2023年12月15日
黄金アイナメ
前日に予報をチェック・・・朝のうちは風が残るから、日の出からの出艇は出来なそう。
どむオ君が夜勤明けで遅れて来るようだし、そのタイミングに合わせるとして、それまでオカッパリで穴釣りしてようかな。
と、言うわけで夜明け前から穴釣り⇒8時か9時か10時か・・・風次第でKFに移行するダブルヘッダープランを思い立ち、準備した。
ところが用事から帰宅するのが深夜になってしまい、これでは寝不足になってしまう。
早朝の穴釣りは諦めて、朝寝坊してから艇を積むこととした。
★2023paddling-⑤⑨★
☆12/14(木)
☆沿岸水温:15.9℃
※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ドライスーツ(インナー:ラッシュガード&ドライロンT)&ネックウォーマー
☆釣り竿
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
元々はEP.南の海岸で約束していた。
ところが朝7時に起きて最新の予報を見たら、朝のうち残ってる風が落ちるタイミングが、EP.南の海岸だと遅いようで昼くらいまで待ち惚けになりそう。
それよりも、風が落ちるタイミングが早く8時くらいから出艇できそうなEP.北の海岸に変更しようと、どむオ君に連絡してみた。
そしたら『青物が釣りたいからEP.南の国がいいです。』との返信が。
僕は割とEP.北の海岸でもナブラに遭遇した経験が多いけど、どむオ君としてはEP.南の国の方が印象が良いのだろう。
それでEP.南の国に決定して、9時過ぎに出艇した。
どむオ君も10~15分くらい遅れて出艇して来た。
どむオ君とは出艇前に『北風が吹くから、先に北方向の双子山ポイントまで漕いじゃってから流そうか?』とのプランを話し合っていたけど、漕ぎ出すと想定よりも北風が強い。
水深10mくらいでTGベイトを試しつつ、どむオ君の合流を待ってから北に漕ぎ進む。
双子山ポイントに到着して、僕はそこからリアス式ポイント方向に流すこととした。
対して、どむオ君は何度も漕ぎ戻って北エリアで浮き続けた。
この判断が差を付けたかもしれない。
結局どむオ君は北エリア(双子山ポイントより、いくらか岸方向の水深15~20mエリア?)でソゲ,ヒラマサ(70cmくらい),ヒラメ(50cmくらい)を釣っていた。
僕の方はフェザーライトではTGベイトやメタラバ(ジグは60g)の巻きの釣りと、ジギングロッドではメンジジグ190gを使っていたけど、全く中らない。
リアス式ポイントでは魚探反応が良かったから続けていたら、どむオ君が戻って来た。
釣果はショートジグだと聞いて、Sグライド150gとウォブリン160gも試したけど、ダメダメ・・・
魚探反応の良さに、どむオ君もリアス式ポイントに腰を据えたけど、釣れない時間が続く・・・
北エリアが良かったのだろうか。
前日には更に北のサーフで鳥山だったようだし・・・
途中で僅かにナブラも見たけど、続かない。
終盤にはヒラマサやシーバスを想定したキャスティングの釣りもした。
浅い根の上でも魚探反応は良くて・・・産卵でアイナメが集まる時期だし、ワームとかも持っておけば良かったと後悔した。
諦めムード漂う中どむオ君と再び合流したら、水深15mくらいでジギングして1バラシ&アイナメ1キャッチとのこと。
いつの間に!!
やはりアイナメは接岸してる。
水深5mとかが理想かもしれない。
だけど、このタイミングで浅い根が見付からず、仕方なく水深10mくらいでメタラバを落とす・・・そしたら、、、グン!!

アイナメ~!!

桜一ありがとう・・・
心折れてたところに、とても嬉しい貴重な1匹だった。
それも産卵の時期らしい黄金のオス・・・!
痩せているから産卵後だろう。
卵の見張り番をしてるオスかもしれないからリリースも考えたけど、フックが目玉に刺さっちゃってたし、久しぶりのゴールデンを美味しく頂きたいと思いキープした。
そしたら・・・捌いたら白子が入ってた。
産卵前なの??
海水温が高いせいなのか、このエリアのアイナメ・・・以前はもっと早く産卵してたような気もするけど。
こうして、貴重な1匹に救われた気持ちで帰ることとした。
浜に近付くと四方八方からの波で、なかなかにスリリング・・・操艇を誤ったら沈してたかもしれない場面もあった。
そして着岸したら、どむオ君が膝まで浸かって水の中を覗いてる。
もしや・・・と思ったけど、残念ながら思った通りで、着沈したらしい。
貴重な数々のポイントを記録していたGPSトラッカーを落としたらしい。
更にロッドも折れちゃってた・・・
一緒に探したけど、GPSは見付からず。
とても気の毒だった。
片付けしてたら、私服警官?が手帳を見せて来て話し掛けて来た。
警『今日の波はどうでした?』
U『いつもよりは高かったですね。』
・・・
U『沖でも「福島県警察」と書かれた船が通って行きましたけど、何かあったんですか?』
警『え?そうなんですか?』
U『・・・?』
警『・・・』
警『あ、申し遅れました。わたくし警察ではなく海上保安庁です。手帳しっかり見せなかったのが良くなかった・・・失礼しました。』
と言って先ほどはチラッとで仕舞ってしまった手帳を、再び丁寧に見せてくれて、確かに『海上保安庁』と書かれていた。
パッと見だと警察手帳に似てる。
と、お別れした。
パトロールご苦労様です。
ただ、波で転覆することを気にされていたようだから、やはりカヤックに対して正しくは理解されていないように感じた。
・波より風が怖いこと
・転覆しないようにではなくて、転覆しても再乗艇できるよう練習してあるかを、カヤッカーに会ったら聞いてみて欲しいこと
等々・・・呼び止めて話し込んでみれば良かったかもしれない。
理解が進んでないのは無理もない。
当のカヤッカーですら正しく理解しないままに漕いでる人なんていっぱいいるから。
ただただ、海上保安庁さんの中でも少しでも理解が進んでくれたら、心強いよな、とは思いました。
今年も残すところ半月・・・事故無くパドリングを楽しめますように!
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★
(※カヤックハゼの場合:小物10匹ゴミ1個運動)

2023総数:獲物215匹ゴミ212個&小物130匹ゴミ13個
★打率★
2023総数:3.86
※カヤックハゼの場合:1/10匹としてカウント
★肴★

アイナメの刺身
それから、漁師さんから頂いたメジは炙った。

明日から仕事だから、食って呑んで早く寝まーす。
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