した車が1台だけ見えました。
久々に誰かと会話しながら浮くことができる!と思いきや知らない方でした。
車が隣ではなかったこともあり挨拶もせず先に出艇することに。
ではでは、今日は何が釣れるのか?!
★paddling'25-④★
☆5/5(金)
☆沿岸水温:5/2(金)14.3℃⇒以降未発表
※福島県HP小名浜の定地水温
☆実測水温:16.5℃
☆EP.南の海岸
☆ウェアリング:ドライスーツ(インナー:ラッシュガード)&ネックウォーマー
☆釣り竿
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)
波打ち際に立ってみると想定より若干だけど波がある。
少しだけ予報がズレたかな?
でも許容範囲だ。
タックルセッティングをしつつ波のパターンを観察する。
時たま強めの波が3発くらい続くから、それさえやり過ごせば問題なさそう。
その強めの波とバッティングしたとしても、ブレイクするラインより奥まで立ち込んでから乗艇すれば大丈夫だろうけど、そこまで立ち込むと水深は膝~腰ほどになるかな?
波のタイミングさえ大丈夫なら手前で乗っちゃおう。
そんなことを考えるのは、浜から出艇する際の常である。
と、こんなことを書いているのは実を言うと前回のEP.北の海岸からの出艇では派手に波を被っての出艇だったのです。
いわき市内ではEP.南の国が『難所』とか言われていますが、それは波打ち際だけでなく少し漕ぎ進んでから三角波が立つエリアでの漕艇も含めてのことかと思います。
対してEP.北の海岸は漕ぎ出してからは割とイージーなのですが波打ち際だけは他の出艇地と比べてダントツに厄介なのです。
高さのある波がバタン!と叩く感じのため、これを被るとプロフィッシュのコンソール内は生け簀と化します。
急深な浜のためブレイクラインの奥まで立ち込むこともできない。
だから、かなりベタ凪な予報じゃないと敬遠してしまう出艇地なのです。
で、今回のEP.南の海岸はテトラに囲まれて波も穏やかな出艇地なのですが・・・いざ出艇してみたら問題無しでした。
着岸予定の時間帯には、若干だけど波は落ちる予報であることに加え潮位も上がるから、着岸は心配なさそう。
テトラ帯を超えたらウネリは思ってたより無い感じで、快適なパドリングとなりそう。
まずは“最短の根”でTGベイトを落としてみる。
・・・いきなり根掛かりロスト~!
同じくTGベイトを結び直そうかとも思ったけど、TGベイト60gではラインが立っていたのでダイソージグ40gにした。
フォールで食った!
アイナメ・ソイとかの40cm級くらいな感触だけど・・・浮いてきたのは尺有る無しのメバル!
元気な魚は嬉しい。
幸先良し。
ライン掴んでピックアップしたらバス持ちして写真撮影・・・そのままプライヤーも使わずフック外して、左手でバス持ちのまま右手をストリンガーに伸ばす・・・と、ポロン!メバルが暴れて、海にお帰りになってしまった・・・血抜きしてなかったから大丈夫だけど、メバル食べたかった(泣)
しかしメバルなら群れてることもあるから、追加できるかも。
この間に風が出て来てラインが斜めを向き出したので、再びTGベイトに。
すると、またしてもメバル!
水面でラインを掴み・・・ポロン!フックオフ~!
何をしているのだ俺は。
何が『カッコ良くありたい』だ。
情けない。
結局メバルらしきフォールバイトは4,5回もらったのですが、ヒットしたのは2度のみ。
クーラー空っぽのまま序盤が終わる。
その頃に駐車場で見かけた方が沖に漕ぎ出して行く姿が見えた。
足漕ぎのようだ。
僕も同じ方向に追う。
いつもの地形変化エリアに。
メタラバで真鯛や根魚が釣れると良いのだけど。
ここから風が吹いた。
予報だと一時的な風で再び凪ぐと思われたから、撤退レベルじゃない限りは沖でやり過ごそう。
その間・・・全くノーバイト!
ベイトも映らないし、海藻が浮いてたりするから底荒れが影響してるのだろうか。
風が吹いてた時間帯はマッケローニ100gやメタラバ80gがちょうど良かった。
前にも書いたことがあるけど、TGベイト・メタラバ・マッケローニのような“巻の釣り”の場合には、ラインが真下方向より15~30°ほど角度が付くことを目安にウェイトを選択してる。
それより横に向くと根掛かりが増えるし、真っ直ぐ過ぎても食いが悪い印象がある。
逆に言えば15~30°のラインを見ると『釣れそうな角度だ!』とワクワクしたりする。
さて、風が緩み始めた。
こうもバイトが遠い日には、何か変化のタイミングに期待するべき。
風の変わり目に集中する。
ワンダーショットにメタラバ(桜一カーリー&ダイソージグ80g)を落とす・・・
着底から2,3巻したところで抵抗を感じる。
潮が利いてる時にも巻き抵抗は感じるけど、これは潮ではなく何か付いてる感じ。
ゴミか?とも思ったけど、こんな感触でイカだったこともある。
(※乗合船でTGベイトにヤリイカが釣れた経験)
そのままのスピードで巻き続けると、途中でプルプル・・・微かな振動を感じてイカではなく魚だと確信する。
水深20mから、既に真ん中くらいまで巻き上げてると思うけど、ここまで魚信が伝わって来なかったのだから、咥えたまま等速で食い上げて来てるのか。
ここでフッキングしても抜けるかも。
反転するのを待ちつつ巻き続け・・・残り5mくらいでティップが入る!反転した!・・・フッキング~!!
と、これで大鯛だったらカッコ良くも見えるのだけど、チャリコでした。
リリース!
ここから潮止まりを迎えても追加無し。
9時か10時には風が吹く予報だから、そろそろ出艇地方向へ戻っておこう。
そうしてメバルを釣った“最短の根”に戻ったら、先ほどの足漕ぎの方がいて話し掛けてくれた。
この時点で全く釣れてないとのこと。
そして出艇時の波が怖かったことを聞かされる。
やはり足漕ぎは波打ち際では不利なのだろう。
それに、テトラだかブロックだか、いくらか撤去したようで以前より波が立ちやすくなったと教えてくれた。
・・・
結局ここから追加も叶わず風が吹いて来たので終わることとした。
着岸時は後ろを振り向いて波のタイミングを計りつつ、バウ先だけ波に引っ張ってもらうようなイメージで・・・余裕の着岸
が、しかし・・・足漕ぎの方は沈しかけたと言っていた。
改めてプロフィッシュの優秀さを再確認させられた。
次の出艇時はウェットかな。
そろそろ青物も釣りたい。
おしまい。

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