2023年11月02日
T-point!
前日の鬱憤を晴らせるか・・・と言うか直近3回続けて、フグを除いた獲物は1匹ずつしか釣れてない。
悔しさが溜まる中で、今回は初めての出艇地に!
ホエールさんが開拓してくれてる『T-point』
ホエールさんが新規開拓の候補地として気になっていると教えてくれた時から、僕の方が自宅から近いですし、何なら先に下調べしてご案内差し上げるべきところ「タイミングあればご一緒しましょう。」と話したまま、僕は一向に足が向かず・・・気付けばホエールさんは何度か訪れて結果も出してる。
何も情報が無い出艇地を利用するのは大変に勇気がいるものですが、誰かが先に開拓してくれてると安心感がある。
そうした意味で、ホエールさんに感謝しつつの出艇となりました。
これまで足が向かなかった理由として、ここT-pointの魅力は地形変化だと思うのですが、そうした意味では最寄りのEP.南の国で似た雰囲気は味わえてしまう。
だから「地元は強風予報だけどT-pointなら出れる!」ような日があれば、行ってみようと思ってたのです。
でも地元のホーム的な出艇地からは、T-pointまで車で30分~1時間しか離れてない。
地元が強風なら、ほぼほぼT-pointも強風なのでした。
それが、今回の予報は・・・EP.北の海岸&南の国は強風で、EP.南の海岸は大丈夫だけど前日に撃沈したばかりで気分を変えたい。
それならば、思い切って行ってみよう!と決めました。
近いとは言っても自宅から車で1時間で、日の出から出艇するには日の出が早い季節だと出発時刻が極端に早くなってしまうこともあり、日の出が遅くなった今の季節だからこそ積極的に気持ちも向きました。
途中のコンビニでホットのミルクティーを買いましたが、いつもと違う新商品だと、釣果はどう変わるのか?!

★2023paddling-⑤②★
☆11/2(木)
☆沿岸水温:21.0℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.T
☆ウェアリング:ウェットスーツ&55ドライパーカー
☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・Slow Dancer Ⅱ SLC-60L-Ⅱ(Golden Mean)
夜明け前のドライブ・・・この心躍る感じ久しぶり・・・船橋の三番瀬に通ってた頃を思い出します。
普段と違う新鮮さが心地良いのと、勝手がわからないアウェーの孤独感と・・・!
道中もちろん釣りのプランについて考えまして・・・
まずグリッサンドでは誘い出しヒラマサの一択?
地形変化があるからマダイや根魚も豊富だろうと考えて、フェザーライトではTGベイトを。
それと、ホエールさんが同ポイントで結果を出してた『Gコントロール』も。
これは以前から常に持ってはいたのだけど、キャスティングの釣りは頻度が乏しいこともあり未だに入魂できてなかったと思う。
これもフェザーライトで投げてみたい。
で、お決まりの悩み「3本目は何にしよう??」
「マダイや根魚も豊富だろう」との考えからすれば、ワンダーショットでメタラバやったら楽しそう。
でもジギングでの青物も恋しい。
そう言えばサビキ&泳がせの用意はどうしよう?
まずグリッサンド&フェザーライトでキャスティングの釣りに気持ちが向いてるから、鳥山&ナブラは積極的に追い回したい。
それで機動力重視が軸に決まった。
機動力のためには、パラシュートアンカーを使ってると勝手が悪い。
パラアン使わずに風が吹いて来ちゃうと、メタラバじゃ太刀打ち出来なくなるかも。
サビキ&泳がせなんて、仕掛けを扱う時点で機動力を阻害する。
そんなわけで、3本目はジギングタックルとした。
時間も予定通り順調に到着~準備も進んで、漕ぎ出す。
到着した時は波が高いかと思ったけど、テトラ際の一角だけ穏やか。
波打ち際は向きこそ逆だがEP.南の海岸に似てるかもしれない。
漕ぎ進んで視界が開けて来ると、左側に崖が見えるロケーションが、懐かしのEP.Oを思い出す。
そして早速ベイトが凄い。
魚探にも映るし、鳥も舞ってる。
期待できる!
さて、どこへ向かおうか。
初めての場所だと特に役立つ『釣りナビくん』アプリ
以前アプリのサービスが停止したと思ってたのですが、いつの間にか復活してました。
アカウント消してなかったから、プロットしてあるポイントもそのまま。
で、このアプリは水深1m刻みの海底地形図が見れて、更にGPS機能で自分の居場所も重ねて見れる。
事前にチェックして・・・
ホエールさんが言ってた1.5km先の根は確かにアプリでも載っていて、その根より南側はフラットに深くなり、北側は浅く地形変化がある。
この大まかな位置関係も、EP.Oに似てる。
その他には根の西側と東側に、スリッド状に深い溝がある。
その両スリッドでバーチカルに、根周りのシャローでキャスティングゲームを・・・と考えた。
GPSも駆使して、まず西側スリッドを見付け、TGベイトを落としてみた。
1時間後に満潮潮止まりだから、まさに今が根魚時合だと考えたため。
そしたら初場所での第1投下から、バイト!
乗らなかったけど、再び着底させて巻き巻き・・・乗った~!
なんと幸先の良いことか!(幸先の良さなら前日も完璧だった!)
浮いて来た魚体は、綺麗な桜色の真鯛!を、バラした~!
40cmくらいだったでしょうか。
残念・・・
お次は、お目当ての根を見付けて魚探にプロットしておこう。
それで、その根を基準に位置を把握して動き回ろう、と考えた。
意外に近くて、すぐに根のプロットが出来て、この周辺のシャロー帯でキャスティングゲームを・・・と考えてたら、南側で鳥が数羽だけど集まってる!
そして、その下には・・・遠くからでも目視できる派手な水柱!!これは大型じゃないか~?!
漕ぎ寄ると、その水飛沫の中でメジマグロが跳ぶ姿が見えた。
まさかの、ベイトがメジ?!これはデカマサ確定じゃないか!!
水深も15~18mを示してて、事前予習によればここから南方向はフラットなはず。
つまりデカマサでも走らせて獲れる算段が出来る。
ドラドポッパーをキャストして、リーリングでアクションしてたら、ボコォ!
出た~!乗らない!
結局3度目くらいのバイトでヒットして、走り出す!
あれ?デカマサほどの迫力がない。
まさかのイナワラサイズか?
でも、やたらスタミナは凄い。
疑問を感じながら姿を見せたのは・・・メジマグロ!

45cm(※クロマグロ採捕禁止につきリリース)
なんと、メジマグロは追われてるんじゃなく追ってる側だったのだ。
口の中には、これでもかと大漁のカタクチイワシが。
それにしても、このサイズであれだけ派手な水柱を上げてたんだから、余程勢いよく食い漁ってたのだろう。
続いてシャローでキャスティングゲームしてみたけど、釣れない。
TGベイトに戻したら・・・

マダイ!
しばし続けたけど、乗らない中りや抜けるのも多い。
それでメタラバにチェンジして、巻き速度を色々と試してたら、デッドスローにバイトが頻発!
そして再びのマダイ!

宮一釣漁具Igurei桜一シュリンプと、ダイソージグ40gでのフロント固定式でした。
どっちがどっちかわからなくなったけど、38cmと40cmでした。
お次は、そろそろ青物ジギングとしよう。
Sグライド150gをワンピッチ・・・やはりSグライドはスローダンサーだと、しっくり来る。
そしたらすぐに、ドン!

60cmのギリギリだけどワラサ!
今日はイケるんじゃないの~?!と、ちょっと元気になったんですが、まさかのまさか、これにて中盤以降パタリと何も無く・・・
11時半頃に着岸としました。
そう言えばウミガメを3度ほど見た。
1度目はパドルで届きそうな距離に浮上して来たから、お互い驚いた。
感想としては、まだまだ地形変化が豊富なようだから、広く漕ぎまわって開拓を進めてみたい。
頻繁には通わないだろうけど、気分を変えたい時とか。
ただ、同じく地形変化が豊富なEP.南の国と比べると、よりシャローでのキャスティングゲームに向いてる気がしました。
EP.南の国だと、バーチカルな釣りをする分には、ある程度テキトーに流してても程よい地形変化が繰り返される半面、根の上にキャストするにはピンポイントで根を見付ける必要があります。
対してT-pointだと、バーチカルな釣りをする分にはスリッドとかをピンポイントで見つける必要がありますが、シャローエリアは広大なため、キャスティングゲームをする分には大まかな位置取りでキャストを繰り返しても、しばらく浅い根が続く感じでした。
ヒラマサももちろんだけど、春先のシーバスの季節とか楽しそう。
とにかくまた、行ってみたいと思います。
では、おやすみなさい!
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物185匹ゴミ190個&小物130匹ゴミ13個
★打率★
2023総数:(獲物185匹+小物130匹/10)/52回=3.81
★ベイト★
カタクチイワシ
★肴★

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