2024年01月24日
EP.Oから?!
懐かしいEPで浮いてみた。
元々は地元で最もカヤッカーが集まる出艇地だったけど、数年前から立ち入り禁止となってしまっている。
ただし隣の浜は立ち入り禁止ではないわけで、去年だかブラザーさんが出艇してみたと聞いてから気になっていた。
駐車場所を工夫する必要があるし、それなりの距離をドーリーで移動することにはなるけど・・・
★paddling'24-③★
☆1/18(木)
☆沿岸水温:14.7℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライスーツ(インナー:ラッシュガード&55ドライロンT)&ネックウォーマー(着脱を繰り返した)
☆釣り竿
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・復刻ロッド改(Garcia)
F氏と初めて漕いだ時,仲間が増えて賑やかだった頃,big-13さんやホエールさん,C-49さんも遠征にお招きした・・・思い出の出艇地だ。
漕ぎ出すと、とにかく景色が懐かしい。
断崖絶壁の岩肌・・・そしてすぐに記憶が蘇る。
この出艇地のメインとなる『ソイ爆ポイント』へ行き付くために、当時は遠くに見える岬の方角に漕ぎ出していた。
そちらへ向かってみよう。
その前に、水深5~7mのシャローでワームを投げてみる。
ジャクソンのダニエルヘッドロック42gに、ガルプを組み合わせてみた。
何年振りだろう・・・EP.Oへの想いを込めた1投目・・・食った~!!
・・・しかし!
食い込ませてから重みが乗ってるところにフッキングしたのだけど、ワームだけ取られてしまった。
でも幸先良過ぎる・・・やはり誰からも叩かれてないだけあって魚影が復活しているのだろうか。
そう期待したけど、そこから続かない。
ソイ爆ポイントに移動して一つテンヤをやってみる。
いくらか間を置いてからファーストフィッシュは・・・!
ベラ!
ここ数年で増えたものだ・・・
ちなみに出艇時だけ風が吹いてたからパラアン使ったけど、テンヤで一流しする頃には風が止み潮も流れずGPSを見ると『0.0km/h』
少しでも流されるようパラアンは仕舞った。
徐々に徐々に沖に流されて、メバル爆ポイントが気になる。
魚探には残ってないからスマホ出して釣りナビくんアプリを起動した。
アプリに記憶しておいたのだ。
しかし・・・ポイントがズレてる。
GPS狂った?
アプリの精度の問題??
後半に、と考えていた『崖下シャローでのロックゲーム』だけど、もう向かっちゃうか。
と、プラン変更について考えていた頃・・・ベラと思われるエサ取りに遭う。
悔しいからベラだろうが掛けてやろうと考えて、エサを付け直して落とす。
着底と同時にコン!と感触が有り即アワセ!
重い・・・座布団か?!
でも魚のような突っ込みがない。
ゴミかと思いきや、巻き抵抗が軽くなったり重くなったり変化するから、何かしら生き物だろう。
イカだったりして・・・と、姿を見せたのは!
イカが思い付いたのにタコは思い付かなかった。
生涯3度目のタコで、うち2度が直近1か月以内だ。
最近タコに好かれている・・・
しかし前回の小さなタコと違い、今回は1キロくらいありそう。
キープ?でもソフトクーラーに仕舞うだけでも大変そう。
一先ず針はずし・・・と思ったけど、タコ足に絡まれて針はずしもままならない。
もはや生きたままリリースすることが困難だ。
食べてもみたいし、キープしよう。
それでイカの絞め方を思い出して刃物を入れたら、下半身だけサーっと色味が引いた。
でも、まだ動いてる。
左手にランディングネットを持ったまま、右手でスマホ検索『タコ 絞め方』
どうやら目と目の間に刃物を入れるらしい。
やってみたら動きが止った。
それで落ち着いて針はずし。
ラバーネットから足を1本ずつ剥がして、ソフトクーラーに収納した。
いよいよ崖下に漕ぎ寄る。
ソイ爆ポイントも懐かしくて素通りできなかったけど、ここEP.Oに来たからには最もやりたかったのが、シャローでのロックゲーム!
地元だと他のEPでは、ポイントが限られてしまうから。
ただ、漕ぎ寄ってみたら漁師さんが崖沿いに網を入れていて、網を避けての釣りとなったからポイントは限られた。
限られたとは言っても・・・ここの崖下は広大な岩礁帯だから問題ない。
そうして、何度かワームをズラされるようなバイトを逃してから、遂にヒット!
メスのアイナメ!
アフタースポーンなのだろうか?
瘦せ細っていてヒレもボロボロだ。
リリースしようと思ったけど、フックが目を貫通してしまってたから、美味しく食させて頂こうとキープすることに。
エラに刃物を入れてストリンガーにぶら下げた。
1匹釣れたから、いよいよ時合かな?
とも思ったのだけど、続かない。
で、途中ふと気付いたのが・・・事件です。
ストリンガーにぶら下げてたはずのアイナメがいない。
どうやらロープの結び目が解けてしまって、ストリンガーごと落ちてしまったみたい。
もう血抜きしてたから蘇生できないし、とても申し訳ないことをした・・・
ストリンガーを通すロープには、木製の玉を通してあった。
昔、曾祖母が背中をゴリゴリしてた玉?
これをロープに5個くらい?ストリンガーと交互に通しておくと、ストリンガー同士が絡まない。
その玉・・・確かに浮いてた。
遠目に『なかなか潰れない泡だなぁ。』と見てたのが、あの玉だったのだ。
曾祖母の形見ではないけど、何か大切なモノを失ったような感情になった。
さて、続かない展開に嫌気が差して、大移動を決意する。
大きくサイドチェンジしてサーフ方面に向かおう。
この日は稀に見る透明度で、水深10mの海底が見える。
途中メバルのような魚が1匹だけ見えた。
で、サーフ側も何も無し・・・最後の悪足掻きとして出艇地正面の水深10m前後を。
昔F氏が『出て直ぐの10mくらいのところは、だいたい何かしら釣れる。』と言ってたのが印象に残ってる。
夕方の用事を考えると、残り1時間・・・いや30分だろうか。
TGベイトを使ってたけど、何か良くないイメージも湧いてしまった。
例えば、このまま何も釣れずに最後にTGベイトの根掛かりロスト、、、なんて事になったら、後悔しそう。
これだけガチャガチャした根の上なら、やはりオフセットフックのワームで釣るべきか。
そもそもが、そんな釣りがしたくて今日は浮いたのだ。
で、バサロHD30gにフラッシュJを組み合わせて、水深10mベースの中に7mくらいの根を見付けて・・・これも1投目!
食った~!
なんと感動的な1匹なのだろう。
黄金のオス・・・
先ほどのメスがアフタースポーンな感じだったから、このオスは卵の見張り番してるかもしれないと考えて、丁重にリリースした。
時間はまだある。
だけど、ここで終わるよりも更に清々しい気持ちで終われるような展開には、持ち込める自信はなかった。
これにてストップフィッシング
ありがとうEP.O
これからもよろしくお願いします。
★ルアー★
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2024総数:獲物15匹ゴミ17個
★打率★
2024総数:5.00
★肴★
タコは捌けない。
母親が水産加工系の仕事をしていて、タコは専門だから助かる。
自分は前日のマゾイを刺身にして、ビール飲んで夕飯を待っていた。
そしたら、お隣の漁師さんから魚が届いた。
タチウオ①
ヒラメ③
イシモチ多数
再び台所に立ち、タチウオの炙り
タコもタチウオも美味しい・・・
イシモチは大き目4匹を選んで塩焼きに。
僕が釣ったマゾイの刺身は、完全に脇役に追いやられた。
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