2023年10月30日
手に取るように。
手に取るように、海の中や魚のことが解ったら・・・
それは釣り人が思い描く理想だと思う。
その理想を現実にすることが難しいのだけど、何事も『具体的に考える』ことが大事な気がする。
『〇〇パターンの時は〇〇なルアーが釣れる』とのセオリーがあったとして、そのメソッドを具体的に『〇〇パターンの時は〇〇な理由〇〇な理屈で〇〇なルアーが釣れる』と理解してるアングラーは、かなり少ないように思う。
そのままだと、応用が利かない。
『具体的に考える』ことを意識し続けて、このところ若干だけど思う通りの展開を味わうことも・・・時たま経験できている。
特に『時合』については、事前に潮汐や予報からプランを考えて時間帯ごとのメリハリを意識して、何時ごろに、どのポイントで〇〇を釣れたら・・・と理想的な展開をイメージして、その通りのタイミングで本当に釣れたり・・・
定説としては『潮が動いてる時が釣れる』と言われてるけど、魚種によっては潮が緩い方が活動しやすかったりするだろうし、地形が複雑だと干満の時間から素直に潮流を考えてもズレてたりするのだろうし、もちろん潮流だけで時合が決まるのでもない。
そこには机上の計算ではどうしても追い付けない部分もあって、そうすると経験を積んでしまう方が早い場合もある。
だからこそ自分は地元の限られた数か所のエントリーポイントからの出艇を繰り返すことに面白さを見出せている。
そこに最近では、約1か月先に迫ったジギング大会に意識が集中している。
【2023ジギングトーナメント岸波CUP VOL.6】
第6回大会のようだけど、記憶の限りでは恐らく4回目の参加な気がするから、2回ほど参加できなかった年があったみたい。
昨年の記事はこちら
今までもそれなりに戦略を考えて臨んではいたけど、そこに今年は時合も意識してみる。
当日の潮汐は

スケジュールは
6:00出船
12:00沖上がり
スタートは30分ほど走ったとして『潮止まり1時間前』の根魚時合に当たりそう。
根魚とは言ってもアイナメ・ソイではなくて重量を稼げるヒラメが欲しい。
同大会時の序盤は水深60m台の漁礁に行くことも多いから、イシナギなんて釣れたら理想的だ・・・
ヒラメ・イシナギ(もしくは良型ソイ等)を意識したジギングから開始するか。
でも、昨年を思い出すと中盤の上げ潮でヒラメ時合があった。
だからやっぱり、干満から考えただけの通りには、時合は読めないことも忘れちゃいけない。
それに、いつも開始直後は出合い頭のサワラカッターに遭うこともお決まりのようになってる。
フックを、ワイヤー入りアシストラインのタイプに変えておこうか・・・
他にもサワラ&タチウオに対しては、どこまで備えよう。
重量は稼げない魚種だから、積極的にターゲットとはしたくないけど、でもお土産として美味しいし・・・周りで釣れてたら自分も大会そっちのけで釣りたくもなるのだろう・・・迷う。
そして本命と考えるべきは青物だろう。
ブリ・ヒラマサの10キロクラスとか釣れっちゃたら、それで一気に上位進出となる。
(※ルールは2匹の合計重量で、マグロ・サメ・エイはNG)
つまり青物を意識したジギングをメインとしつつ、その他の魚種が釣れそうなタイミングを感じれば、いくらか違う釣り方もする。
ヒラメ・マダイ等は良型ならポイントを稼げる。
そうしたことを考えて、まずタックルは決定済み。
①Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
・リール:REVO LJ-4
・ライン:PE2.5号
・リーダー:フロロ35lb
②Salty Stage Jigging SJC-78/150-KR_LFJ(Abu Garcia)
・リール:REVO LJ-3
・ライン:PE1.5号
・リーダー:フロロ20lb
③Slow Dancer Ⅱ SLC-60L-Ⅱ(Golden Mean)
・リール:コンセプトフリー
・ライン:PE1.5号
・リーダー:フロロ20lb
④FeatherLight63(TULALA)
・リール:ロキサーニパワーシューター
・ライン:PE1号
・リーダー:フロロ20lb
①のタックルをメインとして青物用に。
ジグはスライドアクター,TBジグ,メンジジグ,Sグライドを中心として、フックセッティングはアシストオンリーかテールも追加するかは、状況次第・・・他にベイトが豊富なパターンならウォブリンSも。
②のタックルは座布団用に。
スローナックルのみか、状況次第ではFKジグ等も。
③のタックルは、①&②のフォローに。
④のタックルは、TGベイト&マッケローニでマダイ用に。
これらの中から、先発タックルはどうしようか、更にはそれぞれのタックルに対しスタート時にセットしておく先発ジグはどうしようかを、ここ数日は悩みに悩んでおります。
まだ1か月も先なのに・・・
ひとまず今の段階では
先発は①のタックルにSグライド210gで出合い頭のモンスターに挑む。
潮が緩ければ、すぐに②に持ち変えてスローナックル140gでヒラメ&イシナギ狙い。
そこからは状況を掴んでシフトするけど
③のタックルにはスライドアクター120g,TBジグ120,140g,メンジジグ150,190gの何れかをセットしておいて①のフォローとするけど、もし根魚時合になれば、こちらにもスローナックルやFKジグ180gをセットするか、もしくはロングジグのままにテールフックも付けるか・・・
①,②,③で使用するジグは他に
・ウォブリンS100,130,160,185g
・Sグライド150,180,210g
・ナマラジグ150,175,200g
そこに使用しないかもしれないけどタックルボックスの底に忍ばせておくのは
・ナマラジグスローチューン200,250g
・オンジジグ160,180,220g
・スキッドジグ180,200,250g
・ZEN200g(kayak55.comオリジナルカラー)
・SLジグSD230g
④のタックルにはTGベイト60gをセットしておいて、潮が効いてたらマッケローニ100,120gにトレーラーはIgurei桜一とする。
このタックルで使うルアーは、この3個だけ。
まだ1か月も先だから、更に熟考して変更するかも。
そしてこれらを、日常のカヤックでは同じく残り1か月となる55真鯛ダービーや、ここから面白くなりそうな青物ジギングに挑みつつ大会用のジグを試したり・・・忙しい。
けど、これが楽しい。
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