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2022年04月11日

進化論

4.10RELEASEのルアーを購入しました。

imaの『RAIKIRI 70 BLADE』

“大人気のRAIKIRI 70にBLADEチューンモデルが限定登場。”



※ima公式ブランドサイト引用

以前から度々話題にしていますが、スピンテールを用いてのコチングが大好きです。
元々はimaスピンガルフの“チャートバックパール”カラーが気に入っていたのですが、スピンガルフネオにモデルチェンジした際にチャートバックパールがラインナップから消えてしまったのです。

それで、他のメーカーのスピンテールで同カラーがラインナップされている商品を何個か試して、Atollの『JJ SHAKURU』に落ち着きました。

シャクラは商品説明の通り絡みにくい点が気に入っており、またラインナップされている他のカラーも魅力的なカラーが多いため、カラーバリエーションを豊富に揃えています。

でも、この度このライキリブレードチューンの発売を知り、使ってみたくなりました。
バイブレーションのボディにブレードチューンしたもので、純粋なスピンテールとは若干違うのですが。
スピンガルフは20gよりも30gを主に使っていたのに対し、このライキリブレードチューンは17g・・・しかもボディが長いため余計に着底まで時間を要す気がする。

だから30gを使うコチングポイントよりも浅いポイントで使用する必要がありそうだけど、潮が緩い時とか、スピンテールで反応が乏しい時に使えそう。
試してみて気に入らなければ、カヤックシーバス用にしても。

ところで、何故このチャートバックパールにだけ、これほどまでに魅かれるのか。
単純に・・・これまでの経験から“釣れる気がする”からなのですが。

細分化すると
・バック(背中)=チャート
・ボディ(側面)=パール
・ベリー(お腹)=オレンジ
です。

そもそも何故ルアーは、単色ではないのか?
それは、どの方向から見るかによって背景が変わり、カラー毎の役割(ナチュラル,アピール,カモフラージュ・・・)が変わるからだと思います。

チャートバックパールカラーのルアーと、生きたイワシが中層を並んで泳いでいるとする。

・海面から見下ろしてベイトを探している回遊魚からだと
背景となる海底方向は、浅い砂地なら明るい白色の可能性もあるが、深い海域では漆黒の闇だろうし、浅くとも磯場なら暗い色合いになる。
浅い砂地ならバックがチャートカラーのルアーは溶け込み、逆に背中が黒や青系統の色をしているイワシは目立つ可能性もあるが、深い海域や浅くとも磯場ならバックがチャートのルアーは目立ち、逆に背中が黒や青系統の色をしているイワシは溶け込むだろう。

・海底から見上げてベイトを待っている根魚からだと
背景となる海面方向は、多くの場合で空の色に左右されると思うけど、多くの場合は明るい色合いになる。
そうするとベリーがオレンジのルアーは目立ち、逆にお腹が白や銀系統の色をしているイワシは溶け込むかもしれない。

・カヤックシーバス等でターゲットと同じレンジにルアーを通した場合は、ボディのパールカラーと、背景となる潮色との兼ね合いで見え方が左右されると思う。

これらを総合すると・・・
ホームEP.でのコチングで考えると、浅い砂地のため海底は白系統?水深10~15mくらいのため、太陽の照り具合次第では海底は暗い可能性もある。
だから海面方向から見下ろしている魚には、チャートバックが目立っているか溶け込んでいるかはわからない。
でもブレードが付いているから、海底に光が届かない日にはチャートバックが目立つかもしれないし、逆に海底まで光が届いている日にはブレードのフラッシングが目立つのかもしれない。
メインターゲットのマゴチは海底から見上げていると思われるけど、概ね明るい海面(空)の背景に対して、ベリーのオレンジでシルエットが映し出されていると思う。
ブレードのフラッシングは、太陽光が斜めに挿して海底に反射する角度を考えると、ブレード全面積ではなく細い光、、、つまりシラスにも通じる見え方をしているかもしれない。





次は話を強引に関連付けて、ベイトフィッシュの色の話を。

イワシ,サバ,アジ・・・青魚に限らず底物も・・・思い浮かべてみると十中八九は背中側が濃い色で、お腹側が薄い色をしています。
中学の頃の美術の教科書を思い出すと、色彩の表のようなページがあったと記憶していますが、そこに載っていた用語で言えば“明度”に該当すると思います。
背中側は明度が低い(黒に近い)色、お腹側は明度が高い(白に近い)色と言えると思います。

何故か・・・?

それはフィッシュイーターに見つかりにくい色だからだと思います。

海底から見上げても、白いお腹は背景の空に紛れて見つけにくい。
海面から見下ろしても、黒い背中は背景の海底に紛れて見つけにくい。

例えばアルビノのニジマスは、鳥に見つかりやすく生き延びるの確率が低いと聞いたことがあります。


では、魚が考えて、そのように進化したのか?
“背中が黒く、お腹が白い子供が産まれますように”と考えて、卵を産んだのか?

それは違うみたいです。



そもそも、それが出来たら魚に限らず人間も、抑えきれないペースで進化・発展してしまうと思います。
人間は欲がありますから、空が飛べる子供とか生まれるでしょう。



そうではなくて、、、これは聞いたことがある話なのですが、例えば200匹の稚魚が産まれたとして・・・
①100匹はお腹が白く
②もう半分の100匹はお腹が黒く
産まれたとします。

それぞれ、海底から見上げる捕食者から生き延びて子孫を残せた数が
①は背景の空の色に溶け込んで見つかりにくいため→90匹
②は背景の空の色に対して目立つため→10匹

すると次世代への遺伝としては確率的に
①の体色が90%
②の体色が10%

として産まれてくることになります。

それを太古から何世代も繰り返すうちに・・・自然と、理にかなった体色が99.99・・・%となる。
これが進化の仕組みらしいです。

不利な特徴を持って産まれた稚魚は、成長する過程で危険に晒される割合が多く、子孫を残すことが出来ない。
強い者だけが子孫を繋ぐ・・・それが、その種の繁栄のためには必要な摂理なのだと思います。
だから、多くの種のメスが強いオスに惹かれる。

あれ・・・人間の女性は時たまダメ男に惹かれる場合があるけど、それを繰り返すと人間の退化を招くのでは・・・?
“人間は特別”と考えてしまうことは危険だと思うけど、それでも、人間社会はとても複雑で、生物学から逸脱しないと説明できない面も多いのだと思う。



更には、生きた化石と呼ばれるシーラカンスとかは、、、なぜ太古から進化していないのだろう。
太古の時点で既に非の打ちどころの無い完成形だったのか。
それとも、シーラカンスのメスは極端に異端児(突然変異とか)に警戒する性格で、親世代から変化の少ない遺伝子のオスと繁殖する種なのだろうか。

ブログのジャンルから逸れて難しい内容になってしまった気がする、、、



けど、魚釣りをするときに、1cmでも大きな魚を、1匹でも多く釣るためには、必要な道具を知る前に釣り方を、釣り方を知る前に相手(魚)を知ることが、とても大事だと考えているから、このように科学的なことも、自然と興味を持ってしまうのです。



今回はここまで

次回は・・・前回の釣行で気になったジグとタックルバランスについての話題を、気力があれば明日にでも、書いてみたいと思います。

それでは夜勤前の昼寝です、おやすみなさい!



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Posted by いわき2011 at 13:26Comments(0)釣り談義