2023年04月15日
七浜ゲーム@いわき七浜
※4/13(木)に書いています。
当ブログでもカテゴリー名として使用している言葉“いわき七浜”
この言葉について調べてみると・・・
今となっては「7か所の浜とは南から勿来,小名浜,永崎,豊間,薄磯,四倉,久之浜」だと言われているようですが、元々は特定の浜7か所を指した言葉ではなく「いわきの海の総称」であり、多くの浜が存在することを表す言葉だったようです。
(引用元:レファレンス協同データベース)
調べる過程で目に付いた“いわき常磐もの公式サイト”も貼っておきます。

“いわき七浜”なる言葉が元となって「毎月7日は、いわき七浜さかなの日!」だったのですね、、、地元民なのに知らなかった。
常磐もの本当に素晴らしいブランドですが、食味の面に限らず釣味の面でも、かなり贅沢な海域だと思うのです。
魚種が豊富で、しかもそれぞれの釣旬・食旬の偏りが無くいつでも概ね選り取り状態・・・
にも拘わらず、そのことに気付き切れていない部分も、地元アングラーの我々の中に確かにあるような気がします。
と言うのも、例えば同僚との会話で・・・
釣りをしない同僚でも、刺身が好きな方であれば僕からの差し入れを楽しみにしてくれていたり、それで連休前には『今回の休み中は釣りに行くの?今の時期は何が釣れるの?』と聞いて来る方も意外といるもので
釣りをしない方だから、尚更わかりやすく説明しようと思うのだけど・・・考えれば考えるほど『今の時期は〇〇が・・・』と明確に答えられないのです。
つまり、どの魚種も比較的どの時期でも満遍なく釣れてしまう・・・
強いてあげるなら
・青物(真鯛も?)・・・海水温が下がる1~4月(特に2~3月)はカヤック圏内から離れてしまう。
・ヒラメ(マゴチも?)・・・真夏にベストシーズンを迎えるけど、その他の時期でも釣れるし、釣果に雲泥の差が出るわけではない。
・タチウオ・・・カヤック圏内では夏に釣れる。船から爆釣するのは2月頃が多い。
・食旬・・・常磐物のスズキ&アイナメは初夏が美味・・・!
とかとか・・・他にも釣れるポイントやヒットパターンに季節柄の変化があったりとか、いくらかは季節ごとの違いも思い浮かばないわけではない。
でも、とにかく毎度毎度の出艇の度に対象魚や釣り方を選ぶことも可能なわけで、かなり贅沢なことだ。
このことを明確に言葉で表現できていなかっただけで、2017,2018年頃から自然と自分のKFスタイルには表れていた気がする。
概ね満遍なく対応できるような釣り方・・・リーダーの先端に結ぶルアー(リグ)をチェンジするだけで様々な状況に対応できるスタイル?・・・それらを可能にするバーサタイルなタックル(主にグリッサンド66&フェザーライト63)
フェザーライトでバーサタイルに・・・
・メタラバ&ジグでマダイ,根魚
・メタボスイマーでタチウオ
・ムーチングでヒラメ
キャスティングで・・・
・バサロやジグリグでロックフィッシュ
・トップウォーターで青物
グリッサンドでは
・磯場のトローリングでシーバス
・スピンテールでのコチング
・プラグでのナブラ撃ち
ここに、ジギングロッドを追加して持ち込んだり。
そうすることでカバーできる魚種が青物,シーバス,ロックフィッシュ,フラットフィッシュ,真鯛,タチウオ・・・
そして、そのそれぞれの魚種が、サイズ感・食味ともに他の海域から羨ましがられるようなポテンシャルを持っている。
そこにゲストとして混じる魚種だってホウボウ,マトウダイ,ペンペン,ソウダガツオ,メジ,サワラ,可能性としてはタラやイシナギも・・・?
(※取りこぼしあるとすれば、カレイ・・・ムシガレイだけはジグ等でも釣れてくれるけど、過去には小名浜でマコガレイの日本記録が飛び出したり・・・カレイでも有名な海域だけど、カレイ類だけはエサを使わないとなかなか混じらない。だからこそ小突きカレイを開拓したいのだけど・・・)
これらを、時には陸にいるうちから狙いを絞ったり、時には沖に出てから肌で感じて狙いを定めたり、敢えて狙いは決めなかったり・・・
こうした贅沢な釣り方を、これまではKFならではの醍醐味として表現して来ました。
でも、これが、KFであればどの海域にも当てはまることなのか?
もしかしたら海域としての・・・いわき七浜の特徴なのでは??
と、なんだか突然このところ意識するようになりました。
もちろん釣果の“量”としては、ポテンシャルの高い海域で釣りが出来ていることは自覚してましたけど、魚種が豊富で、その点に対して自分は何かに特化せず目の前の状況に柔軟に対応することを楽しむスタイルであり、でも時には特定の魚種に特化して切磋琢磨してみたり・・・この“自由”なスタイルの釣りは、何と呼べば良いのだろう?
「これがカヤックフィッシング」と片付けるのは安直過ぎる気がする。
例えば他の釣りだと〇〇ゲームとの名で表現される。
特に田辺哲男氏が一つテンヤ・タイラバ・ジグを組み合わせてマダイゲームと表現しているのが印象的で、これが例えば一つテンヤだけの釣法で単に田辺さんならではのメソッドを取り入れただけであれば、それはあくまでも一つテンヤであり、強いて言うなら田辺スタイルとの言葉を付け足せば事足りるくらい。
異なる釣り方がミックスされてるから説明が複雑になり、それを一言で表す言葉が必要と言うか、呼び名が決まることで便利になるわけで・・・
自分の地元海域での釣り方も、このように言葉での表現が難しい釣りなのかもしれないと気付いた。
だって「何釣りに行くの?」と聞かれても、一言では返答できないから。
ターゲットが必ずしも決まっている釣り方は、リバーでのカヤックシーバスくらいなもの。
それを除いて、外海での釣りは・・・だから、言葉での表現が難しいから、カテゴリー名もターゲットの魚種や特定の釣り方ではなくて「いわき七浜」と命名していたのだろう。
自分で命名してたけど、この度その理由とか過程とか、明確に理屈っぽく整理して表現することが出来た。
その記念に、次回から「七浜ゲーム」と呼んでみよう。
自分の中ですら、定着するか微妙だけど・・・表現としては、決まった単語が存在した方が、便宜上で楽だと思う。
余談ですが・・・前にも書いた内容かもしれないけど、田辺さんのマダイゲームはバス釣りと通じるものを感じる。
巻きモノ,フォール,線の釣りも点の釣りも・・・様々な釣り方が混じり合っている。
バス釣りだって、バスボートのデッキに何本ものタックルを積んで、スピナーベイトやクランク等の巻きモノから、ワームにしてもフィネスなんて呼ばれる繊細なモノ、ストラクチャーを撃つモノからズルズル広く探るモノ、ラバー系、トップウォーター等々・・・
こうして多岐に渡る攻略法が存在するターゲットと言うのは、その魚種そのものが様々な環境に対応する特徴があったり、同じ魚種でも生息域で特性が変わったり、または釣り人から身近だったり釣魚としての歴史が深い等の理由で、より釣り方が研究されていたり・・・
(そういう意味で該当しそうと思える魚種は、マダイ,シーバスとかでしょうか。)
そう考えて突き詰めて行くと、このフリースタイルと言うか、バス釣り並みに幅広いジャンル・メソッドのタックル・リグを用意して沖に出ることが、海の釣りでも理想として、行き付く先にはあるのかもしれない。
そのことを意識して、今後も海の中の状況を肌で感じて、その状況を攻略し続けることが、七浜ゲームの楽しみだと感じる。
七色の姿を見せてくれる海に対して、自分の釣り方も七変化・・・!
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当ブログでもカテゴリー名として使用している言葉“いわき七浜”
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今となっては「7か所の浜とは南から勿来,小名浜,永崎,豊間,薄磯,四倉,久之浜」だと言われているようですが、元々は特定の浜7か所を指した言葉ではなく「いわきの海の総称」であり、多くの浜が存在することを表す言葉だったようです。
(引用元:レファレンス協同データベース)
調べる過程で目に付いた“いわき常磐もの公式サイト”も貼っておきます。

“いわき七浜”なる言葉が元となって「毎月7日は、いわき七浜さかなの日!」だったのですね、、、地元民なのに知らなかった。
常磐もの本当に素晴らしいブランドですが、食味の面に限らず釣味の面でも、かなり贅沢な海域だと思うのです。
魚種が豊富で、しかもそれぞれの釣旬・食旬の偏りが無くいつでも概ね選り取り状態・・・
にも拘わらず、そのことに気付き切れていない部分も、地元アングラーの我々の中に確かにあるような気がします。
と言うのも、例えば同僚との会話で・・・
釣りをしない同僚でも、刺身が好きな方であれば僕からの差し入れを楽しみにしてくれていたり、それで連休前には『今回の休み中は釣りに行くの?今の時期は何が釣れるの?』と聞いて来る方も意外といるもので
釣りをしない方だから、尚更わかりやすく説明しようと思うのだけど・・・考えれば考えるほど『今の時期は〇〇が・・・』と明確に答えられないのです。
つまり、どの魚種も比較的どの時期でも満遍なく釣れてしまう・・・
強いてあげるなら
・青物(真鯛も?)・・・海水温が下がる1~4月(特に2~3月)はカヤック圏内から離れてしまう。
・ヒラメ(マゴチも?)・・・真夏にベストシーズンを迎えるけど、その他の時期でも釣れるし、釣果に雲泥の差が出るわけではない。
・タチウオ・・・カヤック圏内では夏に釣れる。船から爆釣するのは2月頃が多い。
・食旬・・・常磐物のスズキ&アイナメは初夏が美味・・・!
とかとか・・・他にも釣れるポイントやヒットパターンに季節柄の変化があったりとか、いくらかは季節ごとの違いも思い浮かばないわけではない。
でも、とにかく毎度毎度の出艇の度に対象魚や釣り方を選ぶことも可能なわけで、かなり贅沢なことだ。
このことを明確に言葉で表現できていなかっただけで、2017,2018年頃から自然と自分のKFスタイルには表れていた気がする。
概ね満遍なく対応できるような釣り方・・・リーダーの先端に結ぶルアー(リグ)をチェンジするだけで様々な状況に対応できるスタイル?・・・それらを可能にするバーサタイルなタックル(主にグリッサンド66&フェザーライト63)
フェザーライトでバーサタイルに・・・
・メタラバ&ジグでマダイ,根魚
・メタボスイマーでタチウオ
・ムーチングでヒラメ
キャスティングで・・・
・バサロやジグリグでロックフィッシュ
・トップウォーターで青物
グリッサンドでは
・磯場のトローリングでシーバス
・スピンテールでのコチング
・プラグでのナブラ撃ち
ここに、ジギングロッドを追加して持ち込んだり。
そうすることでカバーできる魚種が青物,シーバス,ロックフィッシュ,フラットフィッシュ,真鯛,タチウオ・・・
そして、そのそれぞれの魚種が、サイズ感・食味ともに他の海域から羨ましがられるようなポテンシャルを持っている。
そこにゲストとして混じる魚種だってホウボウ,マトウダイ,ペンペン,ソウダガツオ,メジ,サワラ,可能性としてはタラやイシナギも・・・?
(※取りこぼしあるとすれば、カレイ・・・ムシガレイだけはジグ等でも釣れてくれるけど、過去には小名浜でマコガレイの日本記録が飛び出したり・・・カレイでも有名な海域だけど、カレイ類だけはエサを使わないとなかなか混じらない。だからこそ小突きカレイを開拓したいのだけど・・・)
これらを、時には陸にいるうちから狙いを絞ったり、時には沖に出てから肌で感じて狙いを定めたり、敢えて狙いは決めなかったり・・・
こうした贅沢な釣り方を、これまではKFならではの醍醐味として表現して来ました。
でも、これが、KFであればどの海域にも当てはまることなのか?
もしかしたら海域としての・・・いわき七浜の特徴なのでは??
と、なんだか突然このところ意識するようになりました。
もちろん釣果の“量”としては、ポテンシャルの高い海域で釣りが出来ていることは自覚してましたけど、魚種が豊富で、その点に対して自分は何かに特化せず目の前の状況に柔軟に対応することを楽しむスタイルであり、でも時には特定の魚種に特化して切磋琢磨してみたり・・・この“自由”なスタイルの釣りは、何と呼べば良いのだろう?
「これがカヤックフィッシング」と片付けるのは安直過ぎる気がする。
例えば他の釣りだと〇〇ゲームとの名で表現される。
特に田辺哲男氏が一つテンヤ・タイラバ・ジグを組み合わせてマダイゲームと表現しているのが印象的で、これが例えば一つテンヤだけの釣法で単に田辺さんならではのメソッドを取り入れただけであれば、それはあくまでも一つテンヤであり、強いて言うなら田辺スタイルとの言葉を付け足せば事足りるくらい。
異なる釣り方がミックスされてるから説明が複雑になり、それを一言で表す言葉が必要と言うか、呼び名が決まることで便利になるわけで・・・
自分の地元海域での釣り方も、このように言葉での表現が難しい釣りなのかもしれないと気付いた。
だって「何釣りに行くの?」と聞かれても、一言では返答できないから。
ターゲットが必ずしも決まっている釣り方は、リバーでのカヤックシーバスくらいなもの。
それを除いて、外海での釣りは・・・だから、言葉での表現が難しいから、カテゴリー名もターゲットの魚種や特定の釣り方ではなくて「いわき七浜」と命名していたのだろう。
自分で命名してたけど、この度その理由とか過程とか、明確に理屈っぽく整理して表現することが出来た。
その記念に、次回から「七浜ゲーム」と呼んでみよう。
自分の中ですら、定着するか微妙だけど・・・表現としては、決まった単語が存在した方が、便宜上で楽だと思う。
余談ですが・・・前にも書いた内容かもしれないけど、田辺さんのマダイゲームはバス釣りと通じるものを感じる。
巻きモノ,フォール,線の釣りも点の釣りも・・・様々な釣り方が混じり合っている。
バス釣りだって、バスボートのデッキに何本ものタックルを積んで、スピナーベイトやクランク等の巻きモノから、ワームにしてもフィネスなんて呼ばれる繊細なモノ、ストラクチャーを撃つモノからズルズル広く探るモノ、ラバー系、トップウォーター等々・・・
こうして多岐に渡る攻略法が存在するターゲットと言うのは、その魚種そのものが様々な環境に対応する特徴があったり、同じ魚種でも生息域で特性が変わったり、または釣り人から身近だったり釣魚としての歴史が深い等の理由で、より釣り方が研究されていたり・・・
(そういう意味で該当しそうと思える魚種は、マダイ,シーバスとかでしょうか。)
そう考えて突き詰めて行くと、このフリースタイルと言うか、バス釣り並みに幅広いジャンル・メソッドのタックル・リグを用意して沖に出ることが、海の釣りでも理想として、行き付く先にはあるのかもしれない。
そのことを意識して、今後も海の中の状況を肌で感じて、その状況を攻略し続けることが、七浜ゲームの楽しみだと感じる。
七色の姿を見せてくれる海に対して、自分の釣り方も七変化・・・!
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