2022年09月20日
続・メタラバ考察
台風で引き篭もっておりますので、PCに向き合ってみます。
マウスの右クリックが鈍くなって来て若干ストレスですが・・・
開拓途上のメタラバについて、また新たな考察をしてみます。
前回の考察記事はこちら
2022/06/08
前回の考察記事と重複してしまう内容は割愛して続編として書くつもりですので、出来れば前回考察を先に参照頂けたら良いかと思います。
前回考察の段階ではラバーは波動ベイトの一択で、メタルジグは何を使うかの点で悩んでいました。
フラッシング効果や巻き上げでの波動を考えると、優秀なのはオーシャンフラッシュTGかと思い主に40gと稀に25gを使っていましたが、コスパも考えてダイソージグ40,30gを使ってみたら、意外に好釣が続いて、、、今ではダイソージグ40gが主役となっております。
40gで底取り出来る限りはダイソージグで良い・・・
60,80gが欲しい場合は??
ここで頭をよぎったのは
『40gのダイソージグを使っている時に底取りが難しくなったとして、60gで用意されているのが高級なジグだったら、、、60gにチェンジするのを躊躇して40gで無理に続けてしまいそう。』
つまり60,80gもコスパの良いジグで用意すべきでは??
流石に100均クラスの値段では見付からない。
自分が普段から使っているジグの中で安い順から選んで、、、
サムライジグとスキッドジグを選びました。
どちらもタダ巻きでも実績のあるジグだし、、、これらの60gをチョイスして、80gが必要な程の潮流なら水抵抗の少ない形状で考える必要もありそうだし、ラバー諦めてジギングにすれば良さそうだし、、、
と、これくらいでジグに対する迷いは着地点を見ていたのですが、ここまではコスパを考えての選び方でした。
しばらくメタラバを使い続けてみて、タダ巻きのジギングに比べてもロストのリスクが極端に少ないように感じて来ました。
これまでのロストは、、、
・明らかにテトラの穴に入ったと思われる根掛かり・・・これは普段やらないエリアだった。
・大型青物と思われるラインブレイク
この2度のみです。
タダ巻きのジギングと同じ理屈で、シャクって横っ飛びしないから根掛かりしにくいのと、根掛かりしたとしても強くシャクっての根掛かりじゃないから、ガッチリ針掛かりしちゃってることが少ない。
だから逆側に漕ぎ戻って引っ張ったりすると意外に外せる。
ロストが無いのであれば、、、コスパを気にしない選び方も考えて良いのでは??
そうして考えてみると、、、やはりメタラバに使うメタルジグに求められるのは『フラッシング効果』でしょう。
フラッシング効果が期待できるとの条件を満たした上で、その次は形状ごとにフォールの姿勢や巻き抵抗で選ぶべきか。
フォール姿勢と巻き抵抗については、フォールが速い方が・・・とか巻き抵抗が軽い方が・・・では無くて、バリエーション揃えられるなら潮流や釣況に合わせてチェンジするのが良いかと思う。
底取りが難しい潮流なら、水抵抗を受けにくい形状でストンと落としたり、潮が緩いなら平べったい形状でヒラヒラ落とせばフォールでのバイトも期待出来る。
巻き抵抗については、TGベイトのように微細動のタイプからブリブリ泳ぐタイプまで、、、どのような波動が効くのかは、対象魚の活性だったり、その時のベイトが何なのかで変わる気がする。
波動で言えばTGベイトのタダ巻き等と違ってラバー側の波動も加わっているのがメタラバだから、TGベイトのように微細動すらしない波動ゼロのジグだとしてもラバー側の波動で生命感は表現できるから、泳ぎが悪いジグと組み合わせても見切られることもないかもしれない。
それに加えて気付きが、、、
普段からジグのみのタダ巻きの釣りの場合にはアシスト&テールの両方にフックを付けるのですが、メタラバだと(※)ジグのテールに何も付けないことになります。
(※メタラバはリグり方にパターンがあって、ここでは『フロント遊動』式を前提に書きます。)
テールに何もぶら下げないと抵抗なく自由にテールを振ることが出来るため、同じジグでもタダ巻きジギングで使っている時の印象よりもブリブリとテールを振るのです。
それを気付いたのはサムライジグを使った時のこと。
タダ巻きジギングで使っていてもこのジグは綺麗にテールを振る印象はありましたが、巻き抵抗が重くなるほどではなかった。
ところがテールに何も付けないフロント遊動式のメタラバで使うと、ブリブリと巻き抵抗&感触を感じて、ベイトの種類とか大きさによって強めの波動が敬遠される釣況の時に使ってしまうと、バイトが遠のくのでは・・・と感じています。
もちろん逆に、それが利くシチュエーションもあるわけですが。
と、言うわけで、、、結論としてメタラバを推しているクレイジーオーシャンのオーシャンフラッシュTGやフラッシュメタボTGは、メタラバとの相性は抜群なのかもしれない。
次にメタラバの“リグり方”として『リア固定』式と『フロント遊動』式の使い分けについて考えてみます。
これまではフロント遊動式の一択でした。
こちらをチョイスしていた理由として
・スプリットリングでの接続部1か所のみでジグをチェンジできる。
・リア固定式だと、巻き上げ時のシルエットが長くなってしまうけど、フロント遊動式だと短くコンパクトなシルエットに見せられる。
・ラバーが波動ベイトの一択だったため、スプリットリングで接続することが出来なかった。
これらの理由で、フロント遊動式の一択でした。
ところが、、、双方のリグでのフォール姿勢と巻き上げ姿勢を想像してみたら、、、どちらも使い分ける価値もあるように感じて来ました。
写真で説明します。
①フロント遊動式でのフォール姿勢
ジグのウェイトに対してラインとラバーが抵抗となるため、細く長いシルエットに
②フロント遊動式での巻き上げ姿勢
太く短いシルエットに
③リア固定式でのフォール姿勢(1)
基本的にはサミングしながらのテンションフォールとなるため、ラバーの抵抗よりラインテンションが大きければ、写真のように太く短いシルエットに
③リア固定式でのフォール姿勢(2),(3)
サミング弱めにとかフリーフォールとかした場合で、ラバーの抵抗とラインテンションが同等になれば、写真のようになる可能性も
④リア固定式での巻き上げ姿勢
細く長いシルエットに
この姿勢の違いを、、、状況に応じて使い分けられたら、更にメタラバが楽しくなるかもしれない。
どうしてもファイト中のことを考えると、遊動式の方がジグのウェイトを逃がせて口切れでのバラシは防げるかもしれない。
それに固定式だと波動ベイトが使えない。
あと例えば、遊漁船釣行だとジグを数多く持ち込んでローテーションする点に楽しさを感じていたりもするため、余計に遊漁船だとジグのチェンジが容易なフロント遊動式の出番が多くなると思う。
でも、他にリア固定式でのメリットとして、高速巻きしても絡まないだろうからインチク的に青物狙いとか、着底からの速い動きに反応するヒラメ狙いとか、、、試したいメソッドも次々と頭に浮かぶ。
フロント遊動式を採用していたこれまででも、ジグはダイソージグ40gでかなりの時間を費やしたりもしていたから、カヤックならばジグのチェンジのしやすさを優先することもないだろう。
と、言うわけで次回のKFではリア固定式を試してみるかも。
最後にラバーについて、、、既に書いた内容かもしれないですが。
元々は評判を聞いて波動ベイトの一択でした。
そこに父の影響で【宮一釣漁具】の“Igureiシリーズ”としてラインナップされている、真鯛用の『桜一(おうか)』と根魚用の『斑(まだら)』なるタイラバ用ユニットシリーズの存在に出会いました。
何やらソソラレタため購入して試してみた結果・・・
“桜一/シュリンプ”が真鯛が大人気!!
2022/08/23
2022/09/17
良型マダイの釣果が続きました。
波動ベイトでのメタラバだと良型青物がフォールで食って来る特徴を感じましたが、こちらも釣果に特徴が出ました。
まだまだ回数が少ないのでたまたまとも言えますが、、、この特徴は頭の隅に覚えておいて、引き続き試してみたいです。
また今回の桜一シュリンプに限らず桜一&斑で何種類か調達済みであるため、楽しみです。
前回の記事で紹介した通りラバー側の選択は“GK方式”で入れ替えていくと思いますが。
以上!メタラバ考察でした!
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Posted by いわき2011 at 11:24│Comments(0)
│釣り談義