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『KF@東北の湘南』
の続編!

2017年“100漕ぎ”
のその先は・・・

東北の湘南と呼ばれる福島県いわき市でのカヤックフィッシングの記録!
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2023年05月17日

回遊取り締まり


(※5/14(日)の夜に書き出しています。)

昨日は“釣れる気しかしなかった”
前回釣行(2日前)の感触が良かったから。

何をどう釣ろう。
引き続き調子が良さそうなのはマダイで、そこに青物が入って来た。
もしかしたら久々のナブラ撃ちが出来るかもしれない。

タックルに悩む・・・
グリッサンド&フェザーライトはお決まりとして、例の如く3本目をどうしようか。

新調したリールがあり、今月末のチャーター船で使用予定だから、事前に使用感を試しておきたい都合もあった。
その新調リールをフェザーライトに組み合わせようか・・・でもそうするとフェザーライトでキャスティング出来ずにナブラ撃ちでトップが使いにくくなる。
で、あれば新調リールはワンダーショットに組み合わせてメタラバしようか・・・でもそうすると3本目がワンダーショットに決まってしまう。

悩みが複雑化したため新調リールの試用は諦めて、3本目の選択を振り出しに戻した。
3本目の候補は
①ワンダーショットでメタラバ
②復刻ロッド改で一つテンヤ
③ジギングロッドで青物

①,②だと、フェザーライトでTGベイトでのマダイに加えて80gまでのジグで青物も担当することになる。
そもそもフェザーライトならまだしも①,②のタックルに青物がヒットすると骨が折れる。
逆に③だと、青物はフェザーライトよりも安心してファイトできるけど、フェザーライトでメタラバまで含めてマダイ全般を担当することになる。

ダービーのためにマダイを最優先とするなら①か②だけど、どうも・・・青物と勝負してみたい気持ちになった。

それに…前回のワラサがとても美味しかったのだ。
季節柄なのか、それともイワシを豊富に食べているのか、釣り慣れたイナワラとは違う身の色…脂の筋が入っていた。

今のうちに、脂が乗ったワラサを食べておきたい!


★2023paddling-⑨★

☆5/13(土)
☆沿岸水温:5/12(金):16.8℃→
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.N
☆ウェアリング:ウェットスーツ&ネックウォーマー


☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
Slow Dancer Ⅱ SLC-60L-Ⅱ(Golden Mean)


EP.南の国からの出艇も迷ったけど、曇りのち雨の予報を見て、雨の中の片付けとなることも想定した。
そうするとサーフ出艇よりもスロープ出艇の方が片付けは格段に楽になる。
それで2日前と同じEP.Nを選択した。
漁場としては南の国方面も有望だけど、Nから出艇して南の国まで漕いでも良いかと考えた。

予報の風向きが良かった。
①西からの微風:出艇直後は双子山ポイントまで沖に流されよう。
②北からの微風:双子山ポイントから南の国の沖まで流されよう。
③東からの微風:南の国の岸寄りに流されよう。
④南からの強風:岸沿いをNに向かって、追い風で撤退しよう。

そう考えて漆黒のEP.Nに。
まだ真っ暗なのに釣り人が多い。
堤防に見える明かりは、穴釣りだろうか?
そして駐車場には既に支度を終えたオカッパリルアーマン達が。
挨拶してくれた。
そしてヘッドライト点けて堤防を渡って行った・・・これだけ賑わっているのは、もしかしてオカッパリでも好釣続きなのか??

自分も艤装準備して、それでも暗くて、スロープで明るくなるのを待って・・・出艇!!






まず沖に向かう。
日の出が美しい。

そして…何だろうこの感覚は…??
久しく感じてなかった躍動感…??
かなり心地良くパドリングが出来ている。
パドルからのパワーをロス無く踵でペダルに伝え、推進力に変換出来ているような。
無駄なくスピードに乗せられてるような…急に筋力が激増するわけもない。
もしかしたら、前日に整骨院で受けた施術によって体のバランスが改善されたのかもしれない。



前回は水深20mまでのエリアに魚探反応が濃くて、僅かに試したけど早々と見切って双子山ポイントまで行って、それで釣れずに手前に戻ったらマダイが釣れたんだった。
ベイトの入り方がシャローもディープも同等なら、水深20mを超えた双子山ポイントが有望なのだけれど、シャロー側にベイトが密集しているパターンは、実は結構多かったりする。
今日はシャロー帯も丁寧に探ろう。

水深10m前後の通称“泳がせポイント(=過去に泳がせ釣りでヒラメが好釣だった経験から)”にTGベイトを落とす。
そのまま風で流されつつ水深15mくらいで・・・グググッ・・・!

ヒラメ~!・・・ソゲ??30~40cmくらいありそうだから、厳密にはソゲではないのか?
でもリリースかな~?・・・と気を抜いてランディングに移ったら、ネットを手にする前に水面でフックオフ・・・!

取り逃がした~!


続いて水深20mくらい?双子山ポイントに近付いた頃に・・・メタラバ(サムライジグ60g:桜一)にバイトが!
姿を見せたのは鯛!
マダイだと思ってランディングに移る。
30cmくらいだからリリースか。
そう考えて雑に、ネット使わずライン掴んで抜き上げて、写真だけ撮ろうとデッキに。
スマホを取り出そうとしつつ魚を見たら、マダイではなくハナダイだった。
ハナダイで30cmなら、キープサイズじゃ?!
塩焼きでも良いし、刺身にも出来ないサイズじゃない。
キープだ!

そう考えた刹那・・・フックオフして艇の上から飛び跳ねて脱走・・・また取り逃がした~!!





このハナダイの前後では、フォール途中に鋭いバイト&即フックオフ・・・が数回有り、サバかと思いつつも、重みがあるし前回のワラサに似た感触だし、青物が回っている?と感じ始める。

ちなみに鳥が多い日で、水深20mラインくらいを低空飛行してる。
鳥山に発展してはいないけど、魚がいない日には見渡す限り鳥が消える。
つまり魚がいるエリアに鳥も移動するのだろう。
そう考えれば、エリア選択は正解なのかもしれない。



そこから・・・双子山ポイントを試そうかとも思ったけど、このところ昔のような爆発力を感じない双子山ポイント・・・それよりも南の国方面がソソラレル。

大きく移動することとした。
すると南の国から出艇したのか、沖にはカヤックが1艇浮いている。
近付いたらブラザーさんでした!

どうやら一つテンヤ&ジグ等々でマダイやアイナメを数匹釣っておられるようで、他にはテンヤにヒットした青物のラインブレイクもあったそうな。
『今日あたりテンヤなら楽しめそうだよなぁ。』と魅かれた気持ちと
『今日あたりテンヤやってても青物来て邪魔されそうだよなぁ。』と危惧した気持ち・・・
どちらも間違ってなかった。
ブラザーさんの結果にて答え合わせさせて頂けました。

そしてマダイに限らず底物も活性が高いのは確かなようだ。
通称“メタラバポイント”でTGベイトにて・・・アイナメ!








これは取り逃がさず無事にランディング!嬉しい~!!

39.5cmでした。

しかし、続かない。
この頃から聞こえて来た花火の音・・・近隣の学校で運動会なのだろう。
その花火の音が魚に影響するのかどうかわからないが、釣れない~!



考え直そう。
双子山ポイント手前のエリアでは、青物かもしれないフォールバイトがあった。
そしてブラザーさんはテンヤで青物を掛けている。

青物の回遊は確実にある。
南の国方面に来てからは、ベイトは映らずに時たま通り過ぎる反応が。
この反応の全てとは言わないが、青物は含まれているのだろう。

狙って仕留めてやる。

前回のワラサは、鳥山に追い付いたらナブラは消えていて、おこぼれ頂戴のマダイに狙いをシフトしてTGベイトを落としたら、ワラサが釣れたんだった。
今回は、青物を釣るべくして釣ってやろう。
とりあえず用意してあったウォブリンS185gを落としたけど、ウォブリンはベイトが濃い時に活躍する感がある。
ここは・・・通りすがりの青物が思わず反応してしまうような期待感のあるジグ・・・
Sグライド!!

Sグライドが活躍した記事はこちら
2023/01/13



そうして水深30mくらいの、起伏も緩いところ。
ワンピッチでシャクっていたら、グン!!

フッキングすると走る・・・青物だ~!!
前回の66cmよりは小さそうな感触だった。
それでも納得の61.5cm!








Sグライド流石すぎる!





その後はTGベイトをロストしたり、思うように追加も出来ずに風が吹いて来て撤退となりました。
前回とさほど変わらないけど、釣った感があって楽しかった~!!

※エネルギー溢れるパドリングが出来た日だけど、夜になると、急激に疲労感を感じた。
そして翌朝には寝違えた。
全身の筋力をフル活用出来ていたのかもしれない。






そして相変わらず“カヤック後のラーメン”は旨かった。








★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★


2023総数:獲物22匹ゴミ26個


★ベイト★
アイナメ:甲殻類


★肴★

これは釣行前夜・・・前回のワラサを使ったタタキ。
初挑戦だった。
オニオンスライスと、ポン酢・・・絶品だった!!




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Posted by いわき2011 at 09:00Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年05月11日

例え無駄足になろうとも・・・!


都合あり朝からの出艇は出来なかったけど、そもそも風予報が・・・
もしかしたら14時くらいから出艇可能な程度に風が落ちるかも?と思い逆算して12:30にはカヤック車載のために帰宅するよう考えていた。

12:00過ぎた時点でマックのドライブスルーに並んでいた。

帰宅しカヤック車載して出発したのは13:10を過ぎていたでしょうか。
海について艤装して14:00くらいにスロープに。
魚探の振動子を固定するボルト&ナットが抜け落ちていることに気付いて、車内から使えるサイズのボルト&ナットを見付けて締め込み、出艇は14:05くらいだった。


★2023paddling-⑧★

☆5/11(木)
☆沿岸水温:16.9℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.N
☆ウェアリング:ウェットスーツ


☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)



短時間だから2タックルのみ。

水深15mくらいで魚探が賑やかに。
TGベイトを落としたけど反応無く早々に見切る。

今日はオンショア方向の風だから、先に沖まで漕いでしまって、戻りながら釣りをしよう。
犬の散歩をしたいから、時間を逆算して16:00沖上がり&16:30着岸を目標としたい。
時間に余裕はないから、集中して無駄のないように。

双子山ポイントに着いた時点で14:40くらい。
魚探には映らない。
いつもなら何回も流し直すメインポイントだけど、短時間だから、粘った結果ダメでした・・・は避けなければならない。

TGベイトを落としたら意外にも真っすぐ落ちるから、軽いウェイトでも底取り出来ると考えてメタラバ:ダイソージグ40g&桜一(リア固定式),ナッゾジグ45g,MMジグⅡ60g逆付け,オーシャンフラッシュTG60gブレードチューンと小刻みに試して・・・双子山ポイントには見切りを付けた。

地形変化が豊富な双子山ポイントよりも岸側は、根はあるものの水深の変化は緩やか。
その広大なエリアにマダイが放浪している時には、食い気がある時な気がする。

水深18mくらいだったか、魚探が賑やかになった。
ジグをローテしながら結局TGベイトに戻った。

巻き上げ途中で微細な感触・・・何かいる。
15:10くらい。
着底から10巻きしたらまた底取り・・・を繰り返していたら、グ~ン!!






マダイ~!38cmでした。

立て続けにバイトはあるも乗らないまま時合は過ぎる。



ベイトは広範囲に豊富だから、マダイが食事してるとすれば根が絡んだ地点かも。
近くにプロットしてある根を撃とうと漕ぎ出したら、水面に水飛沫が。
ワカシかサバのナブラだろう。

ランダムトゥイッチャーをキャストしたらサバ(25cmくらい?)が釣れた。
サバ地獄も想定してフックリリーサーを持って来ていたからリリースも快適だし、素直にサバゲーを楽しんじゃおうかとも思ったけど、意外にも連発しない。

続いて魚探が真っ赤になり、ついにバグって水深2mとか表示し出した。
TGベイトを落として巻き上げていると、何かが食い込んだ。
これがマイワシだった。
刺身用にキープ!
(※半身で4切れにしかならなかったけど旨かった!)

そのまま追加は叶わずに15:40くらいになり、沖上がりの時刻が近付いた。
更にシャローまで移動して、最後にキャスティングでのシーバスか、コチングも良いかも。

と、ふと南方向の遠くを見たら・・・鳥山!!

どうする。

目測でパドリング時間は10分と見た。
到着したら残り10分になる。
フィッシュイーターは何だろう。
サバの可能性もある。

実は今日の出艇は、短時間になってしまう時点で気は乗らなかった。
家でゆっくりしていようかとも思った。
だけど、漕がなきゃドラマは生まれない。
そう奮い立って漕ぎ出してみたら、マダイが釣れた。

迷っているうちに行動しなきゃ何も生まれない。
例え無駄足になろうとも・・・行っちゃえ!!

鳥山めがけて漕ぐ!

15:47
残り500mくらいに迫った鳥山の中に水柱を確認する。
どうやらサバではなくて、イナワラサイズの魚はいるようだ。

15:50
残り100mくらいに迫ったら、鳥山が散った・・・気付けば小さなボートが近寄ってキャストしてた。
エンジン音か・・・

15:52
鳥山跡地に到着してTGベイトを落とす。
水深は12mくらい。

15:55
巻き上げ途中で鋭いバイト!
乗らない!
サバみたいな感触のバイトだったけど・・・
そのまま巻き続けたら艇の真下で再び鋭いバイト!
反転して深みに戻って行く魚体が光る!
良型じゃないか!

再び着底・・・ワンピッチでは反応なく再び巻き上げ・・・表層からの再フォールで・・・カン!
鋭いバイトをフッキング!

走る!

スタミナもあり徐々に浮いて来た魚は・・・!











ワラサ来た~!!66cmでした。

シーズン初モノの青物はプラグをキャストしてのナブラ撃ちで釣りたかったけど、去年のブリに続いてバーチカルな釣り方となった。

血抜きして撤退のパドリングを開始したのが16:10くらい。
そうして16:33くらいの着岸でした。

短時間で結果を出せたのが気持ち良かった。
迷いながらも行動して良かった・・・!!






★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★


2023総数:獲物18匹ゴミ24個


★ベイト★
ワラサの胃の中:10cmくらいのカタクチ


★肴★

夏のイナダとは違い脂があって美味しい!
マダイは友人おこめに。




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Posted by いわき2011 at 22:57Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年04月22日

バシッ!!っと。


火曜の朝のこと。

仕事に向かう途中でメッセージが届いた。
ホエールさんが翌日の水曜に福島まで来られるそうで、もし休みなら・・・と、お誘いの連絡でした。
昨年6月に来られた際にブリを釣ったEP.南の海岸から出艇するそうだ。












しかし水曜は仕事・・・泣く泣く諦める。

すると10分後・・・お次はスライダースのグループLINEに投稿が。
どむオ君が『明日はカヤックのりまする!』

タイミングが・・・
もしかして、どむオ君もホエールさんからお誘いの連絡を受けたのかな?
でも、ヒラマサ狙いでEP.南の国から出艇すると言ってるから違う??

ホエールさんにEP.南の国なら、どむオ君がいますよ、とお伝えしたら、合流することになったみたい。
結果は・・・

勝手ながら記事を拝借します。
ワラサ!からの爆荒れ撤退






夕方どむオ君に電話して結果&海の様子を聞いたら、またまた別な方からメッセージが・・・
昨年のKFリモートフェスで貴重な東北勢として共闘した宮城の“鹿さん”でした。
翌日(木曜)に初の福島遠征とのことで、何かローカルルール等あれば・・・との連絡でしたが、どうやらEP.O脇の海岸から出艇を考えていたようで、出艇地変更の必要がある旨を伝えました。

脇の海岸から出艇するにしても現在は立ち入り禁止となっているEP.Oに駐車することが出来ないためです。
だから・・・どうしてもEP.Oから出艇したければ、カヤックを浜に降ろして車はどこか遠くに停めて来る方法なら可能なのかもしれないですが、それもEP.Oの敷地を通過できないことから、カヤックは堤防を越して運び入れる必要があります。
現実的では無い・・・

それでEP.南の海岸からの出艇に変更となりました。
前日のホエールさんに続き、鹿さんともご一緒したかったのですが・・・木曜は父と田んぼ仕事の約束をしていました。
午前中で終わるのは明白だったため、あわよくば午後から・・・と思い早朝より鹿さんの釣果情報を催促するも、残念ながらノーフィッシュとのことでした。

午後は風が吹いて出艇できないから、潔く諦めて整骨院に。
どうも1,2週間ほど左肩が不調でした。

ここ1,2年は腰その他の不調が左半身に偏っており、いつだか整体を受けたら
『頸椎が7個中・・・左は全てズレている。体の左側だけ悪いところ多いでしょう?逆に偏頭痛は右ばかりじゃない?』
と言い当てられて驚いたのでした。

また通いたいけど、その整体は車で1時間くらいの距離にある。
迷っていたら、近くに知り合いが開業していたことを思い出したのです。
許可を得ていないので、その整骨院について場所も名称も伏せますが、いわき市内の某所です。
20代の頃に結成・活動していたソフトボールチームのチームメイトで、メンバー最年長(僕の3学年くらい上?)の方でした。
チーム解散してから数年ぶりにお会いして、話せて良かった。
どうやら僕は左の肩甲骨が凝り固まっているようで、継続して通わせて頂きます。



さて、翌日の金曜はスケジュールが空いている・・・出艇を目論む。

EP.南の国EP.南の海岸か・・・早朝3時にアラームをセットして、起きて予報を再確認してから、出艇地は最終決定としよう。
いずれにしても基本の2タックルに、追加の3本目で一つテンヤにしよう。


★2023paddling-⑦★

☆4/21(金)
☆沿岸水温:15.6℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の海岸
☆ウェアリング:ウェット


☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
復刻ロッド改(Garcia)



やはり風に弱いEP.南の国・・・この予報だと短時間撤退の可能性もある。
久々の出艇だし落ち着いて満喫したいから、安定のEP.南の海岸に向かった。

鹿さんからの情報だと木曜のEP.南の海岸はベイトが豊富とのことだった。

出艇すると・・・情報通りベイトが濃い。
ホエールさんとブリ釣った日と同じように、水深15mくらいから海面ピチャピチャ魚探は真っ赤な感じ。
でも、あの日と違うのはジグの対象と成り得るサイズのサバとか、タチウオが簡単に釣れる感じじゃなかった。
2cmくらいの何かの稚魚を、小サバが追ってる感じ。
もしかしたらイワシやアジも混じってるかもしれないけど、とにかく・・・それらを捕食するフィッシュイーターが入ってるかどうかが肝心だ。

そうこう考えていたら、南側の地形変化がある方面で鳥山が。
かなりの数の鳥・・・!

漕ぎ寄ったらナブラはなかった。
海面に浮いたマイクロベイトを、鳥たちが食べているみたい。
近くのテトラポットは糞で真っ白・・・鳥の餌が豊富な状況が続いているのでしょう。

ナブラ撃ちばかりしていたころは、出艇時にテトラポットの汚れ具合をチェックするのが習慣になっていた。
この頃は忘れていたけど、このテトラチェックは、至近でナブラが立っているか否かを察する参考情報として役に立つと思っています。



で、こちらエリアは鳥が群がっている割には、魚探の反応は乏しい。
時折バッと濃い反応が映っては通り過ぎる感じ。

北側のエリアは、マイクロベイトに群がる小サバ・・・その小サバを襲う魚がいるのか、もしくは釣りの対象魚に成り得る魚種も、小サバではなくマイクロベイトを捕食していたりするのか・・・

マイクロベイトパターンならブレード系とか、他のルアーにしても波動を弱くとか動きを緩くとか・・・その前に!
ベイトが豊富な状況に固執せずに、違う糸口を考えてみよう。

一つテンヤ!
ベイトフィッシュを食べ飽きて(?)甲殻類に目移りしてるグルメな個体がいたら、一つテンヤに反応してくれるのでは??



しかし一向にアタリは無い。
エサ取りのフグすらいないのか、エサは綺麗なまま。
時たまエサを新しいものに付け替えつつ、、、どうしよう。

ここEP.南の海岸は漕ぎ慣れてないから、いくつも目ぼしいポイントを知ってるわけじゃない。
風に流されながら、地形変化が映ったら集中してみたり、海面に変化を見つけたら漕ぎ寄って落としてみたり。

ちなみに風は無風に近くて、パラアン使わなかった。
左舷から風を受けて流し、それでもテンヤは4号で底取り出来た。
水深は15~18mくらい。

途中いくらか風が吹いて来た時間帯があった。
パラアン使っても良かったけど、もしテンヤを重くすることで底取り対処できちゃうようなら、ドテラのままにしたい。
それで次々と流された方が広く探れる。
それくらい、艇が流されない日だ。
そう考えてテンヤを6号で事足りるか・・・と迷いつつも8号にしてみた。
道糸の角度を見ると、ちょうど良かった。

そうして、8号に変えたら割とすぐでした。

波も穏やかで艇も揺れないから、繊細な釣りが出来ていた。
着底も手に取るように感じ取れて、リール3回転ほど巻き上げて、シャクってからテンションフォール・・・フッ・・・バシッ!!
微かにテンヤの重みが抜けた気がして、糸ふけが出るほど明確でも無かったんだけど、咄嗟にアワセることが出来た。
(恐らく・・・風や波がある日で艇が揺れていたら、感じ取れなかったろうと思うくらいの違和感だった。)

針掛かりした直後に明確に首を振る。
これは真鯛じゃなかろうか!
しかも、首の振り幅が広い・・・良型かも。
そして良型らしく落ち着き払って、僅かな“間”を置いてから走り出す!

ジジーっ!!

父が初任給で買ったらしい古びたグラスロッド・・・そこに同じく父からごく最近もらい受けた良さげなリールを組み合わせ、PE1号にナイロン12lbのリーダーを結んである。

日頃から20lb強度のタックルばかり使ってるから、12lbだと、普段の感覚で魚のサイズがイメージしにくい。
真鯛・・・こんなに走る??
青物すら疑ってしまうけど、でも首の振り方が真鯛だ。
青物も大きくなると振り幅の広い首振りを感じるけど、針掛かり直後の振り幅で青物だとしたら、メーラークラスじゃなかろうか。
それなら流石にもっと走るだろうし、やはり真鯛と考えるのが自然か。
それにしてもドラグは鳴り続ける。
砂地ではないけど、大きなアップダウンも無い地形だ。
強引に止めるよりは、素直に走ってもらおう。

そうして浮いて来たのは・・・






真鯛~!!

嬉しい~!!

が、、、正直もっと大きいと思ってた。
80cmとか・・・

どれだけ普段20lb強度の感触に慣れてることか。
例えば20lbフロロ直結のフェザーライトで掛けた時は、過去このサイズはもっと楽に浮かせられてた気がする。
改めて、20lbと12lbは・・・違うんだろうな~当たり前だけど。

それと、途中で何度も鋭く首を振ってたから、グラスロッドで良かったと感じた。
グラスの弾力が首振りの動きに追従してくれて、ラインテンションを絶妙に保ってくれた。
こうしたグラスのメリットが無かったら、首振りで針が外されてたかもしれない。
ただ、ランディングしてみたら抜群の位置に針掛かりしてはいた。


さて、引き続き・・・そう簡単に状況が変わるでもなくて、改めて貴重な1尾を仕留めれた満足感を感じる。
ふとテトラ帯を見ると、波が穏やか。
普段は波があると近付けない。
これは・・・近寄ってテンヤ落としたら、根魚が釣れるんじゃ??
アイナメ,ソイ・・・ソイも、久しく釣ってないムラソイ釣りたいな。
ムラソイは、マゾイやクロソイと違ってハードルアーには釣れない感じで、ワームや一つテンヤだとお目にかかれやすい。

テトラに向かって漕ぎ漕ぎ・・・近付いてみると流石にテトラ直近では波が盛り上がって危ない。
でもそれも想定内で、それほど目の前まで接近しなくても、テトラは海面に出ている位置より斜めに手前から入っているだろう。
テトラが切れている部分でも、堤防の基礎が外側から入れてあるだろう。
と、考えていたのですが、魚探で地形を見る限り映らない。
この堤防&テトラは、割と直角にストンと積んであるのか。
この堤防は陸続きではない。
渡船があったら、テトラから探り釣りでアイナメ釣れるだろうなぁ。

で、沈みテトラは映らなかったけど、岩盤が入っていて真っ平なわけじゃないので、一つテンヤ落としてみる。
早くエサを使い切っちゃって、北側のオープンエリアに移動しよう。
ベイトいっぱいの中から、ジグで大きい魚を探そう。

そんなことを考えながら水深10mくらいで一つテンヤをテンションフォール・・・コツっ・・・バシッ!!

首振ってる!アイナメじゃん?!
しかし・・・いくらか走る。

首振り×根魚ではない程度に走る×青物ではない程度のスピード=真鯛!




美しい・・・!
1匹目はストリンガーに繋いでるけど、こちらはソフトクーラーに入りそう。
ソフトクーラーに穴を開けたくないから、ヒレのトゲを切り落とす。
ついでに腹も裂いてみた。
胃の中は甲殻類・・・?



1匹だとマグレ感もあるから、2匹目が釣れて気分が良い。

北側に移動!

メタルマジックTGで小サバが釣れたから泳がせたけど、何も無し。
忍の方が1名だけ浮いてたからご挨拶を。
やはりサバしか釣れてないとのこと。
でも、キープしてるサバが見えたけど、自分が釣った小サバよりは大きい。
30cmもないくらいだけど、これならフックリリーサーさえ持ってれば無限サバゲームも楽しめたのに。

風が出て来て、まだまだ余裕がある程度だったけど、何だか満足しちゃって帰ることに。
最後に撃投ジグレベル80gを・・・魚探いっぱいに映ってても、アクションの違いは出るもので1ピッチでテンション抜いたフォールの時だけ食って来る。
先ほどの方がキープしていたくらいのサイズのサバを、2匹だけ釣って終わりました。
リリースしたけど、ブルブル振動するサバからフック外すの大変だった。
やはりフックリリーサーさえあれば楽しめたのに・・・



着岸して片づけてる途中で、鹿さんがいらっしゃって初めましてでした。
昨晩はキャンプして二日酔いで、連浮は断念したそうな。
また、お越し下さい。



kayak55マダイダービーとりあえずエントリーしました。
マダイは全国どこでも良型いるので、もっともっとサイズアップしないと下位に埋もれてしまうと思いますが・・・

おしまい。





★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★


2023総数:獲物14匹ゴミ20個
ちなみに本日は先払いメソッド発動しました。
空き缶拾ったら真鯛釣れて、また拾ったら真鯛釣れて、更に3個ゴミ拾ったらサバ3匹・・・!


★ベイト★
甲殻類






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Posted by いわき2011 at 13:11Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年04月15日

七浜ゲーム@いわき七浜

※4/13(木)に書いています。

当ブログでもカテゴリー名として使用している言葉“いわき七浜”

この言葉について調べてみると・・・

今となっては「7か所の浜とは南から勿来,小名浜,永崎,豊間,薄磯,四倉,久之浜」だと言われているようですが、元々は特定の浜7か所を指した言葉ではなく「いわきの海の総称」であり、多くの浜が存在することを表す言葉だったようです。
(引用元:レファレンス協同データベース

調べる過程で目に付いた“いわき常磐もの公式サイト”も貼っておきます。







“いわき七浜”なる言葉が元となって「毎月7日は、いわき七浜さかなの日!」だったのですね、、、地元民なのに知らなかった。




常磐もの本当に素晴らしいブランドですが、食味の面に限らず釣味の面でも、かなり贅沢な海域だと思うのです。
魚種が豊富で、しかもそれぞれの釣旬・食旬の偏りが無くいつでも概ね選り取り状態・・・
にも拘わらず、そのことに気付き切れていない部分も、地元アングラーの我々の中に確かにあるような気がします。




と言うのも、例えば同僚との会話で・・・

釣りをしない同僚でも、刺身が好きな方であれば僕からの差し入れを楽しみにしてくれていたり、それで連休前には『今回の休み中は釣りに行くの?今の時期は何が釣れるの?』と聞いて来る方も意外といるもので

釣りをしない方だから、尚更わかりやすく説明しようと思うのだけど・・・考えれば考えるほど『今の時期は〇〇が・・・』と明確に答えられないのです。

つまり、どの魚種も比較的どの時期でも満遍なく釣れてしまう・・・
強いてあげるなら
・青物(真鯛も?)・・・海水温が下がる1~4月(特に2~3月)はカヤック圏内から離れてしまう。
・ヒラメ(マゴチも?)・・・真夏にベストシーズンを迎えるけど、その他の時期でも釣れるし、釣果に雲泥の差が出るわけではない。
・タチウオ・・・カヤック圏内では夏に釣れる。船から爆釣するのは2月頃が多い。
・食旬・・・常磐物のスズキ&アイナメは初夏が美味・・・!
とかとか・・・他にも釣れるポイントやヒットパターンに季節柄の変化があったりとか、いくらかは季節ごとの違いも思い浮かばないわけではない。

でも、とにかく毎度毎度の出艇の度に対象魚や釣り方を選ぶことも可能なわけで、かなり贅沢なことだ。
このことを明確に言葉で表現できていなかっただけで、2017,2018年頃から自然と自分のKFスタイルには表れていた気がする。
概ね満遍なく対応できるような釣り方・・・リーダーの先端に結ぶルアー(リグ)をチェンジするだけで様々な状況に対応できるスタイル?・・・それらを可能にするバーサタイルなタックル(主にグリッサンド66&フェザーライト63)

フェザーライトでバーサタイルに・・・
・メタラバ&ジグでマダイ,根魚
・メタボスイマーでタチウオ
・ムーチングでヒラメ

キャスティングで・・・
・バサロやジグリグでロックフィッシュ
・トップウォーターで青物

グリッサンドでは
・磯場のトローリングでシーバス
・スピンテールでのコチング
・プラグでのナブラ撃ち

ここに、ジギングロッドを追加して持ち込んだり。

そうすることでカバーできる魚種が青物,シーバス,ロックフィッシュ,フラットフィッシュ,真鯛,タチウオ・・・

そして、そのそれぞれの魚種が、サイズ感・食味ともに他の海域から羨ましがられるようなポテンシャルを持っている。

そこにゲストとして混じる魚種だってホウボウ,マトウダイ,ペンペン,ソウダガツオ,メジ,サワラ,可能性としてはタラやイシナギも・・・?

(※取りこぼしあるとすれば、カレイ・・・ムシガレイだけはジグ等でも釣れてくれるけど、過去には小名浜でマコガレイの日本記録が飛び出したり・・・カレイでも有名な海域だけど、カレイ類だけはエサを使わないとなかなか混じらない。だからこそ小突きカレイを開拓したいのだけど・・・)



これらを、時には陸にいるうちから狙いを絞ったり、時には沖に出てから肌で感じて狙いを定めたり、敢えて狙いは決めなかったり・・・




こうした贅沢な釣り方を、これまではKFならではの醍醐味として表現して来ました。

でも、これが、KFであればどの海域にも当てはまることなのか?
もしかしたら海域としての・・・いわき七浜の特徴なのでは??

と、なんだか突然このところ意識するようになりました。
もちろん釣果の“量”としては、ポテンシャルの高い海域で釣りが出来ていることは自覚してましたけど、魚種が豊富で、その点に対して自分は何かに特化せず目の前の状況に柔軟に対応することを楽しむスタイルであり、でも時には特定の魚種に特化して切磋琢磨してみたり・・・この“自由”なスタイルの釣りは、何と呼べば良いのだろう?

「これがカヤックフィッシング」と片付けるのは安直過ぎる気がする。
例えば他の釣りだと〇〇ゲームとの名で表現される。

特に田辺哲男氏が一つテンヤ・タイラバ・ジグを組み合わせてマダイゲームと表現しているのが印象的で、これが例えば一つテンヤだけの釣法で単に田辺さんならではのメソッドを取り入れただけであれば、それはあくまでも一つテンヤであり、強いて言うなら田辺スタイルとの言葉を付け足せば事足りるくらい。

異なる釣り方がミックスされてるから説明が複雑になり、それを一言で表す言葉が必要と言うか、呼び名が決まることで便利になるわけで・・・
自分の地元海域での釣り方も、このように言葉での表現が難しい釣りなのかもしれないと気付いた。
だって「何釣りに行くの?」と聞かれても、一言では返答できないから。
ターゲットが必ずしも決まっている釣り方は、リバーでのカヤックシーバスくらいなもの。

それを除いて、外海での釣りは・・・だから、言葉での表現が難しいから、カテゴリー名もターゲットの魚種や特定の釣り方ではなくて「いわき七浜」と命名していたのだろう。
自分で命名してたけど、この度その理由とか過程とか、明確に理屈っぽく整理して表現することが出来た。

その記念に、次回から「七浜ゲーム」と呼んでみよう。
自分の中ですら、定着するか微妙だけど・・・表現としては、決まった単語が存在した方が、便宜上で楽だと思う。




余談ですが・・・前にも書いた内容かもしれないけど、田辺さんのマダイゲームはバス釣りと通じるものを感じる。
巻きモノ,フォール,線の釣りも点の釣りも・・・様々な釣り方が混じり合っている。
バス釣りだって、バスボートのデッキに何本ものタックルを積んで、スピナーベイトやクランク等の巻きモノから、ワームにしてもフィネスなんて呼ばれる繊細なモノ、ストラクチャーを撃つモノからズルズル広く探るモノ、ラバー系、トップウォーター等々・・・

こうして多岐に渡る攻略法が存在するターゲットと言うのは、その魚種そのものが様々な環境に対応する特徴があったり、同じ魚種でも生息域で特性が変わったり、または釣り人から身近だったり釣魚としての歴史が深い等の理由で、より釣り方が研究されていたり・・・
(そういう意味で該当しそうと思える魚種は、マダイ,シーバスとかでしょうか。)

そう考えて突き詰めて行くと、このフリースタイルと言うか、バス釣り並みに幅広いジャンル・メソッドのタックル・リグを用意して沖に出ることが、海の釣りでも理想として、行き付く先にはあるのかもしれない。

そのことを意識して、今後も海の中の状況を肌で感じて、その状況を攻略し続けることが、七浜ゲームの楽しみだと感じる。
七色の姿を見せてくれる海に対して、自分の釣り方も七変化・・・!



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Posted by いわき2011 at 12:39Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年04月02日

フォールスピード?!


昨日のことですが。

まず早朝の出艇を企てて予報を確認したら強風で・・・不貞腐れて朝寝坊してから行動開始したら、昼間の予定が無くなり・・・改めて予報を確認したら、もしかしたら午後なら浮けるかも・・・??

ただ、場所も限られました。
いわき市内を広く見てしまえば、諦めちゃうような予報の中で“EP.北の海岸”だけは時間とともに風が緩むみたい。
でも、風が緩む範囲が局所的だと、いくらかでも予報がズレたら・・・との不安もある。

こんな時に頼りになるのは、複数の予報が一致しているか否か。
これまではGPV,海快晴,Yahoo!天気を見比べていました。

が、ここに先日ホエールさんが紹介していた【海天気.JP】を加えて、より頼もしくなり・・・それで今回はGPV,海快晴,海天気.JPの風予報が一致していたから、出艇を判断することが出来ました。
(Yahoo!天気は大まかな海況の把握に使う)

海天気.JPを紹介して下さったホエールさんに感謝!



★2023paddling-⑤★

☆4/1(土)
☆沿岸水温:3/31(金)14.3℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.北の海岸
☆ウェアリング:ウェット&ドライパーカー


☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
復刻ロッド改(Garcia)



12時半くらい?に現着して、ウサギが跳ぶ海を眺める。
予報では風が落ちるのは14時くらいから。
落ち着いて公衆便所で用を足して、丁寧に準備をして・・・

13:45
満を持して出艇

まだ釣りがしやすい程には凪いでないけど、いつもの根魚マンションまで漕ぐのに時間を費やすし、それでも風が止まなかったら根魚マンションを通り過ぎてから確かフラットなシャロー帯(周りの水深10~15mに対して、そこは水深5mくらい?)があった気がしたから、そのエリアでキャスティングの釣りをして風が止むのを待てば良い。

そう考えて根魚マンションを通り過ぎようかくらいのところで・・・ピコピコピコ!!
魚探が賑やかに!
何かベイトがいるのか??

咄嗟に一つテンヤを落としたけど、ダメだった。
根魚マンションを通り過ぎたけど、記憶の中のシャロー帯が見当たらない。
浅くてもせいぜい7,8mくらいで、それも想定していた広いベッド上のシャローではなく点在する根の7,8mしか見当たらない。
記憶違いだったか?

とりあえず、時たま反応が映ることだし、キャスティングの釣りをしてみる。
キャスティングの釣りと言っても、スピニング(グリッサンド)で遠投するのではなくてベイト(フェザーライト)でのもの。
バイブレーションとかで根を撃ってシーバスとか釣りたい。
湾奥やリバーでの自分的カヤックシーバスと呼んでいるイメージとも違って、地元外海でのシーバスは開拓途上・・・と言うか、これから本腰を入れてチャレンジしてみたい。

FMB源,飛び過ぎダニエルブレードとかを使った、水深5~10mの磯場でのキャスティングゲーム・・・
ルアーをバサロやジグリグでのワームに変えれば、ロックゲームにもなる。
沖の釣りを覚えてから、疎遠になっていたジャンル・・・このところ、思い出したように意欲が湧いている。


こんな感じに考えながらキャストを繰り返し・・・久々ベイトタックルでのキャスティング・・・テンポが心地良い。
そして更に、ベイト反応が映るならばシーズン問わず神出鬼没なサワラも想定しておくべき。
メタルマジックTG30gも(こちらはグリッサンドで)僅かに試したけど、反応はなかった。



そろそろメインと考えていた一つテンヤの釣りに移ろう。
下田漁具の鯛テンヤを4,6,8,10号で各1個ずつ新調していた。
どこから流そうか、地形変化に注視しつつパドリングしてたら、ふと水深8mから急に13mに落ちる&魚探反応が賑やかなポイントを発見!
まずは結んであった最も重い10号を、、、パラシュートアンカー使わずドテラで流してみた。
着底・・・糸ふけを張ると・・・根掛かり?!
ガーン・・・がっかりしつつ根掛かりを外そうと更にテンションを掛けたら・・・グン!
魚だった~!!

ドラグ出しつつ底からは剥がせた!・・・その直後にフッ・・・逃げられてしまった。。。

回収してエサをチェックすると頭だけ取れてた。
ここで普通はエサを付け替えるべきだろうけど、魚探が賑やかだから咄嗟に落とした方が食うかも!?
そのまま落とし、着底、リール2巻きほど底を切ってから、シャクる、フォール途中でコツン・・・ここでは合わせられず、テンションフォールで竿を下げ切ったところでグン!

これも良型?!
ドラグ鳴らしながら中層まで浮いた!のに!フッ・・・なんなんだこれは~!!



気を取り直して、艇の流され方も把握できたことだし、パラアン使って腰を据えよう。
予報通り徐々に風は落ちて来て、これでパラアン使えばテンヤは軽くしても底取り出来るだろう。
6号に代えてみた。

そして根魚マンションを流す。
4号でも良いかも?と思うくらいに底取りは問題なかった。
ところが・・・ここからアタらない。

なぜ??

途中から朧げに気になっていたこと。
序盤の2連続バラシの勢いを思い返すと、もしかして10号のフォールスピードに反応していたかも?
ベイトが入っているとか、何かの理由で速い動きに反応が良くなっていることも有り得るかもしれない。
普通は、一つテンヤは底取りが可能な限り軽い号数を落とした方が違和感なく食ってくれるのが基本かもしれない。
だけど、それなら6号に代えて反応が無くなった説明が付かない。
いや、でも、それでも4号に代えて様子見すべきか・・・とかとか悩んでいるうちに、ずーっと6号を使い続けて気付いたらリミットが近付いていた。

自分らしくなかった・・・もっと積極的に色々と試すべきだった。

そう反省しつつ、エサを使い切ってしまった。
時間も時間だし、最後に悪あがきとしてTGベイトを1投下して終わろう。

そう考えてフェザーライトに持ち変えたところで根の上に乗ってしまった。
水深5m・・・投入して着底したところで7m・・・リール5巻きからの再フォール・・・落ちない!
クラッチを繋ぐと重みが!

そしてロッドが絞り込まれる!!

・・・クロソイだ~!!










45cmのクロソイ!!

もしかしてだけど、本当に速いフォールの方が反応する日だったのかもしれない。
偶々かもしれないけど・・・



満足して撤退!
風も止んで、水飛沫が心地良いパドリング・・・春が来たことを実感できた日でした!



★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★


2023総数:獲物9匹ゴミ15個


★肴★





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Posted by いわき2011 at 23:51Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年03月28日

マダイゲーム


またまた釣行日より日が空いての投稿となってしまい反省ですが・・・

前夜は私用で、夕飯を外食で済ませてから帰宅し・・・久々の出艇を思い立って急ぎ準備!
55ダービーが真鯛とのことで、今シーズンはテンヤの頻度も増やそうと考え冷凍庫にエビを調達済みでした・・・!



★2023paddling-④★

☆3/23(木)
☆沿岸水温:14.3℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.N
☆ウェアリング:ウェット&ドライパーカー&ネックウォーマー


☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
復刻ロッド改(Garcia)




出艇は約2か月振りでしょうか。

久々の出艇は忘れ物が心配なのと、どうしても準備の手際も悪くなるものです。
余裕をもって現着したつもりでも、出艇できたのは想定より20分くらい遅れてのことでした。

今回の狙いは・・・!

その前に、季節柄で考えれば例年だと海水温が10℃を割って根魚の動きも悪い中・・・4月が近付いて磯場のシーバスが釣れ出すか・・・?と言ったところ。
それが今シーズンは・・・海水温が14℃ある?!
みちのく福島の海・・・オフシーズンが無かったような冬でした。

例年だと2,3月に海水温が10℃を割って、どうしても(他の魚種も全くとは言わないけれど)カレイくらいしか釣れないタイミングがあるもの。
今冬は、そのカレイにチャレンジしようとも考えて、エサも冷凍庫に用意していたのに。
むしろ海水温が下がり切らないから、カレイの釣果も芳しい話は聞こえて来ないままだった。
GT(ジャイアントタラ)だって年毎でムラがあるけど、こちらも海水温が下がり切らないと寄って来ないのだろう。

そうして迎えた久しぶりの出艇タイミングが、海水温14℃・・・これは、海水温だけで言うならば青物のナブラが立ってもおかしくないところ。
遊漁船では真鯛も絶好釣みたい。

それで今回のプランは・・・真鯛も視野に入れてガルシアのグラスロッドではテンヤをメインに、フェザーライトではTGベイトやメタラバ等々を、グリッサンドは念のためナブラに備えたり、もし雰囲気があればメタルマジックTGでサワラ狙いも・・・と考えました。

サワラ・・・昨秋?にカヤックから初めて釣って、これは膝の上から逃亡されたのですが、その後12月に遊漁船から釣って、食べて・・・ハマってしまったのです。
釣れやすいタイミングを自分なりに調べましたが、通年ポツポツな感じで、特にシーズンは読めない。
強いて言えば、平潟の遊漁船の釣果情報だと冬のタチウオが終わった直後の春先に、僅かながらサワラが続くこともあるみたい。
まさに今の時期・・・いるならば釣りたい。



そうして出艇し、沖に移動しつつメインはテンヤで・・・割と序盤にB山で・・・!







マゾイ36cm!

で、直後・・・中層まで浮いて来てからバレてしまった何者か・・・

それだけでした。

フグにエサを取られることは数回ありましたが。

南の国まで漕いで、更に再び双子山に戻っても、ダメダメでした。

残念・・・!
だけど久々で楽しかったし、今シーズンのテーマが真鯛&鰆との気持ちも固まった。
更には、昨年同様にリモートフェスが開催されるならば、ポイントを稼げるターゲットは青物・真鯛・平目・・・と考えていたところに、鰆・太刀魚も候補に加えるべきとの考えも生まれた。



そう言えば出艇地のスロープに鵜の若鳥と思われる1羽が、早朝の出艇時から昼前の着岸時まで居座っていた。
飛べないのかと心配したけど、片付け途中で泳ぎ出したのを確認できた。

帰路では久々“カヤック後のラーメン”





うっま!

帰宅して刺身・・・




盛り付けへったくそ!
バランスが悪い。

それからアラ炊き







さて・・・タイトルの“マダイゲーム”について!

この言葉は田辺哲男氏の動画で知ったのですが。
テンヤ,タイラバ,ジグを、その場の状況に応じて組み合わせる釣り方・・・
これを自分なりにアレンジして、テンヤ,メタラバ,TGベイトで挑みたい・・・!
パラシュートアンカーも使って、、、

思い返せば前回2019年の真鯛ダービーの時にも挑戦はしました。
2017年に100漕ぎを達成して、翌2018年くらいに、その時々で好釣な魚種を釣るスタイルが固まったけど、その更に翌2019年のダービーが真鯛だったことで何かの魚種に特化した釣り方をする楽しさも知ったし、真鯛を釣るためのTGベイトとかでも幅を持てたのだったと思う。


当時は当時で、TGベイトに偏った釣り方ではあるのに不足は感じてなかったし、自分なりの真鯛スタイルが完成したと思い込んでいた。
でも今になって振り返ると「TGベイトだけでは対応できないパターンがあるでしょ。」とか、当時の自分に対して普通にダメ出しできちゃう。

つまりは、それだけ数年の間にも自分の持つ知識とか経験,引き出しは上積みされているわけで、事実メタラバなんて当時は知らなかった。
そういうわけで、全国どこでも大型が潜む真鯛・・・ヒラメのように常磐地区だけ抜きん出たアドバンテージは無いけれど、それでもダービーは狙っちゃいます。



そして、もう一つサワラ・・・
ブレードジギングが流行っていて、それに伴って専用のジグが次々と発売されているけれど、その中でも火付け役と言えるのがシャウトのブレードショーテルと、アクアウェーブのメタルマジックではないでしょうか。

自分的にはメタルマジックTGの30,40,50gをキャスティングで、ブレードショーテルをバーチカルで使いたいと考えています。

そんな感じで、今シーズンも楽しみましょ~!


★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★


2023総数:獲物8匹ゴミ14個


★ベイト★
マゾイの喉奥に、テンヤエサより一回り小さい、赤いエビが引っ掛かっていた。






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Posted by いわき2011 at 11:42Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年01月21日

弁慶


またまた寒さに尻込みして、直前まで迷った挙句・・・行って良かった!

浮かなきゃドラマは起こらない!それがカヤックフィッシング!



★2023paddling-③★

☆1/20(金)
☆沿岸水温:13.5℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ(インナー:ラッシュガード&ロンT)&ネックウォーマー


☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)



冬のKFにおけるテーマである釣法を試したかったのです。

・小突きカレイ
・ジグリグ
・タラジギ

ひとまずタラジギは釣果情報を得ていないから今回は除外して・・・



出艇前夜は仕事を終えると既に釣具屋は閉まっている時間だったわけで、イソメは買えない。
いわき市民の台所「スーパーマルト」は23時まで営業してる。
鮮魚コーナーにホッキ貝・・・は無かった。
エビも大きい。小さい甘えびが有ればテンヤもいいかと思ってたけど。

・・・冷凍アサリを調達した。
ついでに閉店間際で値下げ半額の寿司も。

帰宅して寿司とビールを。
そして予報を確認しながら悩む。

アサリは冷凍しておけば問題ないから、まだ行かない選択肢も選択可能だ。
どうしようか。

・・・行くか。

夜勤前は早朝KFした方が心地良く昼寝できるし、お腹も出て来たから運動すべきだし。






そうしたわけで、妙にやる気を出して必要以上に早起きしてしまった。

新年初のEP.N

1タックルのみにして、準備も楽だった。
フェザーライトに、リールはいつも通りロキサーニパワーシューターだけど、たまたまPE2号&24lbリーダーを結んでいた。

そして出艇準備完了してから、まだ暗くて30分くらい待った。



出艇してすぐのシャロー帯で、まずはジグリグ!

ダイソージグ30gにした。
キャスト感覚は快適だったけど、しばしノーバイトが続いた。

続いて水深10m程度で、カワハギの仕掛けを落としてみる。
デカいウマヅラとか釣れたら、美味しいだろうなぁ。

これにも飽きてしまい、いよいよ小突きカレイを開始する。
想定外に風が弱く流されなくて、パドリングで移動しながら沖に向かいつつ探った。

全くアタリがないままに、水深18mくらいで魚探には中層に何か映る。
ワカシでもいるのだろうか。
スキッドジグとか試したけど、何も起こらない。

そうしているうちに音が聞こえて、辺りを見渡したらメジがジャンプしていた。
もう1月も後半なのに・・・今シーズンは異常だ。

20gのジグに変えて、魚探に反応が映る度に落としてみる。
フォール途中で違和感は感じるけど、ヒットには持ち込めない。
(それにしても、フェザーライトのみは失敗した・・・ジグを落としたくなる度に仕掛けを切らないといけない。)

砂地エリアが全く釣れないため、徐々に双子山方向に移動する。
途中の水深20mくらいだったか、中層にまとまった反応が映った。
TGベイトを落として巻くと・・・グググ・・・!






ホウボウ~!!(41cm)
写真の通りプロマリンのキャッチグローブを使うと、トゲにも恐れずハンドランディング出来て助かる。
ランディングネットの絡みを解く手間が省ける。



ホウボウは美しい・・・



そのまま双子山ポイントまで漕いで、A山から流す。
驚くほどに無風で、ほぼほぼ艇は流れない。

結果して、B山方向に向かって微々微々微速・・・ストップフィッシングまでパドリングしなかった。



残された時間を考えると、アサリが大量に余るかもしれない。
そう考えて贅沢にも3本針仕掛けの1針に2個ずつ付けてたけど、途中から1個付けに戻した。
その代わりアサリを海中に撒く!!

それが効いたのかどうかわからないですが、それは突然のことでした。



グググ・・・グーン!!

何かが勢い良く食い込んだ!
そして叩く!アイナメ~!?

・・・しかしパワーが・・・これはアイナメじゃないかも。
かなり叩くしマダイなのか?!

そう思って浮いて来た魚は・・・!!





コブダイ~!!
初めて釣った~!!

温暖化の影響なのか、ここ数年は地元でも珍しくないくらいに釣れていた。
ただ、どうもエサ釣りに分があるようで、ほぼほぼルアーばかりの僕はお目にかかれてなかった。
(ただし先日どむオ君は、乗合船からジグで釣っている。)

美味しいと評判だし、いつか釣りたいとは思っていた。
それが、たまたまエサ釣りしたら、こうも呆気なく・・・釣れてしまった。




その後は続かず・・・昼寝の時間を気にして終わることとした。

着岸して測ってみたら35cmでした。






たまにはエサ釣りも良い・・・

次回はイソメとか買って本腰入れて小突いてみたいのと、ジグリグでも結果を出したいのと、タラの釣果が聞こえ出したらジギングも・・・





着岸時にスロープで漁師さん達が作業していて
漁「何か釣れたか?}
僕「コブダイとホウボウでした。」
漁「コブダイって、どんなのだ?!見せてみろ!」

・・・

漁「これからの節は、命取られるからな。今日みたいな(無風の)日ならいいけども。」

・・・

漁「この反射板は、もっと上に付けたらいいんでないのか?これ付けてっとレーダーに映るんだよな。」

・・・

色々と会話出来て楽しかった。



では今夜も夜勤のため、おやすみなさい。





★獲物1匹ゴミ1個運動★
漁師さん達に色々とアドバイス頂けたし、スロープ使わせて頂いた感謝の意味も込めて目に付いた6個を拾いました。

2023総数:獲物7匹ゴミ13個




★肴★




父のリクエストで、しゃぶしゃぶ。
写真1枚目は刺身も少しだけ。

初めてコブダイ捌いてみて・・・まず体表のヌメリが凄い。
皮は分厚い。
肉厚で、35cmのコブダイが、41cmのホウボウの倍くらい身があった気がする。

捌いた直後に刺身3切れ味見したけど、歯ごたえがモチモチで顎が疲れるくらい。
そして旨味がスゴイ・・・!

改めて夕飯で食べた時には、いくらか柔らかくなってました。

しゃぶしゃぶは・・・こちらも当然とても美味しかった。





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Posted by いわき2011 at 12:06Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年01月13日

寄せるジグ


昨日のことですが、仕事が急きょ休みとなり予定も無く・・・

前夜の寝る前に見た予報では諦めて準備もしていなかったのですが・・・
(とは言え急にでも出動できるようリーダー結束&ルアー選抜はしておいた!)

早朝4時に改めて予報を見たら、行けそうな感じ・・・!

それでも布団の中で5分は愚図りました。
釣りの前夜には楽しみ過ぎて眠れなくなるほどの自分でも、寒い冬の朝には躊躇してしまうこともある・・・あの時の心境に似ていました。

浮かなければ奇跡にも出逢うことは出来ない。
青物が釣れるかはわからない・・・でも行くだけ行ってみよう!


★2023paddling-②★

☆1/12(木)
☆沿岸水温:13.7℃
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の海岸
☆ウェアリング:ドライ(インナー:ラッシュガード&ロンT)&ネックウォーマー


☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
Slow Dancer Ⅱ SLC-60L-Ⅱ(Golden Mean)



4:05に布団から這い出て、タックル類を積み込んでからカヤック車載・・・まだ家族が寝ているから物音を立てないように。
4:30頃に犬の散歩のため父が起きて来た姿が見えた。
準備完了して発車したのは4:38だった。

コンビニで食事して、海に着いたのは5:25くらい。
艤装してトイレ入っても、明るくなるまでに若干の余裕を持てた。

漕ぎ出して日の出を眺める。




何を釣ろう。
相変わらずグリッサンド&フェザーライトで幅広い対応を想定しつつ、そこにプラン次第で3本目を選ぶ流れが常となっている。
前回は3本目のロッドで青物のみならずタチウオも想定したため、アブのジギングロッド(SJC-63/180-KR_SJ)を選んだ。

今回は・・・
3本目のロッドではタチウオは想定しないこととしたため、スローダンサーを選択した。
週末の遊漁船ライトジギングでスローダンサーを使うから感触に慣れておきたいのと、上体の可動域が限られるカヤックでは張りがあるロッドの方がジグに動力を伝達できて快適だと気付いて来たので・・・
ちなみにタチウオも十分に可能性はあると思っていたから、フェザーライトに80gのメタボスイマーを用意しておいた。

青物・・・もうカヤックの水深では難しいと思ってはいたけど、自分で考えて挑戦すること自体に魅力を感じる。
自分的青物に効くジグ(スライドアクター,TBジグ,ナマラジグ,メンジジグ,Sグライド・・・)を中心に用意して、そこに未だ入魂出来ていないFMB-ZEN(C-49氏にプレゼント頂いた120gと、自分で購入した200g・・・※他に60gとかもあるけど今回は重い方のみ)を加えた。

根回りで根魚狙いの巻きの釣りもするかもしれないけど、今回は水深30mの“オープンエリア”でハードなジギングに時間を費やそう。
オープンエリア・・・とにかく自分は地形変化が好きなもので、水深で言っても30m自体は珍しいわけではないのだけれど、それは傾斜のある駆け上がりでのこと。
砂地だと水深15mまでのコチングくらいでしか足が向かない。
それが今回は、緩やかな砂地での水深30m・・・に行ってみる気になった。
昨6月に水深20mくらい?でブリを釣ってから真っ直ぐ沖に出て、ホウボウやムシガレイを釣った辺り。
このエリアにチャレンジする気になった理由は・・・
まずはもし青物が届く範囲に残っているとしたら、地形変化に居着いているのではなくて水深のあるオープンエリアに群れているかも・・・と。
それから、開拓目標としているタラジギングとか想定してみても(自分の性格的に)期待感を持てないオープンエリアで、魚探の反応も乏しい中で漕いで漕いで僅かな反応を見付けるようなシチュエーションにも慣れておかないと・・・と。
(結果して想定していた雰囲気の日にはなりました。)



出艇してすぐ大海原を眺めると、水深15mラインで鳥に活気がある。
海面にマイワシが浮かんでいるわけでもないし、魚探にも反応が無いから素通りしてしまった。

中盤以降に南寄りの風となる予報だから、先に南に漕いでから流されようと考えた。
南東方面の根がある方に漕ぎ進んだ。
風は北西寄りで強くはないけど、パラシュートアンカーを入れてみた。

巻きの釣り(TGベイト,オーシャンフラッシュTGブレードチューンともに60g)や、ナッゾジグ45g・・・ヒラメ・ソイ等を考えてZENも試したけど、全く手応えが無いまま時間だけが過ぎる。

南風に乗って北側のオープンエリアに行きたいけど、いつまでも風は変わらない。
予報では早々に南風に変わって、そこから一時的に強く吹いてから凪になるようだけど、その“一時的”な時間帯は乗り切れなそう。
だから強く吹く前に見切りをつけたい。
早めに南風に変わってくれないと、試したい釣りをする時間が無くなる。

でも結果して、いつまでも北西寄りの風が続いて、強まるどころか凪いで・・・南風に変わったのは終盤だった。

それで、途中で根回りには見切りを付けて北側のオープンエリア目指して長距離パドリングしてみることとした。
海底に小規模な反応が映る度にジグを落としてみるけど、素通りが続いた。
その都度めげずにパドリングを再開する。

すると水深25mを超えて、海底から5mくらいの浮いたレンジに単体の反応が時たま映るようになった。
青物だと信じて、ジグをZENからチェンジする。
同じく入魂できていないクレイジーオーシャンのSグライド150gに。

漕いで漕いで・・・ポツンと映った途端にパドルをロッドに持ち変えて、両足を投げ出して惰性にブレーキかけて、Sグライドを落とす。
着底からのワンピッチ・・・すると!!

途端に魚探が賑やかに!!
ジグに反応して何かが群がったのかもしれない!!

海面から10mを切って、再フォール・・・反応の濃さはジグを追っているように見える。
再びワンピッチ・・・グン!!

フッキングしたけど空振り?!
ではなくて食いあげて来ている!!

タチウオ・・・?
とも思いましたが、姿を見せたのは・・・







ワカシ!!

普段と違い・・・ワカシでも嬉しい!!
まだ青物がいたこと。
それを探せたこと。
釣った感のあるシチュエーションが心地良かった!!



一息つくと、すぐ近くから岸に向かって蛇行する潮目が。
ワカシの群れがいるのなら、この潮目に沿ってシャローに入ろうとしているのかもしれない。
潮目の中を漕いでワカシを追いつつ帰り道としよう。

東京湾奥・三番瀬でのカヤックシーバスの時には潮目を撃つことも覚えたけど、地元・外海でのカヤックフィッシングでは潮目を気にすることは珍しい。
だから今まで気にならなかったのだろうけど・・・潮目の中には浮遊ゴミがいっぱい!
前回3匹釣って獲物1匹ゴミ1個運動を忘れた分もあるから、目に付く浮遊ゴミも拾いながら漕ぎ戻ろう。

そしたらビニール系のゴミ(お菓子の包装とか)が多かった。
空き缶とかペットボトルなら、そのままバウラゲッジに放っておくのだけど、ビニールだと飛ばされてしまう。
こんな時に・・・






bifarrのポッシュが抜群に便利だった!!

元々ジャクソン製で存在していたようですが、僕は知らなかった。
bifarrカラーが登場してホエールさんの宣伝を目にして、良さそうと思い買ってみて・・・大成功!
いつだか遊漁船でも使ってみたことがあって、その時は・・・船だと身動き取れるし荷物の制限もないし、ゴミは大きな袋にまとめることも出来るから、正直言って船の時にはポッシュ持って来なくてもいいかな・・・とは思ってしまった。
でもそれは船の場合の話であって、身動きが制限されるカヤックでは咄嗟に細かいゴミを収納するには、とても便利!
ゴミに限らず、先日はバチコンに使った小さなジグヘッドとか、ジグから外したフックとか・・・無くしてしまいそうな細かいモノを入れるにも勝手が良すぎる!!
これオススメです。




さて、ゴミを拾いつつ漕ぎながらも、たまにはジグを落としてみる。
ジグをローテしつつ、他のジグを落としても魚探は静かなままなのに、Sグライドを落とした時だけ・・・やっぱり魚探が賑やかになる!!

そしてワカシを追加!

特定のジグに限って、落とした途端に魚探が賑やかに…過去にはスキッドジグで似た経験をしたことがありました。
特定のジグのシルエットかアクションか、たまたまドハマりしてしまったパターンなのでしょうか?

兎にも角にもSグライドに対する愛着度が一気に増しました。

そうして出艇場所を目指して漕ぎ戻っていると、水深10mくらいで反応が映る。
海底から中層まで上下5mくらいの範囲に。
そう言えば出艇時もこの水深では何か映っていた。
アジでもいるのかな?

ジグ落としたら1度だけブルン!て感触があったから、何かはいたようだ。

その後は出艇場所の目の前でスナメリ3頭くらい泳いでるのに見とれて、着岸となりました。

楽しかった~!!




★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★

写真の他にも、接着剤のようなチューブも拾った。
2023総数:獲物5匹ゴミ7個






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Posted by いわき2011 at 23:21Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2023年01月08日

浮き初め

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。



大晦日から連勤で、4日の夜勤明けから連休となりました。
今年も漕げて釣れて呑めたら幸せです。
まずは浮き初め・釣り初めして来ましたので報告!

※新規一転・・・記事中のデザイン(配色)を変更しました。


★2023paddling-①★

☆1/7(土)
☆沿岸水温:1/6(金)12.7℃→以降発表無し
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.南の国
☆ウェアリング:ドライ(インナー:ラッシュガード&ロンT)&ネックウォーマー


☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)



直近の状況を整理すると・・・年末の頃いわき市内のサーフでは青物・ヒラメ・シーバスが絶好釣だったようです。
その勢いが年始まで僅かに残っていた状況

海の季節は、陸の季節よりも遅れるもので・・・陸の“厳寒期”が1~2月に対して、海の“最低水温”は3月頃になる。
年末年始はまだ冬の気配を感じ始めた頃・・・むしろ秋の雰囲気はまだまだ残っていたりすらする。
海の変化を先取りして対応することも大事だけど、今のうちしか出来ない釣りもしておきたい。

だから青物を釣りたいと、数日前から思っていた。

過去には『海水温12℃で、水深14m地点の中層に青物がいた・・・』こともありました。
2017年1月25日の釣果





攻略法は・・・
サーフで青物が釣れているようだけど、水深が浅いサーフだから、常に居着いているわけではないだろう。
ベイト等の兼ね合いなのか、タイミングで回遊してくるのだろう。
で、あれば一段深いエリアに溜まっているのかもしれない。
思い当たるエリア・・・イメージは湧いた。
青物に効くジグを用意しよう。
スライドアクター,TBジグ,ナマラジグ,メンジジグ,Sグライド・・・そこに別パターンも考えてウォブリンやスローナックルも。

タックルは、リールはアブのLJ-3にPE1.5号&リーダー20lbが巻いてある。
ロッドは当初は、スローダンサーを合わせるつもりだった。
カヤックだと体の可動域に制限があるから、限られた動作でもジグに動力を伝えられるように、張りがあるスローダンサーの方がハイピッチにも使いやすい。
(本来はスローピッチのための“張り”なのだろうけど)



そうして準備していたところに、別な情報が・・・
①1/4 年末に引き続き日立の船でタチウオが爆釣・・・
②1/5 平潟の船でタチウオが爆釣・・・
③1/6 小名浜の船でタチウオが爆釣・・・
タチウオが猛スピードで北上している!!

これはカヤック圏内でも釣れるかもしれない。
タチウオ用にメタボスイマーを用意して・・・
それで、タチウオジギングは糸ふけを出さないジャークが良いから、ロッドの弾力でテンションを吸収できるよう張りが無いロッドの方が・・・
アブのジギングロッドに変更しました。




どむオ君と約束して夜明け前の海に・・・
いつもより30分は余裕を持って出発・到着した。

理由は、浮き初め恒例の“お清め”をする時間を確保したかったから。





艤装を済ませてミルクティー飲みながら暗い海を眺めていると、足漕ぎカヤックの方が隣に駐車して準備を始めた。
その次に、どむオ君・・・結局どむオ君と僕の他には足漕ぎ4艇で計6艇だった。
5,6年前なら、冬の出艇は季節風を警戒してEP.Oの一択だった。
ここEP.南の国&EP.Nは、通い詰めて風向きと海況の関係を覚えて、そうして冬の出艇にもチャレンジしたのだった。
それが今や1月に6艇も揃うとは・・・単純に地元KF人口が増えたことにもよるのでしょう。

日の出前に盛り潮して・・・






明るくなったら海に礼をして出艇した。

今日は、波・風ともに極端な凪の予報だった。
それでも出艇時は北西の風が残っていた。
まずはタチウオの手がかりともなるベイト反応を探しつつ双子山方面に漕ぎ出して、風に流されて出艇地正面の方向に・・・そこから海況が問題なければ沖のディープまで行ってみよう。
どむオ君も僕のプランに同行してくれることに。

結局ベイト反応は見付からないままに双子山まで来てしまった。
TGベイトに1度だけコツンと来たけど、静寂の海だ・・・
期待できる点としては、鳥が多いこと。
鳥の動きを注視しながら釣りを続けた。

スローナックル100gパンダグローを使っていると、着底とともにドン!・・・僅かの間に抜けてしまった。
ヒラメかな?

すると、双子山の北側で鳥山に。
『思い当たるエリア・・・イメージは湧いた。』と書いた通りのエリアだ。
地形変化のない水深25m程度の砂地のところ。
ここは中層に青物が集まることがある。

どむオ君が寄って行ってキャスト開始して、遅れて僕も近付いてみた。
どむオ君は釣れていない。
そして、鳥山の下にナブラもボイルも無い・・・

なぜ??

鳥が海面に降りて、何か拾って飛び立って、その“何か”を落とした。
すかさず漕ぎ寄ってみると、大きなマイワシだった。
弱っているから手で拾うことが出来た。
僅かにピクピクと・・・生きてはいるが虫の息だ。




どむオ君に近付いてマイワシのことを伝えると、既に気付いていた。
言われて辺りを見渡すと、大漁のマイワシが浮かんでいる。
中層で青物に追われて、瀕死となって浮いているのか?
それならジギングで青物が釣れるか?
と期待したけど、どのマイワシも無傷だ。

もしかすると、海水温が急降下して弱ってしまった?
冷水塊とか?

そうだとすると先行きが怪しい・・・
結局そのエリアでは、TBジグ120gにド~ン!と来て、先ほど同様すぐにすっぽ抜けてしまったのが1度のみ。

ちなみに、いつまでも双子山周辺に留まれたのには理由があり・・・
風は北西から。
パラシュートアンカーを入れて、艇首を北西に向ける。
それで後ろ向きに南東に流されるつもりが・・・
GPSを確認すると北西に移動している。
つまり・・・南東から北西に向かって強烈に潮が効いていたみたい。
パラアン揚げて南東に流され、パラアン入れて北西に戻され・・・

これではチェックしたい他のエリアには辿り着けない。
見切りを付けて南に漕ぎ出した。
予報に反して風が落ちない。
だから沖のディープに行く判断は出来なくて、まずはメタラバポイントに行こうと考えた。
すると、そのエリアには駐車場でお会いした足漕ぎ4名が浮いていた。
(着岸後に聞いてみたら、僕らが大移動して来た頃にマゾイとか釣れていたらしい。鳥にそそのかされて寄り道しなければ・・・)

さて、メタラバポイントでも釣れない。
ここで別な釣りをしてみることに。

“バチコン”

バーチカルコンタクトの略で、元々はアジを釣るために生み出された釣り方?
それが地元では、遊漁船でのメバル釣りで採用されている。

これを応用して、アジ・メバルに限らず良型のソイ等までも視野に入れて、リーダーを太めにしたバチコンを思い付いた。
ジグヘッドもワームもアジング・メバリング用で軽量・極小だから、リーダーは細くしないとフォールも不自然だし見切られてしまうだろう。

そこをアレンジして・・・

まずジグヘッドについては、アジング・メバリング用だと良型ソイにはフックが伸ばされてしまう。
大きなフックのジグヘッドを選ぶと、シンカーも重くなり過ぎるものが多い。
フックも、太軸にさえなれば良いだけで、ロングシャンクは必要ない。
バス釣りのインチワッキー用とか、ダイワのマイクロテンヤの中でフックが大きいサイズとか、虫ヘッドも良いかもしれない・・・色々と工夫して揃えてみた。

ワームは?
バチコンで一般的な形状のワームである必要は無くて・・・目的がジギングで口を使ってくれない“偏食パターンの良型”を釣ることだから、魚を食っているフィッシュイーターは考える必要がない。
エビとかカニに偏食しているパターンを想定する。
釣り納めのクロソイの胃の中からは付けエササイズのオキアミ?エビ?が出て来たし、普段からアイナメの胃の中はほぼほぼカニだったりする。
それで、クロダイの落とし込みに使うカニ型ワームとか、ダイワのリアルオキアミとか、ハネエビ(一誠)を揃えてみた。

リグについては・・・スプリットリングにスイベル3個を使って写真のような接続パーツを作ってみた。




この三方それぞれに20lbのメインライン,16lbのリーダー,12lbの捨て糸を結束する。
どうも一般的な三又サルカンは好きになれなくて・・・三方のうちまずは、オモリの重さでメインラインと捨て糸が引っ張り合う。
そこから魚が掛かると、メインラインとリーダーが引っ張り合う。
一般的な三又だと、メインラインとリーダーが引っ張り合う時には真っすぐにならない。
スイベルに余計な負担が掛かりそう。
それを見越して余裕を持ったパワークラスのサイズを選ぶのでしょうけど、その分だけ無駄にデカくなる。
“余裕を持つ”ことは、裏返せば“省ける無駄”なのだ。
(これ仕事でも言えることで、日ごろから“念のため”ほど根拠のない仕事は無いと思っている。)

それで、自作したようなパーツは市販でも売られている。
下田漁具の“漁師の技”なる商品で、これは泳がせ釣りに使おうと購入済みだけど、こちらはサイズが大きい。
だからバチコンには向かないと思い、20lbクラスに耐えられれば良いから、それくらいのスイベル・リングを使って自作した次第です。



これら・・・オーソドックスなバチコンとは違うから、便宜上パワーバチコンと呼んでおきます。



偏食パターン・・・魚はいるけど、こちらのルアーがパターンを外してるがために口を使ってくれない状況・・・このメタラバポイントに入ってから、実は魚探反応は豊富でした。

何かはいる。

この状況でパワーバチコンを試してみよう。
ハネエビのパターンを使ってみた。
着底をナス型オモリ(15号)で感じて、ジギングと違い根掛かりしにくいし、捨て糸も使っていることだし・・・強気に根の中を叩く。

そうして新年1匹目・・・!




ベラだった~!

その後も続かず・・・

何度も心は折れかかったけど、釣り初めがベラ1匹では寂しい・・・
取り逃がしたけど2度のヒットは双子山方面だった。
再びの大移動・・・この頃どむオ君はシャローに移動していた。

・・・双子山方面でも何も釣れず・・・

どむオ君から、先に着岸するとのLINE

僕も追って沖上がりのパドリングを開始した。

ベラだけか・・・寂しい・・・

と、このパドリング開始のタイミングを前後して、風が止んだ。
日も照って来た。
そう言えば潮の方向も変わってた。

これだけ変化が揃えば・・・魚の動きも変わったかもしれない!!

延長!

再びメタラバポイントに到着してすぐに・・・!




アイナメ~!
メスだった。
メタラバで、ジグはオーシャンフラッシュ50g、トレーラーは桜一(大鯛ストレート?)




それでも、時合には突入しない・・・

このアイナメに感謝して沖上がりとしよう。
漕ぎ戻りながら、有望な根が映ったらメタラバを落としてみよう。
そして映った根・・・メタラバを落とす、巻く、落とす、巻く・・・すると巻き上げるメタラバを追う反応を魚探が捉えた!
何かがボトムから追って来たのだと判断して、続く再フォールではボトムに向かってメタラバを追ってくれていると想定して・・・
着底で見切られないようボトムタッチに全神経を集中し・・・コンって着底の感触の瞬間に巻き上げ開始!
そしてグググっ!!






再びのアイナメ~!
38cmと良型とは呼べませんが、美しい黄金のオスでした!
(オーシャンフラッシュのカラーがアイナメ1匹目と違いますが、裏表です。)

これで納得して着岸!



車まで戻ったら、どむオ君の優しさ“ノンアルコールビール”が置かれていました。




前半とは打って変わって無風・快晴となった中での沖上がりパドリングで体は火照っていたし、ノンアルは外気温でキンキンだし、とても美味しかった!
どむオ君ごちそうさまでした!





最後に・・・この冬の間に試してみたい釣りの話を。

KF始めた当初は“2,3月はオフシーズン”とか言っていたし、確かに(海水温的に)厳寒期となる2,3月は、他の季節と同じようには釣れない。
だけど地元での釣果情報から考えてみると、むしろ普段とは違う釣りでこそ釣れる対象魚が、この季節にシーズンを迎えるのだ。

普段とは違う釣りと言うけど、それじゃ普段の釣りとは?
それはルアー(キャスティング・ジギング等々)がほぼほぼで、対象魚はフィッシュイーターに偏っている。
地形変化好きな好みの問題で、緩やかな砂地エリアはスルーしてしまう。
それからカヤックの特性上の都合で、波がブレイクするシャローでは沈するから、サラシにキャストするとかテトラを撃つ釣りはなかなかできない。

それらのスタイルにより見落としていた対象魚・・・

①カレイ
いわき市の小名浜港では過去に日本記録のサイズが釣れたこともあるくらいカレイも魚影が濃くて、例年1月から釣れ始まって2,3月と続く・・・これカヤックで他の魚種が釣りにくくなる季節を埋めるのに最適な対象魚!
パラシュートアンカー入れて20~30号くらいのオモリで底を叩いて・・・

②クロダイ
こちらも2,3月にオカッパリで好釣となる。
乗っ込みだから?
とにかくエサでもルアーでも、釣れる時は釣れる。
でもシャローの釣りだから、カヤックでは手を出しにくかった。
こちらは沖でもいいから浅い根を見付けて、それこそバイブレーション通すとか、パワーバチコンでカニワームを落とし込むとか・・・

③タラ
年によって差があるけど、1月とかに小名浜港内にまで入って来たりする。
つまりカヤックジギングの水深に十分に入って来る。
これまではタラがいるような砂地ではジギングして来なかった。
今後はタラジギも・・・そしてジャイアントタラ・・・GT
(どむオ君もタラジギ狙ってるらしい)

④アマダイ
こちら地元では馴染みのない魚種だけど、年末だか平潟の船でも釣れたようだし、温暖化の影響も受けて南方の魚が増えている。
いずれ、過去に遠征で1度だけ経験したライトアマダイが、地元でも出来るかも。

⑤バチコンメバル
遊漁船では冬の釣りとして定着しつつある。
これは、カヤックでも出来るだろう。
メバルの場合はパワーバチコンではなくて、リーダーちゃんと細くしよう。



以上・・・まだまだ開拓途上な釣りばかり。
どれか1つでも形にしたい!







★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★
拾い忘れてしまったから次回に持ち越し・・・
2023総数:獲物3匹ゴミ0個


★ベイト★
カニ





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Posted by いわき2011 at 13:56Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜

2022年12月30日

浮き納め


浮き納め!
釣り収め!

元々は予定して無かったのですが、どむオ君と行って来ました。



それで帰宅してカヤック片付けて、本当は夕方までに魚を捌いて刺身と酒・・・の予定が、火事が発生して消防団として出動しておりました。
19時過ぎてから帰宅して、そこから魚を捌いたら疲労困憊・・・眠る前に、どうにか頑張って書きなぐります!


★2022paddling-②⑨★

☆12/30(金)
☆沿岸水温:12/28(水)14.5℃→以降発表無し
 ※福島県HP小名浜の定地水温
☆EP.北の海岸
☆ウェアリング:ドライ(インナー:ラッシュガード&ロンT)&ネックウォーマー


☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
Slow Dancer Ⅱ SLC-60L-Ⅱ(Golden Mean)



風予報に悩まされ、起きてから寸前で出艇地を変更!
風が吹くかもしれないから、どむオ君を真似て珍しくパラシュートアンカーを持ち出して、日の出からの出艇だった。

根魚マンションに着くて、メタラバから開始する。
このポイントは、根魚マンションの根を外れると地形がフラットになってしまう。
だから頻繁に漕いでポジション修正するために、パラシュートアンカーの使用は向かない。
だけど、今日は風が強かった。
パラシュートアンカーでスピードを落とさないと、根魚マンションは一瞬で通過してしまう。

そうして何度か根魚マンションを流して・・・全く反応が無い。
どむオ君に近付いて様子を伺う。
彼はワームをキャストしていて、話しかけたタイミングでヒラメを釣った。

僕の方は、今日のメタラバはフロント遊動式で、開始早々にダイソージグ40gからTGベイトスリム60gにチェンジしていた。
トレーラーは波動ベイトのレッドだった。
前回は波動ベイトのグリーンで好釣だったことを思い出して、グリーンにチェンジ・・・
そしたらフォール中に違和感・・・巻き上げて異常無し・・・再フォール・・・グ~ン!
ドラグを出すパワフルな魚!









クロソイ~!!

前々回くらいに久々に釣ったばかりなのに、また釣れてしまった。
しかも前回の49cmよりサイズアップしてそう・・・ラージマウスバスのようなカッコいいプロポーション・・・ゴジラ降臨・・・!



続いて、、、今日は青物も釣りたいのと、シャクるジギングで釣りたい。
そう考えていたから、スローナックル120gパンダグローを。
そしたら呆気なく根掛かりロスト・・・
続いて同じくスローナックル120gのアカキンに。
そしたら中層で引っ手繰られた!
そして横に走る!
青物かも~!
・・・フックアウト・・・



ここから、フグが釣れたくらいで時間は過ぎた。

シャクるジギングは調子が悪い。
巻きか・・・TGベイトは時たまアタルけどノラナイ。
ブレードを巻こうか・・・スキッドジグのフォールとか試そうか・・・
でもメタラバ続けてみようか・・・
そこで、先ほどのクロソイがフォールに反応したことに着目して考えた。
メタラバのジグを、TGベイトスリム60gからオーシャンフラッシュ50gにチェンジして、よりフォールを重視した。
トレーラーも、波動ベイトに見切りを付けて桜一シュリンプにしてみた。

今シーズン2種類のトレーラーを使い分けてみて、波動ベイトにはブリ・ワラサで、桜一シュリンプには良型のマダイ・・・と釣果が偏った。
何かしら差が出るような個性?違いがあるのだろうから、反応が悪いならもう一方にチェンジしてみるのは状況打開のためには有効かもしれない。

そして、答えは早かった。
フォールでドン!









やたら首を振るから違うかと思ったけど・・・
良型のヒラメ!


その後は殊勲のオーシャンフラッシュ&シュリンプを根掛かりロストして、強風撤退を迎えた。



着岸してメジャーに当ててみた。




クロソイ52cm








ヒラメ58cm



数釣り出来なかったけど、食材として申し分ない。

大晦日も元旦も仕事で、僕が不在のところに親戚が来る。
元旦の朝には出社前に刺身を捌いておいてあげよう。



今年も良い年でした!



★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★



★ベイト★
クロソイ:釣り餌に使うオキアミみたいのを大量に食べてた。






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Posted by いわき2011 at 23:35Comments(0)七浜ゲーム@いわき七浜