2023年07月24日
サワラ求ム。
出艇の前日・・・プランを考える。
どむオ君も来れるとのことで、僕の方が珍しくディープでのジギングに気持ちが向いていることもありEP.南の国で約束した。
それで、用事の帰りに海に寄ると・・・プロフィッシュを片付け中のハルチューブさんが!
様子を聞くと、ナブラが続いてワラサ~ブリを15本くらい釣ったとのこと。
そこにはマグロも混じって飛んでいて・・・と話してる最中にも、陸から見える距離でナブラが続いてる。
明日はキャスティングゲームな展開になるのだろうか・・・
グリッサンドが修理中で、それに合わせてたリールもオーバーホール中・・・
グリッサンドの代わりにネオバーサルを持ち出してナブラ撃ちは可能にはなったけど、それに合わせてたリールも不具合・・・
つまりナブラ撃ち出来るようなスピニングタックルが無い!!
青物が回ってる雰囲気があってもジギングで仕留めることをメインとしつつ、キャスティングはフェザーライトで対応するしかない。
と、考えつつ帰宅して、不具合発生中のリールを回してみたら、ゴリ感が消えてスムーズに回転する。
根本的な解決にはなってないだろうけど、明日だけどうにか使えるか?
そう考えて、ネオバーサルもラインナップに加えて準備とした。
★2023paddling-②⑧★
☆7/18(火)
☆沿岸水温:22.4℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
Neoversal1002MLFS(Daiwa)
3:00のアラームで起きて、片道15分・・・の中間ほどで気付いた。
足がスゥスゥする。
いつもは枕元にパドリングタイツを用意しておいて、起きたら下半身だけは着替えてから車に乗るのだけど、どうやら寝ぼけたまま着替えを忘れて、寝起きの格好のまま出発してしまっていた。
Uターンして・・・時間のロスだ。
・・・現着すると、どむオ君の他にアグーさんもいた。
お互いInstagramでは繋がっているため日々の様子も若干は知っている関係だ。
僕よりも、どむオ君との方が面識が濃いようで、準備しながらも会話してる。
どうやら僕のブログの内容について話していたようで、アグーさんが意外にも愛読してくれていたことを知って嬉しかった。
執筆活動のモチベーションにもなるから、是非とも些細なことでもコメント頂けたら嬉しいです。
日の出を待って出艇・・・

漕ぎ出すと早速ぴちゃぴちゃとベイトがいる。
艇は南に流される。
メタラバポイントやリアス式ポイントを経由して沖のディープに向かおうと、東に漕ぎ出す。
魚探は賑やかに映り、タチウオがいないか気になってメタボスイマーを落としたけど、反応無し。
それぞれ思い思いの方角に散り出す中で、僕は北東方向に数羽の鳥がいることが気になった。
方向を修正して鳥に向けると、その下でナブラが!!
ドラドポッパー素通りされて・・・その辺りで、どむオ君が声の届く範囲まで近寄って来てたので、ナブラのことを伝えると急行して来る。
その途中でトローリングしてたようで、呆気なくワラサを釣ってた。
僕の方は僅か2,3投で、やはりスピニングリールがご臨終なされて、TGベイトを結んでいたフェザーライトにプラグをセットしてキャスティング仕様に変更してる間に・・・ナブラが止んでしまった・・
とか悔やむ暇もないくらい、ここから至る所でナブラが乱発し出した。
潮が速いようで、どんどん南に流される。
アグーさんが最も南に浮いていて、僕が中間に、どむオ君が北方向に浮いた位置関係で、各々ナブラ撃ちの時間となった。
フェザーライトでオーバーゼアスキッピングをフルキャスト!
ベイトタックルでキャスト連発する感覚・・・カヤックシーバスを思い出して心地良い。
フェザーライトに組み合わせてるリール(ロキサーニパワーシューター)は自前で手入れしてから、ドラグワッシャーにオイルが付いてしまい指ドラグを強いられることを除いては、快調となった。
そして、スキッピングに襲い掛かる背中!
ドっパーン!!
幸先良くワラサ!

しかし、ナブラの移動が速い・・・そして群れが違うとルアーへの反応も様々違いがある日だった。
ここで久々のナブラフィーバーを満喫しても良かったのだけど、僕も大人になりまして食卓の彩りとか、釣味にも彩りを求めるようになっている。
1匹目のワラサが割と派手な出方で満足できたこともあるし、ワラサの腹からは大量のシラスが出て来て、これだけナブラが頻発してる状況なら弱ったシラスを拾い食いする根魚も活性が高いだろうと考えて・・・
ジギングロッドに持ち変えてウォブリン!
応えは正解!


マゾイ連発で、2匹目だけ浮袋が出ちゃったからキープした。
いつの間にか僕より南東方向に移動していた、どむオ君からは良型マダイの写真が。
これだけナブラが頻発する中でTGベイトを落としてるなんて・・・そんな変わり者は僕だけだと思ってたのに、侮れない。
いわきの海はカヤック圏内だと水深20mくらいまでが主となっていて、そうすると海面での青物の捕食活動と、それに乗じて弱って沈むベイトをオコボレ頂戴する根魚の活性とが、より密接に関係する。
だから、ナブラ撃ちは1匹,2匹,3匹・・・どこかで満足したら、潔く真下の根魚にシフトする釣り方こそが、言ってしまえばスライダースのお家芸となっているのかもしれない。
と、格好の良いことを言っていながら、これでもかとナブラが続くと・・・やっぱりキャストしたくなっちゃうのが釣り人の性でして・・・
(むしろ再三書いてるように、僕がカヤック乗り出した動機はナブラ撃ち・・・元々は生粋の鳥山ハンターでした。)
北方面に鳥がいる。
マゾイ2連発から間が空いてしまったから、改めて魚群を探しに漕ぎ出してみよう。
確かこの辺りで、どむオ君が会話できる距離に近寄っていて、示し合わせて移動開始したんだったかな?
北に移動すると、鳥の下で水飛沫を上げていたのは・・・マグロだ!
マグロが横っ飛びしてる!
たまたま前々日くらいだったか、メジマグロの見分け方について調べたばかりだった。
マグロも、メジほど見分けが難しいみたい。
キメジだと背ビレだけじゃなく尻ビレも黄色いけど、ヨコワ(クロマグロ)だと黄色いのは背ビレのみで、尻ビレは白い。
ヨコワならリリースすれば良いわけじゃなく狙って釣っちゃいけないのだけど・・・メジのジャンプにはサワラが混じってることが多い印象が。
ずっと妹からサワラのリクエストを受けていて、実際に自分としても釣りたいと想い続けているし、常にブレードゲームの用意はしてた。
急ぎケースから取り出して、メタルマジックTG40g(GoGoアンブレラプレーリー)をキャスト~!
そしてサワラのブレードゲームなるメソッドとして言われているように、青物を避けてサワラしか追い付けないように『リールから煙が出るほどの』高速巻き!
グン!!
ファイト中に気付いた。
サワラと一緒に群れてるのが青物なら『リールから煙が出るほどの高速巻き』でサワラだけ選べるかもしれないけど、今回はマグロがいる。
マグロなら、高速巻きでも追い付けちゃう。
と、言うわけで・・・
メジ釣っちゃった・・・!


残念ながら尻ビレは白かった。
急ぎリリース!
でもサワラがいるイメージは捨てられず、ナブラにはブレードゲームで挑み続けたけど、結果してメジは3匹も釣れてしまった。
採捕禁止ルールに従いリリース・・・
その課程でワラサも釣れたのだけど、ファイト中に口切れのような感触があり、恐らくこのタイミングでフックが背中に刺さったみたい。
75cmだけど、ライトタックルで背中に掛かってのファイト・・・過去に釣ったメーターヒラマサなんかよりも余裕で時間を取られたファイトだった。

その後は再びどむオ君と合流して、以降は何故かどむオ君だけ釣る・・・
彼は結局“六目”達成してた。
あっぱれ・・・
着岸してアグーさんと会話したら、やはり数日前にはメジジャンプの中にサワラが混じっていたとのこと。
サワラ釣りたかった・・・
どむオ君とラーメン食べて帰りました!
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★
どむオ君を待たせて急いでいたのもあり、忘れてしまった。
次回いっぱい拾わなきゃ。
2023総数:獲物107匹ゴミ100個
★ベイト★
ワラサの胃からはシラス

マゾイの胃からはカニ

★肴★

ワラサの刺身,南蛮漬け,竜田揚げ・・・どれも旨い!
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