2025年05月10日
青くも赤くもなかったが
予定外の出艇でした。
今月よりカレンダー通りの日勤となった(9月より交替勤務に戻る予定である)わけですが、昨日の金曜は休暇を頂いておりました。
元々は金~日の2泊3日で仙台へ行く予定でした。
仙台の七北田公園(✖ナナキタダ,〇ナナキタ)で“アウトドアデイジャパン”なるイベントがあり、近くの“水の森公園キャンプ場”へ宿泊しつつ参加してみようと考えたのです。
しかし1泊目に当たる金曜の夜中~土曜の朝にかけて暴風雨の予報・・・
テントが飛ばされるレベルかもしれないと考え、、、最終的には木曜の昼休みに判断しキャンプ場にキャンセルの連絡(泣)
それでも(今月からの4か月間においては)貴重な3連休です。
それで金曜は地元でKF,土~日は近場で1泊キャンプをすることにしました。
(1泊でも仙台へ行くことは可能ですが、実は想定してたほど目当てのメーカーが出展しないことを知ったので気持ちが向かなかった・・・)
で、木曜は帰宅したのが23時前・・・今週末はKF行かない予定だったからリーダーも結び直してないしルアー類も前回使った分を乾燥中で片付けてない!
リーダーは前回のままで諦め,雑に準備して1時前に就寝!
2:30起床!・・・仮眠でしかない。
朝のうちしか浮けない風予報だったから時間を後ろ倒しすることはできなかった。
★paddling'25-⑤★
☆5/9(金)
☆沿岸水温:14.3℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆実測水温:16.5℃
☆EP.南の海岸
☆ウェアリング:ウェットスーツ&55ドライパーカー
☆釣り竿
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
3:30頃に現着
艤装していると・・・
忍を積んだ車が現れた!
知り合いではなかったけど、平日なのにソロじゃない。
結果して他に足漕ぎ1艇と2人乗りボート1漕だった。
さてさて!
相変わらずメジマグロ釣果が頻発してる。
自分も先日7キロを釣ったけど、同じくらいのサイズがカヤックでの釣果情報として複数と・・・動力船では30キロとか。
もちろん30キロ未満は意図して釣っちゃいけないし釣れちゃったとしてもリリースなのだけど、ライトロッドでヒットしちゃうとファイトに時間を要してしまう。
だから今回は3本目のタックルにジギングロッドを選択した。
当然30キロ級とか相手するとしたら十分に“ライト”に分類されてしまうクラスのタックルだけど、7キロ級とかなら問題ないだろう。
青物のナブラ撃ちを念頭におきつつジギングで青物を。
それと乗合船の海域には真鯛が乗っ込んで来てるようだからカヤック海域でも期待してTGベイトを。
そんな想定で出艇したけど、まず序盤は恒例の“最短の根”に寄ってみる。
水深13mベースの中に頂上で8mになる根があるポイントなのだけど、朝マズメ第1投で良型の真鯛が釣れたこともあるし、デカマサと思われるラインブレイクも経験してる、侮れないポイント
前回はメバルのバイトが複数回あったし、メバルもイメージしてTGベイトを落とす、、、潮も風も流れてなくて真下に落ちるからダイソージグ40gにチェンジしたら、呆気なく根掛かりロスト、、、
同じポイントでもタイミングや海況で根掛かりリスクは変わる。
海藻の生い茂り具合とか、艇の流され具合、底潮とか・・・
で、TGベイトに戻してノーバイトが続いたので移動!
真っ直ぐ沖のオープンエリアに漕ぎ出してベイトの具合を探ると・・・ベイト湧いてる・・・!!
魚探に良さげな反応が映る度にジグを落とす。
概ね水深15~18mのエリアで、Sグライド150gからスタートしたけどベタ凪なのでスローナックル140gにチェンジした。
途中ジグのフックにカタクチが刺さって来たけど、サイズは10~12cm程に見える。
手持ちのプラグ類にもドンピシャだし、これでナブラ撃ち出来たら楽しい展開になるのだけど・・・
でもベイトが湧いてるだけでフィッシュイーターが見つからない。
こうした状況だと
『青物は入って来てない。』
と安易に結論付けする釣り人が多いけど、僕は違うと思う。
この広大な大海原の中で、人力のカヤックでチェック出来てる範囲なんて猫の額ほどだ。
どこかにはいるかもしれない、そう考えて探す方が結果に近付けると思う。
確かに青物の“大群”は入って来てないのかもしれないけど、可能性としては
・フィッシュイーターの数に対してベイトの数が多過ぎるから余裕を持って捕食してるためにジグを見切っている。
・ベイトが多過ぎて常に満腹のため時合が短い。
・沖から接岸する途中でベイトを見付けてしまうため灘まで差して来る必要がない。
等々が考えられる。
いずれにしても、どこかのタイミングで食欲ある群れが灘まで回遊して来るのを期待するか、時合を待つ意味でもシャローで続けるか、もしくはディープでは違う状況だと期待して自分から向かうか・・・
とにかく魚探の反応を見つつ、少しでも可能性を感じるポイントを転々としよう。
途中で忍の方と話してみたら、メバルを3匹だか釣ったようだ。
根魚も想定してTGベイトも挟みつつ、スローナックルやTBジグ等を落とし続ける。
それにしてもノーバイトが続く・・・水深18mまでのエリアには見切りを付けて大きく移動してみる。
水深20~25mのエリアにも地形変化があったと記憶してる。
そうして水深20mを過ぎた頃に海底に変化が映った。
漕ぐ手を止めて第1投、、、着底してラインテンション張ったら、重い!
根掛かりかと思いきや底から浮いた、、、そして強烈な首振り!魚だ!
・そこそこドラグ出す:アイナメ等の根魚ではない。青物,ヒラメ,マダイ,良型クロソイとか?
・しかし短距離で走りが止まる:青物でもない。ヒラメ,良型クロソイ?
・強烈な首振り:ヒラメも違う?良型クロソイ?
・それにしても重量を感じる:クロソイでもない?やはりヒラメ?
こんな感じで魚種を想像しながらファイトするのが習慣になってる。
地元海域でのKFだと、動力船に比べシャローで根ズレを警戒したファイトを強いられることが多い。
だから地形と魚種をイメージして対処することが有効なのだ。
そして浮いて来る・・・
ヒラメだとするとファーストランだけ耐えて根から浮かせちゃえば、中層は大人しく浮いて来て表層で最後にダッシュすることが多い(ここで逃げられることが多い)けど、この魚は中層でも暴れる。
やはり良型クロソイなのか?
クロソイだとしたら、この重量感は60超級かもしれない・・・
しかし姿を見せたのは良型ヒラメだった。
意外にラストのダッシュは見せない。
ランディングした際にネット内で激しく暴れるのはヒラメらしかったけど、艇に引き上げてからは暴れない。
良型ヒラメだと艇の上で激しく暴れるから、ここから脱走されることもあるのだけど。
中層でヒラメらしからぬ抵抗を見せたから、もう疲れ切っているのか。
ヒット直後の首振りも釣り慣れたヒラメの感触じゃなかった。
ま、魚も生き物なわけで、1匹ずつにコンディションとか習性に違いはあるのでしょう。
兎にも角にも沖へ移動して第1投の落ちパク・・・これはポイントが変われば全く違った状況なのかもしれない。
そのポイントを探し当てたのだとすれば、ここからパツレンか??
そうも期待したけど、続かなかった。
その後も鳥の気配に釣られて転々と移動を繰り返したけど、とうとう“フィーバーポイント”は見付けられなかった。
こうもベイトが湧いてると、どこか局所的にフィッシュイーターが狂喜乱舞してる“フィーバーポイント”が有ったりもするのだろうけど・・・
その地点を当てられるか否かで雲泥の差になるパターンの日だった。
風向きが変わった頃に着岸・・・
後ろから忍の方が着岸して来てクーラー見せて頂いたら、型は出てないけどメバル,ソイ,ホウボウ,アジと釣ってた。
シャローに留まるべきだったろうか?
しかし僕のヒラメ(66cm)の方を羨ましがっていたので、プレゼントした。
今日は漕ぎに漕いだからヒラメを捌く体力が残ってなさそうだった。
お礼にジュースを頂いてしまった。
『私もこの辺りでやっていて、また会うかもしれないし、よろしくお願いします。』
と、ご馳走様です。
終わってみると・・・
相変わらず数に乏しい釣果だけど、唯一の魚を取りこぼさずランディングできて、型にも恵まれた。
それに漕いで漕いで探したから、心地良い疲労感もあり満足感も得られた。
会心の釣りとまでは言えないから、また次回に持ち越しだけど。
そうして3連休の初日が終わった。
翌日のために県内のキャンプ場を予約し直して、帰宅したらキャンプ道具を車載して、泥のように眠った。
それで土曜になり、片道1時間弱のキャンプ場でチェックイン13時だし、朝寝坊のつもりが5:30に目覚めてしまったので、こうしてブログを書いたわけであります。
そろそろ支度して早めに出発しよう。
遠回り寄り道してグラウラーに生ビールを買って行こう。
次の休みこそは青物を・・・

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