2023年07月01日
トビ山
そろそろマダイが狙い時な気がするし、メタラバに気持ちが向いている。
だけど何をやってもヒラメの魚影の濃さを再確認させられる気もする・・・
それと、グリッサンドを修理に出してる期間はグリッサンドよりも遠投性&パワーに優れたスピニングロッドを使用することだし、せっかくだから誘い出しの釣りも満喫したい。
それらの想いが現実となった釣行でした。
★2023paddling-⑳★
☆6/30(金)
☆沿岸水温:21.6℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.N
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)
Neoversal1002MLFS(Daiwa)
暗いうちから準備して、海風に当たりながら明るくなるのを待つ優雅な時間が大好き・・・なのだけど、手際が悪いと結局いつも準備終えたら即出艇!くらい明るくなっている。
漕ぎ出すと・・・ここは湾奥か?と言いたくなるくらい波が無い。
予報通り南西の風なのだろう。
この出艇場所は南西の風だと波が穏やかになる。
昼までに風向きが真南に変わって強まる予報だ。
用事があるため9:00沖上がりがリミットだから、強風になる頃には着岸してる予定ではある。
ただ、とにかく南寄りの風の日だから・・・序盤は南に漕いでしまってから流そうかな、と考えていた。
でも潮の加減でも流され方は変わるから、まずそれらを把握すべく水深10mくらいで立ち止まる。
この流され方を把握すべく立ち止まっていた間に何の釣りをしたかは覚えてない。
恐らくフェザーライトを握って、バイブレーション(GEN40g)のリフト&フォールか、TGベイトだったような・・・
それで、南西の風向きではあっても無風に近いくらいで、むしろ潮が効いているのか逆に南側に流されている。
これなら真っすぐ沖に点々としつつ南に流されて、南風が強まったら北に流されて戻る・・・と、とても怠けたプランも可能かもしれない。
このようなことを考えつつ同時に聴覚にも神経を集中させておくことも忘れない。
先ほどから時たまボイル音が聞こえている。
案内役の鳥が見当たらないから、音を頼りに沖に漕ぎ出してみる。
すると・・・やたらトビウオの逃避行(逃飛行?)が多い。
そして・・・ガバーッ!!
完全に青物だと認識できるくらい背中を出してチェイスしてる!!
いつもなら出艇時はグリッサンドにダイビングジョーをセットしてるけど、今回はロングロッドであるネオバーサルに・・・ドラドポッパーをセットしてた!!
何と幸運な巡り合わせ・・・!!
このシチュエーションはナブラ撃ちとも違う。
やりたかった釣り・・・誘い出しをすべき時だ。
次第に海面を飛び出すトビウオが増えて、背中を出しながらのチェイスも所々で目視できる。
トビウオの飛び出しを目安にキャスト方向を決めて、ドラドポッパーを撃ち込む!!
2,3回転のリーリングでダイブさせてはストップ、の繰り返し。
そしたらルアー後方で海面が盛り上がる!青黒い背中!
ガバーッ!!
ミスバイト!!
トップウォーターの釣りは、視覚的にバイトシーンが見えちゃうが故に反射的にフッキング動作をしてしまいがち。
そうではなくて、確実にロッドで重みを感じた時だけフッキングすれば良い。
海面でのバイトは意外にミスバイトも多くて、派手な出方な割には口に触れてないことが多い。
そう心得て慌てずアクションを継続する。
そしたら間髪入れずにまた
ガバーッ!!
・・・ドン!!
ヒット~!!
派手なドラグ音!
下に下に走る!
PE1.5号&フロロ20lb×2ヒロ
同じタックルで、過去には70cm超のヒラマサを水深5mの根の上でゴリ巻きランディングに成功した。
その時だったか・・・リールのハンドルが歪んだように感じて、買い直した気がする。
今回は・・・ヒット前から気付いていたのですが、水深15mフラット・・・よほど南方向に走られない限り浅い根は無い。
ヒットした時点で負ける気がしなかった。
だからドラグも事前には締めてなくて、ファイト中に落ち着いて徐々に締めこんだ。
でも、それにしても・・・スタミナが凄いな。
もしかして、80cm超級??
そう期待もしたのですが、浮いて来たら納得・・・スレ掛かりでした。
(この日は潮が済んでいて、残り10mくらいまで浮いて来たら魚影が確認できる日だった!)
68cmのワラサだった。
欲を言えば、誘い出しの釣りならヒラマサが釣りたかった。(贅沢!)
家族はワラサ食べ飽きてる感があるのだけど・・・体に傷を付けてしまったことだし、この1匹はキープする。
ファイト,ランディング,血抜きの間に、いくらか流された。
狙いどころなエリアに戻らなきゃ。
どこだ??
鳥山なシチュエーションと違って目印が無い・・・と思っていたけど!
トビウオが飛び交っているエリアを目指せば良いのか!
鳥山ならぬトビ山・・・!
そして続けざま今度は綺麗に口にヒット!
同サイズのワラサを、写真撮らずにリリース!
浅い海域がホームだから、深い水深から時間かけて釣り上げた魚と違って、ランディング後にも魚が元気なことが多い。
だから普段から写真に撮っている魚は、小物は別として脳天絞めしてから撮影してる。
特にヒラメなんて・・・絞めずに写真撮影なんかしたら股の間で暴れられて大変に危険なのである。
むしろ脳天絞めしないとネットから出せないし針外しもままならない。
と、言うわけで、リリース前提の(=脳天絞めしない)ワラサについては、写真撮影は出来なかった。
ネットの中で暴れた拍子にフックが外れてくれたから、そのままネットを返してお帰り頂いた。
さて、豪快な釣りに満足したので、続いてはメタラバ!
トレーラーは桜一の大鯛ストレートに、組み合わせたジグはダイソージグの40g
(TGベイトで底取りを把握した感覚から、本当は30gで良いと思ってセットしたけど、後々に勘違いして40gをセットしてたことに気付いた。)
さて根魚たちの活性や如何に・・・!
・・・ドン!
まさか・・・今日もヒラメだらけな感じ??
こちらはリリース!!
二子山ポイント方向に徐々に移動しつつ、点々としてる根を一つ一つチェックしながら進む。
そして水深18mラインだったか・・・
ドン!!
この鋭い叩き方は!!
マダイいた~!
53cm
そして二子山ポイントまで到達したら、潮が変わったのか沖方向に流される。
水深も18~25mくらいを流すことになるのと、ラインが斜めを向き出したからジグを60gに。
無名メーカーのジグだと思うけど、通販で1個当たり150円程度で調達できた。
A山とB山の中間地点で・・・ドン!
(ロッドがワンダーショットで食い込み抜群ではあるけど、今日は勢いのあるバイトが多い!)
そして、こちらもヒラメでは無さそうな感触・・・!
アイナメいた~!
37cmで大型ではないけど、迷わずキープ!
アイナメの食旬である初夏に、アイナメを食べてないことに焦りを覚えていた今日この頃・・・嬉しい。
そして、これでワラサ,ヒラメ,マダイ,アイナメ・・・4種となったから、五目達成といきたいところ。
メタラバ続けてれば、ソイとか混じるかな?
そういえば沖でも聞こえてきたボイル音・・・メジがジャンプしてた。
サワラいないかな?と考えてキャストしたけど釣れない。
確実に1魚種追加できそうなのは、コチングかな?
シャローでコチングする時間を残すために早めに沖には見切りをつけて、また点々とする根をチェックしながら漕ぎ戻る。
すると・・・
飽きない程度にヒラメが釣れる。
この写真の1匹だけキープとした。
51cm
そして気付けば
ワラサ②
ヒラメ⑤
マダイ
アイナメ
・・・計9匹だ。
これは二桁達成もしたい。
コチング開始・・・!
マゴチ1匹釣れれば、五目&二桁が同時コンプリートとなる。
この時点では簡単に考えていた。
まずはティップが硬いのは我慢してネオバーサルで始めた。
マゴチはバイトしてから咥え直すから、食い込み抜群なグリッサンドが重宝するのだけど・・・
でもネオバーサルだと飛距離が凄く飛ぶ。
だから1キャストで広範囲を探れる。
しかし、ノーバイトが続く・・・
水深8,9mくらいまで移動して、次はフェザーライトを使ってみた。
キャストで飛距離は出ないし、ラインがフロロ5号直結のため潮を受けるけど、この水深ならどうにか。
それに、ティップの食い込み的にはコチングに向いているだろう。
そして・・・ドン!
コチングの醍醐味である徐々に食い込むバイトではなくて、鋭くヒットした!
それほど大きくはなさそうだけど、これで五目&二桁コンプリートだ!!
ありがとうマゴ・・・
ソゲちゃん・・・
これにて二桁達成は果たしたけど、五目も達成したい・・・
そして続けざま・・・ドン!!
この重みは良型か?!
追い合わせ!フッ・・・
抜けてしまった~!!
こうして4魚種10匹でタイムアップとなった。
五目リベンジは次回以降に・・・
★ルアー★
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2023総数:獲物72匹ゴミ72個
★ベイト★
ワラサの喉奥から10cm強のカマスが出て来た。
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