2023年04月22日
バシッ!!っと。
火曜の朝のこと。
仕事に向かう途中でメッセージが届いた。
ホエールさんが翌日の水曜に福島まで来られるそうで、もし休みなら・・・と、お誘いの連絡でした。
昨年6月に来られた際にブリを釣ったEP.南の海岸から出艇するそうだ。
しかし水曜は仕事・・・泣く泣く諦める。
すると10分後・・・お次はスライダースのグループLINEに投稿が。
どむオ君が『明日はカヤックのりまする!』
タイミングが・・・
もしかして、どむオ君もホエールさんからお誘いの連絡を受けたのかな?
でも、ヒラマサ狙いでEP.南の国から出艇すると言ってるから違う??
ホエールさんにEP.南の国なら、どむオ君がいますよ、とお伝えしたら、合流することになったみたい。
結果は・・・
勝手ながら記事を拝借します。
ワラサ!からの爆荒れ撤退
夕方どむオ君に電話して結果&海の様子を聞いたら、またまた別な方からメッセージが・・・
昨年のKFリモートフェスで貴重な東北勢として共闘した宮城の“鹿さん”でした。
翌日(木曜)に初の福島遠征とのことで、何かローカルルール等あれば・・・との連絡でしたが、どうやらEP.O脇の海岸から出艇を考えていたようで、出艇地変更の必要がある旨を伝えました。
脇の海岸から出艇するにしても現在は立ち入り禁止となっているEP.Oに駐車することが出来ないためです。
だから・・・どうしてもEP.Oから出艇したければ、カヤックを浜に降ろして車はどこか遠くに停めて来る方法なら可能なのかもしれないですが、それもEP.Oの敷地を通過できないことから、カヤックは堤防を越して運び入れる必要があります。
現実的では無い・・・
それでEP.南の海岸からの出艇に変更となりました。
前日のホエールさんに続き、鹿さんともご一緒したかったのですが・・・木曜は父と田んぼ仕事の約束をしていました。
午前中で終わるのは明白だったため、あわよくば午後から・・・と思い早朝より鹿さんの釣果情報を催促するも、残念ながらノーフィッシュとのことでした。
午後は風が吹いて出艇できないから、潔く諦めて整骨院に。
どうも1,2週間ほど左肩が不調でした。
ここ1,2年は腰その他の不調が左半身に偏っており、いつだか整体を受けたら
『頸椎が7個中・・・左は全てズレている。体の左側だけ悪いところ多いでしょう?逆に偏頭痛は右ばかりじゃない?』
と言い当てられて驚いたのでした。
また通いたいけど、その整体は車で1時間くらいの距離にある。
迷っていたら、近くに知り合いが開業していたことを思い出したのです。
許可を得ていないので、その整骨院について場所も名称も伏せますが、いわき市内の某所です。
20代の頃に結成・活動していたソフトボールチームのチームメイトで、メンバー最年長(僕の3学年くらい上?)の方でした。
チーム解散してから数年ぶりにお会いして、話せて良かった。
どうやら僕は左の肩甲骨が凝り固まっているようで、継続して通わせて頂きます。
さて、翌日の金曜はスケジュールが空いている・・・出艇を目論む。
EP.南の国かEP.南の海岸か・・・早朝3時にアラームをセットして、起きて予報を再確認してから、出艇地は最終決定としよう。
いずれにしても基本の2タックルに、追加の3本目で一つテンヤにしよう。
★2023paddling-⑦★
☆4/21(金)
☆沿岸水温:15.6℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の海岸
☆ウェアリング:ウェット
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
復刻ロッド改(Garcia)
やはり風に弱いEP.南の国・・・この予報だと短時間撤退の可能性もある。
久々の出艇だし落ち着いて満喫したいから、安定のEP.南の海岸に向かった。
鹿さんからの情報だと木曜のEP.南の海岸はベイトが豊富とのことだった。
出艇すると・・・情報通りベイトが濃い。
ホエールさんとブリ釣った日と同じように、水深15mくらいから海面ピチャピチャ魚探は真っ赤な感じ。
でも、あの日と違うのはジグの対象と成り得るサイズのサバとか、タチウオが簡単に釣れる感じじゃなかった。
2cmくらいの何かの稚魚を、小サバが追ってる感じ。
もしかしたらイワシやアジも混じってるかもしれないけど、とにかく・・・それらを捕食するフィッシュイーターが入ってるかどうかが肝心だ。
そうこう考えていたら、南側の地形変化がある方面で鳥山が。
かなりの数の鳥・・・!
漕ぎ寄ったらナブラはなかった。
海面に浮いたマイクロベイトを、鳥たちが食べているみたい。
近くのテトラポットは糞で真っ白・・・鳥の餌が豊富な状況が続いているのでしょう。
ナブラ撃ちばかりしていたころは、出艇時にテトラポットの汚れ具合をチェックするのが習慣になっていた。
この頃は忘れていたけど、このテトラチェックは、至近でナブラが立っているか否かを察する参考情報として役に立つと思っています。
で、こちらエリアは鳥が群がっている割には、魚探の反応は乏しい。
時折バッと濃い反応が映っては通り過ぎる感じ。
北側のエリアは、マイクロベイトに群がる小サバ・・・その小サバを襲う魚がいるのか、もしくは釣りの対象魚に成り得る魚種も、小サバではなくマイクロベイトを捕食していたりするのか・・・
マイクロベイトパターンならブレード系とか、他のルアーにしても波動を弱くとか動きを緩くとか・・・その前に!
ベイトが豊富な状況に固執せずに、違う糸口を考えてみよう。
一つテンヤ!
ベイトフィッシュを食べ飽きて(?)甲殻類に目移りしてるグルメな個体がいたら、一つテンヤに反応してくれるのでは??
しかし一向にアタリは無い。
エサ取りのフグすらいないのか、エサは綺麗なまま。
時たまエサを新しいものに付け替えつつ、、、どうしよう。
ここEP.南の海岸は漕ぎ慣れてないから、いくつも目ぼしいポイントを知ってるわけじゃない。
風に流されながら、地形変化が映ったら集中してみたり、海面に変化を見つけたら漕ぎ寄って落としてみたり。
ちなみに風は無風に近くて、パラアン使わなかった。
左舷から風を受けて流し、それでもテンヤは4号で底取り出来た。
水深は15~18mくらい。
途中いくらか風が吹いて来た時間帯があった。
パラアン使っても良かったけど、もしテンヤを重くすることで底取り対処できちゃうようなら、ドテラのままにしたい。
それで次々と流された方が広く探れる。
それくらい、艇が流されない日だ。
そう考えてテンヤを6号で事足りるか・・・と迷いつつも8号にしてみた。
道糸の角度を見ると、ちょうど良かった。
そうして、8号に変えたら割とすぐでした。
波も穏やかで艇も揺れないから、繊細な釣りが出来ていた。
着底も手に取るように感じ取れて、リール3回転ほど巻き上げて、シャクってからテンションフォール・・・フッ・・・バシッ!!
微かにテンヤの重みが抜けた気がして、糸ふけが出るほど明確でも無かったんだけど、咄嗟にアワセることが出来た。
(恐らく・・・風や波がある日で艇が揺れていたら、感じ取れなかったろうと思うくらいの違和感だった。)
針掛かりした直後に明確に首を振る。
これは真鯛じゃなかろうか!
しかも、首の振り幅が広い・・・良型かも。
そして良型らしく落ち着き払って、僅かな“間”を置いてから走り出す!
ジジーっ!!
父が初任給で買ったらしい古びたグラスロッド・・・そこに同じく父からごく最近もらい受けた良さげなリールを組み合わせ、PE1号にナイロン12lbのリーダーを結んである。
日頃から20lb強度のタックルばかり使ってるから、12lbだと、普段の感覚で魚のサイズがイメージしにくい。
真鯛・・・こんなに走る??
青物すら疑ってしまうけど、でも首の振り方が真鯛だ。
青物も大きくなると振り幅の広い首振りを感じるけど、針掛かり直後の振り幅で青物だとしたら、メーラークラスじゃなかろうか。
それなら流石にもっと走るだろうし、やはり真鯛と考えるのが自然か。
それにしてもドラグは鳴り続ける。
砂地ではないけど、大きなアップダウンも無い地形だ。
強引に止めるよりは、素直に走ってもらおう。
そうして浮いて来たのは・・・
真鯛~!!
嬉しい~!!
が、、、正直もっと大きいと思ってた。
80cmとか・・・
どれだけ普段20lb強度の感触に慣れてることか。
例えば20lbフロロ直結のフェザーライトで掛けた時は、過去このサイズはもっと楽に浮かせられてた気がする。
改めて、20lbと12lbは・・・違うんだろうな~当たり前だけど。
それと、途中で何度も鋭く首を振ってたから、グラスロッドで良かったと感じた。
グラスの弾力が首振りの動きに追従してくれて、ラインテンションを絶妙に保ってくれた。
こうしたグラスのメリットが無かったら、首振りで針が外されてたかもしれない。
ただ、ランディングしてみたら抜群の位置に針掛かりしてはいた。
さて、引き続き・・・そう簡単に状況が変わるでもなくて、改めて貴重な1尾を仕留めれた満足感を感じる。
ふとテトラ帯を見ると、波が穏やか。
普段は波があると近付けない。
これは・・・近寄ってテンヤ落としたら、根魚が釣れるんじゃ??
アイナメ,ソイ・・・ソイも、久しく釣ってないムラソイ釣りたいな。
ムラソイは、マゾイやクロソイと違ってハードルアーには釣れない感じで、ワームや一つテンヤだとお目にかかれやすい。
テトラに向かって漕ぎ漕ぎ・・・近付いてみると流石にテトラ直近では波が盛り上がって危ない。
でもそれも想定内で、それほど目の前まで接近しなくても、テトラは海面に出ている位置より斜めに手前から入っているだろう。
テトラが切れている部分でも、堤防の基礎が外側から入れてあるだろう。
と、考えていたのですが、魚探で地形を見る限り映らない。
この堤防&テトラは、割と直角にストンと積んであるのか。
この堤防は陸続きではない。
渡船があったら、テトラから探り釣りでアイナメ釣れるだろうなぁ。
で、沈みテトラは映らなかったけど、岩盤が入っていて真っ平なわけじゃないので、一つテンヤ落としてみる。
早くエサを使い切っちゃって、北側のオープンエリアに移動しよう。
ベイトいっぱいの中から、ジグで大きい魚を探そう。
そんなことを考えながら水深10mくらいで一つテンヤをテンションフォール・・・コツっ・・・バシッ!!
首振ってる!アイナメじゃん?!
しかし・・・いくらか走る。
首振り×根魚ではない程度に走る×青物ではない程度のスピード=真鯛!
美しい・・・!
1匹目はストリンガーに繋いでるけど、こちらはソフトクーラーに入りそう。
ソフトクーラーに穴を開けたくないから、ヒレのトゲを切り落とす。
ついでに腹も裂いてみた。
胃の中は甲殻類・・・?
1匹だとマグレ感もあるから、2匹目が釣れて気分が良い。
北側に移動!
メタルマジックTGで小サバが釣れたから泳がせたけど、何も無し。
忍の方が1名だけ浮いてたからご挨拶を。
やはりサバしか釣れてないとのこと。
でも、キープしてるサバが見えたけど、自分が釣った小サバよりは大きい。
30cmもないくらいだけど、これならフックリリーサーさえ持ってれば無限サバゲームも楽しめたのに。
風が出て来て、まだまだ余裕がある程度だったけど、何だか満足しちゃって帰ることに。
最後に撃投ジグレベル80gを・・・魚探いっぱいに映ってても、アクションの違いは出るもので1ピッチでテンション抜いたフォールの時だけ食って来る。
先ほどの方がキープしていたくらいのサイズのサバを、2匹だけ釣って終わりました。
リリースしたけど、ブルブル振動するサバからフック外すの大変だった。
やはりフックリリーサーさえあれば楽しめたのに・・・
着岸して片づけてる途中で、鹿さんがいらっしゃって初めましてでした。
昨晩はキャンプして二日酔いで、連浮は断念したそうな。
また、お越し下さい。
kayak55マダイダービーとりあえずエントリーしました。
マダイは全国どこでも良型いるので、もっともっとサイズアップしないと下位に埋もれてしまうと思いますが・・・
おしまい。
★ルアー★
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2023総数:獲物14匹ゴミ20個
ちなみに本日は先払いメソッド発動しました。
空き缶拾ったら真鯛釣れて、また拾ったら真鯛釣れて、更に3個ゴミ拾ったらサバ3匹・・・!
★ベイト★
甲殻類
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Posted by いわき2011 at 13:11│Comments(0)
│七浜ゲーム@いわき七浜