2023年07月16日
リズム
(ナチュログのサイトにアクセス出来ない不具合が続いて、釣行2回分の投稿が滞ってしまった。)
いつも通り仕事から22時半くらいに帰宅して、翌日が夜勤のため昼寝前の早朝出艇を企てる。
夜な夜な車載するのだけど、今回は要領よく動けて24時前には就寝できた。
リズムが良い。
そろそろ日の出もピークを過ぎて遅くなり出したし、出艇場所まで車で10分くらいだし・・・アラームは2:30ではなく3:00にセットした。
※これまではEP.Nを“最寄り”と表現していたけど、よくよく考えたら15分はかかる。
正しくはEP.北の海岸の方が最寄りだった。
★2023paddling-②⑥★
☆7/13(木)
☆沿岸水温:23.5℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.北の海岸
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
復刻ロッド改(Garcia)
WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)
目が覚めたら4:07だった。
確かにアラームを止めた記憶がある。
二度寝してしまったようだ。
だけど日の出前は雨が降っていて、到着する頃に止むだろうから二度寝してちょうど良かったのだと自分を宥めて出発した。
現着して艤装するけど、どうも手際が悪い。
前夜の車載のように要領よく動けていないのがわかる。
浜まで出てから、キャップを忘れたことに気付き車まで戻ったりとか、とにかくリズムが悪い。
出艇は5:11
この出艇地は、繰り返し書いているけど時合が明確で、ヒットパターンにも違いが出る。
だからゲーム性が高い。
時合について、どうも潮止まりの1時間前くらいに良い想いをしてる傾向に気付いた。
セオリーとしては潮が動いてる時間帯に期待するものだけど、回遊魚に比べて遊泳力の弱い根魚は、潮が効き過ぎてる時間帯は海底にへばりついたり穴に潜っていて、潮が緩んだ頃に活動を開始するものらしい。
それがつまり、潮止まりの1時間前に当たる。
それが仮説で終わるのか、それとも実証できるか。
今日は7時前に干潮の潮止まりだから、つまり6時前に時合が来る・・・て、もう目前に迫ってる!
沖(と言っても岸とほぼ平行移動だから、浜からの直線では500mくらい?)の根魚マンションまで漕いだら5:30になってそう。
実釣開始から2,30分で時合となるわけだけど、時合が来たその瞬間に釣りが開始出来ていれば良いわけではない。
それまでに把握しなきゃならないことがある。
艇の流され方を把握して、釣り方を決めてタックルを決めてルアーのウェイトを決めて・・・あわよくば時合の前にバイトを何度か得られたならば、ヒットパターンのヒントとなったりもする。
そうして用意周到に時合を迎えて、いざバイトが頻発したら、そこから更にヒットパターンを具体的にアジャストして・・・と出来れば“爆”も見えて来る。
だけど今日のタイムスケジュールだと、ファーストバイトが既に時合を迎えた時かもしれない。
そうすると、1匹目を釣ったジグがヒットパターンなのか、それとも時合だから故にパターン外してても釣れちゃったのか、そこらへんが判断出来なくなる。
寝坊したり、艤装に手間取ったり・・・それが響いた。
バイオリズム的なものなのか、調子良く釣れてる期間はリズムが伴う。
仮に寝坊して想定より遅れたとしても、そのお陰で出艇直後のシャローで鳥山に遭遇できたりとか、何もかもが上手く作用するもの。
そんな意識があったから、この辺りで『無双期間は終わったかもしれない・・・』と、ある意味で潔く覚悟を受け入れた。
自分で無双なんて言っちゃってるけど、ホエールさんに無双と言って頂けたから、ありがたくそう表現しておきます。
しかし諦めちゃいけない。
状況が悪いなら悪いなりに、その悪い中での最高を探り当てなきゃ。
(このところ何かと野球に例えてしまうけど)
絶好調期間なら、ホームランも打てるだろう。
だけど調子が崩れた時に、簡単に三振ばかりするようなバッターにはなりたくない。
タイミングが合わず泳ぎながらでも、どうにか外野の前にヒットを打つとか、ランナーいるなら外野フライや内野ゴロで1点でもチームに貢献するだとか、そんなバッターでありたい。
そう考えて、いつもなら余裕を持って状況把握をするところ、頭をフル回転させて、いくつものことを同時進行して探った。
艇の流され方や有望なヒットポイントについて、実際に艇を流しながらだけではなくて、予報を思い出したり傾向や想定も加えて・・・いきなりピンポイントで撃ちたい根を!
TGベイトを落として、いつも通り潮の加減を把握することと同時進行で、釣ることも考えて丁寧に巻き上げる。
ここまで書いていて、とても釣りが上手な人みたいでカッコいい。
実際に気持ちの中ではそうだった。
が・・・痛恨の根掛かり!!
・・・これがリズムか。バイオリズムか。
きっと良いリズムに乗ってる時なら、ここで狙い通り第一投で釣って、その後に沈黙して・・・貴重な時合にキッチリ1匹ゲット!みたいに、胸を張って終われるのだろう。
意気消沈して根掛かりを外そうとジタバタする。
ラインの角度を見て逆側に漕ぎ戻って、手でラインをチョンチョンして・・・ここもやはり、良いリズムに乗ってる時なら、簡単に外れて回収できるのだろう。
今日のリズムなら、これはロストするシナリオかもしれない。
高価なTGベイトを・・・
どうにも取れないので、半ばロストを覚悟して強く引っ張ってみる。
そしたら・・・グングン・・・?!?!?!
これ魚付いてるじゃん!!
もしかして、根掛かりではなくてフォールバイトで根に潜られてた?
もしくは、根掛かり外しのためにチョンチョンしてたの見て食いついちゃった??
ラインを張ったり緩めたり、どうにか根から引っこ抜きたい。
良型だとすれば、無理に引っ張らずに緩めて待てば、自らのパワーで根掛かりを外して根から這い出してくれるハズ。
そうして・・・ゴンゴン!
根から出て来た!
心地良い根魚らしい感触・・・
じゃん!
ムラソイだった~!!
とてもご無沙汰なムラソイ・・・
浅いところに多いのか、オカッパリの穴釣りだと釣れるけど、カヤックだと数える程度しか釣ったことがない。
でも、釣ったことあるソイ類の3種(ムラソイ・クロソイ・マゾイ)の中で、カヤックから最初に釣ったのはムラソイだった気がする。
それと、これまではエサ釣り,ワームやテンヤでしか釣ったことなくて、他2種のソイに比べて視覚・聴覚よりも嗅覚で捕食するタイプなのかなと思ってる。
それが前回おこめがジグでムラソイ釣ってて、無性に羨ましかった。
ソイ3種でどれが旨いかと言ったら意見が分かれるのだろうけど、ムラソイは筋肉質な気がする。
マゾイはメバルに近くて、歯応えよりも旨味な感じ。
クロソイはシャキッとしてて、刺身として盛り付けた時の見栄えも良い。
自分はクロソイが好きなのだけど・・・ムラソイも好き。
たぶん一般的にはマゾイが最も喜ばれるのかもしれないけど。
今回のムラソイは35cm
ゴジラ級になるクロソイと違って、ムラソイなら35cmでも嬉しい。
(たぶん過去に釣ったことあるムラソイは40cmで精一杯な気がする・・・)
さてさて、ここの時合は短いから、すぐに次!
この1匹のムラソイを釣った感触から考えて、ジグのウェイトは40gでもイケる。
ダイソージグ40g!
そしてフォールで・・・食った!
メバル~!
前回おこめと釣った時は、体色が黒っぽい印象が強かった。
このメバルは、前回に比べたら白い。
それに過去ここの根魚マンションの名物的に思ってた、ヘラブナみたいな体高のメバルじゃない。
これで29cmだけど、迫力がない。
クロメバルとかシロメバルとか・・・メバルの種類は複雑だ。
ブルーバックなんてのもいる。
前回と今回のメバルが、厳密に別種なのか、それとも居着き系・回遊系の違いとかなのか、メバルは難しい。
で・・・これで時合は終わってしまった。
そこからは、なんと根掛かりによりTGベイト2個もロスト・・・
これもリズムだろう。
無双期間は根掛かりロストも少なかった。
9時前に着岸しました。
★ルアー★
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2023総数:獲物99匹ゴミ99個
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