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『KF@東北の湘南』
の続編!

2017年“100漕ぎ”
のその先は・・・

東北の湘南と呼ばれる福島県いわき市でのカヤックフィッシングの記録!
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2023年08月28日

桜一釣果


台風が過ぎて、前回はリハビリと位置付けてリバーでカヤックシーバスして・・・

そろそろ外海を満喫しちゃいたい。
間が空いたし、台風の影響で荒れたのも経て状況は一変してるかも。



その出れなかった間には海だけじゃなく自分の都合も変わっていて、まずはフィールドモニターの無料サンプルが届いたこと。
それから、愛しのグリッサンドが新品となって戻って来たこと。

ガイドの修理に出していたのですが、メーカーさんのミスで破損させてしまったとかで、新品に交換して頂けたのです・・・!
愛着が詰まった旧ロッドも名残惜しいですが、今や手に入れるのが難しいグリッサンド66の新品を、偶然にも手にすることができました。

グリッサンドでキャスティングの釣りがしたい。
今シーズンはホエールさんやハルチューブさん,ヒロさんの刺激を受けトップウォーター誘い出しの青物にも気持ちが向いてることもあり(専属タックルを用意するほどではなくて真似事程度だけど)青物は誘い出しもしくはナブラ撃ちで釣れば良い。

だからグリッサンド&フェザーライトに加える3タックル目は、ジギングロッドではなくとも良くなる。
そこをメタラバ用にワンダーショットとすれば、桜一のモニター活動ができる。

そう考えて久々の海に向かいました。


★2023paddling-③④★

☆8/21(月)
☆沿岸水温:23.8℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:
・Glissando66(TULALA)
・FeatherLight63(TULALA)
・WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)



どむオ君が来るはずだったけど、前日になり来ない連絡が。
久々だし誰かと浮きたかった。
アグーさんとか、いたりしないかな?と考えながら現地入りしたけど、誰もいない。



いざ出艇・・・!

この日は新月の大潮を過ぎた中潮
出艇から約1時間半後に満潮で、そこから昼過ぎに干潮で結構下げる。

潮止まりの1時間前に根魚時合が来る説からすれば、出艇の約30分後・・・
つまり漕ぎ進んで腰を据えた頃には根魚時合となっているか、もしくは潮が動いてるうちに朝マズメのマダイ時合で1匹でも釣ってからの根魚時合となるか・・・

いつものルーティンとしてTGベイト60gを落とす・・・既に潮が止まり始めてたのか、意外なほど底取りできる。
これなら、メタラバにセットするジグは40gで良さそう。
(30gでも良かったのかも)

ワンダーショットにPE1号&フロロ20lbリーダーで、メタラバのフロント遊動式
トレーラーは宮一釣漁具Igurei桜一の、大鯛ストレート
頂いた無料サンプルではなく既に自前で使ってたもので、カラーは豊富なラインナップの中でも特に好きな鱗オレンジブラックを結んでいた。


(画像引用元:宮一釣漁具)





桜一には3タイプあって、知った当初まず気に入って使い出したのがシュリンプ

(画像引用元:宮一釣漁具)




次に名前の通り良型のマダイが釣れちゃう大鯛ストレート

(画像引用元:宮一釣漁具)




最後にソイとか根魚にも効くカーリー

(画像引用元:宮一釣漁具)








まずは、大鯛ストレートは巻き抵抗が小さいこと、朝マズメで好活性なマダイを意識したことから、速めのリトリーブとした。

しばしノーバイト・・・そろそろ根魚時合を期待して意識を切り替えよう。
これまではメタラバのトレーラーを途中でチェンジすることは少なかったけど、今回からは頂いた無料サンプルを次々と試したいし、ローテしてみよう。

根魚にも効きそうなカーリーにした。
このカーリーは、大鯛ストレートと対極的に巻き抵抗が大きそう。
他のモニターの方も投稿してたけど、スローなリトリーブでもヒラヒラしてくれると思う。
いつだかメタラバで根魚時合を味わって、テンポが落ちた頃にデッドスローに切り替えたらマゾイが2連発したことがあった。
そんなわけで根魚は、時としてスローなリトリーブに反応することがある。
そこに桜一のカーリーをスローに巻いたら・・・釣れちゃいそう。

それに、潮が澄んでいて水中が見える日で、フォールもヒラヒラと魅惑的・・・今まで自分の中でのお気に入り度合いで言えば3タイプの中で3番手だったけど、このカーリーもしや・・・良い。
特に根魚はフォールから見ていて着底前後のバイトも多い。
それにタイラバじゃなくメタラバだから、元々ジグの形状も選んでフォール姿勢を工夫する点にも意義がある。
そしてそれが、シャローでの釣りが多い地元海域でのKF(カヤックフィッシング)には、とても有効だったりする。
例えばディープの釣りなら着底から30巻きとかして再フォールのところ、30巻きもしたら海面に飛び出しちゃうようなシャローだから10巻きとかで再フォール・・・つまりフォール頻度が多いのと、そうすると根魚が隠れる海底から常に射程圏内のレンジにリグを置くことになり、10巻き後の再フォールに転じた瞬間から根魚のバイトチャンス・・・と、とにかくフォールでの魅せ方がとても大事なのが、シャローでのメタラバだと思う。

そこに、魅惑的なフォールの桜一カーリーは、かなり相性良さそう。

と、思った通り答えは早かった。
フォールから見ていたのか、着底から巻き上げた途端に食い込む!






カラーは鱗レッド





ひとまずモニターとして最初の結果が出せた心地良さを感じながら、このマゾイはリリースした。

続いて、そのまま流しながら続けてたら、どうもフォールバイトが連発する。
フッキングしても乗らない。
シーバスジギングみたい。

ここでフェザーライトに持ち変えてTGベイトを落としてみた。
着底したらシャクってみよう。
ジャーク後のフォールが効くかも。
そう考えて1ジャーク目のフォールで、早速ヒット!!
思い通りの展開は楽しい。







これはカサゴだった。
ホント増えたなカサゴ・・・こちらもリリース!

続いてメタラバポイントを流したけど芳しくなく・・・リアス式ポイントに移動してみた。

移動直後に、海面を飛び出して横っ飛びする群れが!
シルエットからしてメジマグロか、カツオ・・・?
サイズは30~40cmくらいに見える。
この時期はソウダガツオが入って来たりもするし、久々に食べたいと思いキャスト!
しかし素通りされる。
(この時に、横っ飛びする動きに違和感を覚える・・・フィッシュイーターに追われるイワシの動きに似ていたから。でも、まさか、このサイズがベイトになり得るフィッシュイーターとは・・・)

横っ飛びの群れも通り過ぎてしまったし、ひとまずメタラバに戻る。
しばしノーバイト・・・潮止まりだし、また潮が動き出すまでは根魚を1匹でも2匹でも拾えたら御の字か・・・

だけど桜一は丁寧にローテしてみる。
シュリンプの蛍光ピンクを経てから、大鯛ストレートの鱗パープルゼブラにて・・・ドン!









マダイ~!!

さすが桜一!!







さすが大鯛ストレート!!






で、残念ながら、その後は潮が動き出してからも釣れなかったのだけど・・・
メタラバポイント方面に戻ってから、迫力シーンを見てしまった。

先ほどのようなメジマグロ?カツオ?と思われる30~40cmの魚の横っ飛びが再び・・・やはり何かから逃げるような動きだ。
まさかな・・・と思って眺めていたら、逃げ惑う群れの後方で・・・ドっパーン!!

出た~!!
久々に見た激しい水柱!!

そして襲い掛かっていたのは明らかにメーターオーバーの、、、ヒラマサ??
でも背中が丸々としていて黒光りしてる!!
まさかの!マグロ?!?!

・・・可能性としては否定できない。

頻繁ではないにしても、ここは、極稀にマグロが回遊して来ることもある海域だろう。
千載一隅のチャンスに巡り合えたかもしれない。

次またチェイスを見付けたら、仕留めてやる!

そう考えてたら、またまた横っ飛び!そして背中を出してチェイスする巨大魚!!
迷わずグリッサンドでキャスト!
結んであったのはモンスターショット!(どむオ君にオススメされて買ってみた。)

目の前でバシャバシャと襲われ続けるベイト(30~40cm大)の輪の中を通すと・・・バタッとロッドが押さえつけられる!
余りにも唐突な感触に素直な反応が出来なかったのだけど、釣り慣れたイナワラのバイトとは違う。
バイトと同時に走り出さない。
大物は落ち着いてる。
そして、目の前の海面下1mくらいでギラっと反転する魚体・・・メーターオーバーの巨大魚!!
本当にマグロなのか?!
もしくはヒラマサか?!
恐らくその何れかではあるし、どちらにしても過酷なファイトが幕を開ける・・・

その前に!
この、大物特有の走り出す前のコンマ数秒の間に考えた。
右に走ってくれたら水深20mあってPE2号の僕のタックルでも獲れる算段が生まれる。
だけど左に走られたら水深5mの根があって極端に難しくなる。
走らせちゃいけない。
そして、ドラグ締めてなかった・・・
(水深20mくらいあるオープンエリアと、水深5mの根の上ではドラグの締め方を変えるのだけど、オープンエリア仕様の締め方しかしてなかった・・・)
ここで、咄嗟にフッキングを見舞ったら、この巨大魚も釣られちゃうことに気付いて走り出すだろう。
そしたら終わりだ。
このサイズだと、片手でロッドを立てることすら難しくなる。
つまりドラグを締める動作ができない。
ドラグを締めることすらできないままに一気にファーストランだけで終わる。
つまりドラグを適切に締めないままにキャストした時点でミスだったのだ。

でも1つミスしても、それなりにリカバリーを考えなきゃ。
走り出す前にドラグを締めちゃえ!
そう考えてハンドルを持つ左手を離して、ドラグを締めて、その左手をグリップに移して、いざ強烈なフッキングを見舞ってやろうとした刹那・・・その巨大魚は海面下でワイドに首を振った・・・そして僕のルアーは口から取れてしまい飛ばされた・・・

こうして、その巨大魚の走りすら体感できずに勝負は終わってしまった。

いやいやPE2号で無理だろと思われるだろうけど。
実際に釣り仲間たちに度々言われて、議論にもなるのだけど。

でもカヤックだと、PE2号もPE10号も変わらないと思ってる。
真下に走られるなら別だけど、横に走られるシャローの釣りでは、カヤックを横転させずに耐えらえる強度なんて高が知れてる。
真っ直ぐ前に走られるなら安定もするけど、ヒット直後は真横かもしれない。
それを考えたら、キャスト前に締め込んでおける強度にも限りがある。
そして、仮にPE5号とか使ったとして、水深5mとかのシャローを横に走るメーターヒラマサとのファイト中に、横転しない限りの強度までドラグを締め込んだとして、それはPE2号の強度を上回っているのだろうか?
僕には、そうは思えない。

これが水深10,15,20m・・・と深くなるにつれて途端に話は変わって来るのだけど。
水深20mなら、特にヒラマサは根に向かって走るから真横ではないので、横転のリスクも減りドラグも強気に締め込める。
そうなるとPE3,4,5号に匹敵する強度までドラグを締め込めるので、太いPEを使う意味も出ては来る。
だけど、その水深20mて・・・最早ゴリ巻きの水深ではなくて、ドラグ出して走らせても大丈夫なわけで、そしたらPE2号で獲れちゃう。
だからこそ、他の海域ではあるけどマグロをもPE1.5号とか2号で獲るカヤックアングラーがいるわけで・・・

とは言っても、ハルチューブさんたちみたいにヒラマサだけを考えてのタックル選択なら、逆にPEを細くする意味もないわけで、太いラインを使うのは自然な選択でしょう。
それが僕のように、欲張りに色々な釣りを考えてしまうと、間を取ってPE2号くらいに落ち着くのです。
実際に唯一のメーターヒラマサを釣った時はPE1.5号&20lbリーダーでした。

これは地形を理解して、理想的な地点でヒットさせられたから。
今回のように咄嗟にキャストして、バイトを得てから地形のことを思い出すようでは、仮にフッキングが成功してようが、そして例えPE5号を使ってようが、この魚は獲れなかったのではないでしょうか。

そんな反省と、久々に味わった胸の高鳴りと、何とも言えない後味が残る釣行でした。






★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物121匹ゴミ121個


★打率★
2023総数:121匹/34回=3.59




★肴★

刺身



アラ炊き



冷凍庫に大量ストック中のコタマガイの酒蒸しに、シシトウとマダイの身も加えたら、美味しかった!




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Posted by いわき2011 at 13:03Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年08月05日

課題多し


応募していた2023年上半期ベストアイテム記事投稿キャンペーン・・・入選しました!!

入選特典はナチュラムで使える¥2,000分のクーポン!
エスグライドについて書いた記事で入選したことだし、エスグライドを発注しました!



さて、久々のカヤックシーバスを楽しんだ翌日は・・・どむオ君と海へ!


★2023paddling-③①★

☆8/4(金)
☆沿岸水温:22.8℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:

・FeatherLight63(TULALA)
・Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
・Neoversal1002MLFS(Daiwa)



オーバーホールに出していたスピニングリール(カルディア)が戻って来たから、誘い出し&ナブラ撃ちができる~!!
ちなみにロッドの方は、修理に出しているグリッサンドが今週くらいに戻って来る気配だけど・・・連絡ないから今回はネオバーサル

海況の方は、風は穏やかだけど波高が高め。
現地判断で出艇不可ならカヤックシーバスに変更するプランで、どむオ君と待ち合わせた。
僕の方が先に現着し、海を眺める。
波打ち際は時たま派手に割れる波が来るから、タイミングを見計らって出艇する必要がありそうだ。
沖に出てしまえば問題なさそうだけど、この日は大潮の・・・出艇時が満潮で昼に干潮となる。
つまり着岸時には潮位が下がってるから、余計にシャロー帯では波がブレイクするリスクが高まる。

どむオ君が到着して協議して、これくらいなら許容範囲でしょう、出ましょう、となりました。

日の出の頃に出艇・・・!



まず、どむオ君が沖に漕ぐ後姿を見送りながら、水深15mくらいでTGベイトを落とすと・・・フォールでコツコツ!ヒット~!
ドラグ出しつつ海面まで浮いてくると良型のシーバス!!が、フックオフ・・・

魚探が賑やかだから、間髪入れず再フォール!再びフォールでコツコツ・・・巻き上げでカツカツ・・・ヒット~!








昨日のリバー釣果には混じらなかったスズキサイズ~!

まだ序盤だし、口の中に虫がいたし、こちらはリリース



そして魚探の反応は続いてるから、恐らく過去C-49氏に連れて行ってもらったシーバスジギングのようにバーチカルで連発することも可能そうだけど、艇の周りに極小のクラゲがウジャウジャ・・・画像検索して見比べたところ、シミコクラゲと呼ばれる種類かな?

それで、自分は両足を海面に投げ出して釣りをするスタイルのため、刺されるかもと神経使って釣りをすることにストレスを感じてしまい、どむオ君を追って沖に出ることに。

いつも思うのですが、足首までのパドリングシューズを履いていると、パドリングタイツの裾が捲れて足首が僅かに露出するんですよね。
それで足首に1cm幅くらいのリング状に日焼け跡ができてしまう・・・
これ、例えば野球のパンツで言うストレートタイプのような足掛け紐を取り付けたパドリングタイツとか、商品化されれば・・・そしたらクラゲに刺されるリスクも減るんですが。



※画像引用元:楽天市場




ちなみに手首についても同様にリング状の日焼け跡に悩まされていたのですが、こちらは丈の長いグローブを使うようにしてから、解決しました。
買った理由はシイラカラーだったから・・・それだけなのですが。



※画像引用元:Amazon




沖に出ると、こちらもチラホラ魚探反応はある。
遠くには鳥も舞って雰囲気はある。
青物いるかもしれないし、Sグライド!

・・・来た~!!








・・・ハナダイでした。

引き続き遠くの鳥を気にしつつ・・・と、どむオ君が南側に鳥が群がり出したことに気付き、向かってみることに。
途中でキャスティング船も気付いたようで僕らを追い越して行った。
ナブラ撃ちでバッティングしたら譲るしか無いな・・・と心配したけど、鳥は広範囲にいたから問題なかったし、そもそも鳥が騒ぐ割にナブラは無かった。
ベイトがピチャピチャしてる。

これは先日ホエールさんとご一緒した時の、鳥山を見つける前段のタイミングに、エリアも雰囲気も似ている。
このまま、どこかのタイミングでナブラが出れば・・・と期待してジギングを続ける。

TGベイトで乗らないバイトがあったり、ウォブリンSでは食い上げるバイトがあるけど、やはり乗らない。
そうこうしてるうちに背後から『ナブラ!』との声が。
艇を180°ターンさせたら、どむオ君のロッドは既に曲がってる。
でも、ナブラも既に沈んでる・・・
どむオ君がキャッチしたのはイナダだった。
リップ付きの高速巻きと言ってたかな。

これと前後して、僕にはソゲ・・・








鳥も散ってしまって、雰囲気も・・・なんだかなぁ。

地形変化を求めて徐々に出艇場所方向に小刻みに移動
途中お互い良型マダイかと思われるバラシ有り・・・

そして最後の最後・・・序盤のシーバスの時と似た賑やかな魚探反応の中で・・・速めに巻き上げるTGベイトに、ドン!








全長62cmの美しいメス
この1匹のみキープして・・・ストップフィッシング!
着岸は8:46

ナブラ祭り始まりそうで焦らされ・・・ジギングでは取りこぼし多く・・・タチウオもいたかもしれないのに・・・新たにラインナップに加えたマッケローニには入魂できなかったし・・・全て次回に持ち越し!






★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物117匹ゴミ117個


★打率★
2023総数:117匹/31回=3.77





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Posted by いわき2011 at 07:29Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年07月26日

時合は読み通り!


毎度楽しい出艇前日にプランを練っている時間・・・

動力船では
キャスティングなら青物に加えてカツオやメジ(キハダ,ビンチョウ含む)が好釣みたいで、シイラも入って来た。
ジギングならヒラメやホウボウが好釣なところにイシナギが混じったり、タチウオも入って来た。

ホウボウやタチウオも視野に入れてジギングしつつ、ナブラ見つけたら前回同様フェザーライトで対処しよう。

そう考えて2タックル準備したけど、夜になって何となく気になって、メタラバ用のワンダーショットも追加で車内に運び込んでから寝たのだった。


★2023paddling-②⑨★

☆7/25(火)
☆沿岸水温:24.6℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:

FeatherLight63(TULALA)
WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)



寝室の窓は網戸にしておいたけど、寝付くまで暑苦しくて、お腹にタオルすら掛けずに21時過ぎくらいには眠ってしまった。

一眠りしてスッキリ目が覚めたから朝かと思いきや、まだ23時・・・この時点での体感温度は可もなく不可もなく再び寝入った。

そして深夜1時半過ぎだったか・・・そよ風が入り心地良いと感じたのも束の間・・・急に冷えてお腹を下した。
2時前にトイレに籠る。
再びウトウトして3時のアラームで起きて、出発したのだった。

予報では出艇時には風が吹いてるかも。
そして6時くらいに凪ぐタイミングがあるけど、その後は2~3mの風が。
この2~3mがまた微妙な数値で、ベタ凪なこともあれば撤退せざるを得ない吹き方になることもある。

現着して外の空気に当たってみると、いくらか風は吹いている。
釣りにならなかったらカヤックサーフィンするくらいの気持ちで来たから、想定内ではあるし準備はしてみよう。

いざ艤装完了すると、風が止んだ。
何事も無かったかのような穏やかな出艇となった。

結果してベタ凪の日・・・!



TGベイトから開始してSグライドにしたけど、どうも中らない。
魚探には反応映るんだけど・・・

メタラバにしてみた。
水深20~30mのリアス式ポイントで、ジグは40gでも底取り出来るけど、テンポを気にして60gを使った。

前回の終盤どむオ君が目の前で根魚プチ連発してたのが印象に残っていて、何も糸口を掴めないのなら根魚を釣ってみようと思った。
今日は8時頃の満潮・・・潮止まり1時間前の7時くらいに根魚の時合があるとして、潮が効いてる時間帯にマダイとか釣れないかな?

(結果して今日は時合の読みだけは適格だった。)

それにしても中らない日だ。
そう言えば、腹を下した影響が残っているのか、また催して来た・・・我慢できるだろうか。
それとも、今のうちに一時着岸&トイレ休憩して、根魚の時合が来ると読んでいる7時に備えようか。
もしくは、急にドン!て良型が来そうな気もするから、その1匹をクーラーに仕舞う名目も追加しての着岸にしようか。

グダグダ迷いながらも続けていたら・・・6時前に・・・突如フォールで引っ手繰られた!

青物ではない!でもドラグ出す!首を振る!これマダイだ!!




じゃん。







これは55ダービー再エントリーサイズだ。
つまり、ルールに従うと写真撮影前には魚体に刃物を入れることが出来ない。
メジャートレイもコーラも車だから、着岸しないと写真は撮れない。
スターンラゲッジのソフトクーラーに仕舞えればパドリングも楽なのだけど、新しい方のソフトクーラーだし、ヒレのトゲをカットした魚しか入れたくない。
(古い方のソフトクーラーは、二重構造なのにマダイのトゲで外側まで貫通してる。)

ストリンガーに繋いでおこう。

(一時着岸の気持ちは何処へ!)

マダイ・・・フォールで引っ手繰った。
マダイの場合これまでの経験からの印象だと、TGベイトでもメタラバでも、フォールで引っ手繰るバイトの時には連発する。
ちなみに、連発すると読んで続けざまヒットさせるまでは狙い通りでも、その2匹目をバラすことも多くて、2匹目をバラすと何故かパタッとマダイ時合が終わってしまうのも、お決まりになっている。

果たして・・・やはり立て続け巻き上げでヒット!
先ほどと似たファイト・・・これも良型マダイだ~!!

追いアワセも成功して、中層まで浮いて来て、何も問題はない。
この2匹目をキャッチ出来れば、3匹目も続く気がする。

が・・・フッ・・・

・・・バレた~!!

そして、お決まりな流れでマダイ時合が終わった。



次は7時に来ると読んでいる根魚時合・・・

こちらも読み通り!
7時ちょうどくらいにバイト頻発!
そして・・・!









マゾイ来た~!!

何と素晴らしい。
こうも綺麗に時合が読めちゃうとは。

ここからメタラバで根魚フィーバーでしょう。
そうでしょう・・・?

・・・痛恨の根掛かりロスト



時合だからリーダー結束からセットし直す時間は勿体ない!
フェザーライトに持ち変えてTGベイトを落とす!
しかし中らない!

まさかのメタラバしか食わないパターン?!
切り替えてメタラバをセットし直したけど、この5分か10分くらいでバイト無くなってしまった。

そうして潮止まり8時が近付いて来る。
どうしよう。
お腹の具合も本調子じゃないし終わろうか?
マダイもストリンガーで引っ張られっぱなしで可哀想だし。

そう言えば・・・これ本当に再エントリーサイズかな?
もし意外に小さかったら、ヒレ切り落としてソフトクーラーに仕舞っちゃえば、機動力が復活してまた別な展開に仕切り直すことも出来る。
そう考えてポケットにあったメジャーを当ててみたら・・・やはり更新サイズには間違い無い。
大事に持ち帰ろう。

そう考えて、なかなか早いけど沖上がりとした。
マダイは後ろ手にスターンラゲッジに引き揚げて、ソフトクーラーの上に置いた。
パドリングしながらも、時々は水を汲んでマダイに掛ける。
渇いちゃうと鮮度が悪くなるから。

岸に近付くと、急に風が吹いて来た。
天候急変とか即撤退とか言うほどの強風ではないけど、この風で沖にいたら釣りに影響していただろう。

ちょうど良かった。
着岸したのは8:15くらい。
今日はクラゲがやたら多かった。
ウミガメも見れた。
風を想定してパラシュートアンカー持ってったけど、使わなかった。

釣り道具だけ片付けして、先日に引き続きカヤックサーフィンしてみた。
片付け中は良さげな波が立ってたけど、いざ波乗りする頃には波が落ちていたり・・・波って刻一刻と変わる。
これも勉強だ。

そんな中でも波待ちして、いくらかマシな波が来る度に何度か乗れた。
ローブレス?と言うの?前回ホエールさんに教わって、いくらか要領を得ることが出来た。
横を向かせられちゃっても、咄嗟にパドル入れて体重を預けて、それが出来るようになると今回は1度だけしか転がされなかった。
波乗り楽しい。

次回は金曜&翌月曜かな?
そろそろオーバーホール中のリールが戻って来そうだから、ナブラ撃ち満喫したい。


★ルアー★
●メタラバ(フロント遊動式)
・ジグ:60g(ノーブランド)
・トレーラー:斑bigウェーブ(宮一釣漁具)&海毛虫チューン


★獲物1匹ゴミ1個運動★
前回分も合わせて拾いました!
(この浜はホエールさんも『ゴミが無い』と言ってくれてたのに、レジャーシーズンだからかゴミ増えてた!ホエールさん爆釣&大漁ゴミ拾いに来て下さい笑)

2023総数:獲物109匹ゴミ109個


★ベイト★
マゾイはランディング直前の水中で甲殻類を大量に吐き出した。


★肴★





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Posted by いわき2011 at 07:33Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年07月24日

サワラ求ム。


出艇の前日・・・プランを考える。
どむオ君も来れるとのことで、僕の方が珍しくディープでのジギングに気持ちが向いていることもありEP.南の国で約束した。

それで、用事の帰りに海に寄ると・・・プロフィッシュを片付け中のハルチューブさんが!
様子を聞くと、ナブラが続いてワラサ~ブリを15本くらい釣ったとのこと。
そこにはマグロも混じって飛んでいて・・・と話してる最中にも、陸から見える距離でナブラが続いてる。

明日はキャスティングゲームな展開になるのだろうか・・・
グリッサンドが修理中で、それに合わせてたリールもオーバーホール中・・・
グリッサンドの代わりにネオバーサルを持ち出してナブラ撃ちは可能にはなったけど、それに合わせてたリールも不具合・・・

つまりナブラ撃ち出来るようなスピニングタックルが無い!!
青物が回ってる雰囲気があってもジギングで仕留めることをメインとしつつ、キャスティングはフェザーライトで対応するしかない。

と、考えつつ帰宅して、不具合発生中のリールを回してみたら、ゴリ感が消えてスムーズに回転する。
根本的な解決にはなってないだろうけど、明日だけどうにか使えるか?
そう考えて、ネオバーサルもラインナップに加えて準備とした。


★2023paddling-②⑧★

☆7/18(火)
☆沿岸水温:22.4℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:

FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
Neoversal1002MLFS(Daiwa)



3:00のアラームで起きて、片道15分・・・の中間ほどで気付いた。
足がスゥスゥする。

いつもは枕元にパドリングタイツを用意しておいて、起きたら下半身だけは着替えてから車に乗るのだけど、どうやら寝ぼけたまま着替えを忘れて、寝起きの格好のまま出発してしまっていた。

Uターンして・・・時間のロスだ。




・・・現着すると、どむオ君の他にアグーさんもいた。
お互いInstagramでは繋がっているため日々の様子も若干は知っている関係だ。

僕よりも、どむオ君との方が面識が濃いようで、準備しながらも会話してる。
どうやら僕のブログの内容について話していたようで、アグーさんが意外にも愛読してくれていたことを知って嬉しかった。
執筆活動のモチベーションにもなるから、是非とも些細なことでもコメント頂けたら嬉しいです。

日の出を待って出艇・・・







漕ぎ出すと早速ぴちゃぴちゃとベイトがいる。
艇は南に流される。

メタラバポイントやリアス式ポイントを経由して沖のディープに向かおうと、東に漕ぎ出す。
魚探は賑やかに映り、タチウオがいないか気になってメタボスイマーを落としたけど、反応無し。

それぞれ思い思いの方角に散り出す中で、僕は北東方向に数羽の鳥がいることが気になった。
方向を修正して鳥に向けると、その下でナブラが!!

ドラドポッパー素通りされて・・・その辺りで、どむオ君が声の届く範囲まで近寄って来てたので、ナブラのことを伝えると急行して来る。
その途中でトローリングしてたようで、呆気なくワラサを釣ってた。

僕の方は僅か2,3投で、やはりスピニングリールがご臨終なされて、TGベイトを結んでいたフェザーライトにプラグをセットしてキャスティング仕様に変更してる間に・・・ナブラが止んでしまった・・
とか悔やむ暇もないくらい、ここから至る所でナブラが乱発し出した。

潮が速いようで、どんどん南に流される。

アグーさんが最も南に浮いていて、僕が中間に、どむオ君が北方向に浮いた位置関係で、各々ナブラ撃ちの時間となった。

フェザーライトでオーバーゼアスキッピングをフルキャスト!
ベイトタックルでキャスト連発する感覚・・・カヤックシーバスを思い出して心地良い。
フェザーライトに組み合わせてるリール(ロキサーニパワーシューター)は自前で手入れしてから、ドラグワッシャーにオイルが付いてしまい指ドラグを強いられることを除いては、快調となった。

そして、スキッピングに襲い掛かる背中!
ドっパーン!!

幸先良くワラサ!







しかし、ナブラの移動が速い・・・そして群れが違うとルアーへの反応も様々違いがある日だった。

ここで久々のナブラフィーバーを満喫しても良かったのだけど、僕も大人になりまして食卓の彩りとか、釣味にも彩りを求めるようになっている。
1匹目のワラサが割と派手な出方で満足できたこともあるし、ワラサの腹からは大量のシラスが出て来て、これだけナブラが頻発してる状況なら弱ったシラスを拾い食いする根魚も活性が高いだろうと考えて・・・

ジギングロッドに持ち変えてウォブリン!
応えは正解!









マゾイ連発で、2匹目だけ浮袋が出ちゃったからキープした。
いつの間にか僕より南東方向に移動していた、どむオ君からは良型マダイの写真が。
これだけナブラが頻発する中でTGベイトを落としてるなんて・・・そんな変わり者は僕だけだと思ってたのに、侮れない。

いわきの海はカヤック圏内だと水深20mくらいまでが主となっていて、そうすると海面での青物の捕食活動と、それに乗じて弱って沈むベイトをオコボレ頂戴する根魚の活性とが、より密接に関係する。
だから、ナブラ撃ちは1匹,2匹,3匹・・・どこかで満足したら、潔く真下の根魚にシフトする釣り方こそが、言ってしまえばスライダースのお家芸となっているのかもしれない。


と、格好の良いことを言っていながら、これでもかとナブラが続くと・・・やっぱりキャストしたくなっちゃうのが釣り人の性でして・・・
(むしろ再三書いてるように、僕がカヤック乗り出した動機はナブラ撃ち・・・元々は生粋の鳥山ハンターでした。)

北方面に鳥がいる。
マゾイ2連発から間が空いてしまったから、改めて魚群を探しに漕ぎ出してみよう。

確かこの辺りで、どむオ君が会話できる距離に近寄っていて、示し合わせて移動開始したんだったかな?

北に移動すると、鳥の下で水飛沫を上げていたのは・・・マグロだ!
マグロが横っ飛びしてる!
たまたま前々日くらいだったか、メジマグロの見分け方について調べたばかりだった。
マグロも、メジほど見分けが難しいみたい。
キメジだと背ビレだけじゃなく尻ビレも黄色いけど、ヨコワ(クロマグロ)だと黄色いのは背ビレのみで、尻ビレは白い。

ヨコワならリリースすれば良いわけじゃなく狙って釣っちゃいけないのだけど・・・メジのジャンプにはサワラが混じってることが多い印象が。
ずっと妹からサワラのリクエストを受けていて、実際に自分としても釣りたいと想い続けているし、常にブレードゲームの用意はしてた。
急ぎケースから取り出して、メタルマジックTG40g(GoGoアンブレラプレーリー)をキャスト~!
そしてサワラのブレードゲームなるメソッドとして言われているように、青物を避けてサワラしか追い付けないように『リールから煙が出るほどの』高速巻き!
グン!!

ファイト中に気付いた。
サワラと一緒に群れてるのが青物なら『リールから煙が出るほどの高速巻き』でサワラだけ選べるかもしれないけど、今回はマグロがいる。
マグロなら、高速巻きでも追い付けちゃう。
と、言うわけで・・・

メジ釣っちゃった・・・!









残念ながら尻ビレは白かった。
急ぎリリース!

でもサワラがいるイメージは捨てられず、ナブラにはブレードゲームで挑み続けたけど、結果してメジは3匹も釣れてしまった。
採捕禁止ルールに従いリリース・・・

その課程でワラサも釣れたのだけど、ファイト中に口切れのような感触があり、恐らくこのタイミングでフックが背中に刺さったみたい。
75cmだけど、ライトタックルで背中に掛かってのファイト・・・過去に釣ったメーターヒラマサなんかよりも余裕で時間を取られたファイトだった。







その後は再びどむオ君と合流して、以降は何故かどむオ君だけ釣る・・・
彼は結局“六目”達成してた。
あっぱれ・・・



着岸してアグーさんと会話したら、やはり数日前にはメジジャンプの中にサワラが混じっていたとのこと。
サワラ釣りたかった・・・

どむオ君とラーメン食べて帰りました!




★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★
どむオ君を待たせて急いでいたのもあり、忘れてしまった。
次回いっぱい拾わなきゃ。
2023総数:獲物107匹ゴミ100個


★ベイト★
ワラサの胃からはシラス


マゾイの胃からはカニ



★肴★

ワラサの刺身,南蛮漬け,竜田揚げ・・・どれも旨い!




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Posted by いわき2011 at 11:41Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年07月17日

海開きの日に


夜勤明けでダイソーに寄った。
ソフトワイヤーを買った。









これをこうして・・・









ロッドちょい置きに、めちゃ便利~!!

これまで、ルアーチェンジの時やロスト後のリーダー結束の時,ランディング後・・・ロッドを右舷の魚探振動子のところにチョイ置きしてたけど、ズレて動くし、それと特にラインがどこかに触れて傷付きそうなのが気になっていた。

これは良い買い物をした。






そして、この日は海開き。
今まで海水浴シーズンは、邪魔をしないよう海水浴場を避けて出艇してた。
この日に出艇したEP.北の海岸も脇に海水浴場が設営されてるのだけど、どうやら設営されたブイ&ロープは極々狭い範囲で、出艇する地点は海水浴の邪魔にはならないと思えたから、根魚マンションで前回は消化不良だった根魚パラダイスを味わいたくなった。


★2023paddling-②⑦★

☆7/15(土)
☆沿岸水温:7/14(金):22.8℃→
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.北の海岸
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:

FeatherLight63(TULALA)
復刻ロッド改(Garcia)
¥4,200バスロッド



出艇したのは12時頃だった。

外洋に向いた浜では良く見るパターンで、波打ち際から数十mのところにテトラが積んである。
テトラの外側に出るまでは、波が割れる可能性も有り気が抜けない。
テトラを越して、いつもなら真っ直ぐに根魚マンションに漕ぎ進むけど、釣ったことがないアオリイカが釣ってみたくて、テトラ裏すぐでエギをキャストした。

そしたら海水浴場の監視員が、スピーカーで何か呼びかけてる。
『カヤックの方・・・テトラ・・・』

良く聞き取れなくて、カヤックとテトラだけは聞き取れたから、テトラの近くは波が立つしテトラに打ち付けられて危ないから・・・との注意だと思って、沖に漕ぎ出した。

そしたら、また続けて何か聞こえて来る。
立ち止まって耳を澄ませてみた。

『カヤックの方・・・出来ればテトラの内側で・・・』

え~!!
ウソだろ~?!

テトラの内側だなんて、浅過ぎて波が割れて危ないじゃないか。
海水浴場の監視員が、設営・管理している海水浴場の外側から出艇したカヤックに対して『出艇禁止』を強制する権利はないのだけど、それでもスピーカーからの注意を背中に受けながら漕ぎ進むのは気が引ける。

一旦戻って、お話して来よう。

夜勤明けで時間的余裕が無い中での昼からの出艇だし、正直なところイラっとはした。
だけど気持ちを素直にぶちまけたところで、何も解決はしない。

カヤックフィッシングは本当に肩身の狭い・立場の弱い趣味であって、出艇場所を失わないことが兎にも角にも大切だ。
港からの出艇だって、スロープを使うなと言える権利は、実は漁師さんには無かったりする。
それでも、漁師さんの理解無くては堂々とスロープを利用することは出来ないし、法律とか省令とかローカルルールとか、それを盾に強気に出ても得をすることは多くはない。

そう考えて、感情は抑えて腰を低く丁寧に、まずは帽子を脱いで頭を下げて、監視台に向かった。
そしたらスピーカーで呼びかけたらしい年配の方が出て来てくれて、会話できた。

救いだったのは、頭ごなしに主張する方ではなくて、こちらの話を聞いてくれる方だったこと。

まず、カヤックを準備しているのは見えていて、波打ち際から数十mのテトラに乗り移るためだと思っていたらしい。
カヤックが沖に漕ぎ出す乗り物だとの認知が無かったようで、こちらから色々と説明させて頂いた。
その上で『海水浴の邪魔になるから漕ぎ出さないで欲しいとのことなら片付けますが、もしご理解頂けるのなら、漕ぎに戻りたいです。』と伝えると、ご理解頂けた。

これについては、出来るだけ再出艇はしたかった。
スピーカーで呼ばれて戻って片付けてしまったのでは『この浜からはカヤックは出せない。』との既成事実を作ってしまうことになるから。

ちなみに、後方にいらっしゃったライフセーバーの反応を見ていると、監視員総勢10名弱の中で、特にライフセーバーは海のレジャーにも詳しいだろうし、カヤックが沖に漕ぎ出す乗り物だと理解されていたように思えた。
それが、代表者のような年配の方だけ、海のレジャーには疎くてカヤックが何者なのか知らなかったのでは?
と、感じられました。

とりあえず一件落着と言うか、こちらとしても監視業務の邪魔をしてしまったことに対してはお詫びを告げて、気を取り直して12:18再出艇・・・






根魚マンションに着いて、割と序盤で・・・メバル!








これが30cmで、そして体高についても前回に比べたら、ここのメバルらしい迫力だ。

今日は満潮が16時半だから、15時半に時合だとして、それを終盤の楽しみとして序盤は気長に楽しもう。
海上でノンアルビールやブラックコーヒーを飲みながら、夜勤明けの贅沢なマリンレジャーを満喫する。

普段からカヤックに持ち込む飲み物の種類は、その日のプラン次第で変わる。
気合入れてる時はノンアルやコーヒーなんて飲まない。
利尿効果が元で脱水症状とかの引き金になるリスクもあるかと思うから。
だから、長時間浮く予定の日や沖の釣りがしたい日は、お茶とかスポーツドリンクにしてる。
対して短時間だったり軽い岸寄りプランの日には、レジャー色を濃くして優雅に楽しむために、ノンアルとかコーヒーを持ち込んだりする。
こんな時の方が、飲み物を味わいながら遠くを眺めて、意外にも鳥山とか見つけてしまったりもするのだけど。



さて、どうも風も潮も南から北に向いていて、根魚マンションの馬の背に沿って流れる。
そして魚探には浮いたメバルかと思われる反応が時たま映る。
先ほどのメバルは、この反応が映ったタイミングで釣れたのだった。



そうして来る時合を待って浮いていたら・・・小舟が近付いて来た。
1人乗りの小さなボートで、隣に停まって話し掛けて来た。

舟『海水浴場の監視員の人たちが、流されちゃってるんじゃないかと騒いでるんだけど、大丈夫だよね?』

?!?!?!

U『は、はい・・・大丈夫です!風が強くなったら帰りますけど、これくらいなら全く問題ないです。』
舟『何か釣れた?』
U『メバルが。』
舟『車は、海水浴場の方に停めてあるの?』
U『はい。海水浴場の駐車場ではないですが、近くに停めてあります。』
舟『そこまで漕いで戻れるの?大丈夫?』
U『え・・・はい・・・大丈夫ですよ。』
舟『漕ぐの慣れてるんだろうけど、監視員が騒いでるから、今日のところは・・・』
U『わかりました。』
舟『引っ張ってやろうか?』
U『いえ大丈夫です。』

これは絶対に断るべきだと思った。
舟に曳かれて帰ったら、カヤックの救助事案だと映ってしまう。
そう見られたらカヤックの心証を悪くしてしまう。
あくまでも自分の意志で漕ぎ戻ったに過ぎない感じにしたかった。

着岸したら、先ほどの監視員が話しかけて来た。
そこで改めて、色々と説明させて頂いた。
とにかくカヤックなる乗り物について認知して頂くことが重要だと思ったから。

人間は無知なものには自然と警戒心を抱くもの。
逆に旧知のものには親近感を抱いたりする。

だから、監視員さんの注意を煙たがって言い返して敵対するのではなくて、冷静に説明して知って頂ければ、お互い歩み寄れると思った。
そして、とにかく監視員さんご本人も、カヤックについて無知であるが故に見ていて余計な心配を抱いてしまった自覚があるようで、ご安心頂くにはどうしたら良いか?
そう話し合って、連絡先を交換させて頂いた。
沖にカヤックが見えて、全く問題なく釣りをしてるのか、もしくは漂流してるのか、その判断が出来れば安心だとのことだったから。
心配なら、いつでも電話下さいと。

しかし、それにしても海水浴場の監視員業務を妨げてしまったことには間違いない。
そのことについては、申し訳ない気持ちを伝えた。

そして監視員さんからは
『カヤック見たことなかったから、どういう乗り物か知らなくて、せっかく準備して楽しむところ、邪魔してしまって申し訳なかった。』
と言って頂けた。

海は誰のものでもない。
誰にでも自由に遊ぶ権利はある。
だけど、誰かに迷惑を掛けたり邪魔をするのは良くない。

ルールはどうだ、権利は資格は義務は・・・とマニュアルを振りかざすのではなくて、必要な規制は守りつつ、必要以上の規制は敷かれないように。
貴重な出艇地を守るのって、とても神経を擦り減らされる。

この土地にカヤックフィッシングを持ち込んでしまったのは間違いなく僕なわけで、その責任は少なくとも自覚しなきゃならない。
船の人からも時たまカヤックの悪い話を耳にするし・・・幸いなことに自分に対しての注意ではなくて『あなたはマナーを守っているけど、他のカヤッカーで迷惑な人もいる。あなたに言えば間接的に伝わるだろう。』とのスタンスで言って下さる方もいる。
そんな関係性のうちなら、自分からの言葉なら伝わりやすいだろう。
だけど、その区別もなく『カヤッカーは、どいつもこいつも』と見境なく目の敵にされる域まで達してしまえば、もう手の施しようもない。

自分たちが当たり前と思っていることも、カヤックを知らない人には違う見え方になる。

安全に対する担保は、自分の判断としてブレちゃいけないけど、周りにどう見えてるかも大事なこと。

周りの目だけ気にして判断しても、結果して自分の安全を脅かしては…自分の命に対して周りの目や意見は、責任を負ってはくれない。

だけど、自分の我だけ通し続けても、末永く遊び続けられるとは限らない。

改めて考えさせられた出来事でした。





★獲物1匹ゴミ1個運動★


2023総数:獲物100匹ゴミ100個




★肴★
写真は撮り忘れたけど、寿司を握った。
尺メバル1匹で、半身の背中側で7貫,お腹側で3貫だったから、合計20貫にはなった。

それにしても、前回のムラソイといい今回のメバルといい、内臓脂肪がスゴイ。
今までは内臓脂肪と言えば、初夏のスズキとアイナメでしか見たことなかった。
エサが豊富なのだろうか。
何やら海がおかしいゾ。




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Posted by いわき2011 at 04:52Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年07月16日

リズム


(ナチュログのサイトにアクセス出来ない不具合が続いて、釣行2回分の投稿が滞ってしまった。)

いつも通り仕事から22時半くらいに帰宅して、翌日が夜勤のため昼寝前の早朝出艇を企てる。
夜な夜な車載するのだけど、今回は要領よく動けて24時前には就寝できた。
リズムが良い。

そろそろ日の出もピークを過ぎて遅くなり出したし、出艇場所まで車で10分くらいだし・・・アラームは2:30ではなく3:00にセットした。
※これまではEP.Nを“最寄り”と表現していたけど、よくよく考えたら15分はかかる。
正しくはEP.北の海岸の方が最寄りだった。







★2023paddling-②⑥★

☆7/13(木)
☆沿岸水温:23.5℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.北の海岸
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:

FeatherLight63(TULALA)
復刻ロッド改(Garcia)
WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)



目が覚めたら4:07だった。
確かにアラームを止めた記憶がある。
二度寝してしまったようだ。

だけど日の出前は雨が降っていて、到着する頃に止むだろうから二度寝してちょうど良かったのだと自分を宥めて出発した。

現着して艤装するけど、どうも手際が悪い。
前夜の車載のように要領よく動けていないのがわかる。
浜まで出てから、キャップを忘れたことに気付き車まで戻ったりとか、とにかくリズムが悪い。

出艇は5:11

この出艇地は、繰り返し書いているけど時合が明確で、ヒットパターンにも違いが出る。
だからゲーム性が高い。

時合について、どうも潮止まりの1時間前くらいに良い想いをしてる傾向に気付いた。
セオリーとしては潮が動いてる時間帯に期待するものだけど、回遊魚に比べて遊泳力の弱い根魚は、潮が効き過ぎてる時間帯は海底にへばりついたり穴に潜っていて、潮が緩んだ頃に活動を開始するものらしい。
それがつまり、潮止まりの1時間前に当たる。

それが仮説で終わるのか、それとも実証できるか。

今日は7時前に干潮の潮止まりだから、つまり6時前に時合が来る・・・て、もう目前に迫ってる!
沖(と言っても岸とほぼ平行移動だから、浜からの直線では500mくらい?)の根魚マンションまで漕いだら5:30になってそう。

実釣開始から2,30分で時合となるわけだけど、時合が来たその瞬間に釣りが開始出来ていれば良いわけではない。
それまでに把握しなきゃならないことがある。
艇の流され方を把握して、釣り方を決めてタックルを決めてルアーのウェイトを決めて・・・あわよくば時合の前にバイトを何度か得られたならば、ヒットパターンのヒントとなったりもする。
そうして用意周到に時合を迎えて、いざバイトが頻発したら、そこから更にヒットパターンを具体的にアジャストして・・・と出来れば“爆”も見えて来る。

だけど今日のタイムスケジュールだと、ファーストバイトが既に時合を迎えた時かもしれない。
そうすると、1匹目を釣ったジグがヒットパターンなのか、それとも時合だから故にパターン外してても釣れちゃったのか、そこらへんが判断出来なくなる。

寝坊したり、艤装に手間取ったり・・・それが響いた。

バイオリズム的なものなのか、調子良く釣れてる期間はリズムが伴う。
仮に寝坊して想定より遅れたとしても、そのお陰で出艇直後のシャローで鳥山に遭遇できたりとか、何もかもが上手く作用するもの。

そんな意識があったから、この辺りで『無双期間は終わったかもしれない・・・』と、ある意味で潔く覚悟を受け入れた。
自分で無双なんて言っちゃってるけど、ホエールさんに無双と言って頂けたから、ありがたくそう表現しておきます。

しかし諦めちゃいけない。
状況が悪いなら悪いなりに、その悪い中での最高を探り当てなきゃ。

(このところ何かと野球に例えてしまうけど)
絶好調期間なら、ホームランも打てるだろう。
だけど調子が崩れた時に、簡単に三振ばかりするようなバッターにはなりたくない。
タイミングが合わず泳ぎながらでも、どうにか外野の前にヒットを打つとか、ランナーいるなら外野フライや内野ゴロで1点でもチームに貢献するだとか、そんなバッターでありたい。

そう考えて、いつもなら余裕を持って状況把握をするところ、頭をフル回転させて、いくつものことを同時進行して探った。
艇の流され方や有望なヒットポイントについて、実際に艇を流しながらだけではなくて、予報を思い出したり傾向や想定も加えて・・・いきなりピンポイントで撃ちたい根を!
TGベイトを落として、いつも通り潮の加減を把握することと同時進行で、釣ることも考えて丁寧に巻き上げる。

ここまで書いていて、とても釣りが上手な人みたいでカッコいい。
実際に気持ちの中ではそうだった。

が・・・痛恨の根掛かり!!

・・・これがリズムか。バイオリズムか。

きっと良いリズムに乗ってる時なら、ここで狙い通り第一投で釣って、その後に沈黙して・・・貴重な時合にキッチリ1匹ゲット!みたいに、胸を張って終われるのだろう。

意気消沈して根掛かりを外そうとジタバタする。
ラインの角度を見て逆側に漕ぎ戻って、手でラインをチョンチョンして・・・ここもやはり、良いリズムに乗ってる時なら、簡単に外れて回収できるのだろう。

今日のリズムなら、これはロストするシナリオかもしれない。
高価なTGベイトを・・・

どうにも取れないので、半ばロストを覚悟して強く引っ張ってみる。
そしたら・・・グングン・・・?!?!?!

これ魚付いてるじゃん!!
もしかして、根掛かりではなくてフォールバイトで根に潜られてた?
もしくは、根掛かり外しのためにチョンチョンしてたの見て食いついちゃった??

ラインを張ったり緩めたり、どうにか根から引っこ抜きたい。
良型だとすれば、無理に引っ張らずに緩めて待てば、自らのパワーで根掛かりを外して根から這い出してくれるハズ。

そうして・・・ゴンゴン!
根から出て来た!
心地良い根魚らしい感触・・・

じゃん!






ムラソイだった~!!

とてもご無沙汰なムラソイ・・・
浅いところに多いのか、オカッパリの穴釣りだと釣れるけど、カヤックだと数える程度しか釣ったことがない。
でも、釣ったことあるソイ類の3種(ムラソイ・クロソイ・マゾイ)の中で、カヤックから最初に釣ったのはムラソイだった気がする。
それと、これまではエサ釣り,ワームやテンヤでしか釣ったことなくて、他2種のソイに比べて視覚・聴覚よりも嗅覚で捕食するタイプなのかなと思ってる。

それが前回おこめがジグでムラソイ釣ってて、無性に羨ましかった。
ソイ3種でどれが旨いかと言ったら意見が分かれるのだろうけど、ムラソイは筋肉質な気がする。
マゾイはメバルに近くて、歯応えよりも旨味な感じ。
クロソイはシャキッとしてて、刺身として盛り付けた時の見栄えも良い。
自分はクロソイが好きなのだけど・・・ムラソイも好き。
たぶん一般的にはマゾイが最も喜ばれるのかもしれないけど。

今回のムラソイは35cm

ゴジラ級になるクロソイと違って、ムラソイなら35cmでも嬉しい。
(たぶん過去に釣ったことあるムラソイは40cmで精一杯な気がする・・・)






さてさて、ここの時合は短いから、すぐに次!

この1匹のムラソイを釣った感触から考えて、ジグのウェイトは40gでもイケる。
ダイソージグ40g!

そしてフォールで・・・食った!








メバル~!

前回おこめと釣った時は、体色が黒っぽい印象が強かった。
このメバルは、前回に比べたら白い。
それに過去ここの根魚マンションの名物的に思ってた、ヘラブナみたいな体高のメバルじゃない。
これで29cmだけど、迫力がない。



クロメバルとかシロメバルとか・・・メバルの種類は複雑だ。
ブルーバックなんてのもいる。

前回と今回のメバルが、厳密に別種なのか、それとも居着き系・回遊系の違いとかなのか、メバルは難しい。



で・・・これで時合は終わってしまった。

そこからは、なんと根掛かりによりTGベイト2個もロスト・・・

これもリズムだろう。
無双期間は根掛かりロストも少なかった。







9時前に着岸しました。






★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物99匹ゴミ99個




★肴★
刺身





酒蒸し





アラ炊き





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Posted by いわき2011 at 14:32Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年07月10日

カヤックサーフィン!!


夜勤明けの日曜に、翌日の出艇について思案・・・

久々に時間の制約がない日だし、満喫したい。
EP.南の国だと昼にかけて風が強まる予報だ。
それで、より凪ぐことの多いEP.南の海岸も視野に入れたけど、どうやら風向きとかの関係で、珍しくEP.南の国の方がマシみたい。

前回ダイソージグ無双を味わったEP.北の海岸も捨て難い・・・
それで、EP.北の海岸で根魚パラダイスプランにするか、EP.南の国でダービーマダイ&ヒラマサ誘い出しプランにするか迷っていた。

そう言えばホエールさん近々またEP.南の国に来たいと言っていたけど、月曜なら店舗が休業日じゃないか。
もしかして・・・とか考えてたら、本当に連絡来た(笑)

ホ『急遽ですが明日EP.南の国誘い出し朝練行ってきます!』
U『僕もEP.南の国に行きます!』

こうして出艇地は決まった。

マダイを本命としたメタラバをメインに、状況次第ではジグリグも投入して、更に雰囲気があれば青物キャスティングも、な感じで準備した。

2:30にアラームをセットして就寝・・・夜勤明けで疲れていたところにアルコールも飲んでいたし、とても寝付きが良かった。
21~22時の間に寝落ちしたんだと思う・・・


★2023paddling-②⑤★

☆7/10(月)
☆沿岸水温:22.3℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:

FeatherLight63(TULALA)
WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)
Neoversal1002MLFS(Daiwa)



スマホ持ったまま寝落ちしていて・・・ふと目が覚めたら、とても体がスッキリしてたから、それなりの睡眠時間だったと思って・・・もしかして寝坊した?!と慌ててスマホで時間を見ようとした。
そしたら画面が点灯しない。

どうやら動画でも見ながら寝落ちしたのだろうか、充電が切れていたのだ。
しばし充電して電源を入れると、まだ日付が変わった頃だった。
安心して再び就寝・・・

そしたら1時半くらいだったか、ベッド脇の網戸から雨が入って来て足に当たり目が覚めた。
窓を閉めると、徐々に雨脚が強くなり土砂降りに。

この土砂降りの音と、睡眠が足りたのか体が軽くなっていたことと、普段の出艇と違い単独の寂しさは無いし時間の制約は無いし・・・との状況に胸が躍り、目が冴えてしまった。

それで、予定より早いけど出発!2:04

今日は風が許容範囲なら、長時間浮くかも。
このところ早朝出艇前の食事は軽食だったのだけど、今日は万全の体調で挑みたいし、時間もあるからガッツリ食べて行こう。
すき家・・・2:12

そんなタイムスケジュールだったもので確か3時半には艤装完了していて、トイレ入って徐々に白み出す海を眺めてホエールさんを待った。
昨夜は寝汗を掻いていたのだろう。
喉が渇いていて、ホエールさんが到着する頃には500mlの麦茶を飲み干していた。
ちなみに雨は、予報通り僕が現着した直後くらいに止んだ。

4時頃にホエールさんが到着し、艤装するホエールさんの脇で会話しながら・・・日の出とともに出艇!




ホエールさんは大人の事情もあり、ヒラマサ誘い出しに専念するとのこと。
宣言通りタックルも1本のようだ・・・

僕は最近のルーティン通り水深10m有る無しくらいで早速立ち止まる。
更に漕ぎ進むホエールさんの後姿を見送りながら、いつも通りTGベイトを落とす。

(※以前にも書いたかもしれないですが、TGベイトをパイロット的に使う理由は、使い慣れているがために巻き上げの感触で潮の効き加減が察知出来たり、TGベイト60gでの底取り加減&ライン角度から他のジグなら何gが良さそうか判断しやすいためです。)

どうやら南南西くらいの方角に流されている。
そしてメタラバならダイソージグ40gが良いと判断した。

そうしてメタラバ開始したら、割とすぐに・・・ドン!








40cmくらい?のソゲ!リリース!

ホエールさんは東南東くらいの方角に漕ぎ進んでキャストしてる姿が見える。
それなら自分は、真東に漕いでメタラバポイントを流せば、ホエールさんの元に流れ着く方角かも。

そう考えて漕ぎ進むけど、良さげな地形変化が映ったら立ち止まって撃つ。
と言うか、その方法だと・・・このエリアは良さげな地形変化が続き過ぎて一向に沖に進めない。

そして2匹目が・・・巻き上げ途中の中層で引っ手繰られたバイト!
このバイトが先日マダイ5匹釣った日のマダイに似ていて、走り方からしても大鯛を期待した。
だけど首振りが乏しく・・・ネットインしたのは・・・








ヒラマサ~!
と言うか小マサ・・・40cmくらい?

これが確か今年の初ヒラマサだから、どうせならキャスティングで釣りたかった・・・



と言ったところでメタラバポイントまで行くのも億劫になり、ホエールさんに合流した。

その後ヒラメ追加






艇に揚げずリリース

続いてアイナメ39cm
この1匹のみキープ








それから間が空いて・・・南側に鳥が低空飛行している。
気になったからホエールさんにも伝えて、漕ぎ向かってみた。

そしたら水面ぴちゃぴちゃ凄い濃さのベイト・・・しかしトップにもジグにも、フィッシュイーターはアタックして来ない。
だけど、これだけ濃いベイトなら、どこかのタイミングで青物も来るはず・・・そう信じて2人とも黙々と。

釣りをしながらもキョロキョロしてたら、更に南側に、かなりの数の鳥が舞っているのが見えた。
距離もあるから、行こうか迷う。

ここで予報を確認する。
確か後半吹いて来るのは南風のはず。
それならば、大きく南に漕いでおく分には帰りは風に流されて帰ることが出来る。

そのための予報再確認だったのだけど、どうやら出艇前に確認した時よりも悪化してる。
風向きは南で間違い無かったけど、風速の数値が若干大きくなってた。
そのことをホエールさんにも情報共有しつつ、並んで南に漕ぎ出した。

遠くに見える鳥たちの下には水柱が見えないし、空振りの可能性も・・・と考えたけど、近付いてみたらボイル!

そして早速ホエールさんからバイトの声が!



僕の方もボイルを探しては近付こうとするけど、長続きしないナブラで捕まえきれない。

ようやくキャスト圏内でボイルを見付けて、オーバーゼアスキッピングをキャストしたら背中を出してチェイスして来て・・・出た!ミスバイト!






その後は鳥が去ってしまい・・・
(せっかく漕いで来たのに、鳥山地点に到着してから鳥が散るまでの時間が短すぎた!)

全くボイルも無くなってしまったけど、中層に反応は映る。
そして、いることを信じてキャストを続けていたホエールさんにバイトが!

それを見習って僕もキャストを続ける!
そしたら・・・スキッピングにドン!

で、リールが不調でして・・・メインのスピニングリールはオーバーホールに出してる最中なんですが、サブのリールも同じ症状出た・・・

そんなわけでファイトしながらも魚のサイズ感が掴めない。
もしかしてワラサ級?と思っちゃけど・・・








イナダだった。




その後は想定通り南風で北方向に流され出したから、そのまま風に身を任せてジギングしながら戻ろうかと思ったけど、それにしても釣れる気配が無い。

ここまで4魚種・・・念願の五目のためには序盤の根回りまで一気に戻って釣りをした方が、マダイとか・・・五目達成の確率も上がるだろう。
そう考えて移動開始しつつ、魚探反応が映れば立ち止まって撃つ。

それを繰り返してたら、どんどん風速が上がって来た。

そこからはウネリと風の方向が同調してしまったこともあり沖でも白波が割れる海況に。
本格的な撤退を前にして、道具を整理した。
着岸地点で波が割れていたら着沈の恐れもある。
この出艇地では過去に着沈により収納ポッド(レイルブレイザ)に置いていたジグ等を失ったことがある。

それを思い出して、出したままのルアー類は剣山&バーサルウェーブに仕舞う。
ハサミとかは蓋付きバケツに仕舞う。
これで安心だ。

ホエールさんと並んで撤退パドリング・・・





もしプロフィッシュじゃなかったら・・・
もし潮位が低くてシャローの波が割れていたら・・・
もし更に遠い距離に浮いていたら・・・
考えるとゾッとする撤退劇でした。

ちなみにウミガメを2,3度見た。
ウミガメを見付けられるのは、これまでは1年に1度有るか無いか程度でした。
それが1日で複数回見れるとは。
先日も見れたばかりなのに。
ウミガメ増えてるのだろうか?






8時頃に着岸

まだ時間がある。

・・・カヤックサーフィンしちゃいましょうか~!



急ぎ釣り道具だけ車に運んで、沖に出るわけじゃないからフラッグも片付け、沈して流出させちゃうからキャップも仕舞って・・・波乗り~!!













沈して頭から水を被るのが気持ち良かった。

そしてパドリングを教えることを仕事としているホエールさんから随所でアドバイスも頂けて・・・受講料を払うべきかと考えるくらい貴重な時間でした!!

そしてカヤックサーフィン楽しい!
カヤック始めた当初まだイナワラのみしか釣り方を知らなかった、あの頃・・・エントリーポイントの選択や波の見極めも完全素人だったから、出沈・着沈は当たり前だった。
おこめと2人でいつもコロコロ転がってた。
その頃に釣れない日には人知れずカヤックサーフィンしてたこととか、懐かしい感覚を思い出しました。

また、改めて暑い季節のうちに波乗りすると思う。
何なら、都合で極短時間しか無い時でも、艇とパドルやPFDだけ積んで、波乗りのためだけに海に行くのも良いかも・・・と今なら思います。

ホエールさん楽しい時間お付き合い頂きありがとうございました~!





★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物97匹ゴミ97個


★ベイト★
アイナメ:甲殻類





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Posted by いわき2011 at 18:18Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年07月08日

ダイソージグ無双


金曜は夜勤明けで、風が強いから歯医者とか用事を済ませる日とした。

翌土曜は再び夜勤だから朝活出艇を画策するところだけど、雨が降りそうだし風も凪ではない。
やめておこうか。

それで、ジグリグについて考察した記事を書きたいと考えていて、夜勤に備えた昼寝前の午前の時間に執筆活動すべく金曜のうちに材料となる写真を撮ってPCに送っておいた。
たまにの朝活出艇しない夜勤前の過ごし方も、嫌いではない。

そんな風に諦めつつも、念のため夕方に予報を再確認・・・これ行けるんじゃないか??

どうやらEP.北の海岸が良さそう。
そう言えばおこめが、未経験の北の海岸から出艇してみたいと言ってた。
おこめの仕事は、第2土曜なら休みのハズ・・・

そうして18時におこめに連絡してから、準備に取り掛かった。


★2023paddling-②④★

☆7/8(土)
☆沿岸水温:7/7(金)22.8℃→
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.北の海岸
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:

FeatherLight63(TULALA)
復刻ロッド改(Garcia)
Neoversal1002MLFS(Daiwa)



準備・片付けの時短のため車は珍しく別々で現地集合とした。
暗いうちに現着して艤装開始してると、おこめも到着する。

いくらか風が吹きそうな予報だから、テンヤやりやすいようおこめにパラシュートアンカーを貸そうとしたら、今日はテンヤでは無くてメタラバ&ナブラ撃ちの用意をして来たとのこと。
対して自分の方が珍しくテンヤを用意して来たけど、無風な時間帯だけテンヤやれればいいと考えてパラシュートアンカーは仕舞った。

出艇して、北東方向の根魚マンションが目的地だと伝えたけど、風向き的に漕がなくとも流れ着きそう。
おこめのリクエストで南側の磯場をチェックしてから流されることとした。

ほぼ反応無いままに、根魚マンションが近付いて来た。
そしたらサメの背ビレが近付いて来た。
1mくらい?
さほど怖くはない。
こちらの艇は4mもある。

ドラドポッパーをキャストしたら、僅かに興味を持って背ビレの進む方向がルアーを向いたけど、見切られておこめの方に泳いで行った。
彼はビビッて、両サイドに投げ出していた足を艇の上に。

サメから距離を取るついでに、もう目前まで迫っていた根魚マンションにピンポイントで位置取り。
南北に続く馬の背のような根で、その両サイドつまり西側か東側の斜面に根魚が着いている。
今日は艇が流される向きの関係で、ほぼ東側の斜面を撃った。

メタラバもテンヤも中らずいると、海面ぴちゃぴちゃとベイトが湧いた。
ベイトが湧いていると、ここの根はTGベイト無双に突入するパターンが多い。

TGベイトミドキンを落とすと・・・!







アイナメ~!

これリリースしたんだったかな?
※数が釣れた日だから写真の順番とか間違っている可能性有り。

ヒラメ~!リリース!

続いて




メバル~!

そして想定外の・・・




シーバス~!良型78cm

ここまで、巻き上げでは無くてフォールでバイトするパターン・・・しかしおこめは全く釣れる気配がない。

TGベイトのグリーンシルバーを使っているようで、カラーを気にして手持ちのミドキンを探し始めた。
そしたら何やらミドキンのジグを見付けたようでチェンジしたみたい。

その頃・・・僕の連発劇がパタリと止まった。
そして入れ替わるように、おこめの時間が!
メバル・アイナメを連発している!

ジグを聞いたらダイソージグ40gミドキンとのこと!
僕も真似して同じのを使ったら、再び息を吹き返す!








しかし時すでに遅し・・・先にダイソージグ劇場を開始したおこめに、とうとう逆転を許したまま追い付けなかった。

終盤にダイソージグの時間が終わった感があり、僕はTGベイトに戻したら再びのアイナメとシーバス
これがどちらも根の頂上で水深3mのところ・・・
今日は馬の背の天辺が良かった。

途中からお互い五目達成&数は二桁を目標としていたけど、おこめが二桁を達成したのみだった。


シーバス78,69cm
メバル③
アイナメ③
ヒラメ
4目9匹

おこめ
シーバス74cm
メバル⑤
アイナメ③
ムラソイ
4目10匹



僕の方は、いつだかに似た展開で最後の1匹が出れば・・・可能性としてクロソイを期待したけど、テンヤにフグがヒットして艇の脇でバレてしまった。
ランディングしていれば五目&二桁コンプリートだったけど、そのメモリアルフィッシュがフグと言うのも・・・だから次回に持ち越しで良しとしよう。



獲物の方は、リクエストを受けていた同僚に届けることになった。
捌かずに受け取ってくれるから、帰宅したら早めに昼寝が出来て有難い。
確か同僚は6人家族だったから、おこめがくれたメバル3匹を加えてメバルは6匹に。
お礼にアイナメを差し上げた。

ダイソージグ凄いな・・・







★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★
雨が降って来て拾えなかったので、次回に持ち越し!
2023総数:獲物92匹ゴミ84個






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Posted by いわき2011 at 19:22Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年07月06日

久々の座布団


夜勤だから昼寝前の朝活出艇!

でも2日間の昼の勤務が休憩もままならないくらいのキツさで・・・ダブルヘッダーKFを涼しい顔でこなせた自分の体力でも、流石に疲れが溜まってしまった。
いくらか躊躇もしたけど、そう言えば獲物のリクエストが溜まっていた。

職場の後輩が、お母様が料理人だから魚を捌けるとのことで前々から魚が欲しいと言われていて、奥様はヒラメのエンガワが大好物だそうだから、ヒラメが釣れ続いている今が良い機会だろう。

それと父が
『次の休みはいつだ?(金曜が夜勤明け)土曜に呑みに行くから、それなら金曜の夜勤明けに魚を釣って店に届けておけや。』

どうやら昔の職場の同僚さん達と15年振り?くらいで酒を吞む約束をしたようなのですが、お店が父の釣り友達が営む店なのです。
僕にとっては、父の友人の中で唯一僕を下の名前で呼んでくれるくらい親しい方で、僕もコロナ禍前は頻繁に通っていたお店でもあります。
過去にはスズキとか差し入れして店で使って頂いたことがあります。

で、父には夜勤明け、つまり呑みに行く前日を指定はされましたが、どうやら予報が悪い。
土曜・・・当日の早朝なら出艇できるかもしれないけど、なにやら更に前の水曜も予報は良さげ。

そして、結局のところ重い腰を上げる時の決め手となる考え方・・・漕がなきゃドラマは生まれない!

前夜22時半くらいに帰宅してから車載して、就寝は日付変わって1時くらいでした。

仮眠としか言えないくらい短時間の睡眠・・・2:30に起床しました。
コンビニに寄って自分の体調と相談して商品を選びます。

以前なら、出艇前にはパドリングのスタミナを考えて早朝(むしろ、まだ夜中?)には似つかわしくないくらい重い食事でカロリー摂取していたのですが、カヤッカー歴も10年を迎えパドリングにも余裕が生まれて来て、無理にカロリー摂取しなくとも気持ちにゆとりを持てるようになりました。
それで早朝のみ短時間の出艇だったら、むしろ食事せず水分だけで出艇して、帰り道のラーメンを楽しみにするパターンも増えて来ました。

それでも、今回は仕事で疲労が蓄積してる自覚から、体を奮い立たせるために大盛りのペペロンチーノを選びました。
(これが良くなかったのか・・・)

なかなかニンニクが効いていて、油分が多くて胃に不快感を覚えつつも現着したのは3:23・・・


★2023paddling-②③★

☆7/5(水)
☆沿岸水温:22.9℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:

FeatherLight63(TULALA)
WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)
Neoversal1002MLFS(Daiwa)




いつも通り平日出艇だと単独か・・・と寂しげに思っていたけど、現着したら1台の車が。
地元のKFアングラーとしては覚えが無い車種だ。
そしてプロフィッシュを降ろして、せっせと準備している。

誰だろうとは思いつつも自分も準備開始した。
そしたら嬉しいことに相手方から挨拶して下さって、なんと・・・初めましてのハルチューブさんでした!
ハルチューブさんが、わざわざ数歩こちらへ歩み寄ってまで挨拶してくれて・・・本当なら後から到着した自分が挨拶すべきでした。

そうして僅かに自分の方が先に出艇・・・

出艇して間もなく水深10mくらいで、いつものルーチンと化している状況把握のための“パイロット”TGベイト

サーチ内容その①:艇の流され方・・・南東に向いている!風は真東の微風だから、上潮が南向きなのだろうか。
サーチ内容その②:ジグの底取り具合・・・60gのTGベイトで、フロロ5号のラインがこの角度だと、PE1号タックルでのメタラバなら40gか、もしくは30gでも良いかもしれない。

さて艇は斜め沖に向かって流されるから無理に沖に漕ぐ必要も無いのと、シャローにマダイが密集してる妄想が働いていた。
前回は水深10mくらいでマダイが5匹も釣れたし、前々回だか釣ったマダイは白子が漏れ出していた。
つまり乗っ込み最盛期かもしれない。
更には今日は、朝マズメと満潮が重なっている。
乗っ込みのためにシャローに集まっている個体に加えて、捕食のための回遊としてシャローに入って来てる個体もいるかもしれない。

マダイの習性は知識が乏しいのですが・・・
ヒラメ釣りの経験から判断しました。
カヤック始める前は、堤防でサビキ&泳がせ釣りをすることも多かったのですが、釣ったアジ・サバを泳がせて座布団ヒラメが釣れるのは、特に浅い港であれば朝マズメに満潮が重なる時でした。
これは、浅い港には常に大型のヒラメが居座ってるわけではなくて、朝マズメと満潮が重なった条件の時に限定して港内に差して来るのではないかと解釈していました。

と、言うわけで沖には漕がずに、この地点から本腰入れてメタラバとしよう。

そう考えて巻き巻きしていると、どこからともなく魚が水面を割る音が聞こえてくる。
耳を澄ませて、顔も上げる。

サッカー用語で『ルックアップ』って言うじゃないですか。
ドリブルしてる自分の足元を見るのではなくて、顔を上げて視線は周りに向ける。
相手ディフェンダーの寄せ方とか、自分のドリブルコース,パスコースを見れなきゃいけない。
足元は見なくともドリブルは出来るようじゃなきゃ。

それと同じで、釣りをしながら状況変化を察知するためにも、艇上でのルックアップも大事だと思う。
意外と身近で、水飛沫は上がっているもの。

そうしてメタラバ巻きながら、まずは右斜め前方の海面よりトビウオ3,4匹が同時に飛び出すのを目撃!
更に首をキョロキョロ回してると、右斜め後ろで水柱!!
海面のチェイス!!

メタラバを巻いていたワンダーショットを左のロッドホルダーに挿して、パドルに持ち変えて艇を右に向け、右のロッドホルダーからネオバーサルを抜いて、ドラドポッパーをキャスト~!!

しかし出ない。

そうしていると右後方よりハルチューブさんが漕ぎ寄って来ていた。
真っ直ぐボイル地点に向かっている。
流石・・・ボイルに気付いてたのか。
しかし漕ぐ姿にアドレナリンの発散が感じられない。

話し掛けたら、ボイルに気付いて無かった。
トビウオのこととか、状況を伝えたら漕ぎ止ってキャストを開始してる。

でも、その頃にはボイルも止んでいた。
僕は迷った。
まだ近くに青物はいるかもしれない。
キャストを続ければ出るかもしれない。

だけどマダイのことも考えたら貴重な時間帯で、いまメタラバを巻き続けたらダービー魚が釣れるかもしれない。

迷った挙句あっさりとメタラバに切り替えた。
その1投下目で・・・本当に
『違うの食っちゃった~!たぶんマダイ!』












やはり、いた。
そして食べごろサイズだ。
このくらいの魚を2,3匹も追加出来れば、後輩宅へのお裾分けとして様になるだろう。

そう考えて、ハルチューブさんが沖に向かってからも自分はシャローでのメタラバを継続した。

そしたら間髪入れずに・・・!













こちらはリリースしたけど、お次はどうしよう。
シャローで続けたらマダイかヒラメの追加は容易だろう。

でも青物も釣りたい。
今シーズンのワラサは、過去10年のKF釣果の中で経験が無かった程に脂が乗っている。
そのワラサを後輩家族に食べて欲しいとも思った。

それに、青物に特化したスタイルのハルチューブさんに近付いて同じ釣りをするのも、何か得られるものがあるかもしれない。
そう考えて沖を眺めていたら、ハルチューブさんの浮き姿が見えるエリア(水深30mラインかな?)には鳥が舞っていて、他に釣り船も2隻いる。

もしかしたら釣れているかも?

沖に漕ぎ出す・・・!
しかしマダイがシャローに乗っ込んでる考えに疑いは無かったから、この『沖に出る』行動がすなわち『マダイの追加を諦める』決断でもあった。

沖に出てみると、僅かにボイルはあるものの期待したほどの雰囲気ではなかった。
でも鳥が舞っていたのは事実で、恐らく青物は回遊してるのだろう。
ジギングロッドは持って無かったから、フェザーライトに撃投ジグレベル80gを使った。

海底から何mまでジャークするのか、魚探の反応次第で細かくレンジは工夫する。

途中で他の魚種も意識する。
ヒラメもいるかもしれないし、ホウボウの釣果も目にしている。
もっと沖かもしれないけどイシナギも釣ってみたい・・・
そう考えて時たまハーフピッチも試した。

スローピッチのフォールには根魚が反応するだろうけど、青物だって楽して捕食したい大型魚は弱って落ちるベイトに反応する。
対してハイピッチには青物が夢中になって群がって来るのが想像できるけど、根魚だってスピードにリアクションすることは多い。
ヒラメもソイもアイナメも、往々にして海底から10mはバイトレンジだ。
マダイだって、中層でのジャカジャカな高速ジャークにバイトして来たこともある。

だから、釣りたい魚種が決まったとしても、どうジャークするかの判断は難しい・・・

腹が決まったのは昨シーズン同時期に良い想いをしたコンビネーションジャークだった。
着底からワンピッチで3~5高速ジャークしたら、テンション抜いてフォールを入れる。
それで着底まで落とさずに、また高速ジャークを入れてみる・・・

それを繰り返してたら、ジャークの瞬間に根掛かりかと思うような重みが伝わってロッドが曲がった。
でも生命感があるから、これは魚だ。
ドラグを出して走るでもないから青物でも無さそうだけど、明確な首振りも感じないからマダイでも無さそう。
青物でもマダイでもなくて、この重量感・・・ヒラメ?
でも、過去に釣ったヒラメを上回る重量感だ。
そこまでパワー系のタックルじゃないからポンピングしないと浮いて来ない。
果たして魚種は何だろう。

まさかカヤックからは初のイシナギ・・・?とも期待するけど、イシナギならヒットの瞬間はドラグを出して潜るだろう。
ヒラメにしても、独特なファーストランがあるもの。
そして更にヒラメなら、艇の真下に来てから息を吹き返したように強烈なラストスパートダッシュがあるはず。
でも、それも無いままに姿が見えそう。

・・・ヒラメだ。

そしてデカい。

ネットに入るだろうか?
大人しく海面まで浮いてくれてので、ランディングに移る。
ネットに頭が入ったけど、暴れて後退されてネットから出てしまった。
そしたら、フックが網目に引っ掛かった。
魚体はネットの外にある。
このまま暴れられたら、口切れでバラすだろう。
だけどしっかりと針掛かりしてるのが見えたので、落ち着いて対処した。

と、言うか・・・この辺りで普段との違いを感じた。
同じ良型でも、水深10mと30mでは、ファイトもランディングも違いが出るのだなと気付いた。

釣りなれている水深10mとかだと、ボトムでヒットしたとしてもラインは10mしか出ていない。
だからラインの“伸び”による吸収も乏しいから、ヒラメのファーストランでも派手にドラグが出る。
だけど水深30mだとラインの伸びでショックを吸収するし、青物でも横に走るよりもグルグル回るから、意外にドラグも出されない。

ランディングだって、水深10mだと元気なまま浮いて来るけど、水深30mだと疲れ切って浮いて来る。
だから、息が上がった魚ならランディング時に暴れることも少ない。

そう考えて落ち着いて、まずはフィッシュグリップで掴む。
仮に暴れられてグリップから外れたことを考えて、網目に絡んだフック1本はハサミでアシストラインをカットして、ネットはバウの所定ポジションに戻して、アイスピックを取り出す。

本当に偶然なのですが、前夜に脳絞めについて調べてたのです。
今シーズンは特に、ネットインしてから先に脳絞めすることが多いのですが、脳絞めが失敗していて後々に暴れられることが多かったのです。
それで改めて脳絞めについて復習してみようと考えて、ネットで図解された記事を勉強していたのです。

それで、左舷でフィッシュグリップに掴んだヒラメを裏返して、白い面を見せて脳絞めすべき一点を定めて・・・突く!
すると痙攣して、動きが止まりました。
どうやら成功らしい。
そこから念のため、右舷に繋いでいたストリンガーのカラビナを外して左舷に移動し、ヒラメを固定して血抜きして、動き出さないことを確認してから艇に揚げて写真撮影










デカい・・・恐らくカヤックからのヒラメとしては自己新だろう。

その後にハルチューブさんが漕ぎ寄って来てくれて会話して、僕は8時までは浮いていることを伝えたのだけど、何やらお腹が催してしまった。
緊急撤退なほどではないけど、少しずつ岸に近付いておく必要がありそうだ。

それと、先ほどまで後輩家族に魚を差し上げようと考えていたのに、このサイズのヒラメはどうなのだろう。
一般家庭のマナ板に乗せるには大きいし、捌くにも骨が折れるだろう。
良かれと思って届けた魚で迷惑がられたのでは意味が無い。

今日のところは、父が呑みに行くお店に差し入れする獲物としようか。

そう考えて岸に向かって漕ぎながら、良さげなポイントではメタラバを落とし続ける。
しかし、やはりマダイはシャロー限定なのだろうか。

水深15mくらいまで戻ってから、ウミガメが浮いていた。
何度も顔を出したり潜ったり、こんなに落ち着いて眺めることが出来たのは初めてだ。
実は前回の釣行帰りに、道路を横断してる大きな亀がいて、助手席のおこめが『轢かれちゃうから助けよう、停めて』と・・・それで道路わきの水路に還して『亀の恩返し来るかな?竜宮城に行けるか・・・大鯛のポイントに案内して欲しい。』と話していた。
そんなことがあって早速・・・助けた亀よりもかなり大きくなって恩返しに現れたようだ。
大鯛のポイントに連れて行ってくれるのか。
背中に乗れば良いのだろうか。
しかし、間違えて竜宮城にまで釣れて行かれたのでは、夜勤に間に合わなくなってしまう。
それに、亀の背中で便意を催したら申し訳ない。
それで、カヤックに腰かけたまま岸に帰ることとした。




着岸後に測定したら77cm







だけど幅が凄い・・・
クーラーに入れたら幅が足りずにエンガワが折れ曲がってた。

片付け後に、件のお店に電話して、獲物は受け取って頂けることとなった。



最後に、途中で針に掛かって来た生き物・・・何だろう?ウミウシの仲間?得体のしれない生物は毒性があると怖いので、素手では触れないよう注意して海にお戻り頂いた。


知ってる人いたら教えて下さい。



★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物83匹ゴミ84個






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Posted by いわき2011 at 12:55Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年07月04日

ダブルヘッダー&寿司パーティー


いつ振りだろう・・・ダブルヘッダー出艇するなんて、まだまだ僕の体にも若さは残っていた・・・!


★2023paddling-②①★

☆7/2(日)
☆沿岸水温:6/30(金):21.6℃→7/3(月):22.4℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.N
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:

FeatherLight63(TULALA)
WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)
Neoversal1002MLFS(Daiwa)



この日は朝8:00から用事があった。
地区の草刈りで、指揮する担当が父のようで・・・その父に指名を受けた。
7:30に帰宅しておけば間に合うから、早朝の短時間出艇とした。

2:30起床
2:44出発
3:00コンビニ
3:20現着
3:50艤装完了(明るくなる待ち)
4:00出艇
6:03沖上がり
6:16着岸
6:54出発
7:14帰宅

前回の余韻が残っていた。
ドラドポッパーでの誘い出しはアドレナリン爆発だったし、久々メタラバでの感触も心地良かった。

それらを再び味わいたい。

短時間だから無意味に沖に漕ぐわけにもいかない。
沖に行く価値を感じれば迷わず行くけど、全て意味のある判断をしないと。

まず“泳がせポイント”をチェックしよう。
その手前で流される方向を把握すべく水深10mでTGベイトを落としたら・・・早速ソゲちゃん!

リリースして、流される方向を確認したら目当ての泳がせポイントに向かってる・・・

メタラバにチェンジして、ジグはダイソージグの30g・・・ドン!









ヒラメ~!60cmあるかな・・・?

だけど、序盤でストリンガーサイズの獲物をキープしてしまうと、その後の機動力に影響する。
それに続けて釣れる自信に満ち溢れていたから、これはリリースした。
前回の記事で、脳天絞めしない魚を撮影することについての恐怖を描いたのに、慎重に対処したら撮影できちゃった。



その後は・・・ジグを40g,60gとチェンジしながら、テンポ良く中るけど、乗らなかったりバラシが多かった。

そしてトビウオ飛行は2,3度だけ見れて、ボイルもあったけど誘い出しは不発・・・2匹で終わってしまった。

それから、着岸したらショックな出来事が。
漁師さんに話しかけられて、ここの漁師さんは好意的な方が多いから気持ち良く応じたのだけど、話の中身が・・・

このスロープからカヤック出さないでくれ・・・?!

理由は、カヤックの出艇を許してしまうとジェットスキーも来るし、船との事故を避けるためらしい。

いわき市内全ての港について事情を知るわけでは無いですが、元々僕が港からの出艇に利用させて頂いていたのは主に、このEP.Nと既に出艇禁止となっている(解除の噂もある?!)EP.Oですが、これでスロープ出艇は出来ないこととなりました。

彼是10年近く利用させて頂いていたスロープ・・・最近でも出艇前や着岸後に漁師さんが話しかけて下さることも多くて、とても居心地良く利用できていただけに、急なことで驚きました。

恐らく漁師さん全てがカヤックの利用に否定的なわけでは無くて、他の漁師さんに確認すれば『そんなことないよ!カヤックは使っていいよ!』と言って下さる方もいらっしゃると思います。

だけど、少なくとも1名でも否定的な漁師さんがいる。
今後とも継続的に利用するわけにはいかないでしょう。
結果してこれが、最も愛した出艇地EP.Nからの最後の出艇となってしまいました。

気が向いたら、この時の気持ちについて深堀した記事を書いてみるかもしれません。











続いて草刈りの方は、どうやら10時くらいで終われそう。
前日に魚を受け取りに来たおこめが沖に出たそうにしてたから、10時に来るよう伝えておいた。

結局9:30くらいに解放されたけど、おこめからは返事が無い。
電話したら、準備したら向かうとのこと。

到着したらサブ艇『ニモ2+1』の車載を手伝ってもらって、出艇は11:30頃だったかな?


★2023paddling-②②★

☆7/2(日)
☆沿岸水温:6/30(金):21.6℃→7/3(月):22.4℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ラッシュガード


☆釣り竿:

FeatherLight63(TULALA)
WONDER SHOT10-180(PRO MARINE)
Neoversal1002MLFS(Daiwa)






おこめはマダイが釣りたいとのことで、テンヤをメインに。
僕は早朝に引き続きメタラバとした。
テンヤだろうがメタラバだろうがジグだろうが、ヒラメは釣れるだろうと伝えて出艇・・・

出艇したら真っすぐ沖に漕いで“メタラバポイント”を目指そうと考えていたけど、南側の鳥が気になったから進路変更・・・

近寄ると鳥山の下でボイルが!
だけどルアー撃ち込む前に大人しくなってしまった・・・



その辺りの水深は10m前後くらい。
メタラバポイントに向かうため北東方向に向かおうと考えつつも、いくらか釣りをしてみる。

そしたら、おこめはフグを釣った。

その後は続かず・・・
徐々に北東方向に移動しつつも、有望な地形変化が映れば立ち止まって釣りをする。
水深は概ね9~14mくらい。



いくらか焦らされてから・・・ドン!
この叩く感じは!









マダイいた~!!

貴重な1匹・・・おこめにプレゼントすべくキープ!

お目当てのマダイを目の当たりにして、おこめの活性も上がる・・・そしてお互い時たま中りはあるし、先日のマダイが白子を漏らしていたことから乗っ込み最盛期の可能性も有り、本命メタラバポイントまで無理には向かわず、シャローも丁寧に釣るプランに変更した。



そして・・・また来た~!!

これも叩く!そして良型と思われるファイト!!

・・・





マダイ~!!
(残念ながらダービーエントリーサイズ更新には1,2cm足りなかった。)



その後・・・忘れた頃に突然のヒット・・・が、この日の流れ。







そして〆に・・・




ヒラメも!

これにて・・・残念ながら、、、おこめはフグのみで。。。ストップフィッシング!!

夕方17時前の着岸でした。

自分の体力に対して、久しぶりに自信が持てた。






★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2023総数:獲物80匹ゴミ74個




★肴★


夜は寿司パーティー!!
握り方が上達した気がする。
旨かった~!!




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Posted by いわき2011 at 00:09Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜