2023年11月13日
釣欲の秋
昨シーズンくらいから覚えて意識してる秋のオフショア釣果の大まかな流れ・・・
夏の終わりからヒラメ,マダイの順で絶好釣期が来て、青物はナブラよりも中層に群れることが増えるとジギングで絶好釣となる。
昨シーズンは海水温の影響か、ヒラメは夏の終わりどころか秋まで遅れた。
それが今シーズンは夏のうちから遊漁船では絶好釣の情報ばかりで、どこがピークだったのかメリハリがない。
ただ、カヤックからは初夏にまとまって釣れてからは、夏の間は久しくお目に掛かれなかった。
海水温が高過ぎて、シャローに差してるヒラメが乏しかったのだろうか。
でも、サーフからのフラットは釣れてないわけじゃない。
オカッパリとカヤックとの釣況がリンクしてない感が強かったのも、この夏の特徴だった気がする。
とにかくカヤックでは青物と真鯛な夏だった。
それが、ヒラメについて遊漁船では夏の間も釣れ続いたとは言え、10月になって更に盛り上がって来た感があった。
もしかしたら、このタイミングでカヤックからもヒラメ絶好釣期となるかも?
そう考えたから、どこかでヒラメ爆を味わってからマダイにシフトしようとの気持ちが大きかった。
55ダービーの悪あがきもしたいし・・・理想は10月中にヒラメ爆を味わって、11月の1か月間はマダイに集中して・・・12月には青物ジギング?
でも青物のタイミングが読めないから、10月中はヒラメと平行して青物も視野に入れたプランとしよう。
それで結局はヒラメ爆を味わえないまま11月に入ってしまい・・・悩みながらも再びヒラメ・青物プランで出艇したのでした。
★2023paddling-⑤④★
☆11/10(金)
☆沿岸水温:19.8℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ウェットスーツ&ドライロンT&ネックウォーマー
☆釣り竿
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
今回はジギングロッドにPE2.5号&フロロ10号リーダーのタックルを持ち出した。
ジギング大会でメインタックルとするのに、このタックルでのテストが済んでなかったから。
ロッドの方は普段から使ってるし、今シーズンも何かしら釣ってはいるけど、違うリールと組み合わせてのもの。
PE2.5号&フロロ10号リーダーなんてカヤックからのジギングで使ったら、根掛かりしたら困ってしまう。
どれだけ引っ張ったら切れるのか。
艇上で引っ張って安全に切れるのは、僕の場合20lbまでだと思ってる。
それも新品フロロ20lb直結だと結構キツイ・・・PE&リーダーだと結び目で切れることがあるから、直結よりは楽かもしれない。
そんなわけで普段ジギングではPE1.5号&フロロ5号リーダーとかを使うのだけど、今回はEP.南の海岸のフラットエリアに漕ぎ進むつもりだったから、根掛かりのリスクは少ないし、このリールを持ち出すことができた。
(※これは根掛かりと隣り合わせのジギングの話であって、トップウォーターのキャスティングタックルなら根掛かり無いし、強いライン使うのもアリだと思います。)
それと泳がせ釣りもしたいと思ってた。
ジグサビキでアジでも釣って、普段ならフェザーライト(ライトロッドだとヒラメの食い込みは抜群!)で泳がせ釣りをするのだけど、メインラインが20lbを使ってるところに泳がせ仕掛けのハリスも5号だったりするから、高切れのリスクもあるのだ。
それが今回のジギングタックルなら、傷でも無い限りはハリスで切れるだろう。
そんなこんなで出艇したら最短ポイントの根に漕ぎ向かって、いつも通り魚探が濃く反応してることを確認して、ジグサビキを・・・て、港から出た船が真っ直ぐこちらに向かって来る!
出艇前に何隻も沖に出て行ったから、これから出て来る船はいないと思ってたのだけど。
進路を譲ったら、通り過ぎるのではなく・・・僕が釣りたかったポイントで網を入れ始めた。
仕方ない・・・邪魔をしないように沖に出よう。
水深15mくらいでジグサビキ落として、魚探は映るのに釣れない。
カタクチイワシ3匹だか釣れたけど、すぐ弱ってしまうサイズだからリリース
そのうちウルメイワシが釣れたので、バケツに活かしておいて泳がせ仕掛けをセット・・・してるうちにバケツの中で弱ってる!
海水温とかも影響してる?
でも勿体ないので、ヒラメなら死んだイワシでも食いつくだろうと仕掛け投入!
着底したら底を切って流して、時たま着底し直して最適なレンジをキープ・・・としながら辺りを見渡すと、普段なら1,2隻が漁をしているエリアに3,4隻が密集してる光景が。
これは遊漁船でタチウオの群れに乗せた時の密集具合だ。
タチウオ・・・釣ってないなぁ。
沖堤でも絶好釣だし、どむオ君は釣ってたし、カヤック圏内にもいるにはいるのだろうけど、タイミングが合わない続きだ・・・
でも、あの船団・・・マジでタチウオ見付けてたりしないかな?
そう考えたら、タチウオジギングを試してみたくなった。
実は泳がせ釣りの前にもメタボスイマーは試してたけど、そのタイミングと比べて魚探の映り方が変わって来たから、本当にタチウオの可能性も捨てきれないと考えて、何も手を打たないよりは試すだけ試してみようと思ったから。
それで海底からウルメイワシを回収しようと高速に巻いてたら・・・ドン!
何かがヒット~!
そして、この感触・・・思ってた魚種な気がする~!!

タチウオいた~!!
指4~5本サイズ
続いて間髪入れずメタボスイマーを落とす!
しかし中らない・・・
そう言えば先ほどは回収に反応したんだった。
モノは試しに・・・メタボスイマーをボトムから高速巻き上げ!からのストップ!・・・ドン!
楽しい~!!思い通りに食わせた時の心地良さよ・・・
しかしランディングでバラシてしまった・・・
その後は続かず、沖は水深23mまでチェックしたけど水深が深まるほどに魚探の映りが乏しくなる。
それで早々と折り返して、魚探が濃く映る度に漕ぎ止ってTBジグやメタボスイマーを落としてみたけど、何も。
序盤に通り過ぎてしまった最短ポイントの根でTGベイトとかも試したけど、何も。
更にシャローのフラットで、オカッパリで好釣が続いてるマゴチでも釣れないかと試したけど、こちらも何も。
再び最短ポイントの根に戻ってジグサビキで、どうにか1匹だけアジが釣れた。
15cmはある?大き目だけどヒラメなら問題なく食い付いてくれる。
根の際に泳がせる。
そしたら眠気を感じて、時計も気にして、しばらく中らなかったら終わりとしよう、なんて考えてた。
・・・その時!
グン!
前アタリも無く竿先が絞り込まれた。
飲み込ませようと間を置いてから思いっきり合わせる!
そして走り出す!
どうやら青物のようだ・・・根の頂上方向に走ってるから、根ズレが心配される!
このタックルは普段よりもヘビーなわけで、仮にメーターヒラマサだろうが問題ない。
そう考えて落ち着いて対処した。
ドラグを締める・・・これくらい締めたら、しばし耐えれば根を挙げるだろう、と考えたのだが。
バツン!!
既に根ズレするくらいライン出されてたようで・・・やはり眠気を感じてた時点で頭が鈍くなってたようで・・・メーターヒラマサどころか、イナワラサイズに過ぎなかったかもしれないけど、根ズレさせちゃったら獲れません。
そしてハリスの先の方ですらなくて、元の方からボロボロになって切れてた。
どれだけ海底(根)との距離感を見誤ってるのか。
自らのボーンヘッドに意気消沈して、終わりとなりました。
次回は16(木)が夜勤だから、AMのみ・・・
宮一釣漁具モニター活動&55ダービーを考えるとメタラバでマダイを釣るべきなのだけど、どうしても悔しくて・・・また泳がせか、もしくはジギングでも良いけどヒラメ&青物プランは継続か?
とか言いつつ気分屋なので、どのプランでも対応できるよう全てのタックルでリーダー結び直してセッティング済み。
ここから55ダービー,ジギング大会と、秋を満喫したい!
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★
(※カヤックハゼの場合:小物10匹ゴミ1個運動)

2023総数:獲物188匹ゴミ193個&小物130匹ゴミ13個
★打率★
2023総数:3.72
※カヤックハゼの場合:1/10匹としてカウント
★ベイト★
カタクチイワシ
★肴★

炭が余ってたから炭火で蒲焼に!
空いたスペースでは肉を焼いてガクと。

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2023年11月05日
また序盤のみ
T-pointから帰宅して魚を捌き終わった夕方
釣果には悔しさも残るものの、連浮できたことには満足感を感じていた。
それで翌日も休みではあるけど『どうしても浮きたい!』と思うほどではなくて、迷った挙句カヤックは片付けないでおいた。
夜な夜な考えて、行きたいと思えば起きて行けばいい。
思わなければ朝になってから片付ければいい。
ただ、予報をチェックしてみたら久々にEP.南の国から出艇できそう。
それに祝日だから、誰かしらに会えるかな?
アウェーの地にソロで浮いた孤独感を引き摺って、人恋しさみたいな感覚があった。
それで、アラームをセットして寝たんだった。
★2023paddling-⑤③★
☆11/3(金)
☆沿岸水温:11/2(木)21.0℃⇒
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ウェットスーツ&55ドライロンT
☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・Slow Dancer Ⅱ SLC-60L-Ⅱ(Golden Mean)
自宅最寄りのコンビニでホットのミルクティーを買って、海に向かう。
誰かしらに会えるどころか、秋のベストシーズンで祝日ともなれば、賑やかなくらいかも?
と、楽しみに現着すると、車は1台のみ。
この車種と、このプロフィッシュは、、、ブラザーさんでした。
ご挨拶すると、衝撃的な話を聞かされました。
前日にクマさんがEP.南の海岸で(浮いてたのではなく浜から眺めたのかな?)
ドラム缶のような巨大魚が跳んでいるのを見た!
と、それはマグロじゃなかろうか!と、黒猫グループLINEで話題になったとのことで、それで黒猫メンバーは軒並みEP.南の海岸に向かったとのことでした。
そのような状況の中で1人だけEP.南の国に来ているブラザーさんて、、、笑
兎にも角にも、ブラザーさん来ていてくれて良かった。
誰かと一緒に浮けるのは楽しい。
準備を整えたら階段に腰掛けて釣り談義しながら明るくなるのを待って・・・出艇!
この時期はマダイも魅力的だけど、どうも青物を派手に釣っちゃいたい欲求が溜まっていて、タックルは前日同様とした。
ブラザーさんは青物キャスティング用にヘビーなタックルと、アオリイカ開拓用にティップランの用意も。
それに、着岸後に知ったけどテンヤも用意していたみたい。
滅多にないくらいのベタ凪・・・風も波も音が静かだから、微かなボイル音も察知できそう。
青物アンテナの感度は常に高くしておこう。
魚探をマップ画面にすると、何やら過去の航跡に違和感がある。
そう・・・お隣EP.Nから出艇できなくなり4か月、、、そちらから出艇していた頃の航跡が消えていたのだ。
元々なら、このエリアの北方面に航跡が集中している地点が二子山ポイントで、そこから南に位置するのがリアス式ポイントなのだけど、二子山ポイントの航跡が消えていたから、リアス式ポイントの密集した航跡を、しばし二子山と思い込んでいた。
それで想定より南寄りに漕ぎ進んでしまっていて、思うように腰を据えるポイントを決められないでいた。
そこに僅かに魚探反応が映ったので、まずは釣りをしてみよう。
普段ならTGベイトから開始するのだけど、今回はSグライドから。
8時半頃に満潮潮止まりだから、ジギング&キャスティングでの青物からスタートして、7時半頃の根魚時合からTGベイトを試して、8時半の潮止まりくらいに着岸にしよう。
特に都合は無いから、鳥山でも見付かれば延長も可だけど、10時か11時には強風となる予報だから、限度はありそう。
で、ジギングしながらもルックアップで青物の気配を探していたら、キャスト圏内くらいの距離で30cmくらいの細長いシルエットが、トビウオの如く海面を滑走している!
サンマ?!いやいや・・・サヨリ?カマス?
そして直後・・・ボコォ!!
その細長い魚が、何かに襲われた!
ヒラマサだろうか?!
後方に浮いていたブラザーさんにもボイル発見を告げて、ドラドポッパーをキャスト!!
しかし、出ない。
そうこうしているうちに遊漁船が2,3隻ほど寄って来た。
あまり囲まれるようなら、邪魔をしないよう移動しようかと考えていた矢先・・・魚探に反応が映り、フォールで引っ手繰られた!!
ドラグが出る!
水深は20mと25mを交互に示している。
つまり段差がある?!
根ズレが心配だ。
そして、前日のワラサより首振りがワイドだ・・・良型かも。
遊漁船から視線を感じる。
そしてロッドは弧を描いている。
スローピッチ用の張りがあるロッドだから、バットを曲げてのファイトは折れる恐れも。
体の可動域が限られるカヤックだと、張りのあるロッドの方が僅かなアクションでもジグを動かせるから、そうした面ではスローダンサーは使いやすい。
それがファイトに関しては、やはり姿勢が限られるカヤックでは『I字ファイト』は難しいから、スローピッチ用ロッドのデメリットにもなると感じた。
そうしたことを考えながら(考え事してないでファイトに集中しろ!)浮いてきたのは・・・

ブリには届かず78cm
それでも、久々の良型が嬉しい。
ラインも無傷だった。
魚を絞めてストリンガーに繋いだら、遊漁船の輪の中から離脱する。
そしたら、お次はナブラ!
大きくはなさそうだけど、久しく釣ってないソウダガツオも可能性があるし、メタルマジックTG30gをキャストしてみる。
そしたら、、、メジマグロでした!
艇に揚げずリリースしたので測ってないですが、30cmくらい?
幸先の良い序盤
は、このところお決まりになっている。
そして・・・
序盤だけ
の展開も、いつも通りとなってしまった。
後半はTGベイトに1,2度ショートバイトがあったのみでした。
8時半頃に着岸!
片付けが終わる頃にブラザーさんも着岸されて、テンヤでコブダイ1匹のみとのことでした。
遊漁船も釣れてなかったし、良型ワラサが釣れただけでも御の字な日だったのかもしれない。
帰宅して、前日のワラサ半身を受け取りに来る約束をしていたおこめに「お裾分けの魚サイズアップしといたよ」と連絡して、更には自宅に炭が余ってたために「お肉買って来て」とも。
お金は払うからと言って買い出し頼んだのに「いつも魚もらってるから」と、奢ってもらっちゃった。
ご馳走様です。
昼間から庭で肉を焼き、そこに「肉はいらない」とグラスだけ持った父も釣り談義に混ざり、日が暮れたのでした。
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★
(※カヤックハゼの場合:小物10匹ゴミ1個運動)

2023総数:獲物187匹ゴミ192個&小物130匹ゴミ13個
★打率★
2023総数:3.77
※カヤックハゼの場合:1/10匹としてカウント
★ベイト★
ワラサの胃は空っぽだったけど、ブラザーさんはシラスが漂ってるのを見たと言っていた。
★肴★
今回のワラサと、前日の真鯛を、おこめに差し上げた。
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2023年11月02日
T-point!
前日の鬱憤を晴らせるか・・・と言うか直近3回続けて、フグを除いた獲物は1匹ずつしか釣れてない。
悔しさが溜まる中で、今回は初めての出艇地に!
ホエールさんが開拓してくれてる『T-point』
ホエールさんが新規開拓の候補地として気になっていると教えてくれた時から、僕の方が自宅から近いですし、何なら先に下調べしてご案内差し上げるべきところ「タイミングあればご一緒しましょう。」と話したまま、僕は一向に足が向かず・・・気付けばホエールさんは何度か訪れて結果も出してる。
何も情報が無い出艇地を利用するのは大変に勇気がいるものですが、誰かが先に開拓してくれてると安心感がある。
そうした意味で、ホエールさんに感謝しつつの出艇となりました。
これまで足が向かなかった理由として、ここT-pointの魅力は地形変化だと思うのですが、そうした意味では最寄りのEP.南の国で似た雰囲気は味わえてしまう。
だから「地元は強風予報だけどT-pointなら出れる!」ような日があれば、行ってみようと思ってたのです。
でも地元のホーム的な出艇地からは、T-pointまで車で30分~1時間しか離れてない。
地元が強風なら、ほぼほぼT-pointも強風なのでした。
それが、今回の予報は・・・EP.北の海岸&南の国は強風で、EP.南の海岸は大丈夫だけど前日に撃沈したばかりで気分を変えたい。
それならば、思い切って行ってみよう!と決めました。
近いとは言っても自宅から車で1時間で、日の出から出艇するには日の出が早い季節だと出発時刻が極端に早くなってしまうこともあり、日の出が遅くなった今の季節だからこそ積極的に気持ちも向きました。
途中のコンビニでホットのミルクティーを買いましたが、いつもと違う新商品だと、釣果はどう変わるのか?!

★2023paddling-⑤②★
☆11/2(木)
☆沿岸水温:21.0℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.T
☆ウェアリング:ウェットスーツ&55ドライパーカー
☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・Slow Dancer Ⅱ SLC-60L-Ⅱ(Golden Mean)
夜明け前のドライブ・・・この心躍る感じ久しぶり・・・船橋の三番瀬に通ってた頃を思い出します。
普段と違う新鮮さが心地良いのと、勝手がわからないアウェーの孤独感と・・・!
道中もちろん釣りのプランについて考えまして・・・
まずグリッサンドでは誘い出しヒラマサの一択?
地形変化があるからマダイや根魚も豊富だろうと考えて、フェザーライトではTGベイトを。
それと、ホエールさんが同ポイントで結果を出してた『Gコントロール』も。
これは以前から常に持ってはいたのだけど、キャスティングの釣りは頻度が乏しいこともあり未だに入魂できてなかったと思う。
これもフェザーライトで投げてみたい。
で、お決まりの悩み「3本目は何にしよう??」
「マダイや根魚も豊富だろう」との考えからすれば、ワンダーショットでメタラバやったら楽しそう。
でもジギングでの青物も恋しい。
そう言えばサビキ&泳がせの用意はどうしよう?
まずグリッサンド&フェザーライトでキャスティングの釣りに気持ちが向いてるから、鳥山&ナブラは積極的に追い回したい。
それで機動力重視が軸に決まった。
機動力のためには、パラシュートアンカーを使ってると勝手が悪い。
パラアン使わずに風が吹いて来ちゃうと、メタラバじゃ太刀打ち出来なくなるかも。
サビキ&泳がせなんて、仕掛けを扱う時点で機動力を阻害する。
そんなわけで、3本目はジギングタックルとした。
時間も予定通り順調に到着~準備も進んで、漕ぎ出す。
到着した時は波が高いかと思ったけど、テトラ際の一角だけ穏やか。
波打ち際は向きこそ逆だがEP.南の海岸に似てるかもしれない。
漕ぎ進んで視界が開けて来ると、左側に崖が見えるロケーションが、懐かしのEP.Oを思い出す。
そして早速ベイトが凄い。
魚探にも映るし、鳥も舞ってる。
期待できる!
さて、どこへ向かおうか。
初めての場所だと特に役立つ『釣りナビくん』アプリ
以前アプリのサービスが停止したと思ってたのですが、いつの間にか復活してました。
アカウント消してなかったから、プロットしてあるポイントもそのまま。
で、このアプリは水深1m刻みの海底地形図が見れて、更にGPS機能で自分の居場所も重ねて見れる。
事前にチェックして・・・
ホエールさんが言ってた1.5km先の根は確かにアプリでも載っていて、その根より南側はフラットに深くなり、北側は浅く地形変化がある。
この大まかな位置関係も、EP.Oに似てる。
その他には根の西側と東側に、スリッド状に深い溝がある。
その両スリッドでバーチカルに、根周りのシャローでキャスティングゲームを・・・と考えた。
GPSも駆使して、まず西側スリッドを見付け、TGベイトを落としてみた。
1時間後に満潮潮止まりだから、まさに今が根魚時合だと考えたため。
そしたら初場所での第1投下から、バイト!
乗らなかったけど、再び着底させて巻き巻き・・・乗った~!
なんと幸先の良いことか!(幸先の良さなら前日も完璧だった!)
浮いて来た魚体は、綺麗な桜色の真鯛!を、バラした~!
40cmくらいだったでしょうか。
残念・・・
お次は、お目当ての根を見付けて魚探にプロットしておこう。
それで、その根を基準に位置を把握して動き回ろう、と考えた。
意外に近くて、すぐに根のプロットが出来て、この周辺のシャロー帯でキャスティングゲームを・・・と考えてたら、南側で鳥が数羽だけど集まってる!
そして、その下には・・・遠くからでも目視できる派手な水柱!!これは大型じゃないか~?!
漕ぎ寄ると、その水飛沫の中でメジマグロが跳ぶ姿が見えた。
まさかの、ベイトがメジ?!これはデカマサ確定じゃないか!!
水深も15~18mを示してて、事前予習によればここから南方向はフラットなはず。
つまりデカマサでも走らせて獲れる算段が出来る。
ドラドポッパーをキャストして、リーリングでアクションしてたら、ボコォ!
出た~!乗らない!
結局3度目くらいのバイトでヒットして、走り出す!
あれ?デカマサほどの迫力がない。
まさかのイナワラサイズか?
でも、やたらスタミナは凄い。
疑問を感じながら姿を見せたのは・・・メジマグロ!

45cm(※クロマグロ採捕禁止につきリリース)
なんと、メジマグロは追われてるんじゃなく追ってる側だったのだ。
口の中には、これでもかと大漁のカタクチイワシが。
それにしても、このサイズであれだけ派手な水柱を上げてたんだから、余程勢いよく食い漁ってたのだろう。
続いてシャローでキャスティングゲームしてみたけど、釣れない。
TGベイトに戻したら・・・

マダイ!
しばし続けたけど、乗らない中りや抜けるのも多い。
それでメタラバにチェンジして、巻き速度を色々と試してたら、デッドスローにバイトが頻発!
そして再びのマダイ!

宮一釣漁具Igurei桜一シュリンプと、ダイソージグ40gでのフロント固定式でした。
どっちがどっちかわからなくなったけど、38cmと40cmでした。
お次は、そろそろ青物ジギングとしよう。
Sグライド150gをワンピッチ・・・やはりSグライドはスローダンサーだと、しっくり来る。
そしたらすぐに、ドン!

60cmのギリギリだけどワラサ!
今日はイケるんじゃないの~?!と、ちょっと元気になったんですが、まさかのまさか、これにて中盤以降パタリと何も無く・・・
11時半頃に着岸としました。
そう言えばウミガメを3度ほど見た。
1度目はパドルで届きそうな距離に浮上して来たから、お互い驚いた。
感想としては、まだまだ地形変化が豊富なようだから、広く漕ぎまわって開拓を進めてみたい。
頻繁には通わないだろうけど、気分を変えたい時とか。
ただ、同じく地形変化が豊富なEP.南の国と比べると、よりシャローでのキャスティングゲームに向いてる気がしました。
EP.南の国だと、バーチカルな釣りをする分には、ある程度テキトーに流してても程よい地形変化が繰り返される半面、根の上にキャストするにはピンポイントで根を見付ける必要があります。
対してT-pointだと、バーチカルな釣りをする分にはスリッドとかをピンポイントで見つける必要がありますが、シャローエリアは広大なため、キャスティングゲームをする分には大まかな位置取りでキャストを繰り返しても、しばらく浅い根が続く感じでした。
ヒラマサももちろんだけど、春先のシーバスの季節とか楽しそう。
とにかくまた、行ってみたいと思います。
では、おやすみなさい!
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物185匹ゴミ190個&小物130匹ゴミ13個
★打率★
2023総数:(獲物185匹+小物130匹/10)/52回=3.81
★ベイト★
カタクチイワシ
★肴★

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2023年11月01日
釣りって難しい。
青物が釣りたい。
ジギング大会に向けて、すずきんぐにメンテしてもらったリール「LJ-4」もテストしておきたい。
どむオ君の釣果が羨ましくてタチウオも釣りたい。
兎にも角にもジギングがしたい。
★2023paddling-⑤①★
☆11/1(水)
☆沿岸水温:20.3℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の海岸
☆ウェアリング:ウェットスーツ&ドライロンT(途中から脱いだ)
☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
どむオ君と待ち合わせて出艇!
漕ぎ出すと、早速ベイトが湧いている。
これだけベイトいたら、シャローにも何か入ってるかも?
今回はimaの新作ルアー「mooguri120F」を開封しまして、グリッサンドに結んでおきました。
初夏の美味しいシーバスを釣るためのルアーとして考えてるので、今回は次の初夏まで待てずに泳ぎの確認だけしたかったのです。
グリッサンドでキャストして巻き巻き・・・確かに潜るけど、ダイビングジョーより曳き抵抗が軽い気がする。
何だか良さげな感触に気を良くして、そのまま後ろに放り投げてトローリングしたまま漕ぎ進みました。
そしたら・・・ジジーっ!!
・・・釣れちゃった。


69cm
モーグリ入魂・・・え?出艇数分で新品ルアーに釣れちゃうなんて・・・素晴らしいシナリオ!!幸先が良過ぎる!!
その後は最短の根を二人で撃ちますが、魚探は映るのに釣れない。
そこから散り散りに。
どむオ君は右の地形変化エリアに。
僕は正面のオープンエリアに。
魚探めちゃ映る・・・タチウオを期待してメタボスイマー,サワラ狙いのメタルマジックTG,青物用にエスグライドやTBジグ等々・・・釣れない。
そうこうしてるうちに、どむオ君からワラサ釣果の報告が。
そちらが気になって徐々に近付いて行く途中で、更にワラサ追加の連絡が。
目の前まで近付いたら何やらランディングしてて、今度はメジ・・・釣り過ぎ~!!
実は、どむオ君は今シーズン全くシーバスを釣ってないとのことで、僕のシーバス釣果を羨ましがってたのですが、いやいや完全に立場が逆転してしまったじゃないか。
並んで、ジグのタイプもアクションも真似して・・・そしたら釣れない。
どむオ君は少し間が空いてから釣ったけど、それはサバフグ・・・そう、時合が終わってしまったみたいなのだ。
そこから中盤は、風が穏やかで艇が流れない。
僕はTGベイトを巻いてみたけど、時たま中っても乗らなかったりバレてしまう。
食い上げたり、何やら可笑しなバイトが多かった。
そして終盤・・・どむオ君と再び合流して、スナメリの背中が見えたタイミングで、どむオ君のロッドが曲がる!
これが80~90くらいのヒラマサ!
もう、今日は、どむオ君の日でした。
最後にリール「LJ-4」のテスト結果ですが、動作は良好で素晴らしかった。
第一子が生まれる直前で忙しいところ、丁寧な仕事してくれてありがとう。
ただ、このLJ-4はカヤックから使うのは初めて?
巻き心地は好きだけど、やはり重い。
更には今シーズン何かと活躍してくれたエスグライドのワンピッチが、巻き取り量の関係とかもあるのか、しっくり来なかった。
タックルとジグの相性ってのもありますよね。
スライドアクターは、リール云々じゃなくロッドがスローダンサーの方が合ってる気がする。
TBジグ140gは、ちょうど良かった。
こうした感触も大事にして、大会ではどのタックルでどのジグを使うかとか、判断する材料としよう。
それでは、今日は悔しかったので、明日は鬱憤晴らします。
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物181匹ゴミ182個&小物130匹ゴミ13個
★打率★
2023総数:(獲物181匹+小物130匹/10)/51回=3.80
★肴★

このスズキ・・・秋なのに内臓脂肪入ってた。旨そう。
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2023年10月29日
再現性
前夜のうちにジギングタックルだけ車から降ろして、入れ替わりにメタラバタックルを積んでおいた。
前日の悔しさから今度こそEP.南の国でジギングしたかったけど、予報的にEP.南の海岸の一択で、ダービー記録更新のための大鯛プランと考えたのだ。
4:00のアラームに珍しく気付かなかったようで、音を変えている4:05のアラームで目が覚めた。
疲れているのか・・・布団の中で愚図りながら予報を見て考えて、もしかしたらEP.南の国も?いや無理か・・・でもEP.南の海岸だとしてもジギングでも・・・迷った挙句、咄嗟にジギングタックルを手に取って車に乗ったのでした。
★2023paddling-⑤⓪★
☆10/24(火)
☆沿岸水温:20.5℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の海岸
☆ウェアリング:ウェットスーツ,ドライパーカー
☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・WONDER SHOT10-150(PRO MARINE)
結局は大事を取ってEP.南の海岸に向かいつつ考えて、やはり当初のプラン通り3本目のタックルはメタラバ用のワンダーショットを選択した。
この日は日の出と干潮潮止まりが同時刻だったから、潮止まり1時間前の根魚時合なんか真っ暗で浮いてられるわけがない。
潮が動き出してからの時合に間に合えば良いから・・・日の出を過ぎちゃっても問題ないと考えて落ち着いて準備した。
とは言っても結局は日の出に間に合って出艇
14時前に満潮潮止まりだから、潮止まり前の根魚時合は13時前・・・そこまでは浮いていないだろう。
午後に時間あったらサボり気味の通院(整骨院&皮膚科)もしたい。
つまり出艇後しばらくして潮が動き出したら、ずっと潮が効いてる時間帯での釣りとなる。
予定通りの真鯛と、状況次第では青物も、な釣果になるだろうか。
潮が効いてない時間帯を移動時間に当ててしまいたかったので、まずは漕いだ。
ところどころ魚探反応を見てはTGベイトを落とす。
風もあるからラインは斜めを向いた。
メタラバに変えて80gのジグを組み合わせる。
徐々に沖に移動してたら、鳥が気になった。
沖でナブラみたい。
水深20~25mラインくらい?
行ける距離だ。
漕いで漕いで・・・近付いたらナブラは止んでしまったけど、魚探は真っ赤になった。
縦に広く横に短く映る足の速い反応・・・青物か!
時刻は6:30
そろそろ潮が動き出して、魚が目を覚ます頃…?
ジギングタックルは持って来てないから、フェザーライトに撃投ジグレベル80gをセットして落とした。
1ピッチで・・・ドン!

ワラサいた~!60cm
ランディングしつつ考える。
魚探の反応は続いている。
これは連発パターンかも。
まだまだ釣れるならリリースしちゃう?(それとも久々に獲れるだけ獲っちゃう?)
恐らく再現性のある釣りができるだろう。
釣果を上積み出来るか否かは、この“再現性”が大事だと思う。
再現性を持たせるには、何故釣れたのかわからない釣果では難しい。
そうではなくてパターンを掴んだりとか、こうすれば2匹目が釣れるとイメージが掴めたとか、またそのイメージ通りに繰り返せる技術も伴えば・・・
今回はベイトボールを取り囲んだ青物が狂喜乱舞してるイメージを持った。
だからジグに対してもセレクティブでもなくて、落とせばまたヒットする・・・と考えた。
(むしろセレクティブなパターンだとしても、その場合はそのパターンさえ掴んじゃえば、この再現性はエンドレスに成立したりもする。)
そう考えて再びジグを落としたけど、すぐには中らなかった。
そうこうしてるうちに、この再現性を阻害する変化が。
魚探反応が乏しくなった。
映り続けるんじゃなくて、間が空いて一瞬だけ映って・・・となった。
つまり移動しちゃってる。
ベイトボールを取り囲めてない。
そうなると一心不乱に追いかけまわして捕食してるのだろう。
この追い方によってフォールが効くかジャークが効くかとか、パターンが変化しちゃったりするのだろうな。
それで掴みきれない時間が続き…メタラバも釣れない。
魚探に映る度にジグやメタラバを落とすけど、素通りされる。
終盤に

サバフグ
最後にシャローで、フェザーライトでGコントロールをキャストして終わりとしました。
(ここまでは26(木)に書いた分)
(ここからは27(金)に書いた分)
このところ隙あらば次回の出艇に備えてリーダー結んでおいたり、出艇予定日が決まれば予報等々から出艇地を想定して釣りのプランをイメージしてタックル選定にルアーの選定・・・と準備しておくのが習慣になってる。
今回は、帰宅してタックルを片付けたらリーダー結ぶまでは当日中に終えてた。
そして26(木)には次回のプランについて考えて・・・そう言えば今年はタチウオ釣ってないことが気になって、次回に向けて用意してるルアー類の中にメタボスイマーを追加しておいた。
小名浜沖堤ではタチウオ釣れてるから、カヤックからも、いつ釣れてもおかしくはない。
他の魚種にしても、、、ベイトは豊富だし、海水温か潮か、とにかく紙一重で釣況は好転するかも。
この季節は青物か真鯛か迷う・・・
そして翌27(金)は仕事だったけど、どむオ君が夜勤明け昼頃から出艇するとの連絡を受けてたから結果が気になってた。
仕事が終わってLINEチェックしたら・・・タチウオ釣ってた。
イナダも好釣でメジも。
してやられた・・・次回は週明けになりそうだけど、そろそろ大爆発したい・・・!
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

※前日のフグ3匹分も併せて拾った。
2023総数:獲物180匹ゴミ180個&小物130匹ゴミ13個
★打率★
2023総数:(獲物180匹+小物130匹/10)/50回=3.86
★ベイト★
ワラサの胃は空だった。
★肴★

ゴマ油で表面だけ加熱して、玉ねぎ散らしてポン酢・・・うま!♡

ブリ大根も・・・うま!♡

2日後の刺身も・・・♡
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2023年10月26日
眠気覚める!
夜勤明け昼から。
本当はEP.南の国で浮きたかった。
ジギングがしたかったから。
秋になりジギングが楽しそうな頃合いでもあるのと、それに・・・
12月に恒例のジギング大会に参加するのだけど、それに備えてタックルを整備中で、ベアリングがご臨終のリール『LJ-3』をどうにか使えるようにしたいと考えて、ヤフオクで中古パーツを手に入れたのだ。
ハンドルとスプールが取り外された状態のものを落札して、自前のLJ-3と合体・・・ボディを左右に分割してハンドル側のみ中古品を採用した。
クラッチの動作も改善した気がする。
問題なく使えるかテストしたい・・・それがジギングしたい動機であって、ジギングしやすいEP.南の国に行きたかった理由になる。
だけど前日に予報を確認したら、どうもEP.南の国だと風が強い。
EP.南の海岸までは夜勤明けの眠気の中では運転したくない。
EP.北の海岸は水深が浅いからジギングは・・・と思ったけど、過去に父がジギングでヒラメ釣ってたのを思い出した。
僕が根魚マンションピンポイントの巻きの釣りで根魚(メバル,アイナメ等)を連発してる脇で父は、根魚マンション周囲の水深13,4mでライトではあるけどジギングでヒラメ,マゴチを釣ったのだった。
僅かにポイントが違ったり、釣り方が違うだけで、こうも魚種が分かれるのか・・・と興味深い結果だったし印象に残っている。
つまりEP.北の海岸でもジギングで座布団は期待できて、更に先日ヒラメを釣ったことでいよいよ遅ればせながらヒラメ接岸か?との期待感もあった。
時合もはっきりしてたり、釣果も分かれたり、当たり外れが大きいからこそ面白い、玄人好みなEP.北の海岸に・・・いざ!
★2023paddling-④⑨★
☆10/23(月)
☆沿岸水温:20.3℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.北の海岸
☆ウェアリング:ラッシュガード,ドライロンT
☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・Salty Stage Jigging SJC-78/150-KR_LFJ(Abu Garcia)
出艇は11:42
満潮潮止まりが13時半前だから、12時半前から根魚時合となるか。
まずは寄り道しつつも12時に根魚マンションに到着することを考えて漕ぎ進んだ。
潮止まりになったら根魚マンションから離れて広く漕ぎ出て、ジギングタイムとしよう。
予定通り12時に根魚マンションに。
早速TGベイト,ダイソージグ,メタラバ,ジグリグ・・・とローテするも中らない。
そして時合と読んでいた潮止まり1時間前ちょうどのタイミングで魚探が賑やかになり・・・メタラバのフォールで何かヒット!

フグ・・・
せっかくの時合なのに、根魚マンションごとフグに占拠されてるかも・・・
不安は的中してしまったのか、本当に釣れない。
このまま潮止まりを迎えるのか?
するとフグ釣果から20分後に・・・ボトムでドン!

アイナメ~!39cm
海水温が高すぎて最早“幻の魚”になりつつあるアイナメだから、とても嬉しい。
ようやく時合か・・・と思いきや、またもや単発で、、、とうとう潮止まりを過ぎた。
根魚マンションは見切って、沖に出てジギングを。
しかしそれにしても・・・根魚マンションの外周が水深14mベースなのだけど、そこが最も深いんじゃないか?と思われるくらいに、どこも浅い。
水深12mベースのフラットが続く・・・真っすぐ沖に漕いで最深15mまでは見たけど、たぶん20mとか行きたかったら結構な距離を漕ぐ必要がありそう。
もしくは急に深くなってるのなら、それは有望ポイントと言えるけども、そこまで探し回る元気は無かった。
いつか開拓してみたい。
ジギングの結果は・・・リールは問題無く動作した。
久しぶりに使ったロングフォールジャークモデルのジギングロッドも感触を確認できた。
しかし・・・魚探は映るのに全く中らない!
途中イシガキダイのような模様で20cmくらいの魚3,4匹が群れて艇の脇に来た。
障害物と思って隠れに来たのだろうか。
15:00沖上がりで考えてたけど、あまりの釣れなさ具合に眠くなってしまい徐々にシャローに寄り始める。
これだと15:00着岸くらいになりそうだ。
着岸が予定より早いと片付けに余裕を持てるし、アイナメ1匹だから調理も楽だし、と気持ちが軽くなっていた時だった。
気を抜いていた・・・むしろ寝惚けてすらいた・・・?
どシャローで、それは起こった。
フェザーライトに持ち変えてTGベイト
ラインはフロロ20lb直結
着底から巻き上げ直後に食い込む。
フッキングしたら重量感が。
この感触で即座に目を覚ますべきだったが。
何も釣れない時間帯が続いてからの貴重なヒットだから、大事に獲ろうと考えた。
それでドラグは締めず走らせようと。
この走り方だとシーバスでは無さそう・・・大鯛か、ワラサ~ブリクラス・・・むしろシャローだからヒラマサも有り得る。
シャローだから・・・ここで気付くべきだった。
それほど走らせる余裕など無い地形だと。
そして突然の・・・プツン!
やってしまった~!
走ってる方向に浅い根があった。
水深8mベースで、恐らく3,4mに盛り上がった根があって、その方向に走らせてしまっていたのだ。
仮に咄嗟にドラグを締める判断を出来ていたとしても、その根に到達するのを止められたかと言うと、確かに距離が短かったし、それなりの良型だったろうし、どうなっていたかはわからない。
だけどドラグを締める判断を出来ずに根ズレさせてしまうなんて、やっちゃいけないミスだ。
根ズレしそうなら、ギリギリまでドラグ締めて走りを止めれるか試みて、その結果としてドラグが引っ掛かってラインブレイク・・・とかの方が納得できた。
このところ目が覚めるような大物との対峙もしてなかったから、判断力が鈍っていた。
これにて意気消沈して、15時過ぎに着岸
翌日は出艇できるだろうか?
予報を見て直前に判断することとして、カヤック車載したままで就寝とした。
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

※フグ3匹の分を拾わなかったから、次回持越し
2023総数:獲物178匹ゴミ175個&小物130匹ゴミ13個
★打率★
2023総数:(獲物178匹+小物130匹/10)/49回=3.90
★ベイト★
アイナメの胃の中は安定のカニ
★肴★

母は『今日はアイナメ?フライ用は無いの?アイナメと言ったらフライ・・・』と言っていたが、とにかく昔は我が家の食卓の主役だったアイナメ・・・みな一様にテンションがあがる。

アラ炊きにすると肝を拾い食いする妹だが、様々な魚種の肝に精通している妹が『アイナメの肝が一番』と。
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2023年10月18日
難しい中でも時合は適格に
前夜は久しぶりに職場のメンバーでお酒を呑んだ。
深酒後のカヤックは船酔いし易かったりお腹が緩かったり、万全ではないのだけど、、、でも久々に海に出たかった。
久々と言っても一週間くらいしか空いてないんだけど、でも、それに、会心の釣果も久しく味わってないし・・・ナブラ撃ちとかハイピッチなジギングとか、メタラバも満喫したい。
要するにフラストレーションが溜まっていて、体が爆釣を欲している・・・!
★2023paddling-④⑦★
☆10/18(水)
☆沿岸水温:20.9℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の海岸
☆ウェアリング:ウェットスーツ
☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・WONDER SHOT10-150(PRO MARINE)
当初はEP.南の国を想定していて、グリッサンド&フェザーライトの両方をキャスティングに使って青物を追うのと、ワンダーショットでのメタラバで55ダービー記録更新&フィールドモニター活動をしようと考えてた。
それで朝4:00のアラームを止めて予報を確認したら、何やら風が強まってる。
予定通り南の国か、それとも南の海岸に変更か・・・車を発進して、まだ決められなくて、いつもは寄らない最寄りのコンビニに入ってトイレしつつ熟考した。
結論は・・・EP.南の海岸に変更!
そうなると30分は運転するわけで、戦略を練り直す時間は稼げる。
風向き的に、前半は南東(=有望ポイント)に流されて、無風を経て逆方向の風になるから、帰りも楽そう。
釣りのプランとしては、メタラバしつつナブラ待ちか・・・くらいの気持ちに落ち着いた。
到着したら駐車場には忍を車載した車が。
車内で寝ていたようで、僕が艤装準備する途中で起きて来たから、もし物音で起こしてしまったのだとしたら申し訳ない。
今日は6時半くらいに満潮の潮止まりだから、出艇直後に根魚時合が続いてるかどうか。
日の出の頃に出艇して、水深15mくらいで魚探に反応が映る。
メタラバで1度だけショートバイトがあったけど、釣れない。
サビキを落としても1度だけプルプルと感じただけで釣れない。
でも、とにかく反応は映る。
それでパラシュートアンカーを入れて腰を据えてみたけど、やっぱり釣れない。
港の間口を超えて南東方向に移動して、いつもの地形変化を撃つ。
潮止まり前の根魚時合には間に合わなかったから、潮止まりが過ぎて潮が動き出す頃・・・7時半くらいに何か起こらないかな?
と、期待してた通りのタイミングで・・・ドン!

お久しぶりのヒラメ~!
60cm
遊漁船では座布団が好釣続きだけど、何故かカヤックからはヒラメが釣れない夏だった。
例年だと夏の終わりにヒラメが好調になり、その次にマダイが良くなるみたいだけど、この夏は海水温が異常に高かったから、ヒラメの接岸も遅れてる?
ここからパターンにハマれば、カヤックから座布団が釣れて、その次に大鯛の季節・・・ダービー閉幕までに間に合うだろうか。
さて、この辺りで・・・昨晩の深酒が祟ったのか、お腹が催してしまった。
限界まで我慢して早上がりとするか、潔く一旦トイレ休憩して出直すか・・・
迷った挙句お隣のEP.HSまで漕いでトイレ休憩とした。
再出艇して、水深15~20mのところで、魚探に反応が映る。
足の速い反応だ。
咄嗟に青物を想定して、フェザーライトに撃投ジグレベル80gをセットして落とした。
速めの1ピッチで・・・ドン!
来た~!
狙い通りの青物!!が!!抜けた~!!(泣)
そこから魚探は時たま映るものの、本当に全くのノーバイトが続く・・・
かなり難しい日に当たってしまったようだ。
しかし、諦めない。
次のチャンスは干潮潮止まり前の根魚時合・・・10時を過ぎてだろうか?
と、考えてたら想定通りの時間帯に!
チャリコ!

バイトが続く!
また乗った!

根魚ではなくマダイだった。
しかし、またパタッと釣れなくなる。
終わるキッカケが無いから、潮止まりくらいに終わるようにしよう。
そう考えて徐々にシャローに移動して、水深8~10mで、またしても!

浅いからだろうか、先ほどの2匹とは桁違いに暴れた。
ここらで満足して、11時頃に着岸
着岸すると、駐車場に停まった車の助手席に老婆と、運転席には中年の女性(娘さん?お嫁さん?)
海を眺めながら車内で食事してるようだったけど、食べ終わったら老婆が話しかけて来た。
『私は中通り(福島県を縦に3分割した中央の地域)から来た。2時間かけて来た。海を見たのは20年振りだ。』
と、とても嬉しそうに。
そうか・・・海を見ることが日常になってる僕みたいな人間もいれば、こうして20年振りに眺めて感動してる人もいる。
海っていいですよね。
何だか嬉しくなって、クーラーの中のヒラメをプレゼントしちゃおうか・・・と迷ってるうちに車が走り出してしまった。
助手席の老婆は、満面の笑みで、もうホント子供みたいに、手を振って去って行った。
海って、人を笑顔にする。
なんだか清々しい気持ちで片付けが出来ました。
片付けが終わる頃に忍の方が戻って来て会話した。
イナダ1匹と言ってたかな?
カヤックデビューしたばかりで、まだ2回目だそうな。
釣果に満足できなかったようで悔しそうにしてたけど、僕も思い返せば10年前のカヤックデビュー当初は、イナダしか釣れなかった。
いや、むしろイナダで有頂天になってた。
2回目の出艇で、ちゃんとイナダを釣って来れるなんて、素晴らしいじゃないですか。
ん?人の振り見て我が振り直せじゃないけど、これ自分にも言えてるような?
このところ釣果を欲張り過ぎてる。
今日だって、この60cmのヒラメ・・・もっと喜べることなのに。
どうなんだろう・・・そうは言っても貪欲な気持ちにも嘘は付けない。
次回・・・やっぱり、もっともっと釣る気持ちで、挑みます。
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物174匹ゴミ174個&小物91匹ゴミ9個
★打率★
2023総数:(獲物174匹+小物91匹/10)/47回=3.89
★肴★
写真撮り忘れた・・・
ヒラメは即日の刺身だと旨味が出ないから、話題の『塩マグロ』を真似てみたら、美味しかった!!
他アラ炊きに、先日のクロダイ・キビレ・セイゴの唐揚げ
残りヒラメ3筋はフライになる予定
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2023年10月10日
思い通りにはいかない感・・・
夜勤前の朝活
どむオ君に出艇地の選定はお任せしておいた。
そして朝・・・寝坊!
前夜は遅くに帰宅して疲れてたから雑に準備して、先発ルアーのチョイスとかは現着してから落ち着いて考えようと思い30分余裕を持ったアラームにしてたんだけど、そのアラームから1時間以上も遅れて目が覚めた。
急ぎ出発!
かなり頑張って艤装準備して、どむオ君に後れを取らず、日の出にも後れを取らず、5時半くらいに出艇できた。
★2023paddling-④④★
☆10/5(木)
☆沿岸水温:23.5℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の海岸
☆ウェアリング:ウェットスーツ
☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・WONDER SHOT10-150(PRO MARINE)
この出艇地は、メガアジ爆の余韻が残る・・・
出艇したら、先に出ていたゴムボート&忍の2名が立ち止まってた。
どうやら隣の港から一斉に船が出港するタイミングと重なったようで、やり過ごしてた。
僕らも立ち止まったけど、その待ち時間にサビキを垂らしてみる。
呆気なくアジは釣れた。
イワシとかも混じったけど、1匹目に釣れた20cmくらいのアジだけキープして沖に。
途中でゴムボートの方はアジみたいなシルエットをタモ入れしてるのが見えたから、サビキなのかな?
魚探反応が映る度に立ち止まってサビキを垂らす僕に対して、どむオ君は目的のエリアに一直線・・・今日はマダイを釣りたいとは言っていた。
僕も徐々に小移動を繰り返しながら、どむオ君の方角に漕ぎ進む。
前回アジ爆した方角だから、目当てのエリアは同じだろう。
さて、前回ほどのベイト反応はないけど、突如メガアジがヒットした。
ここからラッシュだろうと考えて、血抜きもせずデッキに放置して続けざまサビキを落とす・・・と繰り返してたら、メガアジ1匹はデッキから逃亡されて、3匹しかキープできずにラッシュは過ぎてしまった。

2匹は尺に届かず・・・逃がした魚は・・・
その後どむオ君と合流したら、TGベイトで数釣りしてた。
どうやらサイズは出ないようだけど、チャリコとかワカシ・イナダが釣れてたみたい。
海面にはイワシが湧いていて、TGベイトがマッチザベイトな感じ。
そこにメガアジが混じってないところが、前回と違う。
過去の余韻に浸って、いつまでも同じことを続けていても仕方ない。
潔くサビキはやめてTGベイトにした。
ただ、確か僕は宮一釣漁具さんよりモニターなる任を仰せつかっておきながら、別な釣りばかりしてる今日この頃・・・
チャリコがいるなら、メタラバでも・・・!

さすが桜一!
※メタラバ:フロント固定式
※メタルジグ:60g
※ラバー:Igurei桜一(宮一釣漁具)大鯛ストレート(カラー:鱗オレンジブラック)
これを続けていれば、チャリコを何匹か釣っているうちに大鯛が・・・真鯛ってそんな感じ。
その後は、どむオ君は沖へ離れ、しばし追加できず・・・
再び戻って来る姿が遠くに見えて来た頃に、フォールで引っ手繰られた。
首振り・・・大鯛?!
どむオ君が近くまで戻って来て、僕がファイト中であることに気付いた。
ロッドがワンダーショットだから、満月状態の弧を描いてる。
でも、、、真鯛じゃなかった~!


58cmのイナダ
でも、真鯛に限らず青物も釣れちゃう。
改めてタイラバ・メタラバは楽しい釣りです。
ここからは会話しながら近くで浮いて、どうも足の速い反応が多いし、青物が回ってるかも。
序盤に『これだけベイトいれば、どこかのタイミングで青物も回って来そう。』と話していた、まさにそのタイミングかも。
そして(TGベイトオンリーで続けていた)どむオ君にイナワラ釣果!
僕の方は撃投ジグレベル80gを落とす!
微かにヒラメも意識しつつ、あくまでも本命は青物・・・なイメージでコンビネーションジャークを続けてみる。
激しいジャークから、ペースダウンしたフォール中に違和感・・・咄嗟にフッキング!
やっぱり咥えてた~!
思い通りのヒットは心地良い。
しかし走らない・・・煮魚サイズのマゾイとか?と感じつつランディングしたのは・・・

ワカシ・・・即リリース
続けざま激しいジャークにガツン!
これはジグと同サイズくらいのサバ・・・写真撮らずリリース
これにて終了としました。
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物170匹ゴミ170個
★打率★
2023総数:170匹/44回=3.86
★ベイト★
アジ:アミ
イナダ:カタクチイワシ
★肴★

アジ刺

前回のワラサのカマ・ハラスを干物に

イナダの照り焼き

ワラサの干物とアジ刺が余ったので、ほぐしてフレーク!
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2023年10月09日
風の間隙
いつも即日投稿を心掛けているのに、またしても一週間も空いてしまった。
だから記憶も曖昧で内容が雑になってしまいそう。
この日は、予報の段階から出艇地はEP.北の海岸に絞られていて、そうすると根魚マンションとナブラ撃ちに、前回ようやく釣れたことで気持ちが向いているコチング・・・と大方のプランは決まっていた。
残るは時間帯・・・前日の日中に予報を見た限りでは昼前に風のピークが来て、昼過ぎからの出艇が良さそう。
終日通して北寄りの風向で、日暮れ時(=着岸後)に再び強く吹くタイミングが前倒しになってしまっても、出艇地から北方向に位置する根魚マンションで浮いておけば、戻れなくなることはない。
そう考えて予報が更新される度にチェックしてたら、どうやら昼前の風速ピークが後ろ倒しにズレて、それより前の時間帯も出艇できそうな風速に。
早朝は風が吹くから、9時頃に出艇して11時頃に一時着岸&昼ご飯として、13時くらいに再出艇・・・のスケジュールに決めた。
この段階では、あくまでも午後をメインと考えていたけど・・・
★2023paddling-④③★
☆10/2(月)
☆沿岸水温:24.1℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.北の海岸
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・復刻ロッド改(Garcia)
9:13出艇
出艇直後から海面にベイトが凄い。
艇の下を泳ぐ姿が見えたけど、前回マゴチの喉奥から出てきた10cm前後のカタクチイワシに見える。
メインベイトは変わっていないかもしれない。
そこで立ち止まりコチングするか迷ったけど・・・数投だけしたらパドリング再開
それは時合が顕著な根魚マンションにタイミングを合わせるため。
11時半に干潮の潮止まりだから、その1時間前に当たる10時半に根魚時合が来るだろう。
普段なら余裕を持ったとしても10時に根魚マンションに到着してれば良いけども、今回はサビキで生き餌を確保しての泳がせ釣りもしてみたい。
そうすると10時前に到着したいから・・・つまり途中の寄り道は僅かしか許されなかった。
いざ根魚マンションに到着すると、途中のエリアのように海面ぴちゃぴちゃベイトは見られない。
海底の地形に合わせるべく魚探を凝視・・・ベイトが映らないとショットガン釣法には向かないから、TGベイトを落とす。
そしたら、まだ時合には早いはずなのに・・・魚探めちゃ映った!!
ここ根魚マンションで魚探が賑やかになると、尺メバルが浮いて来てジグでの根魚時合になるイメージだけど・・・!
そのタイミングで根掛かり!
どうにか回収できて、TGベイトを続けたけど濃い魚探反応の中を素通り。
これはベイトの群れかもしれないと考えて、サビキを用意する。
オモリ代わりのジグは40g
そしたら・・・FUGU!
10cmくらいのクサフグが猛攻を仕掛けて来た!!
(地元海域は厄介な外道と呼ばれる魚種は本当に少なくて、普段このクサフグくらい。
エソも見たことがなかったけど、今夏は海水温の異常上昇に伴い北上して来たのか、エソの釣果も僅かながらに聞こえて来たところ。)
クサフグの猛攻の中から、ようやく豆アジとウリ坊(イサキの幼魚)が1匹ずつ釣れた。
そして豆アジ泳がせたら、、、フグにボロボロにされてしまった。
ウリ坊には何も食いつかない。
仕切り直してジグに戻しても良かったけど、どうも風が強まりつつある。
これだとピンポイントで撃ちたい根魚マンションの釣りは快適じゃないし、いざ撤退レベルの風が吹いた時に『コチングもやりたかった・・・』と心残りするのもイヤだから、根魚マンションに見切りを付けた。
北風に流されながらコチングしつつ出艇地方向に。
ここのサーフは過去シーズンでもコチングを試したことがあったけど、意外に根掛かりが多かった。
それでコチングポイントの候補から除外しちゃってたけど、前回に引き続き根掛かりが無い・・・底質が変わった?海水温の影響で海藻が枯渇した?
とにかく根掛かりしないコチングは快適なもので、気持ち良く流されながら・・・
そして途中ようやくのバイト
ゴミでも拾ったかのように急に重くなるこの感触・・・前回の釣果でも覚えがある・・・

サバフグ~!
そこそこサイズだから、フグと言えども手応えが・・・
その後は続かず・・・風が吹いて来て着岸!12:10
艇をそのままに昼ご飯休憩としようか、まずは予報を・・・
そしたら午後は諦めるべき強風予報に変わってしまってた。
午前中のうちに出ておいて良かった。
意気消沈し片付け・・・オーシャンビューなカフェで昼ご飯食べて帰宅しました。
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

アジ爆の時から借金生活だったので挽回
2023総数:獲物162匹ゴミ162個
★打率★
2023総数:162匹/43回=3.77
★肴★

前回のワラサを寝かしておいたので、写真の手前から刺身,漬け,タタキ
めちゃ旨かった!
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2023年09月30日
中秋の名月と夏の風物詩
夜勤明け金曜日
土日は行けそうにない。
月曜も風が吹きそう。
この金曜日も凪ではなかったけど・・・行ける限りは行っておきたい。
それで前日から出艇地について≪EP.北の海岸⇔EP.南の国≫で迷いに迷った。
青物が釣りたいのか、コチングしたいのか、そもそもコチングできるような波なのか、はたまた根魚が釣りたいのか・・・前回のアジ爆で味を占めてるからサビキ&泳がせも準備してある。
それによってタックルも変わって来るから、早く決断して準備に集中したかったのだけど、最終的に気持ちが決まったのは夜勤帰りの運転中のことだった。
帰宅したら急ぎ準備して、海に向かった。
★2023paddling-④②★
☆9/29(金)
☆沿岸水温:24.8℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.北の海岸
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・WONDER SHOT10-150(PRO MARINE)
迷った結果はEP.北の海岸に決めた。
夜勤明け日中で、時間に余裕がないから・・・と言っても自宅からEP.北の海岸は15分,EP.南の国は20分・・・大差は無い。
(ちなみに前回アジ爆したEP.南の海岸は30分以上かかるから、夜勤明けだと敬遠がちになる。)
EP.北の海岸は何と言っても根魚マンション!
満潮潮止まりが16:00だから、時合が15:00だとして14:30からは根魚マンションに専念し、15:30沖上がり16:00着岸としよう。
11:30くらいに出艇できそうだから、根魚マンションまで3時間かけて辿り着けば良い・・・その間は何をしよう?
この出艇地は浅く地形変化も乏しいけど、意外に突発的なナブラに遭遇することも多かったりする。
その時はナブラ撃ちするし、他は磯場でロックゲームかエギングか・・・ベイト溜まってたらサビキで釣り貯めておいて泳がせ釣りも・・・とイメージした。
予報は後半に南風が強まる予報だ。
根魚マンションは、出艇場所から南北に延びる浜と平行に北方向に位置する。
だから前半は出艇地から真っ直ぐ沖(東方向)に漕いでおいて、途中から南風で流されて根魚マンションに辿り着こう。
そのように考えて、浜に着き海を眺めながら艤装開始する。
準備段階では、東風だから海面はラフな感じ。
沖には鳥が2,3羽・・・時たま海面に降り立つ様子が。
ボイル・ナブラは見えないけど、これは見えてないだけの可能性が。
カヤックで漕ぎ出してしまえば目線は海面から座高分くらいしか離れないけど、駐車場の段階では海抜分もあるし立ってるし、海面から数mは離れてる。
つまり準備段階の駐車場からの目線ではボイル・ナブラは目につかなくとも、漕ぎ出してみたらガバガバと狂喜乱舞してることも・・・良くあること。
逆に目線が低くウネリに邪魔されるが故に、浜から眺めた方が見つけやすい鳥山なんかもあるのは確かで、とにかく浜からの景色と漕ぎ出してからの景色は、想像以上に掛け離れてることは覚えておくべき。
青物の気配にもワクワクしつつも手際は悪く・・・結局11:50の出艇だった。
出沈こそしなかったものの派手に波を食らって、恐らくコンソール内のルアーケースは潮水食らったかな・・・と気落ちしながら沖に漕ぎ出す。
風は想定よりも吹いてる。
あまりにも強く吹くようなら、根魚マンションから逆風でのパドリングがツラくなるから、根魚マンションを諦めるプランも受け入れざるを得なくなる。
色々と戦略を考えながら沖に向か・・・と言うほども漕いでいないホントすぐのところで、ガバッ!!ガバッ!!
ボイル~!!
水深は7,8mくらいのところ。
先発として結んであったオーバーゼアスキッピングをキャスト~!
しかしボイルは散発でピンポイントで捉えることができないままに大人しくなってしまった。
貴重なチャンスを逃したか・・・と思いきや、魚探は真っ赤に映ってる。
これだけベイトが群れてるなら、どこかで再びチャンスは盛り返すだろう。
そこで、ロッドはグリッサンドのままに、ルアーを飛び過ぎダニエルブレード40gにチェンジした。
(何故そうしたか思い出せない・・・このエリアは地形変化は乏しいとは言え完全な砂地でもなく根も点在してるから、コチングするとしてもワームを使うし、そもそもマゴチは意識してなかったと思う・・・)
数投してるうちに、何かガツガツ・・・と感触があり回収したらリーダーに傷が入ってた。
タチウオか?!
もしくはサワラ・・・そう浅はかに考え、メタルマジックTG40gにチェンジした。
更に数投してるうちに目視できる範囲内で時たまボイルが。
ナブラが続くようなら急行するけど、散発だ。
このボイルが射程圏内で起きたら咄嗟にキャストできるよう、グリッサンドにはメタルマジックTG40gをセットしたままにしておいて、飛びすぎダニエルブレードはフェザーライトでキャストすることに。
サミングしながらボトムを感じてリーリング3回転・・・再着底・・・と繰り返してたら、リーリング中に海藻でも絡んだかのように徐々に重くなる。
微かに生命感を感じ取りフッキング!
これが良型サバフグ!
サバフグの名前の由来は「サバのように群れを作るため」らしいですが「サバのようにブルブルするため」の間違いでは??
針外しも手間取るくらい震えてた。
それで時間を要してしまい写真も撮らずにリリース・・・
サバのように群れを作るなら、先ほどリーダー噛まれたのもサバフグの仕業でしょうか?
どうしたものか・・・と考えつつもキャストを繰り返したら、続けざまにバイトが。
この感触・・・マゴチのような・・・ここで初めてマゴチを意識した!
そして答えは早かった・・・!

マゴチ~!!
これが、何と・・・今シーズン初マゴチ!
(カヤックシーバスで、リバー内では1匹だけ釣っていたけどリリースしてた。)
『マゴチのネギポンを食べずに夏が終わるなんて受け入れられない。』と、ずーっと言い続けてた。
本来は『ボウズ逃れ』に最適と思えるくらい釣りやすい魚ですが、何故か今シーズンは釣れてなかった。
嬉しくて、この魚体は太く眩しくオーラを発していて、60とも見えた・・・けど着岸後に測定したら53cmだった。
そして、このマゴチの喉奥には10cm大のカタクチイワシが大漁に引っかかってた。
この魚探反応はカタクチイワシだったのか・・・
サイズ的にも先ほどボイルに打ち込んでたオーバーゼアスキッピングがジャストマッチじゃないか。
それでグリッサンドにはオーバーゼアスキッピングに戻しておいて、フェザーライトでのコチングを継続してたら、射程圏内でボイル・・・そのままナブラに発展!
咄嗟にロッド持ち替えず飛び過ぎダニエルブレードを撃ち込んだけど素通り・・・グリッサンドに持ち替えて撃ち込む!
ナブラの中をスキッピング・・・ボコッ!!
実はコチングの段階で何度か艇脇まで追って来る魚影を見ていて、それらは40cm程度のイナダサイズだった。
が、ヒットした魚は・・・走る!
水深が浅いからドラグ締め気味でファイト!
これは・・・ワラサ!!62cm

その後はナブラも消えてコチングに戻し、時たまマゴチのようなバイトはあるけど、ようやくヒットに持ち込んだ1バラシのみ。
魚探も映らなくなった。
風も強まって来たから、根魚マンションまで行くプランは諦めよう。
ウサギが跳び始めて、普通は撤退を判断すべきところ。
だけど、深く状況を整理すると・・・いま浮いてるのは出艇場所から300~500mの地点で、すぐにでも着岸できる。
それよりも、出艇時に東風で波立っていた波打ち際が気になる。
着沈は避けたい。
そう考えると、時間が立った方が風向きはより南からに変わって波と同調しなくなるし、潮位も高くなった方が波打ち際は安全だ。
(この出艇場所は特に特徴があって、波打ち際から数mの地点でガクッと水深が落ち込む。艇に乗り降りする地点から、この急深の地点までの距離が干潮なら近くなり余裕がないけど、満潮なら距離を置けるから落ち着いて対処できる。)
そう考えて、波打ち際の様子を伺い波の変化を気にしながら、しばしコチングを続けた。
そろそろ頃合いかと考え撤退・・・と、浜から200mくらいで魚探が真っ赤になった。
そして艇脇でボイル!
ボトムにはマゴチいるかもと思いグリッサンドで飛び過ぎダニエルブレードをキャスト!
そしたら回収途中の中層で食った!
途中までシーバスかと思ってたけど・・・
60cm有る無しのイナワラ!
写真撮らずリリースして、着岸としました。
着岸時には拍子抜けするくらい波が落ち着いていて、波が盛り上がらないからタイミングも計れない。
それなのに・・・いざ岸に着けるタイミングに限って、後ろを振り向いたら波が立っていて・・・スターンが押されて横を向きかけ・・・でも真夏のカヤックサーフィンを思い出して焦ることはなく・・・横を向かされてしまったらローブレスで対処することを心に準備して、無事に着岸!
14:10でした。
この出艇地は何故かマダイだけ釣ったことないのだけど、根魚&青物は楽しめる。
いつもスケールのデカさからEP.南の国が最優先になってしまい、こちらには足が遠のきがちだけど、通い詰める価値もあるのかな・・・
そしてカヤックサーフィンしたい気持ちも再燃したし、まだ夏の熱気も微かに残る季節・・・次の出艇が待ち遠しい!
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物161匹ゴミ149個
★打率★
2023総数:161匹/42回=3.83
★ベイト★
カタクチイワシ
★肴★

マゴチのネギポン♡
これを食べなきゃ夏じゃない!
でも、この日は十五夜で、廊下にはススキとか飾られてた。
中秋の名月を眺めてマゴチのネギポン・・・夏と秋が渋滞している!

アラ炊き

先日のペンペン・・・まだ冷凍庫にストック残ってるみたい。
旨いから嬉しい。
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