2022年09月24日
勝つ!勝つ!勝つ!
かの有名な1994年の10.8決戦前・・・長嶋茂雄監督が発した言葉として語り継がれている『勝つ!勝つ!勝つ!』
当時の僕は7歳くらい?
小学3年からソフトボールを始めてプロ野球にも興味を持ちましたが、それ以前のことである決戦当時は、野球中継は観てなかったと思います。
それでも、幼い頃の記憶の中に遺る亡き祖父との思い出として、巨人の落合選手がセンター前ヒットを打つ度に『落合は巧いなぁ・・・』と、アンチ巨人の祖父が思わず漏らしていた光景を思い出します。
アンチ巨人の祖父でも思わず感嘆してしまう落合選手のバッティング、、、あの芸術的な映像は、今でも大好きです。
その落合選手が巨人に在籍したのは1996年まで?
だから遅くとも1996年シーズンには、僕も祖父や父と並んで野球中継を観ていたのでしょう。
あと2年くらいズレていたら、その、、、10.8決戦もリアルタイムでの記憶の中に遺ったのかもしれないのに。
KFとは関係のない話題でしたが、この『勝つ!勝つ!勝つ!』・・・入念な準備をした上で、直前になれば腹を括ることが大事なのでしょう。
勝負事となると、いわゆる『勝負強さ』との言葉があるように、大事な局面でこそ能力を発揮するようなタイプの人間は、どの世界でも重宝されるし活躍できるものです。
そう、、、普段どもオ君に釣果で負けることも多い僕ですが、いざ勝負事となると、、、負けませんよ・・・?

カヤックフィッシングフェスに参加しているわけですが
この度の暫定順位更新で念願の暫定首位に立つことが出来ました。
この座を最後まで守り切ることは難しいだろうから、貴重な証拠写真として、、、暫定順位の画面をスクショしておきました(笑)
今日は夜勤のため本来は早朝だけ浮きたかったのですが、再びの台風の影響で断念、、、昼寝のための眠気を感じるまで執筆活動とします。
現在2件の勝負事を掛け持ちしておりまして・・・
①kayak55.comフラットフィッシュダービー(3~11月末)
②KFフェス(9~10月末)
例えばですが、、、同行者の方がクーラー満タンだとしても、自分なりに納得の1匹が釣れていたら気分は良かったりするもの。
釣りは魚との勝負だと思うから。
だけど、こうして他人と釣果を競うイベントに参加してみると、それはそれで戦略とか考える必要が出て来るし、面白みを感じる。
それぞれのイベントに対する戦略について整理してみます!
①フラットフィッシュダービー
毎年ターゲットを変えて実施されている55ダービーですが、55ポータルサイトに載っている限りで、過去の入賞者を挙げてみます。
1位から順に(※敬称略)
2015:青物ダービー(湘南釣りオヤジささやん,kei,タカハシ,はじけよう)
2016:バスダービー(フェニックス百式,okkatimebomb,アカフォレ)
2017:フラットフィッシュダービー(U,タマリッカ,どむオ,tetu,すずきんぐ)
2018:鱸ダービー(グンマのK,C-49,unoken)
2019:真鯛ダービー(マーシー,F澤,ムー)
2020:青物ダービー(くぼってぃ~,シュレック,ZEN,土砂郎)
2021:バスダービー(Z-men114,まこっちゃん,iso)
更に過去にもダービー企画されていた気がするのですが、パッと情報取れるのが以上の計7回
入賞者の名前を見てみると、、、同じ名前で複数回の入賞を果たせている方はいらっしゃらない。
自分は2017年のフラットフィッシュで優勝できたわけだけど、今回再びのフラット・・・かなり難易度は高いだろうけど、挑戦する価値はある2度目の優勝・・・!
元々が地元いわき市は(恐らく茨城~宮城に渡って)座布団ヒラメの宝庫であり、いることは確実である座布団を、如何に効率的に確実に仕留めるか。
前回2017年に拘っていたメソッドとして“ナブラの下”を釣ること。
ヒラメは海底にジッとしている印象を持ってしまいますが、ベイトの群れを追って広範囲を移動するらしいことをこの頃から意識していて、海面で青物のナブラが長時間続けば、その下には必ず座布団が集まっていると強く意識していました。
でもナブラは頻繁に遭遇できるものでもない。
だからナブラを見つけるまでの間は根魚(アイナメ,ソイ等)を釣って、ナブラを見つけたら急行して1匹くらいキャスティングで釣ったら、まだナブラが止んでいなくともジギングに切り替えてヒラメを釣る・・・
つまり順序として
(ナブラ待ち)根魚
↓
(ナブラ発見)青物
↓
(ナブラ撃ち後)ヒラメ
な感じでした。
時合を感じなくともベースとして時間を費やす釣りは根魚狙い(と言っても主にジギング)で、時合を感じてから一撃必殺的に短時間勝負するのがヒラメでした。
(※当然ここに、ヒラメに効くジグは、、、とかヒラメに効くアクションは、、、とか自分なりのウンチクはありますが、割愛します。)
それが、今回のダービーでは少し違ったアプローチをしています。
まず、どうにもヒラメの釣況にはムラがある&付近のエリアの釣果情報を参考にすると、かなり似た釣況が期待できることに気付いたのです。
今シーズン序盤は他の魚種に比べてもヒラメの釣果が聞こえ出すのがかなり遅くて、、、過去の自分なら、それでもどうにかダービー用のヒラメを探していたと思います。
でも今シーズンは、、、潔く素直に釣れる魚種を釣っていました(笑)
近隣の釣果情報をWEBでも丁寧にチェックして、ヒラメの釣況を見極めて、、、必ず絶好釣のタイミングが来るはずだから、そこを逃しちゃいけないとだけ意識していました。
それが8月くらいだったか、ようやく座布団の釣果が聞こえ出して、、、9月になり、いよいよ温めていた“泳がせ釣り”を試してみたら、KFフェスの方にも投稿した通り小座布団が釣れました。
本当は絶好釣だと見極めたタイミングで『ダービーもらった!』と言えるくらいの文句無しサイズの座布団を釣らなきゃいけなかったんですが、、、台風明け釣況が変わっていないことを祈ります。
で、この泳がせ釣りですが、、、前回2017年にジギングで釣っていた際と比べていくつか違いを感じています。
デメリットは
・手返しが悪い・・・ヒラメは釣れる時には連発しますので、そのような状況ならジギングが有利
・機動力を失う・・・ナブラを追ったり、魚探を見ながら咄嗟にレンジをアジャストしたり、その点もジギングが有利
・マッチザベイト・・・その日その場で釣ったベイトをライブベイトとして使うわけで究極のマッチザベイトなわけですが、逆に言えば釣ったベイトしか使えない。違うサイズを試したい、、、とかはジギングが有利
・エサの確保・・・ベイトの群れが見付からずサビキで釣ることが出来ないと、そもそも泳がせ釣りは出来ない!
・魚種が偏る・・・圧倒的にヒラメの釣果が多くを占める。魚種を豊富に釣りたいなら、様々なメソッドを試しやすいジギングが有利
対してメリットは、時合だと感じていない場面でもアタリは出やすい。
つまり何も雰囲気も手掛かりも掴めていない段階からでも期待感を持つことが出来る。
それで前回2017年と決定的に変わっているリズムが、、、
(ナブラ待ち)ヒラメ
↓
(ナブラ発見)青物
↓
(ナブラ撃ち後)マダイ(他魚種)
・・・とか、、、つまりナブラだったりベイトボール発見その他の時合を感じなくとも、ベースの釣りが泳がせヒラメになっていて、時合を感じたタイミングで一撃必殺的に短時間勝負で釣るのがマダイ等々・・・と、入れ替わっている感じです。
更に今シーズンはタチウオが好釣なため、そちらとの兼ね合いもありますが。
ついでに感じていることを追記すると、、、ナブラの下にはヒラメが集まって来るとの理屈を泳がせ釣りに応用すれば、ベイトが密集しているエリア,サビキでエサを確保したエリアでそのまま泳がせ釣りもした方が、そのエリアにはヒラメが寄っていることが期待できるはずなのですが、、、そのような単純明快なシチュエーションには、このところ遭遇できていないのです。
それでバケツにエサ(サバ,アジ等)を確保したら漕ぎ出して、地形変化だったり過去の釣果実績だったり、ヒラメが居着いてそうなポイントに移動してから泳がせ釣りを開始すると、アタリが出たりします。
もしかすると最近はベイトが豊富に居過ぎて、ヒラメとしては積極的に群れを追うよりも地形として居心地が良い地点に居座って、そこにベイトが通り掛かるのを待っても十分に食事が出来るのかも。
ちなみに過去には、そのサビキでベイトを確保したくなるようなベイト密集エリアでは、ハイピッチのジグにマダイが釣れたりとか、サビキに掛かったベイトに即ヒラメが食いついたりとか、やはりベイト密集エリアにはフィッシュイーターも密集している理屈を裏付けるような経験もしているのですが。
そろそろヒラメの戦略については、まとめます。
残り10月と11月・・・特にジギングでの青物や真鯛が楽しみな季節ですが、ヒラメ絶好釣のタイミングが盛り返してくれると良いのですが・・・特大の座布団に出逢えるのは、あとは場数な気がして、、、もう数回でも泳がせ釣りをやれたら意外とあっさりと遭遇できる気はしています。
だって遊漁船では連日80cmとか90cmとか釣れていますから、、、そうなると遭遇率よりも心配なのはランディング・・・
例えば、例えばですが失礼ながら、それほど釣りが上手では無いと思われる方が大物を釣り上げたとして、他の魚種なら『良くラインブレイクせず寄せられたな・・・』と思う方が先なのですが、座布団の場合は『良く掬えたな・・・』と思ってしまうところがあります。
それくらい座布団の難関は“ランディング”だと思っています。
だから、どうやって座布団の居場所を探すか、どう掛けるか、どう浮かせるか、、、座布団との遭遇率を上げるには、、、これらはもう自分の中では整理出来ていて、いざ浮いて来た獲物が座布団だった時に、如何に確実にランディングするか。
この点に集中して、残る2か月でサイズアップ出来る自分を信じたいと思う。
②KFフェス
こちらの方が、ルールが複雑であるが故に戦略としての奥深さはあると思います。
運営側は集計とか大変だと思いますけど・・・
3匹の合計ポイントで競うのですが
ポイントの算出方法は体長✕重量です。
例えば先日のマダイだと72cm✕5.4kgで388.8ptでした。
更に3匹は別々の魚種である必要が、、、これだと例えばヒラマサのメッカ的な海域をホームとしていても、ヒラマサ160,120,100cmの3匹!とかはNGなわけです。
これが仮にOKなら(九州や外房に次いで?)ヒラマサのメッカと言えるかもしれない海域をホームとしている僕としては、KFフェスに対する戦略としてはヒラマサ狙い一択!!との舵取りもあったかもしれない。
でも、良型3魚種を揃えないといけないルールも、、、考えようによっては自分に有利かも?とも。
だって2か月しかフェス期間がないから、その短期間に良型が計算できる魚種が3魚種も期待できる海域・・・なかなかないのでは??
例えばメーターヒラマサが釣れる海域でも、その他の根魚とかが乏しかったら1魚種しかエントリー出来ず不利だし・・・
(とは言ってもヒラマサ160cm✕40kgなら1匹で6,400ptだけど・・・)
その点こちらの海域では、ブリ&マダイは60cmは高確率で期待出来るし、実績から考えて80cmも十分に可能性はある。
(可能性の話をしてしまえば90cm~も有り得るけど)
そこに、特にアドバンテージと成り得るのはヒラメでは?
ヒラメは他の海域なら40~50cmが多かったりするだろうから、それだと平べったいヒラメは重量が稼げなくて、根魚の60cmクラスとかの方がポイント高そう。
それに対して、こちらの海域のヒラメは60cmは当たり前で70cmも可能性は高く、、、もしかしたら80cm、、、可能性で言えば90cmだって釣果は出てる。
で、勝負事には敵を知ることも大事で、自分の中で未知である西日本のKF・・・ライバルと成り得る方々はどのような釣果でエントリーして来るのだろうか?
恐らく体長も重量も期待出来る魚種としては、まず青物と真鯛は、どの海域でも水深に限らず期待出来ると思う。
だから上位入賞者の中でも青物・真鯛は中心的な魚種になりそう。
そこに3魚種目として、、、例えばカツオ系とかハタ類とか、この辺りが僕には読めない西日本から飛び出しそうな魚たち。
そこに常磐ものヒラメで、どう対抗するか、、、が勝負所な気がする。
それで暫定首位に立てている現時点での釣果・・・
①ヒラメ:69cm✕3.6kg=248.4pt
②イナダ(ブリ):59cm✕2.3kg=135.7pt
③マダイ:72cm✕5.4kg=388.8pt
総合ポイント:772.9pt
(※四捨五入とかのルール解釈を間違ってたら、公式発表と誤差あるかも)
(※55ダービーのエントリーフィッシュはサイズ公表しないでおきたかったのですが、ごめんなさい!)
さて、今後はどの魚種でポイントアップを狙おうか。
敵を知る・・・の意味では優勝ラインを予想することも大事だけど、自然相手のことだから可能性の話をすればキリが無い、、、仮にだけど
・ヒラマサ:160cm✕40kg=6,400pt
・オヒョウ:200cm✕150kg=30,000pt
・タマカイ:200cm✕180kg=36,000pt
だと総合ポイントは72,400ptにもなる。
そんな釣果を出されたら太刀打ち出来ようがない。
もっと言えばサメとかエイとか、淡水魚でもコイやソウギョ、、、ルールとしてどこまで含まれるか確認してないけど、可能性を挙げたらキリが無い。
だから自分なりに可能な限りを尽くすことにしよう。
まず魚種について、今のところヒラメ,イナダ(ブリ),マダイだけど、他に入れ替えの可能性があるのは・・・
普段から対象魚としている中から考えたらシーバスでしょうか。
70cmなら十分に可能だし、80cmも可能性がある。
(地元の記録で言ってしまえば100cmだって出てる。)
でも調べてみたら、シーバスは太ってないと意外と重量が軽い。
それにカヤックシーバスはリバーが主で、河川内のシーバスは臭みを気にしてリリースしちゃうから、重量測定のために傷付けるのが申し訳ない。
外海でも釣れないことはないけど、浅い根の上を通す必要があり、シーバスの活性が上がる荒れた海では近付けない。
だから地元外海でのKFではシーバスの釣果は限られてしまう。
だからシーバスについては忘れることにした。
そうすると、まずアベレージに達していないイナダ(ブリ)か、、、こちらは本来60~70cmが比較的多く釣れるし、今シーズンは80cmも釣っている。
だから是非とも記録更新を狙うべき点だと思う。
でも、まずはナブラを見つけた時だけで考えることとする。
ベースとしてはヒラメとかを釣っていて、ナブラを見つけた時だけキャスティングでブリを釣る。
ただ、、、10月にもなるとジギングで良型の青物が好釣になるタイミングがあるから、そうなれば青物狙いのジギングも試したい。
次にマダイは、、、こちらは確かに80cmの釣果だって頻繁に出てる海域ではあるけど、遭遇率とか可能性を考えたら、マダイに固執するよりもヒラメでの記録更新の方が現実的だから、時たま試す程度にしたい。
ただ、マダイは本当に読めない。
何も雰囲気が無い時に釣れたりとか。
と思えば青物のナブラやヒラメ好釣の中に便乗して釣れたりとか。
地形で言っても、他の魚種が密集していそうな激しい地形変化よりも、意外にフラットなエリアにポツンと狭い根がある地点とかで釣れたりもする。
だから、時たま試しにメタラバを落としてみる、、、とかの、それこそ前回の釣果のようなシチュエーションで拾うしかない。
最後にヒラメ、、、これはもう55ダービーのこともあるし、是非とも記録更新したい。
最低70cm、、、出来れば75cm、、、理想は80cm、、、!
それらをまとめてみて、目標とするポイントは
①マダイ75cm✕6kg=450pt
②ワラサ(ブリ)75cm✕6kg=450pt
③ヒラメ:75cm✕4kg=300pt
総合ポイント:1,200pt
くらいが、、、現実味のある目標値でしょうか。
もちろん状況に応じて刻々と狙いを変えなければいけなくなるとも思います。
ヒラメがパタッと釣れなくなれば、55ダービーの記録更新すら諦めてマダイの記録更新に賭けるとか。
逆にヒラメ90cmを釣ってしまったら、それ以上の更新は可能性が極限に低くなるから、残るはメーターヒラマサを追っかけようとか。
いずれにしても、状況に応じて臨機応変に、、、様々なシチュエーションに対応できる点とか、それぞれの魚種に対する対応力が求められる。
その点では日頃から、魚種を多く釣ることも楽しみの一つとしている僕としては、培ってきたものを発揮すべき場なのかもしれない。
こちらKFフェスに関しては残り1か月ほど、、、頑張ってみたいと思います!
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小学3年からソフトボールを始めてプロ野球にも興味を持ちましたが、それ以前のことである決戦当時は、野球中継は観てなかったと思います。
それでも、幼い頃の記憶の中に遺る亡き祖父との思い出として、巨人の落合選手がセンター前ヒットを打つ度に『落合は巧いなぁ・・・』と、アンチ巨人の祖父が思わず漏らしていた光景を思い出します。
アンチ巨人の祖父でも思わず感嘆してしまう落合選手のバッティング、、、あの芸術的な映像は、今でも大好きです。
その落合選手が巨人に在籍したのは1996年まで?
だから遅くとも1996年シーズンには、僕も祖父や父と並んで野球中継を観ていたのでしょう。
あと2年くらいズレていたら、その、、、10.8決戦もリアルタイムでの記憶の中に遺ったのかもしれないのに。
KFとは関係のない話題でしたが、この『勝つ!勝つ!勝つ!』・・・入念な準備をした上で、直前になれば腹を括ることが大事なのでしょう。
勝負事となると、いわゆる『勝負強さ』との言葉があるように、大事な局面でこそ能力を発揮するようなタイプの人間は、どの世界でも重宝されるし活躍できるものです。
そう、、、普段どもオ君に釣果で負けることも多い僕ですが、いざ勝負事となると、、、負けませんよ・・・?

カヤックフィッシングフェスに参加しているわけですが
この度の暫定順位更新で念願の暫定首位に立つことが出来ました。
この座を最後まで守り切ることは難しいだろうから、貴重な証拠写真として、、、暫定順位の画面をスクショしておきました(笑)
今日は夜勤のため本来は早朝だけ浮きたかったのですが、再びの台風の影響で断念、、、昼寝のための眠気を感じるまで執筆活動とします。
現在2件の勝負事を掛け持ちしておりまして・・・
①kayak55.comフラットフィッシュダービー(3~11月末)
②KFフェス(9~10月末)
例えばですが、、、同行者の方がクーラー満タンだとしても、自分なりに納得の1匹が釣れていたら気分は良かったりするもの。
釣りは魚との勝負だと思うから。
だけど、こうして他人と釣果を競うイベントに参加してみると、それはそれで戦略とか考える必要が出て来るし、面白みを感じる。
それぞれのイベントに対する戦略について整理してみます!
①フラットフィッシュダービー
毎年ターゲットを変えて実施されている55ダービーですが、55ポータルサイトに載っている限りで、過去の入賞者を挙げてみます。
1位から順に(※敬称略)
2015:青物ダービー(湘南釣りオヤジささやん,kei,タカハシ,はじけよう)
2016:バスダービー(フェニックス百式,okkatimebomb,アカフォレ)
2017:フラットフィッシュダービー(U,タマリッカ,どむオ,tetu,すずきんぐ)
2018:鱸ダービー(グンマのK,C-49,unoken)
2019:真鯛ダービー(マーシー,F澤,ムー)
2020:青物ダービー(くぼってぃ~,シュレック,ZEN,土砂郎)
2021:バスダービー(Z-men114,まこっちゃん,iso)
更に過去にもダービー企画されていた気がするのですが、パッと情報取れるのが以上の計7回
入賞者の名前を見てみると、、、同じ名前で複数回の入賞を果たせている方はいらっしゃらない。
自分は2017年のフラットフィッシュで優勝できたわけだけど、今回再びのフラット・・・かなり難易度は高いだろうけど、挑戦する価値はある2度目の優勝・・・!
元々が地元いわき市は(恐らく茨城~宮城に渡って)座布団ヒラメの宝庫であり、いることは確実である座布団を、如何に効率的に確実に仕留めるか。
前回2017年に拘っていたメソッドとして“ナブラの下”を釣ること。
ヒラメは海底にジッとしている印象を持ってしまいますが、ベイトの群れを追って広範囲を移動するらしいことをこの頃から意識していて、海面で青物のナブラが長時間続けば、その下には必ず座布団が集まっていると強く意識していました。
でもナブラは頻繁に遭遇できるものでもない。
だからナブラを見つけるまでの間は根魚(アイナメ,ソイ等)を釣って、ナブラを見つけたら急行して1匹くらいキャスティングで釣ったら、まだナブラが止んでいなくともジギングに切り替えてヒラメを釣る・・・
つまり順序として
(ナブラ待ち)根魚
↓
(ナブラ発見)青物
↓
(ナブラ撃ち後)ヒラメ
な感じでした。
時合を感じなくともベースとして時間を費やす釣りは根魚狙い(と言っても主にジギング)で、時合を感じてから一撃必殺的に短時間勝負するのがヒラメでした。
(※当然ここに、ヒラメに効くジグは、、、とかヒラメに効くアクションは、、、とか自分なりのウンチクはありますが、割愛します。)
それが、今回のダービーでは少し違ったアプローチをしています。
まず、どうにもヒラメの釣況にはムラがある&付近のエリアの釣果情報を参考にすると、かなり似た釣況が期待できることに気付いたのです。
今シーズン序盤は他の魚種に比べてもヒラメの釣果が聞こえ出すのがかなり遅くて、、、過去の自分なら、それでもどうにかダービー用のヒラメを探していたと思います。
でも今シーズンは、、、潔く素直に釣れる魚種を釣っていました(笑)
近隣の釣果情報をWEBでも丁寧にチェックして、ヒラメの釣況を見極めて、、、必ず絶好釣のタイミングが来るはずだから、そこを逃しちゃいけないとだけ意識していました。
それが8月くらいだったか、ようやく座布団の釣果が聞こえ出して、、、9月になり、いよいよ温めていた“泳がせ釣り”を試してみたら、KFフェスの方にも投稿した通り小座布団が釣れました。
本当は絶好釣だと見極めたタイミングで『ダービーもらった!』と言えるくらいの文句無しサイズの座布団を釣らなきゃいけなかったんですが、、、台風明け釣況が変わっていないことを祈ります。
で、この泳がせ釣りですが、、、前回2017年にジギングで釣っていた際と比べていくつか違いを感じています。
デメリットは
・手返しが悪い・・・ヒラメは釣れる時には連発しますので、そのような状況ならジギングが有利
・機動力を失う・・・ナブラを追ったり、魚探を見ながら咄嗟にレンジをアジャストしたり、その点もジギングが有利
・マッチザベイト・・・その日その場で釣ったベイトをライブベイトとして使うわけで究極のマッチザベイトなわけですが、逆に言えば釣ったベイトしか使えない。違うサイズを試したい、、、とかはジギングが有利
・エサの確保・・・ベイトの群れが見付からずサビキで釣ることが出来ないと、そもそも泳がせ釣りは出来ない!
・魚種が偏る・・・圧倒的にヒラメの釣果が多くを占める。魚種を豊富に釣りたいなら、様々なメソッドを試しやすいジギングが有利
対してメリットは、時合だと感じていない場面でもアタリは出やすい。
つまり何も雰囲気も手掛かりも掴めていない段階からでも期待感を持つことが出来る。
それで前回2017年と決定的に変わっているリズムが、、、
(ナブラ待ち)ヒラメ
↓
(ナブラ発見)青物
↓
(ナブラ撃ち後)マダイ(他魚種)
・・・とか、、、つまりナブラだったりベイトボール発見その他の時合を感じなくとも、ベースの釣りが泳がせヒラメになっていて、時合を感じたタイミングで一撃必殺的に短時間勝負で釣るのがマダイ等々・・・と、入れ替わっている感じです。
更に今シーズンはタチウオが好釣なため、そちらとの兼ね合いもありますが。
ついでに感じていることを追記すると、、、ナブラの下にはヒラメが集まって来るとの理屈を泳がせ釣りに応用すれば、ベイトが密集しているエリア,サビキでエサを確保したエリアでそのまま泳がせ釣りもした方が、そのエリアにはヒラメが寄っていることが期待できるはずなのですが、、、そのような単純明快なシチュエーションには、このところ遭遇できていないのです。
それでバケツにエサ(サバ,アジ等)を確保したら漕ぎ出して、地形変化だったり過去の釣果実績だったり、ヒラメが居着いてそうなポイントに移動してから泳がせ釣りを開始すると、アタリが出たりします。
もしかすると最近はベイトが豊富に居過ぎて、ヒラメとしては積極的に群れを追うよりも地形として居心地が良い地点に居座って、そこにベイトが通り掛かるのを待っても十分に食事が出来るのかも。
ちなみに過去には、そのサビキでベイトを確保したくなるようなベイト密集エリアでは、ハイピッチのジグにマダイが釣れたりとか、サビキに掛かったベイトに即ヒラメが食いついたりとか、やはりベイト密集エリアにはフィッシュイーターも密集している理屈を裏付けるような経験もしているのですが。
そろそろヒラメの戦略については、まとめます。
残り10月と11月・・・特にジギングでの青物や真鯛が楽しみな季節ですが、ヒラメ絶好釣のタイミングが盛り返してくれると良いのですが・・・特大の座布団に出逢えるのは、あとは場数な気がして、、、もう数回でも泳がせ釣りをやれたら意外とあっさりと遭遇できる気はしています。
だって遊漁船では連日80cmとか90cmとか釣れていますから、、、そうなると遭遇率よりも心配なのはランディング・・・
例えば、例えばですが失礼ながら、それほど釣りが上手では無いと思われる方が大物を釣り上げたとして、他の魚種なら『良くラインブレイクせず寄せられたな・・・』と思う方が先なのですが、座布団の場合は『良く掬えたな・・・』と思ってしまうところがあります。
それくらい座布団の難関は“ランディング”だと思っています。
だから、どうやって座布団の居場所を探すか、どう掛けるか、どう浮かせるか、、、座布団との遭遇率を上げるには、、、これらはもう自分の中では整理出来ていて、いざ浮いて来た獲物が座布団だった時に、如何に確実にランディングするか。
この点に集中して、残る2か月でサイズアップ出来る自分を信じたいと思う。
②KFフェス
こちらの方が、ルールが複雑であるが故に戦略としての奥深さはあると思います。
運営側は集計とか大変だと思いますけど・・・
3匹の合計ポイントで競うのですが
ポイントの算出方法は体長✕重量です。
例えば先日のマダイだと72cm✕5.4kgで388.8ptでした。
更に3匹は別々の魚種である必要が、、、これだと例えばヒラマサのメッカ的な海域をホームとしていても、ヒラマサ160,120,100cmの3匹!とかはNGなわけです。
これが仮にOKなら(九州や外房に次いで?)ヒラマサのメッカと言えるかもしれない海域をホームとしている僕としては、KFフェスに対する戦略としてはヒラマサ狙い一択!!との舵取りもあったかもしれない。
でも、良型3魚種を揃えないといけないルールも、、、考えようによっては自分に有利かも?とも。
だって2か月しかフェス期間がないから、その短期間に良型が計算できる魚種が3魚種も期待できる海域・・・なかなかないのでは??
例えばメーターヒラマサが釣れる海域でも、その他の根魚とかが乏しかったら1魚種しかエントリー出来ず不利だし・・・
(とは言ってもヒラマサ160cm✕40kgなら1匹で6,400ptだけど・・・)
その点こちらの海域では、ブリ&マダイは60cmは高確率で期待出来るし、実績から考えて80cmも十分に可能性はある。
(可能性の話をしてしまえば90cm~も有り得るけど)
そこに、特にアドバンテージと成り得るのはヒラメでは?
ヒラメは他の海域なら40~50cmが多かったりするだろうから、それだと平べったいヒラメは重量が稼げなくて、根魚の60cmクラスとかの方がポイント高そう。
それに対して、こちらの海域のヒラメは60cmは当たり前で70cmも可能性は高く、、、もしかしたら80cm、、、可能性で言えば90cmだって釣果は出てる。
で、勝負事には敵を知ることも大事で、自分の中で未知である西日本のKF・・・ライバルと成り得る方々はどのような釣果でエントリーして来るのだろうか?
恐らく体長も重量も期待出来る魚種としては、まず青物と真鯛は、どの海域でも水深に限らず期待出来ると思う。
だから上位入賞者の中でも青物・真鯛は中心的な魚種になりそう。
そこに3魚種目として、、、例えばカツオ系とかハタ類とか、この辺りが僕には読めない西日本から飛び出しそうな魚たち。
そこに常磐ものヒラメで、どう対抗するか、、、が勝負所な気がする。
それで暫定首位に立てている現時点での釣果・・・
①ヒラメ:69cm✕3.6kg=248.4pt
②イナダ(ブリ):59cm✕2.3kg=135.7pt
③マダイ:72cm✕5.4kg=388.8pt
総合ポイント:772.9pt
(※四捨五入とかのルール解釈を間違ってたら、公式発表と誤差あるかも)
(※55ダービーのエントリーフィッシュはサイズ公表しないでおきたかったのですが、ごめんなさい!)
さて、今後はどの魚種でポイントアップを狙おうか。
敵を知る・・・の意味では優勝ラインを予想することも大事だけど、自然相手のことだから可能性の話をすればキリが無い、、、仮にだけど
・ヒラマサ:160cm✕40kg=6,400pt
・オヒョウ:200cm✕150kg=30,000pt
・タマカイ:200cm✕180kg=36,000pt
だと総合ポイントは72,400ptにもなる。
そんな釣果を出されたら太刀打ち出来ようがない。
もっと言えばサメとかエイとか、淡水魚でもコイやソウギョ、、、ルールとしてどこまで含まれるか確認してないけど、可能性を挙げたらキリが無い。
だから自分なりに可能な限りを尽くすことにしよう。
まず魚種について、今のところヒラメ,イナダ(ブリ),マダイだけど、他に入れ替えの可能性があるのは・・・
普段から対象魚としている中から考えたらシーバスでしょうか。
70cmなら十分に可能だし、80cmも可能性がある。
(地元の記録で言ってしまえば100cmだって出てる。)
でも調べてみたら、シーバスは太ってないと意外と重量が軽い。
それにカヤックシーバスはリバーが主で、河川内のシーバスは臭みを気にしてリリースしちゃうから、重量測定のために傷付けるのが申し訳ない。
外海でも釣れないことはないけど、浅い根の上を通す必要があり、シーバスの活性が上がる荒れた海では近付けない。
だから地元外海でのKFではシーバスの釣果は限られてしまう。
だからシーバスについては忘れることにした。
そうすると、まずアベレージに達していないイナダ(ブリ)か、、、こちらは本来60~70cmが比較的多く釣れるし、今シーズンは80cmも釣っている。
だから是非とも記録更新を狙うべき点だと思う。
でも、まずはナブラを見つけた時だけで考えることとする。
ベースとしてはヒラメとかを釣っていて、ナブラを見つけた時だけキャスティングでブリを釣る。
ただ、、、10月にもなるとジギングで良型の青物が好釣になるタイミングがあるから、そうなれば青物狙いのジギングも試したい。
次にマダイは、、、こちらは確かに80cmの釣果だって頻繁に出てる海域ではあるけど、遭遇率とか可能性を考えたら、マダイに固執するよりもヒラメでの記録更新の方が現実的だから、時たま試す程度にしたい。
ただ、マダイは本当に読めない。
何も雰囲気が無い時に釣れたりとか。
と思えば青物のナブラやヒラメ好釣の中に便乗して釣れたりとか。
地形で言っても、他の魚種が密集していそうな激しい地形変化よりも、意外にフラットなエリアにポツンと狭い根がある地点とかで釣れたりもする。
だから、時たま試しにメタラバを落としてみる、、、とかの、それこそ前回の釣果のようなシチュエーションで拾うしかない。
最後にヒラメ、、、これはもう55ダービーのこともあるし、是非とも記録更新したい。
最低70cm、、、出来れば75cm、、、理想は80cm、、、!
それらをまとめてみて、目標とするポイントは
①マダイ75cm✕6kg=450pt
②ワラサ(ブリ)75cm✕6kg=450pt
③ヒラメ:75cm✕4kg=300pt
総合ポイント:1,200pt
くらいが、、、現実味のある目標値でしょうか。
もちろん状況に応じて刻々と狙いを変えなければいけなくなるとも思います。
ヒラメがパタッと釣れなくなれば、55ダービーの記録更新すら諦めてマダイの記録更新に賭けるとか。
逆にヒラメ90cmを釣ってしまったら、それ以上の更新は可能性が極限に低くなるから、残るはメーターヒラマサを追っかけようとか。
いずれにしても、状況に応じて臨機応変に、、、様々なシチュエーションに対応できる点とか、それぞれの魚種に対する対応力が求められる。
その点では日頃から、魚種を多く釣ることも楽しみの一つとしている僕としては、培ってきたものを発揮すべき場なのかもしれない。
こちらKFフェスに関しては残り1か月ほど、、、頑張ってみたいと思います!
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Posted by いわき2011 at 13:14│Comments(2)
│釣り談義
この記事へのコメント
お疲れ様です。
カヤックフィッシングフェス、
ノーチェックでしたぁ~w
Uさんの記事を読んでいても、限定期間やレギュレーション等、魚の種類も3魚種と中々ノルマが…上を目指せば目指すだけ過酷になってくる競技ですね。
また、その当てはめられた競技には、
カヤックフィッシングホームを対象とするフィールド条件やシーズナブルパターンをルーティンとした、やり込んだ掴んでるアングラーでないと狙えなそうですよね?
|д゚)チラッ
まぐれで1魚種ドデカイ魚を釣れたとしても、
残りの2魚種を揃える釣りをしないと…
「勝てない」
一発屋では勝てない。w
逆に言えば、やり込んでいるアングラーが…そのレギュラーサイズよりも1発当てれば~
全国のカヤックフィッシングをやり込んでいるアングラーの中から、更に高みを目指して…3魚種を狙う…中々やりがいあります~ね~
ってか、Uさんのフィールドが、
羨ますぃ~
俺にも釣らせろ~い(´Д`)
カヤックフィッシングフェス、
ノーチェックでしたぁ~w
Uさんの記事を読んでいても、限定期間やレギュレーション等、魚の種類も3魚種と中々ノルマが…上を目指せば目指すだけ過酷になってくる競技ですね。
また、その当てはめられた競技には、
カヤックフィッシングホームを対象とするフィールド条件やシーズナブルパターンをルーティンとした、やり込んだ掴んでるアングラーでないと狙えなそうですよね?
|д゚)チラッ
まぐれで1魚種ドデカイ魚を釣れたとしても、
残りの2魚種を揃える釣りをしないと…
「勝てない」
一発屋では勝てない。w
逆に言えば、やり込んでいるアングラーが…そのレギュラーサイズよりも1発当てれば~
全国のカヤックフィッシングをやり込んでいるアングラーの中から、更に高みを目指して…3魚種を狙う…中々やりがいあります~ね~
ってか、Uさんのフィールドが、
羨ますぃ~
俺にも釣らせろ~い(´Д`)
Posted by Cー49 at 2022年09月24日 21:29
Cー49さま
なかなか面白いルールですよね~!
釣りの技術の他にも、戦略でも左右されると思うので…!
なかなか面白いルールですよね~!
釣りの技術の他にも、戦略でも左右されると思うので…!
Posted by いわき2011
at 2022年09月25日 10:45
